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7章学校
117話 私だけ?
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「聞いてないんですけど」
「今言いましたわよ、なので準備をお願いします、期日は1週間後です」
どうもケティーです、私は今、眼鏡美人のイビルディアさんに学年別で試験があることを伝えられました。
でも対面していません、イビルディア先生の膝の上で撫でられながら聞いています。
「1週間後の筆記試験は各クラスで行いますが、それから更に1週間後の実技試験は外に遠征に行きます」
イビルディア先生に撫でられながら聞きましたが、どうやら筆記は小学1年生並みのテストらしいです。
1年生全員でのことだから他のクラスが基準なのでしょうがないよね、うちの子たちなら余裕だわ。
そして実技では近くの森に行き、そこで1泊して、次の夕方まで過ごすと言うものでした。
貴族の子が多いのにそんなことをするんだねっと思いましたが、学園の行事なんですねって事で理解しました。
「分かりました、では私は教室に戻りますね」
「あ!もう少し撫でていたかったなぁ」
イビルディア先生の膝の上から飛び降りて、礼をして部屋を出ました、あの人最近私を撫でるのに抵抗なくなって来ましたね、別にいいけど。
それに笑顔が少し緩んできました、もう少しで良い笑顔を見れそうね。
「何言ってるんですか先生、そんな事知ってますよ」
私は教室に戻って生徒に報告したらファラン君が言ってきました、他の子も頷いています・・・そうなんだ私だけなのね。
「でもよぉ内容が低すぎだよな、まあケティー先生の授業がずば抜けてるってことだけどさ」
アステカル君が言っていますね、どうやら過去問を行っているらしいです、確かに今のこの子たちはすでに、ここを卒業できるくらいの実力を持ってますからね。
これはやる気を出して貰う為にも何か考えようかな?
「じゃあ、全員満点を取ったら私から何かみんなに贈り物をあげるわ」
「「「「え!?」」」」
みんなが驚いて私を見ています、全員満点はさすがにしっかりやらないと無理だからね。
「何がいいかしらね」
「先生!わ、わたくし魔法のスクロールがいいですわ」
「あ!ずりーぞ、じゃあ俺は剣に使えるスクロールがいい」
みんながそれぞれ欲しい物を言っています、まぁみんなには渡せるけど、甘やかしすぎかな?でも満点合格だし、それくらい良いよね。
「分ったわ、じゃあ欲しい物をこの紙に書いておいてね、私からのプレゼントって事で準備しておくわ」
「「「「やったー!」」」」
こらこら、まだ満点合格をしたわけではないのよ、まあこれならやる気は十分だわね。
それからは普通に授業をして、私に準備されている教師用の部屋でそれぞれの要望を読みました。
「ふむふむ、ほとんど剣と魔法のスクロールね」
やはりスキルを覚えるのは大変だからかスクロールが多かったです、図書室で調べた結果、剣や魔法は結構練習をしないと使えないことが分かりました。
そして訓練をして属性や剣技のレベルがステータスに載ります、それでやっと個々の訓練をするそうです、なので表示がされてもしばらくはずっと練習をしないといけないんです。
苦手な物では数年練習をしても載らないことがあるそうですよ。
「だからみんな必死で私に言って来るんだよねぇ」
生徒たちは自分のステータスを見てからは率先して自分の得意な物をするようになりました。
「出来るだけ早くスキルを習得したいのね、わかるけどさ」
私は初級の習得方法を大体把握しているの、だって村や街で訓練させてたからね。
だからここに来て、あの子たちが初級を全部持ってなかったのを不思議に思ってたのよね。
あと他はポーションとか武器とかが書いてありました、変わった物でマーコト商会の化粧品とかもありましたね。
「まぁこれなら準備出来るけど、武器とかは何が欲しいかが書いてないわね」
ポーションとかは上級と書いてあって分かりやすいんだけど、武器や防具はそのままで書いてありどんな物って書いてありません、普通に鉄の剣とか何かのモンスターの素材の剣やミスリルの剣って書いてほしかったわ。
「本人に聞いてもいいけど、きっとどこまでいいかとか聞かれそうなんだよね・・・これはテンサルかベルティーナに聞いた方がいいかな」
授業でオリハルコンを使ってるから、ひょっとしたらそこら辺を言ってきちゃうかもしれないもんね、もちろん断るけど、あの子たちの命が危ないかもしれないわ、どこかで聞いてる悪い奴に捕まるかもしれないしね。
私はそう判断し後日、相談するって事でその日の操作を終わりました。
【所持DP】
4兆7783億9120万315P
【D P収入】
冒険者
700万P
吸収率7倍効果
700万P⇒4900万P
15日分
7億3500万P
ベルズの村
4500万P
吸収率7倍効果
4500万P⇒3億1500万P
15日
47億2500万P
兵士
8億P
村
1億P
街
5億P
仮街1
8億P
吸収率7倍効果
22億P⇒154億P
15日分
2310億P
【DP使用】
レアガチャ
2億P
ガチャ
1億P
その他
3億P
【残りDP】
5兆148億5120万315P
「今言いましたわよ、なので準備をお願いします、期日は1週間後です」
どうもケティーです、私は今、眼鏡美人のイビルディアさんに学年別で試験があることを伝えられました。
でも対面していません、イビルディア先生の膝の上で撫でられながら聞いています。
「1週間後の筆記試験は各クラスで行いますが、それから更に1週間後の実技試験は外に遠征に行きます」
イビルディア先生に撫でられながら聞きましたが、どうやら筆記は小学1年生並みのテストらしいです。
1年生全員でのことだから他のクラスが基準なのでしょうがないよね、うちの子たちなら余裕だわ。
そして実技では近くの森に行き、そこで1泊して、次の夕方まで過ごすと言うものでした。
貴族の子が多いのにそんなことをするんだねっと思いましたが、学園の行事なんですねって事で理解しました。
「分かりました、では私は教室に戻りますね」
「あ!もう少し撫でていたかったなぁ」
イビルディア先生の膝の上から飛び降りて、礼をして部屋を出ました、あの人最近私を撫でるのに抵抗なくなって来ましたね、別にいいけど。
それに笑顔が少し緩んできました、もう少しで良い笑顔を見れそうね。
「何言ってるんですか先生、そんな事知ってますよ」
私は教室に戻って生徒に報告したらファラン君が言ってきました、他の子も頷いています・・・そうなんだ私だけなのね。
「でもよぉ内容が低すぎだよな、まあケティー先生の授業がずば抜けてるってことだけどさ」
アステカル君が言っていますね、どうやら過去問を行っているらしいです、確かに今のこの子たちはすでに、ここを卒業できるくらいの実力を持ってますからね。
これはやる気を出して貰う為にも何か考えようかな?
「じゃあ、全員満点を取ったら私から何かみんなに贈り物をあげるわ」
「「「「え!?」」」」
みんなが驚いて私を見ています、全員満点はさすがにしっかりやらないと無理だからね。
「何がいいかしらね」
「先生!わ、わたくし魔法のスクロールがいいですわ」
「あ!ずりーぞ、じゃあ俺は剣に使えるスクロールがいい」
みんながそれぞれ欲しい物を言っています、まぁみんなには渡せるけど、甘やかしすぎかな?でも満点合格だし、それくらい良いよね。
「分ったわ、じゃあ欲しい物をこの紙に書いておいてね、私からのプレゼントって事で準備しておくわ」
「「「「やったー!」」」」
こらこら、まだ満点合格をしたわけではないのよ、まあこれならやる気は十分だわね。
それからは普通に授業をして、私に準備されている教師用の部屋でそれぞれの要望を読みました。
「ふむふむ、ほとんど剣と魔法のスクロールね」
やはりスキルを覚えるのは大変だからかスクロールが多かったです、図書室で調べた結果、剣や魔法は結構練習をしないと使えないことが分かりました。
そして訓練をして属性や剣技のレベルがステータスに載ります、それでやっと個々の訓練をするそうです、なので表示がされてもしばらくはずっと練習をしないといけないんです。
苦手な物では数年練習をしても載らないことがあるそうですよ。
「だからみんな必死で私に言って来るんだよねぇ」
生徒たちは自分のステータスを見てからは率先して自分の得意な物をするようになりました。
「出来るだけ早くスキルを習得したいのね、わかるけどさ」
私は初級の習得方法を大体把握しているの、だって村や街で訓練させてたからね。
だからここに来て、あの子たちが初級を全部持ってなかったのを不思議に思ってたのよね。
あと他はポーションとか武器とかが書いてありました、変わった物でマーコト商会の化粧品とかもありましたね。
「まぁこれなら準備出来るけど、武器とかは何が欲しいかが書いてないわね」
ポーションとかは上級と書いてあって分かりやすいんだけど、武器や防具はそのままで書いてありどんな物って書いてありません、普通に鉄の剣とか何かのモンスターの素材の剣やミスリルの剣って書いてほしかったわ。
「本人に聞いてもいいけど、きっとどこまでいいかとか聞かれそうなんだよね・・・これはテンサルかベルティーナに聞いた方がいいかな」
授業でオリハルコンを使ってるから、ひょっとしたらそこら辺を言ってきちゃうかもしれないもんね、もちろん断るけど、あの子たちの命が危ないかもしれないわ、どこかで聞いてる悪い奴に捕まるかもしれないしね。
私はそう判断し後日、相談するって事でその日の操作を終わりました。
【所持DP】
4兆7783億9120万315P
【D P収入】
冒険者
700万P
吸収率7倍効果
700万P⇒4900万P
15日分
7億3500万P
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4500万P
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4500万P⇒3億1500万P
15日
47億2500万P
兵士
8億P
村
1億P
街
5億P
仮街1
8億P
吸収率7倍効果
22億P⇒154億P
15日分
2310億P
【DP使用】
レアガチャ
2億P
ガチャ
1億P
その他
3億P
【残りDP】
5兆148億5120万315P
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