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9章離れた場所

183話 順調かな

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「よしよし勇者のPTに順調に入れたわ、後はシオンちゃんの事が好きな親戚くんか」


どうもマコッチです、私は勇者の支援の為と魔王の対抗策として勇者のPTに自分の分身体を送りました。

順調にクエストをこなしてるんですよ。


「うぅ~マコッチが他の事を考えている時に隙をつくのはもうあきらめたよスイは」


スイちゃんとババ抜きをしながら私は分身を操作しています、すごくスイちゃんが悔しそうね。


「スイちゃんようやくそこに気付いたのね、私の隙を作りたいなら自分で攻めて作るのよ」


「くそ~」


うんうん悔しそうだわ、その気持ちは大切よ、そうやってみんな強くなるの、私はそれがないけど楽しく出来るように精進はするわ。


「それにしても、ダンジョン新しい人来なくなったわね」


画面を見るとすでに30階から上のダンジョンには誰もいない状態なの、アルエドたちが帰ってくればいる事になるけど、これは問題よね。


「勇者のいた街じゃ私のダンジョンの話題は無いし、マーコト商会もまだなのよね」


すごく遠すぎるんです、それにマーコト商会で広めるとおかしいとか思われるかもしれないわ。


「やっぱりカルロン君のとこと同じように他の商会と、ダンジョンの宣伝を・・・いや遠くの人を集め過ぎるのはダメか」


取り合えず私はそう思い直し商会を新たに立ち上げる事にしました。


「問題は冒険者かな、近場の冒険者を集めよ」


丁度中立国の冒険者とかが仕事を探してたりしてるし、ジェミルゴス王国の冒険者もうろうろしているわ、冒険者モンスターもいるからすぐにでも実行出来るね。


「移動を考えると1か月ってとこかな」


「うぅ~一人でブツブツ言ってるのに、どうしても勝てないよぉ~」


スイちゃんががっかりしています、ドンマイだよスイちゃん。


「スイちゃん、それよりそろそろ違うゲームにしないの?いつもならそろそろだよね」


「え!?・・・だってマコッチに一回も勝てないんだもん、一回でも勝てたら変えるよ」


そ、そうだったの!?確かに私が少し他の事で集中し過ぎた時に負けていた気が、最近は忙しくなかったからそんなときが無かったんだよね。


「じゃあスイちゃん助言をしてあげるよ、ババの位置を目で見ない方が良いよ」


「え!?」


「それとカードを揃えるのもね」


スイちゃんは並べるだけでなく、ハート、クラブ、ダイヤ、クローバーと赤黒赤黒と分けて持ってるの。

自分が分かりやすいようにするのは良いんだけど、それをしている限り私には勝てないのよ。


「って感じでしょスイちゃん」


「ど、どうして分かるのマコッチ!」


「ずっとそうしてたからよ、トランプは特に分かりやすかったわ」


そう言えば将棋とか、初めから並んでるからそう言った事にはならなかったのね。

マージャンをした時は運もあったから勝てないこともあったけど、あの時も結構並べてたね。


「うぅ~分かった、次からそうする」


「うんうん頑張ってね!?」


私がスイちゃんを撫でているとマリンとキュリーが見ているのに気付きました。


「主様そうだったのですか!」


「さすがマスターです!自分も次からは解らないように工夫をいたします」


あらら聞いてたのね、少し離れて画面を見てたから聞こえないと思ったけど、これは次からは私も本気を出さないとダメかもね。


「スイとやるよマリンキュリー、絶対マコッチを倒すんだからね」


「「はいスイ様」」


少し離れて3人でババ抜きをし始めました、倒すってちょっと違うんじゃないかな、まぁいいけど。


「次が楽しみね、じゃあ勇者のいる国セルフィルデイルから商会を立ち上げないとだわ」


通信をして各街の商会モンスターを選抜し、そして転移を開始しました。

セルフィルデイルは勇者召喚をしてるからか、結構食事が美味しい物があります。

でもそれ以外はあまり変わらなかったからそこら辺をだそうかな、後はもっと美味しい物もあるからそっちも出せばいいよね。


【所持DP】
12兆5057億7720万315P


【D P収入】

冒険者
4500万P

吸収率7倍効果
4500万P⇒3億1500万P

30日分
94億5000万P


ベルズの村
4500万P

吸収率7倍効果
4500万P⇒3億1500万P

30日
94億5000万P


兵士
10億P

3億P

8億P

仮街1
8億P

仮街2
5億P

仮街3
4億P

吸収率7倍効果
38億P⇒266億P

30日分
7980億P


【DP使用】

レアガチャ
6億P

その他
4億P


【残りDP】
13兆3216億7720万315P
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