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恋した君と愛する君
歪んだ愛と本当の愛
しおりを挟むマーガレットを体調不良と言い、本邸から去ったサイラスは足早に別邸へと向かっていた。ついたのは、また二階の奥の部屋だった。マーガレットは寝台へと乱暴に放り投げられた。
「あっ」
「マーガレット・・・クライスに色目を使って・・・どういうつもりだ?」
「色目など使っておりません!」
「クライスと事に及ぶ想像でもしたか?クライスが種無しだと聞いて、浮気をしても証拠が残らないとでも考えたんではなかろうな?」
「そ、そんな事考えておりません!」
「嘘を言うな!クライスの事をチラチラ見ていたではないか!」
「そ、そんな、見ておりません・・・」
「ほう・・・意地でも認めないか・・・それともなんだ?今疑われればクライスには近づけないものな・・・そうか」
「近づくもなにも、奥様がいらっしゃるのですよ?そんな事考えておりません!」
「随分と必死だな・・・そうか・・・もうクライスと繋がっていたか・・・」
「そ、そんな事ありえません!」
「僕に隠れてコソコソ会っているんだな?はぁ・・・マーガレット、僕は悲しいよ・・・僕だけじゃなかったのかい?愛しているのは僕だけだと思っていたんだがな・・・」
「だ、旦那様、信じてくださいませ!」
「仕方ない・・・今日もお仕置きだ、マーガレット・・・」
「えっ!?」
サイラスはマーガレットの服をはぎとると、後ろ手に縛り目隠しをして視界を奪った。一糸纏わぬ姿になったマーガレットを歩かせ窓際に立たせた。カーテンを開けると光が差し込み、窓際に立たされていることにマーガレットは気付く。
「だ、旦那様!?窓際ではございませんか!?」
「あぁ、そうだ、それがどうしたというのだ?」
「外から見えてしまいます、昼間からこの様な・・・」
「見せつけてやればいいだろう?マーガレットと僕が繋がって乱れているところを見せつけてやればいい。クライスは悔しがるだろうな」
「そ、そんな・・・」
「・・・なんだ、クライスに見られたくないのか?こんなところクライスに見られたら困るとでも言うのか・・・僕よりクライスがいいと言うのか!!」
サイラスの声が怒気を含んだものに変わる。マーガレットを窓に押し付け、尻を突き出させると、そのままサイラスのモノが力ずくで押し込まれた。
「あうぅぅぅ!!!・・・あぐぅ・・・」
「優しく抱いてやろうと思っていたのに・・・まだ大して濡れてもいないな・・・そんなに・・・そんなにクライスがいいのか?何故僕ではない!何故クライスなのだ!!」
サイラスは怒りを露わにし、マーガレットにぶつけていく。打ち付ける動きには気遣いや優しさなどない。そこにあるのは、怒りと嫉妬、歪んだ愛だった。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ
ずぶっ、じゅぶっ、ずちゅっ、じゅぼっ
濡れていなかったそこも、抽挿を繰り返しているうちに段々と愛液が溢れてくる。
「あっ、あんっ、あぐっ、あふっ、あんっ」
「今、何を考えている?・・・クライスに抱かれていると妄想でもしてるのか?そうなのか!?どうなんだ!!」
一層動きが激しくなり、マーガレットはそれについていくのがやっとで返事などできなかった。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ
じゅぼっ、じゅぶっ、ちゅぼっ、じゅぶっ
「あっ、あふっ、あぐっ、あふっ、ひぅ・・・」
「抱いて、いるのは、僕だ!マーガレットは、僕に犯されて、いるんだ!クライスに、マーガレットを、抱かせは、しない!抱かれる日など、来ない!諦めろ!僕だけを、僕の、ことだけを、見ていれば、いいんだ!間違っても、クライスに、懸想など、するな!クライスに、抱かれる事を、考えるなど、許さんぞ!何とか、言え!マーガレット!!君は、僕のものだ!!誰にも、渡さん!僕だけの、ものだ!!他の、男の事など、考える、暇がない、くらい、抱き潰して、狂わせてやる!!そうしないと、わからない、らしいなっ!!」
「あぁぁぁぁっ!!!、あぅっ、うぐっ、あふっ」
「くそっ!くそぉっ!!くそぉぉぉ!!!マーガレット、愛して、いるんだっ!愛しているっ!お願いだ!僕だけを、僕だけを、見てくれっ!」
おさまる事のない怒りと不安をマーガレットにぶつけ続けた。とどまることの無い激しい抽挿で奥を突かれ、犯され続けたマーガレット。
「はぁ、はっ、はっ、はっ・・・あっ、ああっ、あうぅぅ!!!」
「イッたか!もっとだ、もっと僕で、感じてくれ!もう、僕なしで、いられない、ように、してやるっ!ほら、イケ、もっとイケっ!!」
「あうっ、あぅっ、うぐっ・・・あうぅぅぅ!!!」
「イキ続け、ている、な・・・ビクビク、している、可愛いな!ほらっ、もっと、欲しい、だろっ!!これが、欲しかった、んだ、ろうっ!!」
「あぁぁぁ、あうぅぅぅ・・・・あっ・・・」
何度も何度もイカされ続け、何度も何度も膣に注ぎ込まれた。マーガレットが意識を手放すと、サイラスは己のモノをずるりと引き抜く。そこからは何度吐き出されたかわからない量の白濁が、どっと溢れ出てきた。
「はぁ、はぁ・・・マーガレット・・・愛してる・・・マーガ・・・レット・・・いや・・・違う・・・マーガ・・・レット・・・レット・・・俺の・・・レット・・・レット、すまない・・・でも、愛してる・・・」
サイラスは、眠るマーガレットを見つめなら、歪ませた表情で涙を流しながら呟いていた。
ーーーーーーーーーー
次回
レット、顔が赤いが、熱でもあるのか?
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