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2章 成果
23話 20階のボスを倒してランクアップ
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「では、行ってまいります」
サニャニャたちは、エメラに挨拶をして屋敷を出発したんだが、俺たちもダンジョンに向かうから一緒に見送った。
そこで、サニャニャがこちらを見てニッコリとしてきて、それがジャケルに向けてなのを俺たち全員で視線を集めて悟りビックリだ。
「ジャケル、いつの間に」
「そんなに驚かないでくださいよベルトロン先生、訓練を一緒にしてて仲良くなっただけっすよ」
「それでも凄いと思うがな」
人生いろいろと言うが、エメラが俺に告白した事で、サニャニャも同じ気持ちだったから相談して乗り超えたんだ。
昨晩は、サニャニャと一緒にジャケルも大人の階段を上がった様で、今までと雰囲気が少し違って見えた。
「男になったんすよ」
「そうだな、良い事だ」
リーシアたちも祝福している様で、今日は楽しいダンジョン探索になりそうでうれしかった。
しかし、ジャケルが張り切り過ぎないように注意は必要で、リザードマン相手だから余裕なのも心配だった。
「さて、食用リザードンに慣れた二人もそうだが、ジャケルたちにも注意することがあるから聞いてくれ」
「「「「「はい先生」」」」」
「まず踏みつける場所だが、顔面を踏む事、背中は絶対に踏むな」
みんなが頷くが、ブルーリザードンの反射能力はとても高く、背中を踏むと体をのけぞらせて来る。
その反動で転んだりバランスを崩すと、噛みつき攻撃や引っ搔き攻撃をしてくる。
「それを避けるのは簡単ではなく、おまけに牙と爪には毒がある」
「そ、そんなに危ないんですか」
「そうだよサイカル、更に悪い事に」
「まだあるんですか」
サイカルは青い顔をしてくるが、背中を踏みつけた奴らは、3連撃の攻撃をするから危険だ。
その最終攻撃が尻尾のビンタで、それを受けると壁に飛ばされ、他のブルーリザードンが襲って来る事になる。
「そうなれば確実に食い殺されるが、普通は1匹ずつ誘い込んで倒すんだ」
「そうなんだね・・・じゃあ、行きましょう」
「ああそれともう1つ」
まだあるのかとみんなが焦るが、これはそれほど難しくなく、同じブルーリザードンを踏みつけない事だった。
顔を踏みつけたら、その後は敏感になり超反応するようになるから、踏みつける前に反撃されると説明したよ。
「そ、それって、ベルトロン先生でも無理なのかな?」
「ドールソ、正直に言うと無理だ」
「うわ~」
最悪だぁ~っと、ドールソは頭を抱えて困ってしまったけど、そもそも踏まなければ良いし、みんななら出来る事だ。
だからこそ選択してもらったわけで、さぁ行くぞっと飛び出し、見事に最初の群れを超えてくれた。
「うえぇ~足にグニャッて感触がぁ~」
「サイカル、悪いがまだ先はあるからな」
「わ、分かってるけど先生、やっぱり嫌なのよぉ~」
それはそうだが、16階まで何度も踏みつけたら少しは慣れるだろうと先を進み、最後の方はちょっと楽しそうにしていたんだ。
これはまずいんじゃないかと思ったが、16階の2足で歩くリザードマンたちを前にして、また二人が顔を
青くした。
「まぁ落ち着け二人とも」
「「だって」」
「ただ歩いてるだけだ、ブルーリザードンと同じだろう」
大きな剣を構えて来て、違いを伝えたかったんだが、どうやら嫌がるだけで伝わらなかったようだ。
ここにいるモンスターと屋敷のサイドンは違う、温厚でのんびりとした性格なのがペットのサイドンだ。
「それで、どうやって倒すんですか?」
「ジャケル、それを聞くのは俺じゃなく、サイカルとドールソだ」
ジャケルが視線を二人に向けると、二人は分かっていた様で直ぐに答えてくれた。
それは、目があまり良くないと言う事で、サイドンがそうだったんだ。
「あいつらは、皮膚で見てるんだ」
「そ、そうだったのかよドールソ」
「うん、だから触ると動くから僕は嫌なんだよ~」
その反応がイヤだったことがここで分かり、サイカルも頷いていたよ。
触ろうとすると反応するのも嫌だが、リザードマンたちは目が見えてその感覚が鈍くなっていると、俺が細くの説明をした。
「つまり、どういう事なんだ?」
「頭悪いわねジャケル、視界を奪えばいいのよ」
「それならそう言えよなサイカル」
そう言う事っと、リーシアに閃光魔法を放ってもらい、全員での攻撃を行う提案がされた。
それでいいと思ったが、それは通常のリザードマンが相手の場合で、20階はそうはいかないと思いつつ、ジャケルたちが戦って進むのを見守った。
「良いぞみんな、相手の剣だけでなく、尻尾にも注意だぞ」
「「「「「はい先生」」」」」
「じゃあ、戦いながら聞いてほしいんだが、ボスはこの戦い方では勝てないからな」
「「「「「はい?」」」」」
相手のリザードマンを倒して驚いてくるが、ボスがこんなに簡単ではないのは当然で、ナーガたちとは違う事を教えたんだ。
20階のボスは、将軍リザードマンと言って、細い剣を持っているモンスターだ。
「細いって、サーベルとかですか?」
「ちょっと違うんだジャケル、その剣は刀と言って、物凄い切れ味を持っている」
「そ、そうなんですね・・・でも、それくらいなら避ける事は出来ますよ、オレはサニャニャの動きについていけるんです」
「凄い自信だなジャケル、だがそれは無理だぞ」
相手の将軍リザードマンは、モンスターで武技を使って来る上位種で、そいつの刀術【居合い】は音速を超える。
ジャケルの自信は、そこで完全に崩れ去ってしまったが、じゃあどうするのかと慰めてるリーシアが聞いてきたよ。
「将軍リザードマンはな、ある範囲に入らなければそれをしてこない」
「つまり、遠距離からの攻撃をするんですか?」
「いいや違うぞリーシア、攻撃はその刀で迎撃される」
じゃあどうするのかと聞かれたが答えは簡単で、相手の体温を下げれば良いんだ。
サイドンも水浴びの後は動きがのろくなるが、将軍リザードマンもその性質を持っていて寒いのが苦手なんだ。
「氷魔法で部屋を冷やす方法もあるが、水をぶっかける方が早い」
「そうだったんですね・・・も、もしかして先生」
「気づいたかジャケル、そうだよ」
サイドンを飼ったのは、二人の弱点克服以外も理由があり、相手の調査もしていたんだ。
本当は今の答えも自分たちで見つけてほしかったと伝え、最初の指導だから教えた事も伝えた。
「だからな、戦うときは良く調べてからの方が良い、それが出来ない時は戦いながら調べる」
「さ、さすがベルトロン先生、的確な指導ですね」
「ほめ過ぎだよジャケル、今のみんななら出来るはずだ」
リーシアとアケミが学園で成果を出したように、ジャケルたちも出来るだろう。
冒険者ギルドでの次回の指導をジャケルとサイカルとドールソ頼むと、やっと来たかと喜んで了承してきたよ。
「そんなに待ってたのか?」
「リーシアとアケミに先を越されたからな」
「そうね、がんばるわよ」
「サイカルはやり過ぎるからね、僕が止めるよ」
3人はとてもやる気だが、その話は20階のボスを倒してからであって、3つ星に上がるのが前提だ。
しかし、みんなはプレッシャーもなく20階のボスを余裕で倒し、ギルドの訓練指導を代行することになったよ。
サニャニャたちは、エメラに挨拶をして屋敷を出発したんだが、俺たちもダンジョンに向かうから一緒に見送った。
そこで、サニャニャがこちらを見てニッコリとしてきて、それがジャケルに向けてなのを俺たち全員で視線を集めて悟りビックリだ。
「ジャケル、いつの間に」
「そんなに驚かないでくださいよベルトロン先生、訓練を一緒にしてて仲良くなっただけっすよ」
「それでも凄いと思うがな」
人生いろいろと言うが、エメラが俺に告白した事で、サニャニャも同じ気持ちだったから相談して乗り超えたんだ。
昨晩は、サニャニャと一緒にジャケルも大人の階段を上がった様で、今までと雰囲気が少し違って見えた。
「男になったんすよ」
「そうだな、良い事だ」
リーシアたちも祝福している様で、今日は楽しいダンジョン探索になりそうでうれしかった。
しかし、ジャケルが張り切り過ぎないように注意は必要で、リザードマン相手だから余裕なのも心配だった。
「さて、食用リザードンに慣れた二人もそうだが、ジャケルたちにも注意することがあるから聞いてくれ」
「「「「「はい先生」」」」」
「まず踏みつける場所だが、顔面を踏む事、背中は絶対に踏むな」
みんなが頷くが、ブルーリザードンの反射能力はとても高く、背中を踏むと体をのけぞらせて来る。
その反動で転んだりバランスを崩すと、噛みつき攻撃や引っ搔き攻撃をしてくる。
「それを避けるのは簡単ではなく、おまけに牙と爪には毒がある」
「そ、そんなに危ないんですか」
「そうだよサイカル、更に悪い事に」
「まだあるんですか」
サイカルは青い顔をしてくるが、背中を踏みつけた奴らは、3連撃の攻撃をするから危険だ。
その最終攻撃が尻尾のビンタで、それを受けると壁に飛ばされ、他のブルーリザードンが襲って来る事になる。
「そうなれば確実に食い殺されるが、普通は1匹ずつ誘い込んで倒すんだ」
「そうなんだね・・・じゃあ、行きましょう」
「ああそれともう1つ」
まだあるのかとみんなが焦るが、これはそれほど難しくなく、同じブルーリザードンを踏みつけない事だった。
顔を踏みつけたら、その後は敏感になり超反応するようになるから、踏みつける前に反撃されると説明したよ。
「そ、それって、ベルトロン先生でも無理なのかな?」
「ドールソ、正直に言うと無理だ」
「うわ~」
最悪だぁ~っと、ドールソは頭を抱えて困ってしまったけど、そもそも踏まなければ良いし、みんななら出来る事だ。
だからこそ選択してもらったわけで、さぁ行くぞっと飛び出し、見事に最初の群れを超えてくれた。
「うえぇ~足にグニャッて感触がぁ~」
「サイカル、悪いがまだ先はあるからな」
「わ、分かってるけど先生、やっぱり嫌なのよぉ~」
それはそうだが、16階まで何度も踏みつけたら少しは慣れるだろうと先を進み、最後の方はちょっと楽しそうにしていたんだ。
これはまずいんじゃないかと思ったが、16階の2足で歩くリザードマンたちを前にして、また二人が顔を
青くした。
「まぁ落ち着け二人とも」
「「だって」」
「ただ歩いてるだけだ、ブルーリザードンと同じだろう」
大きな剣を構えて来て、違いを伝えたかったんだが、どうやら嫌がるだけで伝わらなかったようだ。
ここにいるモンスターと屋敷のサイドンは違う、温厚でのんびりとした性格なのがペットのサイドンだ。
「それで、どうやって倒すんですか?」
「ジャケル、それを聞くのは俺じゃなく、サイカルとドールソだ」
ジャケルが視線を二人に向けると、二人は分かっていた様で直ぐに答えてくれた。
それは、目があまり良くないと言う事で、サイドンがそうだったんだ。
「あいつらは、皮膚で見てるんだ」
「そ、そうだったのかよドールソ」
「うん、だから触ると動くから僕は嫌なんだよ~」
その反応がイヤだったことがここで分かり、サイカルも頷いていたよ。
触ろうとすると反応するのも嫌だが、リザードマンたちは目が見えてその感覚が鈍くなっていると、俺が細くの説明をした。
「つまり、どういう事なんだ?」
「頭悪いわねジャケル、視界を奪えばいいのよ」
「それならそう言えよなサイカル」
そう言う事っと、リーシアに閃光魔法を放ってもらい、全員での攻撃を行う提案がされた。
それでいいと思ったが、それは通常のリザードマンが相手の場合で、20階はそうはいかないと思いつつ、ジャケルたちが戦って進むのを見守った。
「良いぞみんな、相手の剣だけでなく、尻尾にも注意だぞ」
「「「「「はい先生」」」」」
「じゃあ、戦いながら聞いてほしいんだが、ボスはこの戦い方では勝てないからな」
「「「「「はい?」」」」」
相手のリザードマンを倒して驚いてくるが、ボスがこんなに簡単ではないのは当然で、ナーガたちとは違う事を教えたんだ。
20階のボスは、将軍リザードマンと言って、細い剣を持っているモンスターだ。
「細いって、サーベルとかですか?」
「ちょっと違うんだジャケル、その剣は刀と言って、物凄い切れ味を持っている」
「そ、そうなんですね・・・でも、それくらいなら避ける事は出来ますよ、オレはサニャニャの動きについていけるんです」
「凄い自信だなジャケル、だがそれは無理だぞ」
相手の将軍リザードマンは、モンスターで武技を使って来る上位種で、そいつの刀術【居合い】は音速を超える。
ジャケルの自信は、そこで完全に崩れ去ってしまったが、じゃあどうするのかと慰めてるリーシアが聞いてきたよ。
「将軍リザードマンはな、ある範囲に入らなければそれをしてこない」
「つまり、遠距離からの攻撃をするんですか?」
「いいや違うぞリーシア、攻撃はその刀で迎撃される」
じゃあどうするのかと聞かれたが答えは簡単で、相手の体温を下げれば良いんだ。
サイドンも水浴びの後は動きがのろくなるが、将軍リザードマンもその性質を持っていて寒いのが苦手なんだ。
「氷魔法で部屋を冷やす方法もあるが、水をぶっかける方が早い」
「そうだったんですね・・・も、もしかして先生」
「気づいたかジャケル、そうだよ」
サイドンを飼ったのは、二人の弱点克服以外も理由があり、相手の調査もしていたんだ。
本当は今の答えも自分たちで見つけてほしかったと伝え、最初の指導だから教えた事も伝えた。
「だからな、戦うときは良く調べてからの方が良い、それが出来ない時は戦いながら調べる」
「さ、さすがベルトロン先生、的確な指導ですね」
「ほめ過ぎだよジャケル、今のみんななら出来るはずだ」
リーシアとアケミが学園で成果を出したように、ジャケルたちも出来るだろう。
冒険者ギルドでの次回の指導をジャケルとサイカルとドールソ頼むと、やっと来たかと喜んで了承してきたよ。
「そんなに待ってたのか?」
「リーシアとアケミに先を越されたからな」
「そうね、がんばるわよ」
「サイカルはやり過ぎるからね、僕が止めるよ」
3人はとてもやる気だが、その話は20階のボスを倒してからであって、3つ星に上がるのが前提だ。
しかし、みんなはプレッシャーもなく20階のボスを余裕で倒し、ギルドの訓練指導を代行することになったよ。
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