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9章離れた場所
176話 圧倒的な戦い
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「来たねマコッチ」
「そうね、準備はできてるわ、そっちはお願いねスイちゃん」
マコッチです、ジェミルゴス王国がついにコルル街を攻撃しようとしています、森を出た所で待機してるんです。
「こっちはフェアリーたちに指示を出せば終わりだもん、直ぐに終わっちゃうよ、そうしたらスイもそっちを見るからね」
スイちゃんの方はドワーフの国ガラトヘルムの王都ドムラダダルがターゲットなの、その王都の近くにダンジョンの入り口が出来てるから、こっちが始まった直後に攻める予定なのですよ。
この世界の連絡は時間が掛かるから、同時ではなくてもいいんだけど、私がしたいんです。
「お願いねー、お!進軍し始めたね、スイちゃん初めていいよ」
「おっけー!」
スイちゃんが私の新しく作った通信用植物モンスター、ヒマワリ(100DP)に向かって話し始めました。
「こっちは早馬がコルルの街に向かってるわね、私もぬいぐるみを準備しよ」
軍隊が来ていたので、私はケティーちゃんみたいなぬいぐるみ、パンダのパティーちゃんを用意していたんです。
もちろんコルル街の街長とも話し合いが終わっています、まぁ話し合いと言っても外に出ないようにって言っただけです、いつものように生活をしてもらっていますよ。
私の兵士たちがやられて街の近くまで来てしまったら、地下部屋に逃げてもらう予定です、まあ無いと思いますけどね。
《パティーに切り替えて》
「会長代理殿、ほんとに使者が来ました、ど、どうするのですか」
「心配いりませんよ、ココルトコルコル街長さん、早馬の兵士には忠告をして帰ってもらってください、私は準備をします」
「わ、分かりました、よろしくお願いします」
街長にそう言って私は待機しています、だってこっちから攻撃は出来ないし、もう少し進軍してくれないと兵器を壊せないのよ、兵士たちは森に逃げてもらって捕まえる予定なの。
《そして2時間後》
「パティー殿つ、ついにきました」
街長さんが映像ハチドリの画面を見てソワソワしています、落ち着きましょうよ。
「そうですね、お!バリスタを撃つ準備をし始めたわ、じゃあ録画カモ、画面の録画よろしくね」
「ガガアァ」
今回の戦争を録画しないと困るかもしれないから新しいモンスター(録画カモ100DP)を用意しました、まあ必要ないと思いますけどね、あの国はこれで変わる予定ですから。
「ぱ、パティー殿撃ってきましたよ」
「そうね、でも大丈夫ゴーレムが撃ち落とすからね」
鳥のゴーレム(オリハルコンバード100体)が飛んできた矢を足で落としています、これで向こうから攻撃してきたことが解るわね。
そしてバリスタの後は、あの爆撃機モドキですよ、まあなにも出来ずに鳥のゴーレムに叩き落とされていますけどね、乗っていた人は他の鳥のゴーレム(ミスリルバード1000体)が捕まえて下ろしています。
「す、すごいですな!さすがマーコト商会の警護です」
「まだまだこれからですよ街長さん、もう絶対来ないようにします」
そうです、国のトップが変わるからしばらくは平気だけど、何年も経てばまた忘れるかもだからね、そうならないようにしますよ。
「な、何ですかあの七星テントウの様な巨人は!?ご、ゴーレムですか?」
「違います、あれはダンジョンに住んでいたフェアリーの使っていた物をマーコト商会で大きくした秘密兵器です」
やっとホントの大きさのが出来たのよ、乗っているのはフルプレートミニたちね、通信で攻撃を開始してバリスタを壊していきました。
今出来ている実物大のマジックバトラーは100機だけど、あの大きさですからね、全然相手になってないわ。
「すごいですな!相手の魔法も矢も効いていませんぞ」
「そうですね、そろそろ」
私が言う前に撤退を開始しました、予定通り森にね、あそこにはピエロとか冒険者モンスター、拘束スライムたちがいるんです。
まあ全兵士は捕まえません、ある程度ですよ、国に帰って戦ってもらわないといけませんからね。
「す、すごい!まるでドラゴン、いや鬼神のような強さですな」
「ありがとうございます作ったかいがありました」
これでコルル街の戦いは終わりました。
《マスタールームに戻り》
「何でよマコッチ!?どうしてスイよりも早いの!」
スイちゃんが怒りながらもフェアリーたちに指示を出しています、そう言われてもねぇ。
「相手が攻めてくるのと、こっちが攻めるのは違うのよスイちゃん、攻める方が時間が掛かるの」
「そうなの?じゃあいいや」
スイちゃんが指示出しに集中しだしたわ、ドワーフの王都を包囲して音声で忠告しています。
しばらく王都を攻めてるんだけど、被害をなるべく出さないような装備だから時間が掛かってるのよ。
相手の攻撃は効いてないけど、ほんと時間が掛かるわ。
「もう少し掛かるかな、それまでマリンたちを見てようかな」
マリンたちにはジェミルゴス王国のクーデターを見てもらっています、このタイミングで第3王子が仕掛けました。
「あ!?主様、あの男が移動を開始したです」
「ほんとね、じゃあ予定通り誘導して頂戴、出来れば被害者を出したくないけど、こればかりはどうしようもないわ、説得できなかった私の力不足ね」
ジェヅ君のお兄さんはどうしても諦めてくれなかったわ、あのまま死にに行きそうだったから少し支援して、討てるようにしたの、その後の心の傷は時間を掛けて治してもらう予定よ、クリスの説教も効かないんだものどうしようもないわ。
《そして第1王子は半数の兵士とともに王都に戻り、第3王子を討ち国王になったのである》
「そうね、準備はできてるわ、そっちはお願いねスイちゃん」
マコッチです、ジェミルゴス王国がついにコルル街を攻撃しようとしています、森を出た所で待機してるんです。
「こっちはフェアリーたちに指示を出せば終わりだもん、直ぐに終わっちゃうよ、そうしたらスイもそっちを見るからね」
スイちゃんの方はドワーフの国ガラトヘルムの王都ドムラダダルがターゲットなの、その王都の近くにダンジョンの入り口が出来てるから、こっちが始まった直後に攻める予定なのですよ。
この世界の連絡は時間が掛かるから、同時ではなくてもいいんだけど、私がしたいんです。
「お願いねー、お!進軍し始めたね、スイちゃん初めていいよ」
「おっけー!」
スイちゃんが私の新しく作った通信用植物モンスター、ヒマワリ(100DP)に向かって話し始めました。
「こっちは早馬がコルルの街に向かってるわね、私もぬいぐるみを準備しよ」
軍隊が来ていたので、私はケティーちゃんみたいなぬいぐるみ、パンダのパティーちゃんを用意していたんです。
もちろんコルル街の街長とも話し合いが終わっています、まぁ話し合いと言っても外に出ないようにって言っただけです、いつものように生活をしてもらっていますよ。
私の兵士たちがやられて街の近くまで来てしまったら、地下部屋に逃げてもらう予定です、まあ無いと思いますけどね。
《パティーに切り替えて》
「会長代理殿、ほんとに使者が来ました、ど、どうするのですか」
「心配いりませんよ、ココルトコルコル街長さん、早馬の兵士には忠告をして帰ってもらってください、私は準備をします」
「わ、分かりました、よろしくお願いします」
街長にそう言って私は待機しています、だってこっちから攻撃は出来ないし、もう少し進軍してくれないと兵器を壊せないのよ、兵士たちは森に逃げてもらって捕まえる予定なの。
《そして2時間後》
「パティー殿つ、ついにきました」
街長さんが映像ハチドリの画面を見てソワソワしています、落ち着きましょうよ。
「そうですね、お!バリスタを撃つ準備をし始めたわ、じゃあ録画カモ、画面の録画よろしくね」
「ガガアァ」
今回の戦争を録画しないと困るかもしれないから新しいモンスター(録画カモ100DP)を用意しました、まあ必要ないと思いますけどね、あの国はこれで変わる予定ですから。
「ぱ、パティー殿撃ってきましたよ」
「そうね、でも大丈夫ゴーレムが撃ち落とすからね」
鳥のゴーレム(オリハルコンバード100体)が飛んできた矢を足で落としています、これで向こうから攻撃してきたことが解るわね。
そしてバリスタの後は、あの爆撃機モドキですよ、まあなにも出来ずに鳥のゴーレムに叩き落とされていますけどね、乗っていた人は他の鳥のゴーレム(ミスリルバード1000体)が捕まえて下ろしています。
「す、すごいですな!さすがマーコト商会の警護です」
「まだまだこれからですよ街長さん、もう絶対来ないようにします」
そうです、国のトップが変わるからしばらくは平気だけど、何年も経てばまた忘れるかもだからね、そうならないようにしますよ。
「な、何ですかあの七星テントウの様な巨人は!?ご、ゴーレムですか?」
「違います、あれはダンジョンに住んでいたフェアリーの使っていた物をマーコト商会で大きくした秘密兵器です」
やっとホントの大きさのが出来たのよ、乗っているのはフルプレートミニたちね、通信で攻撃を開始してバリスタを壊していきました。
今出来ている実物大のマジックバトラーは100機だけど、あの大きさですからね、全然相手になってないわ。
「すごいですな!相手の魔法も矢も効いていませんぞ」
「そうですね、そろそろ」
私が言う前に撤退を開始しました、予定通り森にね、あそこにはピエロとか冒険者モンスター、拘束スライムたちがいるんです。
まあ全兵士は捕まえません、ある程度ですよ、国に帰って戦ってもらわないといけませんからね。
「す、すごい!まるでドラゴン、いや鬼神のような強さですな」
「ありがとうございます作ったかいがありました」
これでコルル街の戦いは終わりました。
《マスタールームに戻り》
「何でよマコッチ!?どうしてスイよりも早いの!」
スイちゃんが怒りながらもフェアリーたちに指示を出しています、そう言われてもねぇ。
「相手が攻めてくるのと、こっちが攻めるのは違うのよスイちゃん、攻める方が時間が掛かるの」
「そうなの?じゃあいいや」
スイちゃんが指示出しに集中しだしたわ、ドワーフの王都を包囲して音声で忠告しています。
しばらく王都を攻めてるんだけど、被害をなるべく出さないような装備だから時間が掛かってるのよ。
相手の攻撃は効いてないけど、ほんと時間が掛かるわ。
「もう少し掛かるかな、それまでマリンたちを見てようかな」
マリンたちにはジェミルゴス王国のクーデターを見てもらっています、このタイミングで第3王子が仕掛けました。
「あ!?主様、あの男が移動を開始したです」
「ほんとね、じゃあ予定通り誘導して頂戴、出来れば被害者を出したくないけど、こればかりはどうしようもないわ、説得できなかった私の力不足ね」
ジェヅ君のお兄さんはどうしても諦めてくれなかったわ、あのまま死にに行きそうだったから少し支援して、討てるようにしたの、その後の心の傷は時間を掛けて治してもらう予定よ、クリスの説教も効かないんだものどうしようもないわ。
《そして第1王子は半数の兵士とともに王都に戻り、第3王子を討ち国王になったのである》
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