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8章聖戦?
155話 バンヨウの告白
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「はぁ~まさかお姉さまのスキルで成長出来るとは思いませんでした」
どうもバンヨウです、今コルル街の宿を目指して歩いています。
「バンヨウ姉、テミルが嫌いです?」
「そんなことないわラビーむしろ好きよ、でも私たちはマコッチお姉さまの為に存在しているの、自分の幸せの為じゃ無いわ」
今テミルといるのもお姉さまの為です、その過程で好きになったのにそっちを優先するなんて、何だかダメな気がします。
「主様も許してるワン、何がいけないワン?」
ポチーノが言ってきました、確かにそう言われましたよ、そうなんです、そうなんですけっど!!私の気持ちの問題なんですよ。
「でもテミルとバンヨウ姉が番いになっても冒険者は続けるです、それなら主様の為になるです」
ラビーが言ってきました、そうなんです、今までと同じく冒険者として過ごせば問題ないんです。
色々言い訳をしていますが、私がテミルに答えを言うのが怖いだけです。
「解っています、さぁ宿に急ぎましょう」
2人にそう言って宿に向かい、テミルの部屋の前にきました。
(コンコン)
「テミルいますか?」
私はテミルの部屋をノックし中で返事があったので入りました、テミルが私たちを見て驚いています。
「テミル私たちが分かりますか?」
「そ、そりゃー分かるけど、急なんだねどうして進化出来たの?」
私たちはマコッチお姉さまの事をある人と言って説明しました、テミルは少し疑問に思っているようでしたが解ってくれたようです。
「なるほどね、じゃあその人が進化を手伝ってくれたんだ」
「はい、そして私たちは進化して帰ってきました、これからもよろしくお願いしますテミル」
「よろしくです」
「よろしくワン」
「うんよろしくね」
皆で改めて挨拶をしました、何だか少し恥かしいですね、でもこれからもっと恥かしい事が待っているんですよね。
「それで体の大きさが変わったので、衣服とかを買いに行こうと思うので、明日は休みにしたいのです、いいですかテミル」
「それは良いけど・・・バンヨウそれよりも言う事があるでしょ、僕だってあの時恥ずかしかったんだから、今教えてよ」
テミルが真剣な顔で言ってきました、うぅ~明日とか二人がいない時とかが良かったです。
「バンヨウ姉、覚悟を決めるです」
「そうだワン!もう答えは決まってるワン」
ラビーに背中を押され、ポチーノがそう言いました、それでは答えを言ってるような物でしょポチーノ!
「分かってます・・・テミル、私はあなたの告白をお受けします、結婚しましょう」
そう言ったらテミルが嬉しそうな顔をした後、少し難しい顔をしています、どうしてでしょう?
「バンヨウ、それはバンヨウの本心なんだよね?」
「そうですね、そうなります」
「じゃあさ、好きって・・・愛してるって言ってよ!僕はあの時言ったし、バンヨウからは聞いてない」
好きと言ったからどうだというのでしょうか?確かに言ってませんけど、テミルの告白には答えているのですよ。
「もしかして、そのある人に言われたからじゃないの?それなら僕は嫌だ!」
テミルが怒りだしてしまいました。
確かに進化を手伝い、名前も言わない人が後ろにいたら、命令でしていると思うかもしれません。
それにポチーノが返事は決まっているとも言いました、それは命令をされて仕方なくと勘違いするかもしれませんね。
「テミル、命令をされてはいません、むしろ私の自由にしていいと言われているんです、だから私はあなたの申し出を受けるんです」
「・・・」
テミルが黙って聞いています、きっとまだ信用してないのですね。
「テミル、私はあなたが好きよ・・・そのことに気付いたのは、あなたの妹さんに言われた時なの」
「ミルアが?」
テミルが顔を上げて不思議に思っているわ、そうあの時自覚しました、私がテミルに仲間以上の感情を持っていると。
「私は最初あなたを逸材としか見ていませんでした、でも私の訓練を必死で行っているあなたを見て、段々愛おしく感じていたんです」
「でもそれは」
「待って最後まで聞いて」
私はテミルの口を手で押さえて言葉を制しました、そうこの愛おしいは子供や教え子といった者たちに贈る物です、テミルの愛とは違います。
でもテミルが強くなり、背中を任せられるほどになると違った見方になったんです、妹さんに言われてハッキリしました。
「私の愛おしいがいつのまにか愛に代わっていたんですよ、テミルが変えたんです、だから私から言います」
手を離して私はテミルをじっと見つめました、今は私の方が大きくなってしまったけど、とてもたくましくなりましたね。
「私はあなたが好きです、愛しています!私と結婚してくれますか」
私は手を前に出しました、テミルは手を握ってくれるでしょうか?すごくドキドキします、さっき言った言葉もそうですけど、待っている時間がすごく長く感じます。
「やっと聞けた、ほんとは僕の事好きじゃないのかと思ったよ」
少しして私の手が握られました、良かったです。
「そんなはずないです」
「そうだワン、姉さんはいつもテミルの事しか話さないワンよ」
2人が結果を聞いて言ってきました、ポチーノ!余計なことを言わないでください。
「ははそうなんだ・・・バンヨウごめんね、どうしても僕は確認したかったんだ」
「良いんですよテミル、遅れてすみませんでした、愛してます」
そう言って抱きしめ合いました、とても幸せです、これからずっとこれが続くんですね。
どうもバンヨウです、今コルル街の宿を目指して歩いています。
「バンヨウ姉、テミルが嫌いです?」
「そんなことないわラビーむしろ好きよ、でも私たちはマコッチお姉さまの為に存在しているの、自分の幸せの為じゃ無いわ」
今テミルといるのもお姉さまの為です、その過程で好きになったのにそっちを優先するなんて、何だかダメな気がします。
「主様も許してるワン、何がいけないワン?」
ポチーノが言ってきました、確かにそう言われましたよ、そうなんです、そうなんですけっど!!私の気持ちの問題なんですよ。
「でもテミルとバンヨウ姉が番いになっても冒険者は続けるです、それなら主様の為になるです」
ラビーが言ってきました、そうなんです、今までと同じく冒険者として過ごせば問題ないんです。
色々言い訳をしていますが、私がテミルに答えを言うのが怖いだけです。
「解っています、さぁ宿に急ぎましょう」
2人にそう言って宿に向かい、テミルの部屋の前にきました。
(コンコン)
「テミルいますか?」
私はテミルの部屋をノックし中で返事があったので入りました、テミルが私たちを見て驚いています。
「テミル私たちが分かりますか?」
「そ、そりゃー分かるけど、急なんだねどうして進化出来たの?」
私たちはマコッチお姉さまの事をある人と言って説明しました、テミルは少し疑問に思っているようでしたが解ってくれたようです。
「なるほどね、じゃあその人が進化を手伝ってくれたんだ」
「はい、そして私たちは進化して帰ってきました、これからもよろしくお願いしますテミル」
「よろしくです」
「よろしくワン」
「うんよろしくね」
皆で改めて挨拶をしました、何だか少し恥かしいですね、でもこれからもっと恥かしい事が待っているんですよね。
「それで体の大きさが変わったので、衣服とかを買いに行こうと思うので、明日は休みにしたいのです、いいですかテミル」
「それは良いけど・・・バンヨウそれよりも言う事があるでしょ、僕だってあの時恥ずかしかったんだから、今教えてよ」
テミルが真剣な顔で言ってきました、うぅ~明日とか二人がいない時とかが良かったです。
「バンヨウ姉、覚悟を決めるです」
「そうだワン!もう答えは決まってるワン」
ラビーに背中を押され、ポチーノがそう言いました、それでは答えを言ってるような物でしょポチーノ!
「分かってます・・・テミル、私はあなたの告白をお受けします、結婚しましょう」
そう言ったらテミルが嬉しそうな顔をした後、少し難しい顔をしています、どうしてでしょう?
「バンヨウ、それはバンヨウの本心なんだよね?」
「そうですね、そうなります」
「じゃあさ、好きって・・・愛してるって言ってよ!僕はあの時言ったし、バンヨウからは聞いてない」
好きと言ったからどうだというのでしょうか?確かに言ってませんけど、テミルの告白には答えているのですよ。
「もしかして、そのある人に言われたからじゃないの?それなら僕は嫌だ!」
テミルが怒りだしてしまいました。
確かに進化を手伝い、名前も言わない人が後ろにいたら、命令でしていると思うかもしれません。
それにポチーノが返事は決まっているとも言いました、それは命令をされて仕方なくと勘違いするかもしれませんね。
「テミル、命令をされてはいません、むしろ私の自由にしていいと言われているんです、だから私はあなたの申し出を受けるんです」
「・・・」
テミルが黙って聞いています、きっとまだ信用してないのですね。
「テミル、私はあなたが好きよ・・・そのことに気付いたのは、あなたの妹さんに言われた時なの」
「ミルアが?」
テミルが顔を上げて不思議に思っているわ、そうあの時自覚しました、私がテミルに仲間以上の感情を持っていると。
「私は最初あなたを逸材としか見ていませんでした、でも私の訓練を必死で行っているあなたを見て、段々愛おしく感じていたんです」
「でもそれは」
「待って最後まで聞いて」
私はテミルの口を手で押さえて言葉を制しました、そうこの愛おしいは子供や教え子といった者たちに贈る物です、テミルの愛とは違います。
でもテミルが強くなり、背中を任せられるほどになると違った見方になったんです、妹さんに言われてハッキリしました。
「私の愛おしいがいつのまにか愛に代わっていたんですよ、テミルが変えたんです、だから私から言います」
手を離して私はテミルをじっと見つめました、今は私の方が大きくなってしまったけど、とてもたくましくなりましたね。
「私はあなたが好きです、愛しています!私と結婚してくれますか」
私は手を前に出しました、テミルは手を握ってくれるでしょうか?すごくドキドキします、さっき言った言葉もそうですけど、待っている時間がすごく長く感じます。
「やっと聞けた、ほんとは僕の事好きじゃないのかと思ったよ」
少しして私の手が握られました、良かったです。
「そんなはずないです」
「そうだワン、姉さんはいつもテミルの事しか話さないワンよ」
2人が結果を聞いて言ってきました、ポチーノ!余計なことを言わないでください。
「ははそうなんだ・・・バンヨウごめんね、どうしても僕は確認したかったんだ」
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そう言って抱きしめ合いました、とても幸せです、これからずっとこれが続くんですね。
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