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純情令息とお転婆公爵令嬢

★☆いつまで経っても慣れない言葉

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「お前達、エミィばっかり見るんじゃない!エミィが減る!」

「セシルこそ、私だけ見てください」

「・・・エミィ・・・」


セシルが無表情で固まったかと思えば、次の瞬間にはエミリアは抱きあげられていた。そして踵を返し歩き出す。


「ちょっ、ちょっと、どこに行くの!」

「お前達は、引き続き鍛錬しろ!」

「セシル!?」


セシルはエミリアを抱きかかえたまま屋敷へと入っていった。後ろからは自分ばっかりずるい。今からお楽しみかなどと騎士達の揶揄う声が聞こえていた。


セシルはエミリアを夫婦の寝室の寝台へと静かに下ろす。そのまま唇を塞いだ。


「ぷはぁっ!ちょっと、セシル、急にどうしたの!?」

「エミィが悪い!」

「どうして!?」

「私だけ見てなんて・・・煽るからだ!」

「よそ見するからよ」

「・・・」


セシルは無言でエミリアの服を肌けさせていく。


「ちょっ、ちょっと、セシル!?まだ昼間よ!?」


セシルは何も答えない。服を脱がせ終わると、エミリアの首筋、鎖骨、胸へと舌を這わせキスをしていく。


「あっ、あんっ・・・あぁ・・・」


理性を無くしているようで、手つきはどこまでも優しい。太ももを舌で撫で上げ、エミリアの足の間に割って入る。


「セ、セシル!?」


エミリアの秘部に顔を近づけると、舌を這わせ、なかに侵入させていく。


「あぁっ!だ、だめぇっ、うっ、ひんっ、そんなとこっ、だめぇっ!」

「ダメじゃない。美味しいぞ?蜜がたくさん溢れてくる」

「せ、せしるぅ・・・そんなところで・・・ぼそぼそ話さないでぇ!」


刺激がおさまったかと思えば、服を脱ぎ捨てる音がする。エミリアが目を開けると、覆いかぶさってきていた、セシルの鍛えられた体が目に入り赤面する。


「エミィ、真っ赤・・・なに、照れてる?」

「えっ、ち、違うわよ!」

「くくっ、可愛いな・・・入れるぞ」

「あぁぁっ!」


セシルはエミリアのなかに入ると、反応を見ながらゆるゆると出し入れするように腰を動かす。


「あっ、んんっ、あっ、あんっ」

「エミィ、好きだ、愛してる、俺の嫁」

「だんなさまぁ・・・すてきです・・・」

「っ!!」


エミリアの言葉に、納まっていたモノはさらに質量を増し膨張した。熱杭を打ち付ける動きが、段々と遠慮のないものへと変わっていく。


ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ

ぐちゅ、じゅぽっ、ぐちゅ、ぬちゅ


激しく打ち付ける音と水音が響く。


「あぁぁ、はぁ、あぁんっ、んんっ」

「エミィ・・・射精る」

「はい、ください」

「エミィ・・・はぁ、はぁ、はぁ、うぅ、うっ・・・くはっ!!」


セシルは果てた。


いつまで経ってもエミリアからの素敵、格好いいには慣れないセシル。



ーーーーーーーーーーーーーーーー


次回

嫁よ・・・わかってないな・・・


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