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2章 歩み
29話 エルフの里でご挨拶
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「こ、ここがエルフの里がある森なのね」
キョウコが僕の腰に捕まって怖がってきて、そんなにビビらなくても良いと伝えたよ。
でもキョウコが怖がるのも当然で、エルフは森を守っているけど、容赦ない事で有名です。
「そろそろ矢を撃って来るから、キョウコは動かないようにね」
「分かってるけど、魔法使わなくても平気なのよね?」
「そうだね、使ったら倒しちゃうからね」
それでは交渉も出来ないっと、矢の飛んでくる方向に視線を向け、丁度そこから矢が2本飛んできました。
片手で2本とも受け止めて、姿を見えないエルフさんに声を掛け自己紹介をしました。
「我らになんの用だ」
「姿を見せないわよアレスト」
「まぁ仕方ないよキョウコ」
「質問に答えないかっ!!」
怒ってきただけでなく矢が4本に増えて飛んで来たけど、僕は両手で止めて見せると、さすがのエルフさんも姿を見せてきたよ。
4人のエルフさんは、先頭の人以外は弓を構えて来て、やっとここで僕の交渉の始まりです。
「どうもエルフさん、僕は隣の山で村を大きくしてるアレストと言います」
「そうか、お前がそうだったか」
何か知ってる風で、声掛けくらいはしているのかと思うだろうけど、エルフさんたちが偵察をしているからです。
つまり、相手はエルフさんたちとは話し合ってないと言う事で、僕たちが初めてなんだ。
「それで、我らの森に何しに来た人族」
「何も、ただ挨拶に来ただけです」
「挨拶か、それは大切だな」
「はい、ですので贈り物を持ってきました」
収納から大きな袋を10袋取り出し、エルフの主食である大豆だと伝えました。
挨拶だけで村に行かなくて良いのかと聞いて来たけど、挨拶は済ませたから良いと返しました。
「良いのか?我が言わないかもしれないんだぞ」
「また来ますから、その時また検討してください」
「そうか・・・お前は話が分かりそうだな」
ついてこいっと、エルフさんたちが僕たちから離れていき、僕とキョウコは後に続いて歩きました。
しばらく進むと森の木の上に作られた家が並ぶ村が見えて来て、凄いと感想が溢れたよ。
「ねぇアレスト、あのまま帰ったら確実に来て無い事にされてたわよ」
「それで良いんだよキョウコ、僕たちは招かれてないんだ、何度も面会のお願いをするのは当然さ」
あそこで村の責任者にお目通りとか言ったら、速攻でエルフたちは撤退し音沙汰無しになる所で、キョウコに説明してなるほどとか感心されました。
「相手の立場を良く考えるんだよキョウコ」
「確かに、村に知らない人が来たら警戒するわね」
「そういう事、エルフたちは人族を嫌ってるから、僕らよりももっと警戒しているって事さ」
だからこそ、村には入らないでお話をした方が良いと僕は考え、エルフたちの気持ちを大切にしたけど、それを分かってくれて村に入れて貰えたんだ。
ただそれだけなのに、人族はそれを分かってないと、僕たちの言葉を聞いていたあのエルフさんが怒ってきた。
「遅れたが、我はここを守る近衛兵の長をしているフライバルだ」
「僕はアレスト、こちらは僕の恋人で同僚のキョウコです」
「ちょっとアレスト」
変な紹介の仕方をした為、キョウコが焦ってきたけど、フライバルはそれを聞いてもっと信用してくれたんだ。
危険な場所のはずのエルフの村に恋人と来るなんて、普通は絶対にしないと笑ってくれたよ。
「敵地ではなく、お隣の村に来ただけですからね」
「そうだな、隣に住む者というだけだな」
「はい、なのでこれからはもっと仲良くしましょう」
遊びに来てくださいっと、僕の要望をフライバルに伝え、族長のいる家に入っても挨拶をしに来たとだけ伝えたんだ。
女性の族長さんは、それを聞いて大笑いしてきたけど、普通はそれを言うだけの為にここには来ないと、僕をジッと見て目だけは笑ってなかったよ。
「何を企んでいる人族」
「企んではいません、僕たちは先に謝罪しに来たんです」
「どういうことじゃな?」
「今から4ヶ月後に無礼な人族がここに来るので、その謝罪なんです」
僕たちとは関係は無いけど、挨拶ついでに謝りに来たと頭を下げました。
話が読めない族長は、詳しく話を聞いてくれる事になりお茶まで出してくれたんだ。
「実はですね、僕たちの村が大きくなることで、ちょっと困った人族が暴走してしまうんですよ」
「ふむ、もしや反対の山向こうのデブか?」
「そうです、ですので同族として謝罪に来ました」
「なるほど、それなら納得じゃな」
納得したけど、許してもらえるかはまだ分からず、族長は返り討ちにしてやると怖い事を言ってきた。
でも、僕もそれには賛成で、完膚なきまでに倒してしまおうと提案した。
「ほう、そなたはかなり凶悪じゃな」
「そうでもありません、頭が変わるだけで人族の生活は変わりません」
「ふむ・・・では、ワシに何をしてほしいのじゃな?」
「ですから最初のお話の通り、友好関係を結んでほしいんです」
書面に仲良くすると書いてもらい、サインもしっかりと欲しいとお願いしました。
ここで書類を作っても、今の段階ではなんの役にも立たず、エルフさんたちが村に遊びにも来てくれません。
それを書面を作ってくれている族長さんの口から言われ、キョウコはムスッとしたけど、それでいいと僕は即答したんだ。
「どうしてじゃな?」
「これは、2ヵ月後に出席する領主会議の為の布石で、ただの紙きれなんですよ」
「じゃが、友好関係とは、互いの村に出向く事じゃろう」
「そうですが、まだそこまで仲良くありませんし、僕たちからの提案なので、まずは僕たちが来ないとでしょ?」
それもそうじゃっと、族長さんは納得してくれて、書類を僕に渡してくれました。
そして、お名前を教えて貰えて、友好関係の第一歩を踏み出せたんだ。
「それではグラフィル・シャルル様、また遊びに来ますのでよろしくお願いします」
「そうじゃな、今度は食事でもしようぞ」
「はい、僕たちの方も持ってきますので、よろしければお召し上がりください」
エルフは肉を食べないのだけど、それでもグラフィルさんは了承してくれた。
それは、僕がエルフを良く知っているのを分かっているからで、もし肉を出したらその場で殺されるでしょう。
「見送りはフライバルに任せるが、それでよろしいかな?」
「ありがとうございます、森は迷いますからね」
「そうじゃな、迷って戻らぬこともある」
最後に、監視でも残したら許さないと忠告も貰い、僕たちは森を出たんだ。
キョウコはとても疲れていたけど、未来予知が無ければ20回は死んでいたから、本当に大変な話し合いだったんだよ。
「さてキョウコ、次は山に行くよ」
「ちょっと休みましょうよアレスト、交渉は成功したんでしょ」
「そうもいかないんだよキョウコ、あと4つの場所に行って交渉しないといけないんだ」
相手は、ああいえばこういう輩で、先回りして止めなくてはなりません。
その最初の1つがエルフの里で、まだまだ次があるんだ。
「でも、一番近い所が済んだのよ、もう言いがかりは付けられないわ」
「領地の線引きが出来てないからね、そうもいかないんだよ」
ほかの種族も絡んでいるため、領主をまとめる統括者の伯爵様も手が出せなくなります。
最後には決闘とか言って来るけど、この手順を踏むと相手のすべてを奪う事が条件に付け足され、やっと許可が貰えます。
「じゃ、じゃあ4ヵ月後の戦いって」
「そうさキョウコ、相手は裏切って来るんだよ」
「最低ね」
勝てばなんでもいいと思っているだろうけど、そうはさせないと世界から退場してもらいます。
その為の準備がこの旅で、キョウコとの二人旅をちょっと楽しんだんだよ。
キョウコが僕の腰に捕まって怖がってきて、そんなにビビらなくても良いと伝えたよ。
でもキョウコが怖がるのも当然で、エルフは森を守っているけど、容赦ない事で有名です。
「そろそろ矢を撃って来るから、キョウコは動かないようにね」
「分かってるけど、魔法使わなくても平気なのよね?」
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それでは交渉も出来ないっと、矢の飛んでくる方向に視線を向け、丁度そこから矢が2本飛んできました。
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「我らになんの用だ」
「姿を見せないわよアレスト」
「まぁ仕方ないよキョウコ」
「質問に答えないかっ!!」
怒ってきただけでなく矢が4本に増えて飛んで来たけど、僕は両手で止めて見せると、さすがのエルフさんも姿を見せてきたよ。
4人のエルフさんは、先頭の人以外は弓を構えて来て、やっとここで僕の交渉の始まりです。
「どうもエルフさん、僕は隣の山で村を大きくしてるアレストと言います」
「そうか、お前がそうだったか」
何か知ってる風で、声掛けくらいはしているのかと思うだろうけど、エルフさんたちが偵察をしているからです。
つまり、相手はエルフさんたちとは話し合ってないと言う事で、僕たちが初めてなんだ。
「それで、我らの森に何しに来た人族」
「何も、ただ挨拶に来ただけです」
「挨拶か、それは大切だな」
「はい、ですので贈り物を持ってきました」
収納から大きな袋を10袋取り出し、エルフの主食である大豆だと伝えました。
挨拶だけで村に行かなくて良いのかと聞いて来たけど、挨拶は済ませたから良いと返しました。
「良いのか?我が言わないかもしれないんだぞ」
「また来ますから、その時また検討してください」
「そうか・・・お前は話が分かりそうだな」
ついてこいっと、エルフさんたちが僕たちから離れていき、僕とキョウコは後に続いて歩きました。
しばらく進むと森の木の上に作られた家が並ぶ村が見えて来て、凄いと感想が溢れたよ。
「ねぇアレスト、あのまま帰ったら確実に来て無い事にされてたわよ」
「それで良いんだよキョウコ、僕たちは招かれてないんだ、何度も面会のお願いをするのは当然さ」
あそこで村の責任者にお目通りとか言ったら、速攻でエルフたちは撤退し音沙汰無しになる所で、キョウコに説明してなるほどとか感心されました。
「相手の立場を良く考えるんだよキョウコ」
「確かに、村に知らない人が来たら警戒するわね」
「そういう事、エルフたちは人族を嫌ってるから、僕らよりももっと警戒しているって事さ」
だからこそ、村には入らないでお話をした方が良いと僕は考え、エルフたちの気持ちを大切にしたけど、それを分かってくれて村に入れて貰えたんだ。
ただそれだけなのに、人族はそれを分かってないと、僕たちの言葉を聞いていたあのエルフさんが怒ってきた。
「遅れたが、我はここを守る近衛兵の長をしているフライバルだ」
「僕はアレスト、こちらは僕の恋人で同僚のキョウコです」
「ちょっとアレスト」
変な紹介の仕方をした為、キョウコが焦ってきたけど、フライバルはそれを聞いてもっと信用してくれたんだ。
危険な場所のはずのエルフの村に恋人と来るなんて、普通は絶対にしないと笑ってくれたよ。
「敵地ではなく、お隣の村に来ただけですからね」
「そうだな、隣に住む者というだけだな」
「はい、なのでこれからはもっと仲良くしましょう」
遊びに来てくださいっと、僕の要望をフライバルに伝え、族長のいる家に入っても挨拶をしに来たとだけ伝えたんだ。
女性の族長さんは、それを聞いて大笑いしてきたけど、普通はそれを言うだけの為にここには来ないと、僕をジッと見て目だけは笑ってなかったよ。
「何を企んでいる人族」
「企んではいません、僕たちは先に謝罪しに来たんです」
「どういうことじゃな?」
「今から4ヶ月後に無礼な人族がここに来るので、その謝罪なんです」
僕たちとは関係は無いけど、挨拶ついでに謝りに来たと頭を下げました。
話が読めない族長は、詳しく話を聞いてくれる事になりお茶まで出してくれたんだ。
「実はですね、僕たちの村が大きくなることで、ちょっと困った人族が暴走してしまうんですよ」
「ふむ、もしや反対の山向こうのデブか?」
「そうです、ですので同族として謝罪に来ました」
「なるほど、それなら納得じゃな」
納得したけど、許してもらえるかはまだ分からず、族長は返り討ちにしてやると怖い事を言ってきた。
でも、僕もそれには賛成で、完膚なきまでに倒してしまおうと提案した。
「ほう、そなたはかなり凶悪じゃな」
「そうでもありません、頭が変わるだけで人族の生活は変わりません」
「ふむ・・・では、ワシに何をしてほしいのじゃな?」
「ですから最初のお話の通り、友好関係を結んでほしいんです」
書面に仲良くすると書いてもらい、サインもしっかりと欲しいとお願いしました。
ここで書類を作っても、今の段階ではなんの役にも立たず、エルフさんたちが村に遊びにも来てくれません。
それを書面を作ってくれている族長さんの口から言われ、キョウコはムスッとしたけど、それでいいと僕は即答したんだ。
「どうしてじゃな?」
「これは、2ヵ月後に出席する領主会議の為の布石で、ただの紙きれなんですよ」
「じゃが、友好関係とは、互いの村に出向く事じゃろう」
「そうですが、まだそこまで仲良くありませんし、僕たちからの提案なので、まずは僕たちが来ないとでしょ?」
それもそうじゃっと、族長さんは納得してくれて、書類を僕に渡してくれました。
そして、お名前を教えて貰えて、友好関係の第一歩を踏み出せたんだ。
「それではグラフィル・シャルル様、また遊びに来ますのでよろしくお願いします」
「そうじゃな、今度は食事でもしようぞ」
「はい、僕たちの方も持ってきますので、よろしければお召し上がりください」
エルフは肉を食べないのだけど、それでもグラフィルさんは了承してくれた。
それは、僕がエルフを良く知っているのを分かっているからで、もし肉を出したらその場で殺されるでしょう。
「見送りはフライバルに任せるが、それでよろしいかな?」
「ありがとうございます、森は迷いますからね」
「そうじゃな、迷って戻らぬこともある」
最後に、監視でも残したら許さないと忠告も貰い、僕たちは森を出たんだ。
キョウコはとても疲れていたけど、未来予知が無ければ20回は死んでいたから、本当に大変な話し合いだったんだよ。
「さてキョウコ、次は山に行くよ」
「ちょっと休みましょうよアレスト、交渉は成功したんでしょ」
「そうもいかないんだよキョウコ、あと4つの場所に行って交渉しないといけないんだ」
相手は、ああいえばこういう輩で、先回りして止めなくてはなりません。
その最初の1つがエルフの里で、まだまだ次があるんだ。
「でも、一番近い所が済んだのよ、もう言いがかりは付けられないわ」
「領地の線引きが出来てないからね、そうもいかないんだよ」
ほかの種族も絡んでいるため、領主をまとめる統括者の伯爵様も手が出せなくなります。
最後には決闘とか言って来るけど、この手順を踏むと相手のすべてを奪う事が条件に付け足され、やっと許可が貰えます。
「じゃ、じゃあ4ヵ月後の戦いって」
「そうさキョウコ、相手は裏切って来るんだよ」
「最低ね」
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