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7章学校
118話 相談
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『っと言うわけなんだけど、どうしたらいいかな?』
私は次の日、並列思考を使ってテンサルに通信を掛けました。
『さすが師匠って感じですね、どうやったらそんなすごい事が出来るんですか』
『だって私の教育ってこんな感じなのよ、他の街や村ではもっと先に行ってるわ』
そうなのよ、最初の1村では今、中学1年生くらいの教育をしています、私的には日本の義務教育までをするつもりよ。
『はぁ~分かりました、武器や防具は渡してもミスリルまでですね、あ!全部がミスリルではないのですからね、くれぐれも全部のにしないでくださいね』
なるほど、商品を見ると確かに防具のつなぎ部分とかには鉄や銅を使っている物があり武器は刀身だけがミスリルの物がありました、DP的には倍くらい違うわね。
そしてモンスターの素材武具はシルバーランクで倒せる辺りと言われました、てことはオーガくらいからダメね。
と言う事はアイアンリザードとかリザードマン辺りかしら?ちょっと強くしてグリズリーとかかな。
『分ったわ、ありがとテンサル』
『いえ、師匠のお役に立てて光栄です、いつでも申し付けてください』
テンサルとの通信を切り、私は子供たちのプレゼントを考えましたが、もう少し情報が欲しいのでリサたちにも聞くことにしました。
「へぇ~マコッチはそんなこともし始めたの?」
次の日ちょうどリサたちが来たので転移して聞いてみたの。
「まあ、次代を育てるのは大切だと思ったからよリンちゃん、でも大変なの」
私の大変という言葉を聞いてみんなが考えてしまっています。
「なるほどねぇ、あたしだったらやっぱりミスリルの装備ね」
「でもティア、ミスリルは子供には早いわよ」
「ん、使いこなせない」
そうなの?普通に使うだけじゃないのね、図書室で調べてみようかしら。
「でもすげぇなマコッチは、生徒全員を満点合格だなんてよ」
「た、確かにあたしだったら無理かも」
アンナとティアが頷きながら言ってます、今のあの子たちなら、ケアレスミスさえなければ出来るのよ、だから前向きに用意しようとしてるの。
「みんなありがとね、参考にさせてもらうわ」
「どういたしまして」
リサたちとの話し合いを終わらせて転移してあげました、もちろん報酬として色々渡しましたよ、食料とかをね・・・さてどうしようかしら。
『マコッチ他の冒険者には聞かないの?』
「スイちゃんまだあの人たちには早いわ、まあもう少し検討していいのが決められなかったら、聞いてもいいけど」
スイちゃんが言っている他の冒険者とは、ガラングランとミスリルの片鱗です、あの人たちはまだこの部屋には来させていません、各街の家を買いその地下に来てもらっているのよ。
ガラングランとミスリルの片鱗にはリサたちと似た装備を渡しました、まぁネックレスは渡してないけどね。
あれはなるべく出さない方が良いと思ったの、それと転生者のジェヅ君は向こうの話をしたそうにしていたね。
もちろん二つのPT一緒ではないですよ、バラバラの日に別の街で会いました。
「う~んやっぱりミスリルは早いかな、鉄の付与装備にしましょ」
『ケティーで調べたんだねマコッチ』
「ええ、図書室の資料でもやっぱりミスリル辺りから希少な鉱石なの、だからなるべく出さない方が良いわ」
頑張っているあの子たちには悪いけどね、まあ学園卒業の時には渡してもいいかしら。
私は取り敢えず付与の一番高い物を用意しました、化粧品を選んだ子たちには新商品を渡す予定です。
「後気になったのはポーションを書いた子ね」
『まあそうだね、使う予定があるって事だもんね』
そうなの、その子は結構遠くの男爵家の次男で、アルトエイザって子です、もしかしたらと思って調べたら、どうやら母親がけがをして両目が見えないみたいなのよ。
『でもマコッチ』
「言わなくても分かるわスイちゃん、まだ調べてないけど、きっと上級ポーションじゃ治らないわ、特級かエリクサーじゃないとね」
ラットの情報でアルト君は今必死に勉強をしています、なのでどうにかしてあげたいの。
『マコッチの顔を見れば分かるね』
「まあね、でも試験で満点を取ってからよ、それは譲らないわ」
『そんなこと言って、どうせ他の方法で助けるくせに』
まあね、念のためアルト君の母親がいる街に、冒険者モンスターを向かわせました、ガチャはしょっちゅう回しているのでどうしても冒険者モンスターが出ちゃうのよ。
なので今は人族の街から他種族の街に行くようにしています、だって噂になり過ぎたの、いきなり強い冒険者ってそういないからってね。
後は商人ですね、就職希望者が多かったから、ガチャのモンスターと一緒に他の村や街に行かせています、おかげで大商会になってしまいました。
私は次の日、並列思考を使ってテンサルに通信を掛けました。
『さすが師匠って感じですね、どうやったらそんなすごい事が出来るんですか』
『だって私の教育ってこんな感じなのよ、他の街や村ではもっと先に行ってるわ』
そうなのよ、最初の1村では今、中学1年生くらいの教育をしています、私的には日本の義務教育までをするつもりよ。
『はぁ~分かりました、武器や防具は渡してもミスリルまでですね、あ!全部がミスリルではないのですからね、くれぐれも全部のにしないでくださいね』
なるほど、商品を見ると確かに防具のつなぎ部分とかには鉄や銅を使っている物があり武器は刀身だけがミスリルの物がありました、DP的には倍くらい違うわね。
そしてモンスターの素材武具はシルバーランクで倒せる辺りと言われました、てことはオーガくらいからダメね。
と言う事はアイアンリザードとかリザードマン辺りかしら?ちょっと強くしてグリズリーとかかな。
『分ったわ、ありがとテンサル』
『いえ、師匠のお役に立てて光栄です、いつでも申し付けてください』
テンサルとの通信を切り、私は子供たちのプレゼントを考えましたが、もう少し情報が欲しいのでリサたちにも聞くことにしました。
「へぇ~マコッチはそんなこともし始めたの?」
次の日ちょうどリサたちが来たので転移して聞いてみたの。
「まあ、次代を育てるのは大切だと思ったからよリンちゃん、でも大変なの」
私の大変という言葉を聞いてみんなが考えてしまっています。
「なるほどねぇ、あたしだったらやっぱりミスリルの装備ね」
「でもティア、ミスリルは子供には早いわよ」
「ん、使いこなせない」
そうなの?普通に使うだけじゃないのね、図書室で調べてみようかしら。
「でもすげぇなマコッチは、生徒全員を満点合格だなんてよ」
「た、確かにあたしだったら無理かも」
アンナとティアが頷きながら言ってます、今のあの子たちなら、ケアレスミスさえなければ出来るのよ、だから前向きに用意しようとしてるの。
「みんなありがとね、参考にさせてもらうわ」
「どういたしまして」
リサたちとの話し合いを終わらせて転移してあげました、もちろん報酬として色々渡しましたよ、食料とかをね・・・さてどうしようかしら。
『マコッチ他の冒険者には聞かないの?』
「スイちゃんまだあの人たちには早いわ、まあもう少し検討していいのが決められなかったら、聞いてもいいけど」
スイちゃんが言っている他の冒険者とは、ガラングランとミスリルの片鱗です、あの人たちはまだこの部屋には来させていません、各街の家を買いその地下に来てもらっているのよ。
ガラングランとミスリルの片鱗にはリサたちと似た装備を渡しました、まぁネックレスは渡してないけどね。
あれはなるべく出さない方が良いと思ったの、それと転生者のジェヅ君は向こうの話をしたそうにしていたね。
もちろん二つのPT一緒ではないですよ、バラバラの日に別の街で会いました。
「う~んやっぱりミスリルは早いかな、鉄の付与装備にしましょ」
『ケティーで調べたんだねマコッチ』
「ええ、図書室の資料でもやっぱりミスリル辺りから希少な鉱石なの、だからなるべく出さない方が良いわ」
頑張っているあの子たちには悪いけどね、まあ学園卒業の時には渡してもいいかしら。
私は取り敢えず付与の一番高い物を用意しました、化粧品を選んだ子たちには新商品を渡す予定です。
「後気になったのはポーションを書いた子ね」
『まあそうだね、使う予定があるって事だもんね』
そうなの、その子は結構遠くの男爵家の次男で、アルトエイザって子です、もしかしたらと思って調べたら、どうやら母親がけがをして両目が見えないみたいなのよ。
『でもマコッチ』
「言わなくても分かるわスイちゃん、まだ調べてないけど、きっと上級ポーションじゃ治らないわ、特級かエリクサーじゃないとね」
ラットの情報でアルト君は今必死に勉強をしています、なのでどうにかしてあげたいの。
『マコッチの顔を見れば分かるね』
「まあね、でも試験で満点を取ってからよ、それは譲らないわ」
『そんなこと言って、どうせ他の方法で助けるくせに』
まあね、念のためアルト君の母親がいる街に、冒険者モンスターを向かわせました、ガチャはしょっちゅう回しているのでどうしても冒険者モンスターが出ちゃうのよ。
なので今は人族の街から他種族の街に行くようにしています、だって噂になり過ぎたの、いきなり強い冒険者ってそういないからってね。
後は商人ですね、就職希望者が多かったから、ガチャのモンスターと一緒に他の村や街に行かせています、おかげで大商会になってしまいました。
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