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6月
33.暴行 暴力表情有
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暴力表現があります
苦手な方はスルーしてください
===============
アキラさんが部屋の中ではいつも僕が贈ったブレスレットを付けててくれるようになりました!
「だって探究力あがるんでしょ?
ふふっそれに…これ見てるとちょっと落ち着く深みがある青じゃない?」
嬉しそうに手首を光にかざして眺めている……
はぁ幸せ!!
もちろん学園には付けていきません!
校則がね、不要なアクセサリー禁止ってあるからね
生徒会員は生徒の模範ですもんね!!
本当に雨が降っている以外は穏やかな日々で、ちょいちょいアキラさんの頭痛が出るから
マッサージやアロマを焚いてみたりいろいろして、なるべく快適に過ごせるようにしたり
僕が日々工夫してるのに
まったく……何をしてくれてんだよ!!?
今、アキラさんは自室のベッドの上で寝かされている
僕は泣きそうな気持ちでアキラさんに手をかざして
腫れ上がった頬が治るように回復魔法をかけている
僕はダークさんよる回復魔法は得意じゃないけど、それでも少しずつ引いていく腫れが僕の荒れ狂う気持ちを落ち着かせていく
∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆
授業の合間の休憩時間にアキラさんが拉致られた
普段はダークさんかカズマさんが付いているのに……
今回、アキラさんを拉致った犯人は教育実習生で
まさかそんな立場の人がアキラさんを害そうなんて思わなかったらしい
教育実習生がアキラさんに手伝いを頼んで、素直に応じたところ拉致られた。
なかなか戻らないアキラさんの異変に気づいて、千代丸さんが血相を変えて僕を呼びに来た。
必死に校内を探し周ると、校庭裏で微かに香る血とアキラさんの甘い香りに僕の血の気は引いていった。
アキラさんを見つけたのは僕だった。
甘いアキラさんと血の匂いを辿って付いた先の光景は吐き気を催すもので
殴られて朦朧とした意識のアキラさんの服を脱がしにかかりながら、首筋や胸元に舌を這わせて恍惚とした表情をしていた実習生を
僕は力の限りに殴り飛ばした。
ひしゃげたように倒れるそいつのことなど目にも入らなくて…
震えだす体を必死に動かして、アキラさんを抱き締めていた
「アキラさん!アキラさん!もう大丈夫ですからね?
あぁなんでこんなことに……」
顔中が血で汚れている、頬も腫れ上がっている、口周りや服が汚れて吐瀉物の臭いがする。
服が開けた胸元や腹部が赤黒く変色していて
頭とかには外傷はないか確かめて…
泣き出したい気持ちだけど、でもアキラさんの容態がとにかく心配で
伝達魔法で連絡を飛ばせばカズマさんとダークさんと千代丸さんもすぐに駆けつけてきた。
「こいつの処分はとりあえず後で!
カズマ、私とジョン君をアキラ達の自室に転移してください!
そこでアキラの治療します」
「わかった!お千代さん、そいつはとりあえず縛り付けておいてくれ
アキラ達を送ったらすぐに戻るから
とりあえずあまり大事にならないように内密に進めるぞ!」
カズマさんの転移魔法で自室にくると、ダークさんと僕でアキラさんの服を脱がして同時に清浄魔法をかけていく
よかった……下半身には触られた形跡もなくて、ただそんなことを考える自分に嫌悪感が拭えなかった。
「ジョン君の気持ちもわかるし、そのように感じるあなたは何も悪くないですが…
とりあえず落ち込むのは後です!
腹部への暴行がひどいですね…内蔵をやられてるかもしれませんね
肋骨も何本かいってるかな?
回復魔法をかけていきますよ!
肋の位置は大丈夫かな?
回復痛で暴れる可能性があります、アキラの体を抑えてください」
ダークさんが適切な指示を出してくれる。
僕はアキラさんの体を抑えてダークさんが回復魔法をかけだすと
「あ"あ"あ"あ"ぁぁぁ…!!いぃぃ∼∼∼∼∼」
アキラさんの体が跳ねて痛みからか悲鳴があがる
「ジョン君しっかりと抑えておいてください!大丈夫です
意識はありませんから、体が反応してるだけですからね?」
ダークさんの励ます言葉を聞きながら、泣きそうな思いでアキラさんを抑えつけていた。
苦手な方はスルーしてください
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アキラさんが部屋の中ではいつも僕が贈ったブレスレットを付けててくれるようになりました!
「だって探究力あがるんでしょ?
ふふっそれに…これ見てるとちょっと落ち着く深みがある青じゃない?」
嬉しそうに手首を光にかざして眺めている……
はぁ幸せ!!
もちろん学園には付けていきません!
校則がね、不要なアクセサリー禁止ってあるからね
生徒会員は生徒の模範ですもんね!!
本当に雨が降っている以外は穏やかな日々で、ちょいちょいアキラさんの頭痛が出るから
マッサージやアロマを焚いてみたりいろいろして、なるべく快適に過ごせるようにしたり
僕が日々工夫してるのに
まったく……何をしてくれてんだよ!!?
今、アキラさんは自室のベッドの上で寝かされている
僕は泣きそうな気持ちでアキラさんに手をかざして
腫れ上がった頬が治るように回復魔法をかけている
僕はダークさんよる回復魔法は得意じゃないけど、それでも少しずつ引いていく腫れが僕の荒れ狂う気持ちを落ち着かせていく
∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆∆
授業の合間の休憩時間にアキラさんが拉致られた
普段はダークさんかカズマさんが付いているのに……
今回、アキラさんを拉致った犯人は教育実習生で
まさかそんな立場の人がアキラさんを害そうなんて思わなかったらしい
教育実習生がアキラさんに手伝いを頼んで、素直に応じたところ拉致られた。
なかなか戻らないアキラさんの異変に気づいて、千代丸さんが血相を変えて僕を呼びに来た。
必死に校内を探し周ると、校庭裏で微かに香る血とアキラさんの甘い香りに僕の血の気は引いていった。
アキラさんを見つけたのは僕だった。
甘いアキラさんと血の匂いを辿って付いた先の光景は吐き気を催すもので
殴られて朦朧とした意識のアキラさんの服を脱がしにかかりながら、首筋や胸元に舌を這わせて恍惚とした表情をしていた実習生を
僕は力の限りに殴り飛ばした。
ひしゃげたように倒れるそいつのことなど目にも入らなくて…
震えだす体を必死に動かして、アキラさんを抱き締めていた
「アキラさん!アキラさん!もう大丈夫ですからね?
あぁなんでこんなことに……」
顔中が血で汚れている、頬も腫れ上がっている、口周りや服が汚れて吐瀉物の臭いがする。
服が開けた胸元や腹部が赤黒く変色していて
頭とかには外傷はないか確かめて…
泣き出したい気持ちだけど、でもアキラさんの容態がとにかく心配で
伝達魔法で連絡を飛ばせばカズマさんとダークさんと千代丸さんもすぐに駆けつけてきた。
「こいつの処分はとりあえず後で!
カズマ、私とジョン君をアキラ達の自室に転移してください!
そこでアキラの治療します」
「わかった!お千代さん、そいつはとりあえず縛り付けておいてくれ
アキラ達を送ったらすぐに戻るから
とりあえずあまり大事にならないように内密に進めるぞ!」
カズマさんの転移魔法で自室にくると、ダークさんと僕でアキラさんの服を脱がして同時に清浄魔法をかけていく
よかった……下半身には触られた形跡もなくて、ただそんなことを考える自分に嫌悪感が拭えなかった。
「ジョン君の気持ちもわかるし、そのように感じるあなたは何も悪くないですが…
とりあえず落ち込むのは後です!
腹部への暴行がひどいですね…内蔵をやられてるかもしれませんね
肋骨も何本かいってるかな?
回復魔法をかけていきますよ!
肋の位置は大丈夫かな?
回復痛で暴れる可能性があります、アキラの体を抑えてください」
ダークさんが適切な指示を出してくれる。
僕はアキラさんの体を抑えてダークさんが回復魔法をかけだすと
「あ"あ"あ"あ"ぁぁぁ…!!いぃぃ∼∼∼∼∼」
アキラさんの体が跳ねて痛みからか悲鳴があがる
「ジョン君しっかりと抑えておいてください!大丈夫です
意識はありませんから、体が反応してるだけですからね?」
ダークさんの励ます言葉を聞きながら、泣きそうな思いでアキラさんを抑えつけていた。
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