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2章 知名度広がる
31話 夜はゆっくり休もう
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まさかここまでとは思ってなくて、ワタクシは紙で出来た建物を見上げて固まっていたのである。
「リューブ殿、こんなに巨大な建物も作れるのであるな」
「大きいだけなら簡単でな、内部の構造や壁の強度を変えるのはちときついんだサリーヌ様」
「そ、そうなのであるな・・・良く分からぬが、この中は凄いのであるな」
「そういう事だ、王宮と同じくらいとはいかないが、旅の間の最低限以上を保証するよ」
リューブ殿は、ニコリとして建物の扉を開け、ワタクシたちを招いてくれたであるが、中はとても明るくて外で見た時よりも広い広場が広がっていたのである。
どういう事なのか、ワタクシたちはその場で立ち止まり、後ろから入って来たリューブ殿に聞く為全員で振り返ったのである。
「驚いていますね、これはバッグと同じような空間で時間だけは動いています」
「そ、そんな物が作れるのであるか」
「まぁMPを消費しますがね」
「何でもありであるな」
ワタクシの言葉に「何でもではない」っと、どことなく悲しそうな表情を浮かべたリューブ殿は口ずさんで来たである。
何かあったのであるのは明白だったが、ワタクシはそれ以上聞かずに建物の説明を求めたのである。
「お風呂に食堂に部屋が沢山であるか」
「そうですサリーヌ様、解除してもその時は収納バッグでしまえば良い」
「なるほど・・・しかし、この中が広いのであるならば、塔ほどの建物にしなくても良いのではないのか?」
「そうもいかないんですよサリーヌ様、塔の形をしているのは防衛の為です」
普通の家の場合、襲撃されそうになった時に外に攻撃できる部分は窓しかなく、それでは守りが完ぺきとは言えないとリューブ殿は言ったのである。
塔ならば、窓は沢山あるから防衛も出来ると教えてくれて、同時に大砲なども設置している事を教えてくれたのである。
「持ち運びの出来る砦と言う事であるな」
「そういう事です・・・そして、のちに起きる戦争に役立ててください」
「ほう、リューブ殿はそこまで計算しているのであるな」
「それはそうです、1つの国が力を得たら、それを欲するのは必然ですからね」
今は魔王もいないから平和で、それは利益を求める戦いが起きる事を意味していたのである。
今回の投稿はそれだけの力を示したのは、リューブ殿が一番分かっている様で、少し焦ってもいる感じにも見えたのである。
「おぬし、ちと危険ではないか?」
「俺にそのつもりはないんだ、生活を楽にしたいだけのつもりだが、世間はそうは見ない、だからその対策さ」
「そうか・・・確かにそれは難儀であるな」
「ええ・・・でも、今は楽しみましょうサリーヌ様」
食堂に場所を移し、リューブ殿たちが料理を持ってきてくれたのであるが、それは王宮でも見た事のない豪華な料理であった。
魚を調理した物もあり、島の遥か下の海で取ったのかと誰もが驚いたのである。
「一体どうやったのである、これは鑑定紙などが薄れるほどの事態であるぞ」
「そうですよリューブ師匠、海は人が立ち入れる場所ではないです」
「そうだな、普通はそうなんだが、俺の紙スキルで作った狩り網なら可能なんだ」
気を使って海から釣り上げたらしく、凄いとしか言えなかったのである。
世界で初めて海から食料を取って来た者で、王族として褒美を与えなくてはいけなくなったのである。
「リューブ殿、そなた貴族にならぬか」
「申し訳ございませんが、俺には不要です」
「そうか、なにか欲しい物はないか?」
「そうですね、それなら自由をください」
それは、この後起きるであろう束縛から逃れる術だったのである。
やはりリューブ殿は凄いと思ったであるが、ワタクシを助ける事を条件にしたのである。
「それは勿論ですよサリーヌ様」
「簡単に答えるであるが、大変な敵が来るであるぞ」
「魔王よりも大変な奴はいません、俺が守りますよ」
「そうか、それならもう何も言わないである」
報酬はしかと守れるよう、ワタクシは力を尽くす事は絶対であるが、その力を得る品物はリューブ殿から貰ったものであった。
だからこそ今なのかっと、準備が終わりリューブ殿が本格的に動いたのを理解し、ワタクシは旅に同行して良かったと思ったのである。
「食事も美味しいし、風呂も入れるであるから、これでベッドがフカフカならなお良いであるな」
「サリーヌ様落ち着きましょう、これでも飲んでください」
「マリネル、お主こそ動揺し過ぎである、その飲み物はおぬしのである」
「そ、そうでした、申し訳ございません、新しいのを持ってまいります」
走って行くマリネルを見て、リューブ殿は笑っていたのであるが、ワタクシは男性に初めての感情を抱いていたのである。
夫にするのなら、これだけ頼れる者であってほしいし、そんな男性が目の前にいたのである。
「貴族とか王族とか、そんな事は小さい事であるな」
そう思える感情が沸き上がってきて、どうやったら結婚できるのかを考えたのである。
そして、その答えは至極簡単であり、リューブ殿が国を作ってワタクシが嫁げばよかったのである。
「そうと分かれば即実行であるが、その為には国を守らなくてはダメであるな」
食事も終わりを迎える頃、リューブ殿の投稿映像を国が使う事を思いついたのである。
そして、臨時講師として魔法学園の教師をしてもらえないかを頼んだのである。
「ああ~悪いんだが、俺の弟子はメメルたちだけでな、これ以上増やす気はない」
「弟子とまでいかなくて良いのである、見込みのある者だけでも頼むである」
「それなら良いが、人選は俺が決めても良いか?」
「勿論である、危険な力を得るかもしれないであるからな」
リューブ殿は気功術なる力を隠していて、伝える相手を選んでいたである。
リューブ殿はダンジョン都市からは出ないであるから、長期遠征と言う事で生徒をダンジョン都市に通わせる提案をしたのである。
「それなら、俺でも出来るな」
「それは良かったのである、じゃあワタクシはお風呂に行くであるな」
「分からない道具もあるから、ちょっと説明するよ」
「分からない道具?」
お風呂の道具でそんな事があるのかと不思議であったが、風呂場にみんなで入り納得してしまったのである。
液状の石鹸が出て来るポンプに、お湯と水を選んで出せる蛇口と色々あったのである。
「も、もしや、ベッドにも何か機能があるであるか?」
「さすがにベッドにはないな」
「そ、それは良かった、休むに休めないであるからな」
ホッとしたところで、ワタクシは脱衣所で服を脱ぎマリネルとピューミに身体を洗って貰った。
勿論男性は出て行ってもらったであるが、リューブ殿なら一緒に入っても良いと思ったであるな。
「ふふふ、仕事にしか興味がなかったワタクシが、随分変わったであるな」
映像に夢中になった事も驚きであるが、すっかりリューブ殿が好きになっていたである。
髪も肌もツヤツヤになって驚きであるが、驚き過ぎたから喜ぶだけにしてベッドにダイブしたである。
「寝る時の着物【ユカタ】も気に入ったである」
「サリーヌ様、本当にあの者を夫とする気ですか?」
「まだ過程の話であるよマリネル、もう少し時間が経ってからであるな」
品物もまだ売れる段階ではないし、着物だけではまだまだ無理であった。
しかし、旅を終わらせてしばらくすれば、そんな未来が来るのは目の前で、ワタクシはワクワクして来たのである。
「それに、このベッドもフカフカであるし、これだけでも味方になって良いと思ったである」
「そんなにですか?」
「普通に見えますけど」
「寝てみれば分かるである、二人ももう休んで良いである」
隣の部屋に二人は寝るから、ワタクシは布団にもぐって目を閉じたである。
翌朝、二人があのベッドを所望してきたのは驚きであったが、ワタクシもそれには同意であった。
「リューブ殿、こんなに巨大な建物も作れるのであるな」
「大きいだけなら簡単でな、内部の構造や壁の強度を変えるのはちときついんだサリーヌ様」
「そ、そうなのであるな・・・良く分からぬが、この中は凄いのであるな」
「そういう事だ、王宮と同じくらいとはいかないが、旅の間の最低限以上を保証するよ」
リューブ殿は、ニコリとして建物の扉を開け、ワタクシたちを招いてくれたであるが、中はとても明るくて外で見た時よりも広い広場が広がっていたのである。
どういう事なのか、ワタクシたちはその場で立ち止まり、後ろから入って来たリューブ殿に聞く為全員で振り返ったのである。
「驚いていますね、これはバッグと同じような空間で時間だけは動いています」
「そ、そんな物が作れるのであるか」
「まぁMPを消費しますがね」
「何でもありであるな」
ワタクシの言葉に「何でもではない」っと、どことなく悲しそうな表情を浮かべたリューブ殿は口ずさんで来たである。
何かあったのであるのは明白だったが、ワタクシはそれ以上聞かずに建物の説明を求めたのである。
「お風呂に食堂に部屋が沢山であるか」
「そうですサリーヌ様、解除してもその時は収納バッグでしまえば良い」
「なるほど・・・しかし、この中が広いのであるならば、塔ほどの建物にしなくても良いのではないのか?」
「そうもいかないんですよサリーヌ様、塔の形をしているのは防衛の為です」
普通の家の場合、襲撃されそうになった時に外に攻撃できる部分は窓しかなく、それでは守りが完ぺきとは言えないとリューブ殿は言ったのである。
塔ならば、窓は沢山あるから防衛も出来ると教えてくれて、同時に大砲なども設置している事を教えてくれたのである。
「持ち運びの出来る砦と言う事であるな」
「そういう事です・・・そして、のちに起きる戦争に役立ててください」
「ほう、リューブ殿はそこまで計算しているのであるな」
「それはそうです、1つの国が力を得たら、それを欲するのは必然ですからね」
今は魔王もいないから平和で、それは利益を求める戦いが起きる事を意味していたのである。
今回の投稿はそれだけの力を示したのは、リューブ殿が一番分かっている様で、少し焦ってもいる感じにも見えたのである。
「おぬし、ちと危険ではないか?」
「俺にそのつもりはないんだ、生活を楽にしたいだけのつもりだが、世間はそうは見ない、だからその対策さ」
「そうか・・・確かにそれは難儀であるな」
「ええ・・・でも、今は楽しみましょうサリーヌ様」
食堂に場所を移し、リューブ殿たちが料理を持ってきてくれたのであるが、それは王宮でも見た事のない豪華な料理であった。
魚を調理した物もあり、島の遥か下の海で取ったのかと誰もが驚いたのである。
「一体どうやったのである、これは鑑定紙などが薄れるほどの事態であるぞ」
「そうですよリューブ師匠、海は人が立ち入れる場所ではないです」
「そうだな、普通はそうなんだが、俺の紙スキルで作った狩り網なら可能なんだ」
気を使って海から釣り上げたらしく、凄いとしか言えなかったのである。
世界で初めて海から食料を取って来た者で、王族として褒美を与えなくてはいけなくなったのである。
「リューブ殿、そなた貴族にならぬか」
「申し訳ございませんが、俺には不要です」
「そうか、なにか欲しい物はないか?」
「そうですね、それなら自由をください」
それは、この後起きるであろう束縛から逃れる術だったのである。
やはりリューブ殿は凄いと思ったであるが、ワタクシを助ける事を条件にしたのである。
「それは勿論ですよサリーヌ様」
「簡単に答えるであるが、大変な敵が来るであるぞ」
「魔王よりも大変な奴はいません、俺が守りますよ」
「そうか、それならもう何も言わないである」
報酬はしかと守れるよう、ワタクシは力を尽くす事は絶対であるが、その力を得る品物はリューブ殿から貰ったものであった。
だからこそ今なのかっと、準備が終わりリューブ殿が本格的に動いたのを理解し、ワタクシは旅に同行して良かったと思ったのである。
「食事も美味しいし、風呂も入れるであるから、これでベッドがフカフカならなお良いであるな」
「サリーヌ様落ち着きましょう、これでも飲んでください」
「マリネル、お主こそ動揺し過ぎである、その飲み物はおぬしのである」
「そ、そうでした、申し訳ございません、新しいのを持ってまいります」
走って行くマリネルを見て、リューブ殿は笑っていたのであるが、ワタクシは男性に初めての感情を抱いていたのである。
夫にするのなら、これだけ頼れる者であってほしいし、そんな男性が目の前にいたのである。
「貴族とか王族とか、そんな事は小さい事であるな」
そう思える感情が沸き上がってきて、どうやったら結婚できるのかを考えたのである。
そして、その答えは至極簡単であり、リューブ殿が国を作ってワタクシが嫁げばよかったのである。
「そうと分かれば即実行であるが、その為には国を守らなくてはダメであるな」
食事も終わりを迎える頃、リューブ殿の投稿映像を国が使う事を思いついたのである。
そして、臨時講師として魔法学園の教師をしてもらえないかを頼んだのである。
「ああ~悪いんだが、俺の弟子はメメルたちだけでな、これ以上増やす気はない」
「弟子とまでいかなくて良いのである、見込みのある者だけでも頼むである」
「それなら良いが、人選は俺が決めても良いか?」
「勿論である、危険な力を得るかもしれないであるからな」
リューブ殿は気功術なる力を隠していて、伝える相手を選んでいたである。
リューブ殿はダンジョン都市からは出ないであるから、長期遠征と言う事で生徒をダンジョン都市に通わせる提案をしたのである。
「それなら、俺でも出来るな」
「それは良かったのである、じゃあワタクシはお風呂に行くであるな」
「分からない道具もあるから、ちょっと説明するよ」
「分からない道具?」
お風呂の道具でそんな事があるのかと不思議であったが、風呂場にみんなで入り納得してしまったのである。
液状の石鹸が出て来るポンプに、お湯と水を選んで出せる蛇口と色々あったのである。
「も、もしや、ベッドにも何か機能があるであるか?」
「さすがにベッドにはないな」
「そ、それは良かった、休むに休めないであるからな」
ホッとしたところで、ワタクシは脱衣所で服を脱ぎマリネルとピューミに身体を洗って貰った。
勿論男性は出て行ってもらったであるが、リューブ殿なら一緒に入っても良いと思ったであるな。
「ふふふ、仕事にしか興味がなかったワタクシが、随分変わったであるな」
映像に夢中になった事も驚きであるが、すっかりリューブ殿が好きになっていたである。
髪も肌もツヤツヤになって驚きであるが、驚き過ぎたから喜ぶだけにしてベッドにダイブしたである。
「寝る時の着物【ユカタ】も気に入ったである」
「サリーヌ様、本当にあの者を夫とする気ですか?」
「まだ過程の話であるよマリネル、もう少し時間が経ってからであるな」
品物もまだ売れる段階ではないし、着物だけではまだまだ無理であった。
しかし、旅を終わらせてしばらくすれば、そんな未来が来るのは目の前で、ワタクシはワクワクして来たのである。
「それに、このベッドもフカフカであるし、これだけでも味方になって良いと思ったである」
「そんなにですか?」
「普通に見えますけど」
「寝てみれば分かるである、二人ももう休んで良いである」
隣の部屋に二人は寝るから、ワタクシは布団にもぐって目を閉じたである。
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