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4章陰で
68話 きな臭い
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「アレンが言うには、今度の3か国大会議ってので話題に挙がるんじゃないかって話なのよ」
『え!?3か国会議って・・・そんなに大きくなってるの?』
スイちゃんが驚いて聞いてきました、そりゃー驚くよね、3つの大きな国の会議だもんね。
どうしてかここに人族の3大国が隣接してるのよね、西の国は同じくらい大きいけど中立国らしいわ。
その他は小さな国が結構広がってるのよ、そしてどうして私が知っているかといいますと、ラットとスズメたちに調べてもらいました、もうかなりの広範囲に広がってるわ。
「いやいや違うのよスイちゃん、おそらくチクっと言われるだけよ、ダンジョンが絡んでるしこっちには非はないもの」
そう、恐らく向こうは注意をしろと言ってくるわ、そしてそれが出来ないならって感じね。
『マコッチ平気なの?』
「こっちから案を出さないと多分まずいわ、でもねこっちの外交官は優秀らしいの、ベルティーナ姫様って言ってたわ」
『姫様なんだ、でも優秀なら平気だね』
まあ優秀なら誰でもいいわ、問題はあの件よ。
「ラクロナイトを護衛に希望してるらしくて、今移動中なのよ、うふふふ、あの子ガランネともいい感じなのよねー」
アレンも一緒で、今度は家族で王都に向かっているわ、理由を付けてセントバたちと、護衛にモンスター冒険者を同行させてるんだけど、どうも狙われているようなの、一度襲われているわ、これが問題なのよね。
『マコッチは保護者としても優秀だね』
「何言ってるのよスイちゃん!召喚した者として当たり前なの、しっかり教育はして行くわよ」
『ハイハイ、それでまた襲ってくるの?』
みんなで画面を見ているのでスイちゃんも心配しているわ。
「そうねまだ来てるわ、数も結構いるんだけど、分散してるのよね、出所が違うのかしら?」
襲って来た者は解放してラットやスズメで尾行してます、明日にはわかるでしょ。
『雇い主が違うんだね・・・やっぱり何処も、このダンジョンに関係してるのかな?』
「それはそうよ、みんな利益になってるから欲しいのよ」
みんな欲しいのは分かるけど、アレンを襲撃しても意味ないのよね、普通にダンジョンに入って来てくれればいいのにね。
北の国は本命は戦争みたいだけどね。
『アレンたちに気付かれないように倒してるけど、言わなくていいの?』
そうなのよ初めに襲ってきて以来、私は離れている冒険者モンスターに指示を出し、襲われる前に倒しています。
「だってアレンの妻と娘がいるのよ、おまけでカミリアも、その人たちが怖がってたじゃない、これ以上怖い思いはさせられないわ」
まぁカミリアはセントバに相当な信頼を持ってるから、全然怖がってないけどね。
「さすが主様です」
「キュルキュリー」
マリンとキュリーが褒めてくれましたが当たり前なのよ、私の守れる範囲では絶対好き勝手させないわ。
「でもアレンとガランネには知らせてるわ、不測の事態も考えてね」
『さすがマコッチだね』
「そりゃそうよ、二手三手先を考えるなんて戦略ゲームの基本よ、出来ることは全部やって10手位対策を取ってるわ」
そうです、不測の事態なんて起きないのよ、一度目の襲撃だってほんとは分かってたの、でもアレンの妻と娘さんに、ホントは危ないんだよって分かってもらう為に一度だけ怖い思いをしてもらったの。
『そうなんだね、さすがというかもうマコッチはさ、ダンジョンの女神じゃなくて守護の女神だよね、街とかにもゴーレムのモンスターを設置してるしさ』
「まあね、でもほんとはもっと置きたいのよね、あれじゃちょっと戦力として物足りないわ」
『いやいや十分でしょ、どれだけの部隊が来る想定なのそれ』
私は街や村の各門の場所に10mの騎士型ゴーレムを設置しています、外から観ると石の像なんだけど、ほんとはミスリルゴーレムなのよ。
ガチャで出てるからいいけど、ほんとは一体召喚で100万もするの、スライムの時に思ったけど消費が激しいわよね。
ちょっと怪しい動きが外の国であるし、なにか対策を考えようかしらねDPだって無限じゃないもの。
話しを戻すわね、配置しているモンスターは他にもいるわ、鷹の形のゴーレムが1体各家の屋根にいるの、もちろんミスリルよ、でも一体だけオリハルコンがいるわ。
ガチャで出ちゃったんだから使うわよ、当然ね。
スイちゃんは十分っていうけどさ、遠距離系の魔法を使ってきたらそれだけで被害が絶対出るわ、だから森とか草原にラットやスズメがいて、不審者が来たら報告するようになってるの。
今回の襲撃もそれをしてたから分かったことだけど、何処が絡んでいるかは追跡してみないとはっきりしないわ、まあめぼしは付いてるけどね当然。
「スイちゃん中途半端は良くないのよ、倒すときは完膚なきまでにやらないとまた来るの、抑止力的な力、それこそ私みたいな力を持ってるんですよって言えれば簡単なんだけどね」
『そ、そうなんだ、(マコッチ恐ろしい子)』
最後の方は聞こえなかったんだけどスイちゃん。
【所持DP】
1821億4770万315P
【DP使用】
ダンジョン通路
100万P
レアガチャ
1000万P
【合計DP】
1821億3770万315P
『え!?3か国会議って・・・そんなに大きくなってるの?』
スイちゃんが驚いて聞いてきました、そりゃー驚くよね、3つの大きな国の会議だもんね。
どうしてかここに人族の3大国が隣接してるのよね、西の国は同じくらい大きいけど中立国らしいわ。
その他は小さな国が結構広がってるのよ、そしてどうして私が知っているかといいますと、ラットとスズメたちに調べてもらいました、もうかなりの広範囲に広がってるわ。
「いやいや違うのよスイちゃん、おそらくチクっと言われるだけよ、ダンジョンが絡んでるしこっちには非はないもの」
そう、恐らく向こうは注意をしろと言ってくるわ、そしてそれが出来ないならって感じね。
『マコッチ平気なの?』
「こっちから案を出さないと多分まずいわ、でもねこっちの外交官は優秀らしいの、ベルティーナ姫様って言ってたわ」
『姫様なんだ、でも優秀なら平気だね』
まあ優秀なら誰でもいいわ、問題はあの件よ。
「ラクロナイトを護衛に希望してるらしくて、今移動中なのよ、うふふふ、あの子ガランネともいい感じなのよねー」
アレンも一緒で、今度は家族で王都に向かっているわ、理由を付けてセントバたちと、護衛にモンスター冒険者を同行させてるんだけど、どうも狙われているようなの、一度襲われているわ、これが問題なのよね。
『マコッチは保護者としても優秀だね』
「何言ってるのよスイちゃん!召喚した者として当たり前なの、しっかり教育はして行くわよ」
『ハイハイ、それでまた襲ってくるの?』
みんなで画面を見ているのでスイちゃんも心配しているわ。
「そうねまだ来てるわ、数も結構いるんだけど、分散してるのよね、出所が違うのかしら?」
襲って来た者は解放してラットやスズメで尾行してます、明日にはわかるでしょ。
『雇い主が違うんだね・・・やっぱり何処も、このダンジョンに関係してるのかな?』
「それはそうよ、みんな利益になってるから欲しいのよ」
みんな欲しいのは分かるけど、アレンを襲撃しても意味ないのよね、普通にダンジョンに入って来てくれればいいのにね。
北の国は本命は戦争みたいだけどね。
『アレンたちに気付かれないように倒してるけど、言わなくていいの?』
そうなのよ初めに襲ってきて以来、私は離れている冒険者モンスターに指示を出し、襲われる前に倒しています。
「だってアレンの妻と娘がいるのよ、おまけでカミリアも、その人たちが怖がってたじゃない、これ以上怖い思いはさせられないわ」
まぁカミリアはセントバに相当な信頼を持ってるから、全然怖がってないけどね。
「さすが主様です」
「キュルキュリー」
マリンとキュリーが褒めてくれましたが当たり前なのよ、私の守れる範囲では絶対好き勝手させないわ。
「でもアレンとガランネには知らせてるわ、不測の事態も考えてね」
『さすがマコッチだね』
「そりゃそうよ、二手三手先を考えるなんて戦略ゲームの基本よ、出来ることは全部やって10手位対策を取ってるわ」
そうです、不測の事態なんて起きないのよ、一度目の襲撃だってほんとは分かってたの、でもアレンの妻と娘さんに、ホントは危ないんだよって分かってもらう為に一度だけ怖い思いをしてもらったの。
『そうなんだね、さすがというかもうマコッチはさ、ダンジョンの女神じゃなくて守護の女神だよね、街とかにもゴーレムのモンスターを設置してるしさ』
「まあね、でもほんとはもっと置きたいのよね、あれじゃちょっと戦力として物足りないわ」
『いやいや十分でしょ、どれだけの部隊が来る想定なのそれ』
私は街や村の各門の場所に10mの騎士型ゴーレムを設置しています、外から観ると石の像なんだけど、ほんとはミスリルゴーレムなのよ。
ガチャで出てるからいいけど、ほんとは一体召喚で100万もするの、スライムの時に思ったけど消費が激しいわよね。
ちょっと怪しい動きが外の国であるし、なにか対策を考えようかしらねDPだって無限じゃないもの。
話しを戻すわね、配置しているモンスターは他にもいるわ、鷹の形のゴーレムが1体各家の屋根にいるの、もちろんミスリルよ、でも一体だけオリハルコンがいるわ。
ガチャで出ちゃったんだから使うわよ、当然ね。
スイちゃんは十分っていうけどさ、遠距離系の魔法を使ってきたらそれだけで被害が絶対出るわ、だから森とか草原にラットやスズメがいて、不審者が来たら報告するようになってるの。
今回の襲撃もそれをしてたから分かったことだけど、何処が絡んでいるかは追跡してみないとはっきりしないわ、まあめぼしは付いてるけどね当然。
「スイちゃん中途半端は良くないのよ、倒すときは完膚なきまでにやらないとまた来るの、抑止力的な力、それこそ私みたいな力を持ってるんですよって言えれば簡単なんだけどね」
『そ、そうなんだ、(マコッチ恐ろしい子)』
最後の方は聞こえなかったんだけどスイちゃん。
【所持DP】
1821億4770万315P
【DP使用】
ダンジョン通路
100万P
レアガチャ
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【合計DP】
1821億3770万315P
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