上 下
87 / 207
7月後半

86.中で感じて  18

しおりを挟む
「うぅ…はぁっはぁっ…、ジョン…君、うぅぅぅ」


第二関節くらいまで入ると、少し抵抗を感じる。眉間にシワを寄せて、アキラさんが耐えるような顔をしている。


「上手に飲み込めてますよ、異物感がありますよね?
少し我慢してくださいね、もう少し奥に入りたいんだけど…」


抜き差しを繰り返して奥に進もうとするが、アキラさんの蕾が思いの外小さいのか僕の指が太いのか
なかなか入れない
アキラさんが目を瞑って、んんんっと耐える様な小さな呻き声をあげている
目尻に少し涙が見えて

痛い思いはさせたくないし、不快感も覚えてほしくないのに…
焦れた僕は、目の前のアキラさんのふにゃふにゃのちんちんに舌を伸ばした


「ふわぁぁ!なに?あぁ……ジョン君!!」



思いもよらなかった場所の刺激にアキラさんの驚愕した声が聞こえるけど
優しく優しく口の中で転がすように舐めて、吸って、弄んでいると
蕾の力がふっと緩んできた。


ユルユルっと抜き差しを繰り返して、少しずつ奥に進んでいく
クチュクチュっと水気を帯びた音が部屋に響いている
人差し指を根本まで入れきったところで指を止めた


「アキラさん、ほらっ僕の指が入ってますよ?わかりますか?
アキラさんの中が僕の指をキュウキュウと抱きしめてくれますよ?」


裏筋やカリに舌を這わせると中がキュっと締まる。
しっかりと感じてくれいるようで、自然と頬が緩んでいく


「もう少し広げましょうね?
ほらっまた手を噛んでる!痕が着いちゃうからダメですよ
声を我慢しなくていいですからね?
可愛らしい声を聞かせてくださいよ…」


アキラさんは僕が気をつけてないと、無意識に手を噛んで声を殺してしまう
たぶんいつもの部屋で音を気にしてたからかもしれない…


「ふぅぅ…ジョン君、変な感じするよ
んん~まっ前…イヤぁ、お尻がキュウキュウしゅる…
はぁ、ジョン君にょ指がわかりゅ
中でウネウネしないでよぅ、ヘンなんだよぅ」


ほらっやっぱり可愛い声が殺されていた!
まだ体調が悪いせいで声に力がなくて、それでも必死に僕に伝えてくれるのは、僕を喜ばせる言葉ばかりで


あとウネウネはしてませんよ?たぶんアキラさんの中がうねってるのかな?
これはアキラさん…もしかして名器とか言うやつなんじゃないだろうか……


自然と、生唾をゴクリっと飲み下しされていく………


いやっダメだ!とりあえず、今は広げるのに専念しよう!!
ゆっくりと円を書くように抜き差しをして、前ももう片方の手で可愛がっていく
アキラさんの力の弱い喘ぎ声が、僕の気持ちも昂ぶらせていく


「上手ですよ、ほら一本なら入るようになりましたよ…
痛くないで…」
「ヒャァ!!」


アキラさんの体が小さな悲鳴をあげて、ちょっと跳ねた…
たぶん今のアキラさんの精一杯の反応だったんだろう
ふふっこれは……


ここ・・ですか?
よかった…見つかった、もう気持ちよくなれますからね?
力を抜いておいてくださいね」

「ヤッヤッヤァ…ヘンだよぅ
そこやぁ…ビクビクなるから…
ヒッヒッ…チカチカしゅるから…
やぁ!ジョンきゅ……ううぅ…やぁ…」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!

当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。 しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。 彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。 このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。 しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。 好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。 ※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*) ※他のサイトにも重複投稿しています。

モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中

risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。 任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。 快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。 アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——? 24000字程度の短編です。 ※BL(ボーイズラブ)作品です。 この作品は小説家になろうさんでも公開します。

Switch!〜僕とイケメンな地獄の裁判官様の溺愛異世界冒険記〜

天咲 琴葉
BL
幼い頃から精霊や神々の姿が見えていた悠理。 彼は美しい神社で、家族や仲間達に愛され、幸せに暮らしていた。 しかし、ある日、『燃える様な真紅の瞳』をした男と出逢ったことで、彼の運命は大きく変化していく。 幾重にも襲い掛かる運命の荒波の果て、悠理は一度解けてしまった絆を結び直せるのか――。 運命に翻弄されても尚、出逢い続ける――宿命と絆の和風ファンタジー。

大好きなBLゲームの世界に転生したので、最推しの隣に居座り続けます。 〜名も無き君への献身〜

7ズ
BL
 異世界BLゲーム『救済のマリアージュ』。通称:Qマリには、普通のBLゲームには無い闇堕ちルートと言うものが存在していた。  攻略対象の為に手を汚す事さえ厭わない主人公闇堕ちルートは、闇の腐女子の心を掴み、大ヒットした。  そして、そのゲームにハートを打ち抜かれた光の腐女子の中にも闇堕ちルートに最推しを持つ者が居た。  しかし、大規模なファンコミュニティであっても彼女の推しについて好意的に話す者は居ない。  彼女の推しは、攻略対象の養父。ろくでなしで飲んだくれ。表ルートでは事故で命を落とし、闇堕ちルートで主人公によって殺されてしまう。  どのルートでも死の運命が確約されている名も無きキャラクターへ異常な執着と愛情をたった一人で注いでいる孤独な彼女。  ある日、眠りから目覚めたら、彼女はQマリの世界へ幼い少年の姿で転生してしまった。  異常な執着と愛情を現実へと持ち出した彼女は、最推しである養父の設定に秘められた真実を知る事となった。  果たして彼女は、死の運命から彼を救い出す事が出来るのか──? ーーーーーーーーーーーー 狂気的なまでに一途な男(in腐女子)×名無しの訳あり飲兵衛  

初心者オメガは執着アルファの腕のなか

深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。 オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。 オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。 穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。

孕めないオメガでもいいですか?

月夜野レオン
BL
病院で子供を孕めない体といきなり診断された俺は、どうして良いのか判らず大好きな幼馴染の前から消える選択をした。不完全なオメガはお前に相応しくないから…… オメガバース作品です。

夢見がちオメガ姫の理想のアルファ王子

葉薊【ハアザミ】
BL
四方木 聖(よもぎ ひじり)はちょっぴり夢見がちな乙女男子。 幼少の頃は父母のような理想の家庭を築くのが夢だったが、自分が理想のオメガから程遠いと知って断念する。 一方で、かつてはオメガだと信じて疑わなかった幼馴染の嘉瀬 冬治(かせ とうじ)は聖理想のアルファへと成長を遂げていた。 やがて冬治への恋心を自覚する聖だが、理想のオメガからは程遠い自分ではふさわしくないという思い込みに苛まれる。 ※ちょっぴりサブカプあり。全てアルファ×オメガです。

【完結】後宮に舞うオメガは華より甘い蜜で誘う

亜沙美多郎
BL
 後宮で針房として働いている青蝶(チンディエ)は、発情期の度に背中全体に牡丹の華の絵が現れる。それは一見美しいが、実は精気を吸収する「百花瘴気」という難病であった。背中に華が咲き乱れる代わりに、顔の肌は枯れ、痣が広がったように見えている。  見た目の醜さから、後宮の隠れた殿舎に幽居させられている青蝶だが、実は別の顔がある。それは祭祀で舞を披露する踊り子だ。  踊っている青蝶に熱い視線を送るのは皇太子・飛龍(ヒェイロン)。一目見た時から青蝶が運命の番だと確信していた。  しかしどんなに探しても、青蝶に辿り着けない飛龍。やっとの思いで青蝶を探し当てたが、そこから次々と隠されていた事実が明らかになる。 ⭐︎オメガバースの独自設定があります。 ⭐︎登場する設定は全て史実とは異なります。 ⭐︎作者のご都合主義作品ですので、ご了承ください。 ‪ ☆ホットランキング入り!ありがとうございます☆

処理中です...