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私の太陽、俺の花
★☆ゆっくりと、そしてありのままに
しおりを挟む「シル・・・今からシルの全てを俺のものにする。後悔はないか?」
「後悔なんてあるはずがないわ。幸せにしてくれるんでしょう?」
「あぁ・・・もちろんだ」
ジェームスはゆっくり、慈しむようにシルフィの身体に触れていく。胸に触れ、たくさんのキスの雨を降らせた。
「あっ・・・あっ、んっ」
「シル、ここ、こんなに溢れてきた」
「ジェームス・・・」
「・・・シル、愛している・・・入れるぞ?」
ジェームスは、ゆっくりとシルフィの膣に入っていく。
「あぁっ・・・あっ、んんっ・・・うっ」
「シル・・・はぁ、はぁ、・・・シルの中、あったかい・・・痛い・・・か?」
「ちょっとだけ・・・でも、大丈夫・・・痛いって幸せな事もあるのね」
「シル・・・でも、これからは胸の痛みは我慢するなよ?」
「・・・うん」
「動くぞ・・・」
ジェームスは、シルフィの様子を伺いつつ、ゆっくりゆっくり抽挿を繰り返した。
「あっ・・・あんっ、んっ・・・はぁ、はぁ・・・あっ」
「シル、好きだ、はぁ・・・はぁ・・・大好きだ、俺を、好きに、なってくれて・・・ありがとう・・・うっ・・・愛して・・・る・・・」
「ジェームス・・・私も・・・愛して・・・あっ・・・るわ」
「シル・・・シル・・・」
「・・・ジェームス、もっと動いても大丈夫よ?」
「ダメだ・・・終わったら、シルに、ぎゅうって、して、貰う・・・んだから・・・ヨシヨシして・・・貰うんだ・・・から・・・はぁ・・・はぁ・・・だから、ダメ」
「いくらでも・・・して、あげるわ」
「シル、はぁ・・・はぁ・・・もう、良すぎて・・・ダメかも」
「きて」
「ご、ごめん・・・もう、イクッ・・・あっ・・・うっ・・・射精るっ・・・くっっ!!」
「あっ・・・」
ジェームスは若いが、決して激しさと刺激は求めない。そこは兄弟でも違うらしい。それはシルフィが大事だから。シルフィを傷つける奴が許せない。自分自身なら尚更だ。だから、どこまでも優しく、どこまでも温かく。
「シル!今日も可愛いな!」
「いつもと変わりません」
「いや、昨日の君より可愛くなっている」
「1ミリ髪が伸びたかもしれませんわね」
「なんだって!記念日にするぞ!」
「そんな記念日いりません!」
変な言い合いが続く。でも、二人は毎日幸せに過ごした。本音で話せる、偽る必要のない、ありのままの自分で。
シルフィ×ジェームス【完】
※シルフィ×ジェームス編完結です!お付き合い頂きありがとうございました。
シルフィもサイラスを支えてきた女性ですがが、彼女は途中で折れてしまいます。彼女は必死にサイラスに合わせようとしていたので、無理がかさなったという感じです。ジェームスの太陽のような温かさと真っ直ぐなところに、途中進展はなさそうですが、実は潜在意識の中ではジェームスの存在は段々と大きくなっていきます。皆が見ている前で我を忘れるほど好きという感情が一途さを物語っていて好きです。私の太陽はここにいるというシルフィと、俺が毎日照らして見守ってあげるという掛け合いがいいなと思っています。
さぁ、次回は、最後の番外編です。
【モテ男、戸惑いの初恋】
第一騎士団服騎士団長を務める、リュシアン・クレマン25歳。彼は顔がいい。とにかくモテる。それを自覚もしている。配属替えで近衛の服騎士団長に抜擢されたセーラ・ファビアン。彼女に出会ったリュシアンは・・・本編には登場していない二人の恋模様ですが、二人の子どもが成長して・・・?
最後の番外編お楽しみに!
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次回
こちらの書・・・美しい女性は誰でしょうか?
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