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おまけ①

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今回の回、いつもより少ないと思いましたのでおまけの話です。
今までの中ので最初の方にこういう風に話を進めようとしてた~とかこういう案もあった~って感じの載せておこうと思います!












~過去編~

父「ああ、そうだ。お前は将来この方に嫁いで、その力を使って一生この国を支えていくんだ。この国の母のような存在になるんだよ」

クイン「私がこの国の母?」

父「今度家に来て下さるからちゃんと挨拶するんだぞ?」

クイン「はい!」




~数日後~



父「さあクイン、挨拶して」

クイン「はい。お父様。お初にお目にかかります。イオフィエル・A・クインディチェジモです。気軽にクインとお呼びくださいませ。」


カルセイン「あ、ああ!お、ぼ?、わ、私はカルセインだ!」


お目付け役「カルセイン様、クインディチェジモ様があまりにも美しいからと言ってもさすがに緊張し過ぎです。」

カルセイン「そ!?そ、そそんなに緊張してないぞ!?」

お目付け役「はいはい、分かりました。」

クイン「ふふっ、あっ、失礼しました。」

カルセイン「(ボー)」

お目付け役「カルセイン様!」

カルセイン「あっ!はい!!あ、いやっ、その…、お、お前!く、クインと言ったか!」

クイン「はい。」

カルセイン「そ、そんなに堅苦しくしなくていい!お、お前は私の婚約者なのだからもっとさっきみたいに笑え!」

クイン「はい、(キョトン)ありがとうございます(照)」

カルセイン「(ぼーー)」

お目付け役「はぁ~」


これだと、カルセインは最初クインに惚れてる事になるので、婚約破棄のこととか考えるといらないかな~と思って削りました。






~馬車の中~

「お~い!おきて~」


「んん~……あら…?わたくし、ねてましたぁ~?」

どうやらクインは馬車の中で疲れて眠っていたらしい。目は覚ましたが、まだまだ眠たそう。ラファエルがほっぺたをパチパチ叩いているが、あまり効果はない。

(随分と懐かしい夢をみましたわ…。あの頃のカルセイン様の言葉で少しは気持ちが楽になりましたっけ、、、でも、私が大変だったのも婚約者で次期王太子妃になるからだったのよね……。)

「クイン~!もうすぐおうちつくよ~?」

「え?あ、ほんとね」
(でもあの頃はまだ私に気を使ってくださってたってことよね?)

「クイン、げんきない?」
心配そうにラファエルが言った。

「そんなことないわよ?」
クインはラファエルに心配かけまいと笑顔でそうこたえた。


ヒヒーン
馬車が止まった。

「どうやら着いたみたいね。はぁ、あれだけ啖呵を切ったのは言いけれど、『婚約破棄されて爵位剥奪されてさらには国外追放されました~』なんてうちの人達にどうやって説明しましょう…。」

「『王太子があまりにもムカついたからおしおきしよう』」

「たしかにしますけど、というか私がこの国を出れば勝手に王太子が自滅しますけど…」

「クイン、そろそろでないといえのひとたちがふしぎにおもうよ」

「あ、そうね!とりあえず今日あったことを伝えてこれからの事は後で考えましょうか!」



これはカルセインとの過去を無くしたから削りました。





NG(これは完全にふざけて書いたやつです)



カルセイン「我、フィエール・K・カルセインはイオフィエル・A・クインディチェジモとの婚約を破棄する!さらにイオフィエル家の爵位剥奪、国外追放を言い渡す!!」


ティナ「(は?wま??wwこいつサイコーだわwwwww神ってる~wwww)」



ティナ「も~!そんな目で見ないでよ~。それで!!要は大きい国ってことでしょ!?だから、私の妖精の力とあなたの天使の力でその国を守れば、その国での高い地位を得られて、他の使用人達や、領民たちもこの国に呼べるのよ!!」

クイン「天才!!サイコーだよそれ(  ´◉ω◉` )σ」



このクインのノリは完全に私のノリですね。友達との会話は基本これですw



これでおまけ①は終わりです。最後まで読んで下さった方ありがとうございますm(*_ _)m
今後もこのような話を混ぜるかもです。










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