26 / 207
5月
25.新しい日常
しおりを挟む
「何で寝ないんですか?
せめて一日三時間はベッドで寝てください!二日に一回しか寝ないってどんなサイクルですか?
あと三食食べろとまでは言いませんから、二食は食べましょうよ!
一日一食でなんちゃらゼリーとかなんちゃらメイトで終わるのは駄目ですよ!
食欲ないならヨーグルトとか果物とかでもいいから食べてください!!
あと休みの日も太陽浴びてください、そんなんだから余計に夜寝れないんですよ!ちょっと窓際に立つだけでもいいですからね?
それにちょっとは体も動かして、走れとか言いませんから散歩くらいしましょうよ
二日に一回、15分でいいから!」
「うぅぅ~ジョン君がダークよりも小うるさい、ダークみたいに煙に巻けない
間違えなく健康的なことを真っ直ぐな目で言ってくるから、言い返せないよぅ…」
生徒会室でカズマさんにアキラさんが愚痴ってる
そんなアキラさんをダークさんはニヤニヤっとざまぁな顔で見て
千代丸さんは驚いた顔で見ている
「ププッまさかアキラが押されてるなんて……
ククッククッ、ジョン君最高ですよ!
私の敵を取ってくれてるようで、胸がすく思いですよ、もっとやってください!!
これでアキラも、ちょっとは健康的になるんじゃないですか?」
「ダークが散々小言言っても、どこ吹く風だったアキラが効いてる、
えぇ…びっくり…
あとジョン君が言ってる健康的なことのハードルが低すぎる…
それすら渋るアキラにも、びっくり…」
よかった、理由は違うけどダークさんも千代丸さんも僕の意見に賛同してくれている
「アキラ、はぁ
俺がいないことをいいことに、そんな生活してたの?お前は、本当にもうっ!
俺は、もうジョン君に感謝しかないんだけど…
足向けて寝れないくらい感謝しかないんだけど
本当に同室にしてよかったぁ!
ジョン君、もうガンガンやっちゃってね?
好きなだけこの不健康バカを改善してやってね!お願いしますね!!」
カズマさんに至っては、頭を下げられてお願いされてしまった!
「えぇ、誰も僕の味方をしてくれないぃ
うぅ~まさかの、カズマですら味方してくれない……」
「「「当たり前です」でしょ」だよ!」
コテンパンにされてアキラさんは机に突っ伏して撃沈していった!
よし、正義は我にありだな!!
健康に勝るものはないからね?
許しが出たしこれからもガンガン行こう
とりあえず目標は、三食何か食べると毎日三時間睡眠時間だな!
生徒会長の直々のお願いももらえたし、僕はせっせとアキラさんに三食を持っていって食べさせることにした。
朝は食欲が少ないことが多いから食べやすい果物やヨーグルト、ゼリーなんかなら食べてくれる
夏ミカンに砂糖をかけた物が結構好きみたいだ
昼は教室まで迎えに行ってとっ捕まえたら食堂まで連れて行く
食べられそうなものがあれば食べてくれるし、食欲がない日は野菜スープだけでも食べてもらう
夜は一番苦労している……
学校が終わって部屋に戻るとほぼアキラさんは書斎に籠もってしまう
夜ご飯の時間でも出てくることなんてほぼないので……
いいタイミングを見計らって食堂のおばちゃんに作ってもらったものを僕がそれ用に用意した書斎の小さなテーブルに置いておくのだ
おにぎりが今のところ一番食べてもらえた率が高い!
サンドイッチはイマイチだ
野菜とたんぱく質が取れるからいいんだけどあまり食べてくれない
おにぎりの横に魔法瓶に味噌汁とか置いてみたらそれも飲んでくれていた。
豚汁は駄目だった、アキラさんには重かったかな?
「……ジョン君、あなたは
アキラに対して献身的すぎませんか?
アキラもジョン君に甘えすぎですよ!
もうちょっと自分から動きなさい!!」
「そうだよ!アキラ、どんだけジョン君におんぶにだっこなんだよ?
用意してもらった晩御飯くらい食べなきゃだめだよ!
ジョン君、本当にありがとう、まさかここまでやってくれるなんて…」
ダークさんとカズマさんが気づいてはアキラさんを怒ってくれて
ちょっとずつアキラさんも意欲的にはなってきている
晩御飯の時間にでてきてくれることが、多くなってきたのだ!
そんな日は一緒に学食に行って食べたりしている
アキラさんは温かいうどんが好きだ!
たんぱく質を食べさせたいのに、なかなか食べてくれないのが目下の悩みだ
せめて一日三時間はベッドで寝てください!二日に一回しか寝ないってどんなサイクルですか?
あと三食食べろとまでは言いませんから、二食は食べましょうよ!
一日一食でなんちゃらゼリーとかなんちゃらメイトで終わるのは駄目ですよ!
食欲ないならヨーグルトとか果物とかでもいいから食べてください!!
あと休みの日も太陽浴びてください、そんなんだから余計に夜寝れないんですよ!ちょっと窓際に立つだけでもいいですからね?
それにちょっとは体も動かして、走れとか言いませんから散歩くらいしましょうよ
二日に一回、15分でいいから!」
「うぅぅ~ジョン君がダークよりも小うるさい、ダークみたいに煙に巻けない
間違えなく健康的なことを真っ直ぐな目で言ってくるから、言い返せないよぅ…」
生徒会室でカズマさんにアキラさんが愚痴ってる
そんなアキラさんをダークさんはニヤニヤっとざまぁな顔で見て
千代丸さんは驚いた顔で見ている
「ププッまさかアキラが押されてるなんて……
ククッククッ、ジョン君最高ですよ!
私の敵を取ってくれてるようで、胸がすく思いですよ、もっとやってください!!
これでアキラも、ちょっとは健康的になるんじゃないですか?」
「ダークが散々小言言っても、どこ吹く風だったアキラが効いてる、
えぇ…びっくり…
あとジョン君が言ってる健康的なことのハードルが低すぎる…
それすら渋るアキラにも、びっくり…」
よかった、理由は違うけどダークさんも千代丸さんも僕の意見に賛同してくれている
「アキラ、はぁ
俺がいないことをいいことに、そんな生活してたの?お前は、本当にもうっ!
俺は、もうジョン君に感謝しかないんだけど…
足向けて寝れないくらい感謝しかないんだけど
本当に同室にしてよかったぁ!
ジョン君、もうガンガンやっちゃってね?
好きなだけこの不健康バカを改善してやってね!お願いしますね!!」
カズマさんに至っては、頭を下げられてお願いされてしまった!
「えぇ、誰も僕の味方をしてくれないぃ
うぅ~まさかの、カズマですら味方してくれない……」
「「「当たり前です」でしょ」だよ!」
コテンパンにされてアキラさんは机に突っ伏して撃沈していった!
よし、正義は我にありだな!!
健康に勝るものはないからね?
許しが出たしこれからもガンガン行こう
とりあえず目標は、三食何か食べると毎日三時間睡眠時間だな!
生徒会長の直々のお願いももらえたし、僕はせっせとアキラさんに三食を持っていって食べさせることにした。
朝は食欲が少ないことが多いから食べやすい果物やヨーグルト、ゼリーなんかなら食べてくれる
夏ミカンに砂糖をかけた物が結構好きみたいだ
昼は教室まで迎えに行ってとっ捕まえたら食堂まで連れて行く
食べられそうなものがあれば食べてくれるし、食欲がない日は野菜スープだけでも食べてもらう
夜は一番苦労している……
学校が終わって部屋に戻るとほぼアキラさんは書斎に籠もってしまう
夜ご飯の時間でも出てくることなんてほぼないので……
いいタイミングを見計らって食堂のおばちゃんに作ってもらったものを僕がそれ用に用意した書斎の小さなテーブルに置いておくのだ
おにぎりが今のところ一番食べてもらえた率が高い!
サンドイッチはイマイチだ
野菜とたんぱく質が取れるからいいんだけどあまり食べてくれない
おにぎりの横に魔法瓶に味噌汁とか置いてみたらそれも飲んでくれていた。
豚汁は駄目だった、アキラさんには重かったかな?
「……ジョン君、あなたは
アキラに対して献身的すぎませんか?
アキラもジョン君に甘えすぎですよ!
もうちょっと自分から動きなさい!!」
「そうだよ!アキラ、どんだけジョン君におんぶにだっこなんだよ?
用意してもらった晩御飯くらい食べなきゃだめだよ!
ジョン君、本当にありがとう、まさかここまでやってくれるなんて…」
ダークさんとカズマさんが気づいてはアキラさんを怒ってくれて
ちょっとずつアキラさんも意欲的にはなってきている
晩御飯の時間にでてきてくれることが、多くなってきたのだ!
そんな日は一緒に学食に行って食べたりしている
アキラさんは温かいうどんが好きだ!
たんぱく質を食べさせたいのに、なかなか食べてくれないのが目下の悩みだ
0
お気に入りに追加
182
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中
risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。
任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。
快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。
アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——?
24000字程度の短編です。
※BL(ボーイズラブ)作品です。
この作品は小説家になろうさんでも公開します。
Switch!〜僕とイケメンな地獄の裁判官様の溺愛異世界冒険記〜
天咲 琴葉
BL
幼い頃から精霊や神々の姿が見えていた悠理。
彼は美しい神社で、家族や仲間達に愛され、幸せに暮らしていた。
しかし、ある日、『燃える様な真紅の瞳』をした男と出逢ったことで、彼の運命は大きく変化していく。
幾重にも襲い掛かる運命の荒波の果て、悠理は一度解けてしまった絆を結び直せるのか――。
運命に翻弄されても尚、出逢い続ける――宿命と絆の和風ファンタジー。
大好きなBLゲームの世界に転生したので、最推しの隣に居座り続けます。 〜名も無き君への献身〜
7ズ
BL
異世界BLゲーム『救済のマリアージュ』。通称:Qマリには、普通のBLゲームには無い闇堕ちルートと言うものが存在していた。
攻略対象の為に手を汚す事さえ厭わない主人公闇堕ちルートは、闇の腐女子の心を掴み、大ヒットした。
そして、そのゲームにハートを打ち抜かれた光の腐女子の中にも闇堕ちルートに最推しを持つ者が居た。
しかし、大規模なファンコミュニティであっても彼女の推しについて好意的に話す者は居ない。
彼女の推しは、攻略対象の養父。ろくでなしで飲んだくれ。表ルートでは事故で命を落とし、闇堕ちルートで主人公によって殺されてしまう。
どのルートでも死の運命が確約されている名も無きキャラクターへ異常な執着と愛情をたった一人で注いでいる孤独な彼女。
ある日、眠りから目覚めたら、彼女はQマリの世界へ幼い少年の姿で転生してしまった。
異常な執着と愛情を現実へと持ち出した彼女は、最推しである養父の設定に秘められた真実を知る事となった。
果たして彼女は、死の運命から彼を救い出す事が出来るのか──?
ーーーーーーーーーーーー
狂気的なまでに一途な男(in腐女子)×名無しの訳あり飲兵衛
初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。
孕めないオメガでもいいですか?
月夜野レオン
BL
病院で子供を孕めない体といきなり診断された俺は、どうして良いのか判らず大好きな幼馴染の前から消える選択をした。不完全なオメガはお前に相応しくないから……
オメガバース作品です。
夢見がちオメガ姫の理想のアルファ王子
葉薊【ハアザミ】
BL
四方木 聖(よもぎ ひじり)はちょっぴり夢見がちな乙女男子。
幼少の頃は父母のような理想の家庭を築くのが夢だったが、自分が理想のオメガから程遠いと知って断念する。
一方で、かつてはオメガだと信じて疑わなかった幼馴染の嘉瀬 冬治(かせ とうじ)は聖理想のアルファへと成長を遂げていた。
やがて冬治への恋心を自覚する聖だが、理想のオメガからは程遠い自分ではふさわしくないという思い込みに苛まれる。
※ちょっぴりサブカプあり。全てアルファ×オメガです。
伸ばしたこの手を掴むのは〜愛されない俺は番の道具〜
にゃーつ
BL
大きなお屋敷の蔵の中。
そこが俺の全て。
聞こえてくる子供の声、楽しそうな家族の音。
そんな音を聞きながら、今日も一日中をこのベッドの上で過ごすんだろう。
11年前、進路の決まっていなかった俺はこの柊家本家の長男である柊結弦さんから縁談の話が来た。由緒正しい家からの縁談に驚いたが、俺が18年を過ごした児童養護施設ひまわり園への寄付の話もあったので高校卒業してすぐに柊さんの家へと足を踏み入れた。
だが実際は縁談なんて話は嘘で、不妊の奥さんの代わりに子どもを産むためにΩである俺が連れてこられたのだった。
逃げないように番契約をされ、3人の子供を産んだ俺は番欠乏で1人で起き上がることもできなくなっていた。そんなある日、見たこともない人が蔵を訪ねてきた。
彼は、柊さんの弟だという。俺をここから救い出したいとそう言ってくれたが俺は・・・・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる