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純情令息とお転婆公爵令嬢

★☆体力無限大?

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「私の旦那様は・・・激しすぎですわ・・・夜にもするのでしょう?」

「嫁よ・・・わかってないな・・・」

「?」

「はぁ・・・夜もする、いっぱいな。だが、今、もう一回だ!」

「えっ!?」


その後、またエミリアのなかに注ぎ込んだ。セシルが稽古場に戻ろうと服を整え始めると、寝台の中からぐったりとしたエミリアが話しかける。


「セシル・・・あんまりすると立てなくなるわ」

「あぁ、悪い」

「このまま寝台から出れなくなったらどうするの?」

「そのまま寝てればいいだろう?夜まで・・・はぁ、想像をさせるなよ・・・」

「?」

「夜またエミィを抱く事を想像してしまった!エミィが悪い・・・」

「セシル!?」


セシルは、中途半端に着込んだ服を肌けさせたままでエミリアに覆いかぶさり、奥深くまで突き入れ激しく抽挿を繰り返した。


エミリアはぐったりとし、そのまま眠ってしまった。結局セシルは3回注ぎ込んで稽古場に戻った。


そして、夜は・・・数えるのを途中でやめた。少しの言葉と想像で、理性がすぐ飛んでしまう夫セシル。辺境の鍛えられた騎士は、回復が早く、体力は無限大なのかもしれない。






「少し休ませて!」

「無理だ!エミィが可愛いせいだ!」


今日も、夫婦の寝室の扉は・・・まだ開きそうにない。





セシル×エミリア編(完)




セシル×エミリア編、これにて完結です。お付き合いありがとうございます。

一人は童貞臭のする男が書きたく、真面目で硬派で誠実でというイメージでセシルのキャラクターを作りました。エミリアはバージルに一途でしたが、それは本物の好きだったのかは実際のところよくわかっていないという設定です。初めて普通に接してくれたのが嬉しかったという所だけの感じですね。もしバージルがエミリアに少しでも気があれば、もしかしたらもしかしたかもしれません。しかし、真っ直ぐに想いを伝えてくるセシル、独占欲丸出しのセシル、慣れていない感じの初心なセシルが、エミリアにとっては初めての恋だったのかもしれません。セシルのように、婚姻前からの俺の嫁だ!発言は、吉と出るか凶と出るか反応はそれぞれでしょうが、エミリアは真っ直ぐ捉えるのでお似合いカップルになったのではないかと思います。




ーーーーーーーーーーーーーー


次回

◆拗らせすぎた片想い


結婚だなんて・・・

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