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12章最終決戦
237話 タマと5柱の1人
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「ケケ、よく来たな勇者の小僧、ケケ」
「それはどうも、でも随分余裕だね5柱のギャギャ」
どうもマコッチです、今タマのPTで5柱っていう魔王の部下と対話してます、でも向こうはすごく余裕なんです。
ここに来る前にかなりのモンスターや魔族を倒しました、それなのにです。
「た、タマ様気を付けて」
「平気さタロロ、こいつは5柱の中で一番弱い、こんなデーモン僕の相手じゃないよ」
剣を構えてすでに戦闘態勢ね、みんなもそうなのよ、でも私はまだ索敵中ね、あの余裕は気になるもの。
「ケケケ、こいよ勇者、おいちゃんが相手だ」
「言われなくても、はあぁー!」
タクトが剣に青い炎を纏わせて攻撃をしました、あのデーモンまともに食らったわ。
「やった?」
「ああアーチェス、あれは決まったよ」
「いや・・・何か変だぞ、タマ様!」
エンドルが叫んだけど、とうのタクトは既に分かっているみたい、一番あいつの近くだもんね。
「くっどうして、僕の炎が効かない」
「ケケケ、いい炎だ!おいちゃんやる気出てきた、ケケ」
タクトの青い炎がデーモンの体に吸い込まれていったわ、あれは吸収かしら。
「ケケ、そらお返しだ!」
「ぐあっ」
「タマ様!」
タクトがデーモンの蹴りを食らって私たちの方に飛ばされたわ、私が受け止めたけど相当なダメージで鎧が砕けてるわ、これはきっと肋骨とかやられてるわね。
「タロロ回復して、私たちが時間を稼ぐわ」
「は、はい」
「今度は従者か、良いぞおいちゃん頑張る、ケケ」
タロロ以外のみんなでデーモンと戦ったんだけど、タクトの炎を吸収したからかすごく強いわ、これは私が本気を出さないとまずいかも。
「くっ!?こいつ矢が効かない」
「ケケ、当然だ!おいちゃんが力を出せば矢なんて溶ける、お前たちも溶けろ!ケケケ」
デーモンがすごい速さでアーチェスに突っ込んで行ったわ。
「させん!『ウォータアーマー』」
「アータス!?それじゃダメよ!」
アータスがアーチェスの前に出て水魔法の防御魔法で突撃を防いだわ、私が叫んだんだけど相手の熱でアータスの水の鎧が蒸発しているわ、あれはかなりきついわよ。
「ケケケ、直ぐに蒸発するぞ、さぁ溶けろ」
「ぐっなんのぉー」
かなりの蒸気が出てるわ、アータスも頑張って魔法を維持してるけどそれ以上に体がきつそう、早く仕掛けないとアータスが死んじゃうわ。
「そうはさせないわよ、たぁっ」
私は急いでベアガイの爪で攻撃を仕掛けました、デーモンはそれを炎を纏わせた手で受け止めたわ、きっとベアガイの爪を溶かすつもりね。
「ケケケ同じ事!?じゃない・・・ケケお前の武器は溶けない、どうしてだ!」
「さぁどうしてかしらね、たぁっ」
私はもう片方の爪で切り付けたわ、やっぱりオリハルコンの爪はすごいわね、これくらいの熱じゃ溶けないのよ、オリハルコンを溶かすには私の使ってる溶鉱炉の様な1万度以上が必要なの、デーモンが纏ってる今の温度じゃ足りないのよ。
「ケケ、まだ足りない、勇者あぁー!!」
「行かせるわけないでしょ!」
私を無視してタクトの方に走ろうとしたから回り込んだわ、きっともっと温度を上げるつもりね、させないわよ。
「くらえ!たぁっ」
「ケケおいちゃん待ってた」
ベアガイの爪がデーモンの手に刺さったわ、でもこれは誘いみたい。
「抜けないわね、何をするつもりかしらデーモンさん」
「ケケ、お前強いがまだおいちゃんの方が強いぞ、さぁ溶けろぉー!」
爪を外せないように手を握ってきたわ、そしてデーモンの体から炎が上がりだしたの。
「あらあら、炎を出してどうするのかしら?」
「ケケ、余裕なのは今だけだ、おいちゃん本気出す『炎龍燃焼』」
デーモンの背中から炎の龍が出てきてそれがデーモンを食べたの、いえ見えただけね今はデーモンが吸収して真っ赤になってるわ。
「なるほどね、タマの炎と同じことをしたのね、かなりの温度だわ」
「ケケケ、おいちゃんの本気で溶けない物はないぞ、さぁ溶けて行け!ケケ」
デーモンからどんどん炎があふれているわ、大体8000度くらいかしら?でも機体の中の私には何ら変わりはないの。
「ごめんなさいね」
「な!?なぜ燃えない」
「私の機体はこれしきじゃなんともないのよ、タマ様!全力の炎魔法を撃って」
私はタクトにそう言ったわ、タロロの魔法で動けるようになってるのが見えてるの、そしてタクトは魔法の詠唱を省略して放つことが出来るわ。
「何か作戦があるんだねチーナ、行くよ!『インフェルノサイクロン』」
タクトの青い炎の竜巻が私とデーモンを襲ったわ、きっと2万度はあるわね。
「おお!?おいちゃん嬉しい、身体に力がみなぎる!お前溶けてるぅー!!」
「さすがに溶けるわ、でもあなた知ってる?熱した物を急に冷やすとどうなるか『ブリザードブレス』」
私の機体では魔法は使えないの、だから仕込んでるのよ、機体の口にね。
「ぐわっ!?お、おいちゃんの体が!崩れ」
「あらあら早いわね、もう少し頑張りなさい『アブソリュートブレス』」
私のとどめでデーモンは崩れたわ、これでお終いね。
「ふぅ~まさか炎を吸収して強くなる魔族がいるとはね、これは改善が必要だわ」
機体の性能をもっと上げないとね、そうするとオリハルコンの上を作らないとだわ。
「マコッチ!!無事なの!」
次の金属を考えているとタクトがすごい顔して走ってきたわ、まぁあの温度だからね、機体は無事じゃすまなかったわ。
「かなり壊れちゃったわね、でもすぐに直すわ安心してタマ様」
「マコッチは・・・中のマコッチは無事なんだね、そうじゃないと僕は」
泣きそうね、そんなに心配してくれたんだ、そう言えばタロロたちも心配そうな顔してるわ、きっと機体は相当ボロボロなのね。
「この機体は伊達じゃないのよタクト、さぁ帰ろ」
「よかったよぉーー」
タクトが機体に抱き着いてきました、腕が無いから抱き返せないけど、心配してくれてありがとね。
「それはどうも、でも随分余裕だね5柱のギャギャ」
どうもマコッチです、今タマのPTで5柱っていう魔王の部下と対話してます、でも向こうはすごく余裕なんです。
ここに来る前にかなりのモンスターや魔族を倒しました、それなのにです。
「た、タマ様気を付けて」
「平気さタロロ、こいつは5柱の中で一番弱い、こんなデーモン僕の相手じゃないよ」
剣を構えてすでに戦闘態勢ね、みんなもそうなのよ、でも私はまだ索敵中ね、あの余裕は気になるもの。
「ケケケ、こいよ勇者、おいちゃんが相手だ」
「言われなくても、はあぁー!」
タクトが剣に青い炎を纏わせて攻撃をしました、あのデーモンまともに食らったわ。
「やった?」
「ああアーチェス、あれは決まったよ」
「いや・・・何か変だぞ、タマ様!」
エンドルが叫んだけど、とうのタクトは既に分かっているみたい、一番あいつの近くだもんね。
「くっどうして、僕の炎が効かない」
「ケケケ、いい炎だ!おいちゃんやる気出てきた、ケケ」
タクトの青い炎がデーモンの体に吸い込まれていったわ、あれは吸収かしら。
「ケケ、そらお返しだ!」
「ぐあっ」
「タマ様!」
タクトがデーモンの蹴りを食らって私たちの方に飛ばされたわ、私が受け止めたけど相当なダメージで鎧が砕けてるわ、これはきっと肋骨とかやられてるわね。
「タロロ回復して、私たちが時間を稼ぐわ」
「は、はい」
「今度は従者か、良いぞおいちゃん頑張る、ケケ」
タロロ以外のみんなでデーモンと戦ったんだけど、タクトの炎を吸収したからかすごく強いわ、これは私が本気を出さないとまずいかも。
「くっ!?こいつ矢が効かない」
「ケケ、当然だ!おいちゃんが力を出せば矢なんて溶ける、お前たちも溶けろ!ケケケ」
デーモンがすごい速さでアーチェスに突っ込んで行ったわ。
「させん!『ウォータアーマー』」
「アータス!?それじゃダメよ!」
アータスがアーチェスの前に出て水魔法の防御魔法で突撃を防いだわ、私が叫んだんだけど相手の熱でアータスの水の鎧が蒸発しているわ、あれはかなりきついわよ。
「ケケケ、直ぐに蒸発するぞ、さぁ溶けろ」
「ぐっなんのぉー」
かなりの蒸気が出てるわ、アータスも頑張って魔法を維持してるけどそれ以上に体がきつそう、早く仕掛けないとアータスが死んじゃうわ。
「そうはさせないわよ、たぁっ」
私は急いでベアガイの爪で攻撃を仕掛けました、デーモンはそれを炎を纏わせた手で受け止めたわ、きっとベアガイの爪を溶かすつもりね。
「ケケケ同じ事!?じゃない・・・ケケお前の武器は溶けない、どうしてだ!」
「さぁどうしてかしらね、たぁっ」
私はもう片方の爪で切り付けたわ、やっぱりオリハルコンの爪はすごいわね、これくらいの熱じゃ溶けないのよ、オリハルコンを溶かすには私の使ってる溶鉱炉の様な1万度以上が必要なの、デーモンが纏ってる今の温度じゃ足りないのよ。
「ケケ、まだ足りない、勇者あぁー!!」
「行かせるわけないでしょ!」
私を無視してタクトの方に走ろうとしたから回り込んだわ、きっともっと温度を上げるつもりね、させないわよ。
「くらえ!たぁっ」
「ケケおいちゃん待ってた」
ベアガイの爪がデーモンの手に刺さったわ、でもこれは誘いみたい。
「抜けないわね、何をするつもりかしらデーモンさん」
「ケケ、お前強いがまだおいちゃんの方が強いぞ、さぁ溶けろぉー!」
爪を外せないように手を握ってきたわ、そしてデーモンの体から炎が上がりだしたの。
「あらあら、炎を出してどうするのかしら?」
「ケケ、余裕なのは今だけだ、おいちゃん本気出す『炎龍燃焼』」
デーモンの背中から炎の龍が出てきてそれがデーモンを食べたの、いえ見えただけね今はデーモンが吸収して真っ赤になってるわ。
「なるほどね、タマの炎と同じことをしたのね、かなりの温度だわ」
「ケケケ、おいちゃんの本気で溶けない物はないぞ、さぁ溶けて行け!ケケ」
デーモンからどんどん炎があふれているわ、大体8000度くらいかしら?でも機体の中の私には何ら変わりはないの。
「ごめんなさいね」
「な!?なぜ燃えない」
「私の機体はこれしきじゃなんともないのよ、タマ様!全力の炎魔法を撃って」
私はタクトにそう言ったわ、タロロの魔法で動けるようになってるのが見えてるの、そしてタクトは魔法の詠唱を省略して放つことが出来るわ。
「何か作戦があるんだねチーナ、行くよ!『インフェルノサイクロン』」
タクトの青い炎の竜巻が私とデーモンを襲ったわ、きっと2万度はあるわね。
「おお!?おいちゃん嬉しい、身体に力がみなぎる!お前溶けてるぅー!!」
「さすがに溶けるわ、でもあなた知ってる?熱した物を急に冷やすとどうなるか『ブリザードブレス』」
私の機体では魔法は使えないの、だから仕込んでるのよ、機体の口にね。
「ぐわっ!?お、おいちゃんの体が!崩れ」
「あらあら早いわね、もう少し頑張りなさい『アブソリュートブレス』」
私のとどめでデーモンは崩れたわ、これでお終いね。
「ふぅ~まさか炎を吸収して強くなる魔族がいるとはね、これは改善が必要だわ」
機体の性能をもっと上げないとね、そうするとオリハルコンの上を作らないとだわ。
「マコッチ!!無事なの!」
次の金属を考えているとタクトがすごい顔して走ってきたわ、まぁあの温度だからね、機体は無事じゃすまなかったわ。
「かなり壊れちゃったわね、でもすぐに直すわ安心してタマ様」
「マコッチは・・・中のマコッチは無事なんだね、そうじゃないと僕は」
泣きそうね、そんなに心配してくれたんだ、そう言えばタロロたちも心配そうな顔してるわ、きっと機体は相当ボロボロなのね。
「この機体は伊達じゃないのよタクト、さぁ帰ろ」
「よかったよぉーー」
タクトが機体に抱き着いてきました、腕が無いから抱き返せないけど、心配してくれてありがとね。
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