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最終章 それぞれ
281話 次期国王
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「よくぞ戻ったアルストス」
どうもアルストスです、僕は今ジェミルゴス王国の王都に来ています、あの空飛ぶ船で直接来ました、もちろん僕だけではないですよ。
「はっありがとうございます」
「うむ、それではそなたらに褒美を与える、マリン殿」
最初にあの船の艦長をしていた獣人の人が呼ばれました、普通高い功績の人は最後なんだけど、どうして最初なのかな?
「子爵の爵位と金貨200枚を与える」
アトノスさまがそう言ったら大臣が袋と紙を持ってきたよ、そして僕が驚いたのはそれが一番低い報酬だったんだ、それから少しずつ上がって行ったんだよ。
「アルストス様落ち着いてください」
「で、でもシル僕が呼ばれないんだよ、それほど戦ってないのにどうしてだよ」
僕は船内で働いてただけなんだ、シルの手伝いで機銃って武器を使ったり、他の人達の手当てをしてただけなんだよ。
「アルストス様戦いだけが功績ではないですよ、船内での活躍は誇れる物でした、それを評価されたのでしょう」
「そうかなぁ~」
そんな会話をヒソヒソしていると僕が呼ばれたよ、どうやら最後みたいだね。
「久しぶりだなアルストス」
「覚えていてくれたのですか!?」
「ははは、当然だそなたはあの中でも優秀だったからな、それに俺の後継者だ」
アトノスさまがそう言って何やらみんなに言いだしました、次期国王とか何とか、僕は報酬の方に目が行っていてそれどころでは無かったんです。
だって侯爵に昇格と白金貨80枚ですよ!ジェミルゴス王国の国家予算並みです、まぁこの国はそれ以上に商人が使っているとか噂があるけどね。
「まだ先になるだろうが俺はアルストスを支えて行きたいと思う、みなも付いてきてくれ」
そう言ってアトノスさまが退場して行ったよ、みんなからの視線がすごいんだけどどうしよう。
「おめでとうございますアルストス様」
「シル僕には重すぎるよ、どうして次期国王なんて話しになってるのさ!」
「お話した通りですよ、その為の領地経営でしたあなたはそれにしっかりと答えたのです、誇っていいのですよ」
こうして僕たちは褒美を貰ったんだ、でも僕は心配だよ国王なんて出来るのかな。
《そしてアトノスの部屋で》
「これで良かったのかなハット殿」
「うん上等ッポ、後はこっちでやるッポ」
アルストスを国王にするという話はアトノスが国王になる前に決まっていた、もちろんアトノス自身もそれに賛成している、それなりの報酬をアトノスは貰っているのだ。
「大臣たちの顔を見るとやはり急過ぎではないかなハット殿」
「クルッポ!問題ないッポ、驚いていたッポが反対はしないッポ、もう根回しは済ませてるッポ」
それを聞いてアトノスが顔を引きつらせた、ハットの後ろにはかなりの力を持った者がいるのを知っているからだ。
「そ、それは頼もしいな、我が国を頼みましたよハット殿」
「クルッポ!もちろんッポ、平和にこの国を大きくしていくッポ!」
ハットがそう言って話し合いは終わった、数年後アルストスが王位を継ぎエントロス国と同盟を組み国は繁栄して行くのだった。
《そしてある大臣の部屋で》
「これで3人目ですね、さて次に」
シルが大臣を縛り上げていた。
「き、きさま!このワシにこんなことをしてただで済むと思っているのか」
「何を言っているのですかあなたは?国王の意思に反しているあなた達がこの私に何か出来るはずないでしょう、まったくいなくなったと思ってもすぐにこういったのが出てきますね」
大臣を引きずって愚痴をこぼしていた、貴族たちの教育をしているがどうしても私腹を肥やす輩は絶えることが無かった、だが少しずつ減ってきている、シルキーたちの戦いはまだまだ続くのであった。
どうもアルストスです、僕は今ジェミルゴス王国の王都に来ています、あの空飛ぶ船で直接来ました、もちろん僕だけではないですよ。
「はっありがとうございます」
「うむ、それではそなたらに褒美を与える、マリン殿」
最初にあの船の艦長をしていた獣人の人が呼ばれました、普通高い功績の人は最後なんだけど、どうして最初なのかな?
「子爵の爵位と金貨200枚を与える」
アトノスさまがそう言ったら大臣が袋と紙を持ってきたよ、そして僕が驚いたのはそれが一番低い報酬だったんだ、それから少しずつ上がって行ったんだよ。
「アルストス様落ち着いてください」
「で、でもシル僕が呼ばれないんだよ、それほど戦ってないのにどうしてだよ」
僕は船内で働いてただけなんだ、シルの手伝いで機銃って武器を使ったり、他の人達の手当てをしてただけなんだよ。
「アルストス様戦いだけが功績ではないですよ、船内での活躍は誇れる物でした、それを評価されたのでしょう」
「そうかなぁ~」
そんな会話をヒソヒソしていると僕が呼ばれたよ、どうやら最後みたいだね。
「久しぶりだなアルストス」
「覚えていてくれたのですか!?」
「ははは、当然だそなたはあの中でも優秀だったからな、それに俺の後継者だ」
アトノスさまがそう言って何やらみんなに言いだしました、次期国王とか何とか、僕は報酬の方に目が行っていてそれどころでは無かったんです。
だって侯爵に昇格と白金貨80枚ですよ!ジェミルゴス王国の国家予算並みです、まぁこの国はそれ以上に商人が使っているとか噂があるけどね。
「まだ先になるだろうが俺はアルストスを支えて行きたいと思う、みなも付いてきてくれ」
そう言ってアトノスさまが退場して行ったよ、みんなからの視線がすごいんだけどどうしよう。
「おめでとうございますアルストス様」
「シル僕には重すぎるよ、どうして次期国王なんて話しになってるのさ!」
「お話した通りですよ、その為の領地経営でしたあなたはそれにしっかりと答えたのです、誇っていいのですよ」
こうして僕たちは褒美を貰ったんだ、でも僕は心配だよ国王なんて出来るのかな。
《そしてアトノスの部屋で》
「これで良かったのかなハット殿」
「うん上等ッポ、後はこっちでやるッポ」
アルストスを国王にするという話はアトノスが国王になる前に決まっていた、もちろんアトノス自身もそれに賛成している、それなりの報酬をアトノスは貰っているのだ。
「大臣たちの顔を見るとやはり急過ぎではないかなハット殿」
「クルッポ!問題ないッポ、驚いていたッポが反対はしないッポ、もう根回しは済ませてるッポ」
それを聞いてアトノスが顔を引きつらせた、ハットの後ろにはかなりの力を持った者がいるのを知っているからだ。
「そ、それは頼もしいな、我が国を頼みましたよハット殿」
「クルッポ!もちろんッポ、平和にこの国を大きくしていくッポ!」
ハットがそう言って話し合いは終わった、数年後アルストスが王位を継ぎエントロス国と同盟を組み国は繁栄して行くのだった。
《そしてある大臣の部屋で》
「これで3人目ですね、さて次に」
シルが大臣を縛り上げていた。
「き、きさま!このワシにこんなことをしてただで済むと思っているのか」
「何を言っているのですかあなたは?国王の意思に反しているあなた達がこの私に何か出来るはずないでしょう、まったくいなくなったと思ってもすぐにこういったのが出てきますね」
大臣を引きずって愚痴をこぼしていた、貴族たちの教育をしているがどうしても私腹を肥やす輩は絶えることが無かった、だが少しずつ減ってきている、シルキーたちの戦いはまだまだ続くのであった。
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