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1章 派遣
14話 新人が沢山
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「な、なんでこんなに」
2日の休日を終えて、ワタシたちがギルドに着くと、知らない顔の人たちは沢山朝食を取っていたの。
アレストさんとキョウコさんは、全然気にしてない感じで、ずっと前からいたみたいに対応してて、どうしてなのかを聞いても教えてくれません。
「良いじゃないですか、教えてくださいよアレストさん」
「別に教えても良いけど、彼らの対応は変わらないよ」
「それでも、この疑問は消えますよ」
「そうだぜアレスト、教えてくれよ」
ミネルビルもみんなも頷いて来て、ようやくアレストさんが教えてくれたけど、普通に食事をしてる人たちは、村を襲いに来た盗賊だったそうです。
それを聞いて焦ったけど、アレストさんの奴隷として今後は悪さができない事を説明され、道を作るお仕事にせいを出してくれるそうです。
「そ、そういう事ですか」
「だからね、いない物と思っても良いし、仲良くしても良いんだよ」
「だけどねみんな、暴力はダメよ、労働力が無くなると困るわ」
キョウコさんが怖い事を言って来るけど、そんな事はしませんし、思いつきもしなかったわ。
結局、アレストさんが最初に言った事が実行され、何も変わらずにワタシたちは食事に入ったんです。
「でもさ、この人数は凄くないか?」
「うん、50くらいいる」
「凄いの~」
みんながアレストさんを尊敬の眼差しで見つめるけど、ワタシは最初から尊敬していました。
でも、その気持ちは道を作り始めてもっと高くなったんです。
「「「「すごい!」」」」
「あ、あの人達、どれだけ体力あるんですか」
元盗賊たちは、凄い速さで道を整え始め、ワタシは見ている事しか出来ませんでした。
絶対レベルも高いと、ワタシたちはアレストさんに視線を向けましたよ。
「アレストさん、あの人たちを倒したんですよね」
「そうだねアルシュナ」
「ど、どれだけ強かったんですか」
「話してくれよ」
「聞きたいの~」
みんなもその武勇伝を聞きたくて迫ったんだけど、キョウコさんがそれを遮ってきて、なんだかアレストさんとの距離が縮んでいる事を感じたわ。
だから、ワタシたちはキョウコさんに聞く事にしたんだけど、集まったワタシたちはかなり動揺したわ。
「な、なんでモジモジしてんだ?」
「ももも、もしかしてキョウコさん」
「んふふ~まだあなたたちには早いかもねぇ~」
ギリギリワタシとミネルビルは分かる事で、首を傾げてる3人には早すぎる事が分かりました。
だからそれ以上は聞かなかったんだけど、3人はどうしても聞きたいとか言って来て、まずい状況になったわ。
「だ、ダメよ!ダメダメ」
「「「なんで?」」」
「なんでって・・・ダメだからよ」
理由が言えれば簡単だけど、それは言えない理由にもなっていて、キョウコさんが笑っていたわ。
エッチな話と言っても3人は引かないし、どうしたものかと思っていたら、ミネルビルがニヤニヤして話そうとか言ってきたのよ。
「だ、ダメよミネルビル!」
「どうしてだよアルシュナ、都会に行く前に知っておくべきだろう」
「そうかもしれないけど、まだ早いわ」
10歳前後のお子様たちなのだから、都会に行ってもまだ教えないし、ダンジョンをクリアしてからでも遅くないと説得しました。
でも、3人は既にキョウコさんに抱き着いてて聞こうとしていて、ワタシの言う事は聞かない感じでした。
「どうするのよミネルビル」
「良いじゃねぇか、いずれ聞く事だろう」
「それが早いと言ってるの、アセットさんたちに怒られるわよ」
「そ、それは怖いな」
ワタシとミネルビルの親はもういないけど、3人の両親はまだ生きてるし、村で普通に暮らしているわ。
ワタシたちとPTを組んではいるけど、旅に出るとなれば説得することになるし、3人が変な事を覚えたら責任はワタシたちにあるんです。
「だからダメよ」
「でもなぁ~」
「「「聞きたい」」」
もう後戻りはできないみたいで、ミネルビルと怒られる覚悟を決めました。
道を作る訓練を終え、夕食を取ってお風呂も借りたワタシたちは、いつもなら家に帰るのだけど、キョウコさんの部屋に集まって布団を敷いて円を作ったわ。
「さて、じゃあ聞かせてくれよなキョウコさん」
「仕方ないわねぇ」
「「「ワクワク」」」
ワタシとミネルビルも楽しみではあるのだけど、問題の3人はもっと嬉しそうで、昨晩なにがあったのかが語られたの。
あの盗賊たちの戦いが最初に話されたから、ワタシは安心はしたんだけど、その内容が凄い物だったわ。
「あの人数を罠に嵌めたのかよ」
「そうよミネルビル、それも反撃して来てもアレストは、それをすべてはねのけたの」
「「「「「うそ~」」」」」
あの人数を一人でとか信じられなかったけど、キョウコさんは本当の事を言ってて、既に奴隷として働いているから説得力があり、更にアレストさんとキョウコさんが無傷でいる事もそれを強調させたの。
凄い人なのは分かっていたけど、本当に凄い人だったと、改めて思い知らされました。
「そんでよ、その後どうして寝る事になったんだ?」
「ふぇっ!」
「なんでアルシュナが驚くんだよ、オレはキョウコさんに聞いてるんだぞ」
真剣なお話だったのに、ここで夜のお話になり、キョウコさんはアレストさんの恋人ではあったけど、更に先に進んだお話になったから3人を抱き寄せて耳を塞いであげたわ。
でも、全員の耳を塞げるわけもなく、ミネルビルが笑ってきたわよ。
「往生際が悪いなアルシュナ、本当は自分だって聞きたいんだろう?」
「そそそ、それはそうだけど、キョウコさんはそれで良いの?」
「アタシはねぇ~やっとそこまでいったから、実は聞いてほしいのよ~」
嬉しすぎるせいか、キョウコさんは暴走している感じで、ワタシだけが正気みたいでした。
でも、ワタシも聞きたいのは事実で、話し始めるキョウコさんを止めずに聞くことになったのよ。
「好きになったのは、ここに来る前の山での出来事なんだけどね、盗賊とのやり取りでアレストがアタシをすごく大事にしてるのが分かって、もうスキが爆発しちゃったの」
「「「へぇ~」」」
「どんなやり取りをしたんだ?」
「それはね、みんなにしている事をアタシにはしなかったからなの」
どういう事?っと、ワタシたちは首をひねったけど、そこはどうしても言えないらしく、その事で更に好きになったそうです。
そして、それをする事で愛が深まり、その日は朝まで体を重ねたそうよ。
「「「へぇ~」」」
「ちょっと待てよ、それって昨日の事だよな?」
「そうよミネルビル、だから今眠くて仕方ないわ」
「徹夜でしてたのかよ」
ミネルビルの質問にキョウコさんは首を振ってきて、盗賊を奴隷にする作業でほとんど時間を使ったことが知らされたわ。
そして、残りの時間は身体を重ねると言う、少し濁した感じだったからワタシはホッとしたの。
「そこを詳しく教えてくれよ」
「ミネルビル、ここで実演の対象になるなら良いわよ」
「ふぇっ!」
「当然でしょ、そんな事言えるモノじゃないもの」
実演は大切っと、キョウコさんはミネルビルに迫り、レニーたちはドキドキしながら見ていて、ワタシは止めるかどうか迷ったわ。
正直、ここで止めると標的がワタシにも向けられるので、運が悪かったと思ってミネルビルに教材になってもらう事にしたの。
「ワタシが止めたのに、言い訳してた罰ね」
キョウコさんにキスをされて布団に押し倒され、ミネルビルはその夜レニーたちの教材になりました。
良く分かったとみんなは納得したけど、ミネルビルはちょっとうっとりしていたわね。
2日の休日を終えて、ワタシたちがギルドに着くと、知らない顔の人たちは沢山朝食を取っていたの。
アレストさんとキョウコさんは、全然気にしてない感じで、ずっと前からいたみたいに対応してて、どうしてなのかを聞いても教えてくれません。
「良いじゃないですか、教えてくださいよアレストさん」
「別に教えても良いけど、彼らの対応は変わらないよ」
「それでも、この疑問は消えますよ」
「そうだぜアレスト、教えてくれよ」
ミネルビルもみんなも頷いて来て、ようやくアレストさんが教えてくれたけど、普通に食事をしてる人たちは、村を襲いに来た盗賊だったそうです。
それを聞いて焦ったけど、アレストさんの奴隷として今後は悪さができない事を説明され、道を作るお仕事にせいを出してくれるそうです。
「そ、そういう事ですか」
「だからね、いない物と思っても良いし、仲良くしても良いんだよ」
「だけどねみんな、暴力はダメよ、労働力が無くなると困るわ」
キョウコさんが怖い事を言って来るけど、そんな事はしませんし、思いつきもしなかったわ。
結局、アレストさんが最初に言った事が実行され、何も変わらずにワタシたちは食事に入ったんです。
「でもさ、この人数は凄くないか?」
「うん、50くらいいる」
「凄いの~」
みんながアレストさんを尊敬の眼差しで見つめるけど、ワタシは最初から尊敬していました。
でも、その気持ちは道を作り始めてもっと高くなったんです。
「「「「すごい!」」」」
「あ、あの人達、どれだけ体力あるんですか」
元盗賊たちは、凄い速さで道を整え始め、ワタシは見ている事しか出来ませんでした。
絶対レベルも高いと、ワタシたちはアレストさんに視線を向けましたよ。
「アレストさん、あの人たちを倒したんですよね」
「そうだねアルシュナ」
「ど、どれだけ強かったんですか」
「話してくれよ」
「聞きたいの~」
みんなもその武勇伝を聞きたくて迫ったんだけど、キョウコさんがそれを遮ってきて、なんだかアレストさんとの距離が縮んでいる事を感じたわ。
だから、ワタシたちはキョウコさんに聞く事にしたんだけど、集まったワタシたちはかなり動揺したわ。
「な、なんでモジモジしてんだ?」
「ももも、もしかしてキョウコさん」
「んふふ~まだあなたたちには早いかもねぇ~」
ギリギリワタシとミネルビルは分かる事で、首を傾げてる3人には早すぎる事が分かりました。
だからそれ以上は聞かなかったんだけど、3人はどうしても聞きたいとか言って来て、まずい状況になったわ。
「だ、ダメよ!ダメダメ」
「「「なんで?」」」
「なんでって・・・ダメだからよ」
理由が言えれば簡単だけど、それは言えない理由にもなっていて、キョウコさんが笑っていたわ。
エッチな話と言っても3人は引かないし、どうしたものかと思っていたら、ミネルビルがニヤニヤして話そうとか言ってきたのよ。
「だ、ダメよミネルビル!」
「どうしてだよアルシュナ、都会に行く前に知っておくべきだろう」
「そうかもしれないけど、まだ早いわ」
10歳前後のお子様たちなのだから、都会に行ってもまだ教えないし、ダンジョンをクリアしてからでも遅くないと説得しました。
でも、3人は既にキョウコさんに抱き着いてて聞こうとしていて、ワタシの言う事は聞かない感じでした。
「どうするのよミネルビル」
「良いじゃねぇか、いずれ聞く事だろう」
「それが早いと言ってるの、アセットさんたちに怒られるわよ」
「そ、それは怖いな」
ワタシとミネルビルの親はもういないけど、3人の両親はまだ生きてるし、村で普通に暮らしているわ。
ワタシたちとPTを組んではいるけど、旅に出るとなれば説得することになるし、3人が変な事を覚えたら責任はワタシたちにあるんです。
「だからダメよ」
「でもなぁ~」
「「「聞きたい」」」
もう後戻りはできないみたいで、ミネルビルと怒られる覚悟を決めました。
道を作る訓練を終え、夕食を取ってお風呂も借りたワタシたちは、いつもなら家に帰るのだけど、キョウコさんの部屋に集まって布団を敷いて円を作ったわ。
「さて、じゃあ聞かせてくれよなキョウコさん」
「仕方ないわねぇ」
「「「ワクワク」」」
ワタシとミネルビルも楽しみではあるのだけど、問題の3人はもっと嬉しそうで、昨晩なにがあったのかが語られたの。
あの盗賊たちの戦いが最初に話されたから、ワタシは安心はしたんだけど、その内容が凄い物だったわ。
「あの人数を罠に嵌めたのかよ」
「そうよミネルビル、それも反撃して来てもアレストは、それをすべてはねのけたの」
「「「「「うそ~」」」」」
あの人数を一人でとか信じられなかったけど、キョウコさんは本当の事を言ってて、既に奴隷として働いているから説得力があり、更にアレストさんとキョウコさんが無傷でいる事もそれを強調させたの。
凄い人なのは分かっていたけど、本当に凄い人だったと、改めて思い知らされました。
「そんでよ、その後どうして寝る事になったんだ?」
「ふぇっ!」
「なんでアルシュナが驚くんだよ、オレはキョウコさんに聞いてるんだぞ」
真剣なお話だったのに、ここで夜のお話になり、キョウコさんはアレストさんの恋人ではあったけど、更に先に進んだお話になったから3人を抱き寄せて耳を塞いであげたわ。
でも、全員の耳を塞げるわけもなく、ミネルビルが笑ってきたわよ。
「往生際が悪いなアルシュナ、本当は自分だって聞きたいんだろう?」
「そそそ、それはそうだけど、キョウコさんはそれで良いの?」
「アタシはねぇ~やっとそこまでいったから、実は聞いてほしいのよ~」
嬉しすぎるせいか、キョウコさんは暴走している感じで、ワタシだけが正気みたいでした。
でも、ワタシも聞きたいのは事実で、話し始めるキョウコさんを止めずに聞くことになったのよ。
「好きになったのは、ここに来る前の山での出来事なんだけどね、盗賊とのやり取りでアレストがアタシをすごく大事にしてるのが分かって、もうスキが爆発しちゃったの」
「「「へぇ~」」」
「どんなやり取りをしたんだ?」
「それはね、みんなにしている事をアタシにはしなかったからなの」
どういう事?っと、ワタシたちは首をひねったけど、そこはどうしても言えないらしく、その事で更に好きになったそうです。
そして、それをする事で愛が深まり、その日は朝まで体を重ねたそうよ。
「「「へぇ~」」」
「ちょっと待てよ、それって昨日の事だよな?」
「そうよミネルビル、だから今眠くて仕方ないわ」
「徹夜でしてたのかよ」
ミネルビルの質問にキョウコさんは首を振ってきて、盗賊を奴隷にする作業でほとんど時間を使ったことが知らされたわ。
そして、残りの時間は身体を重ねると言う、少し濁した感じだったからワタシはホッとしたの。
「そこを詳しく教えてくれよ」
「ミネルビル、ここで実演の対象になるなら良いわよ」
「ふぇっ!」
「当然でしょ、そんな事言えるモノじゃないもの」
実演は大切っと、キョウコさんはミネルビルに迫り、レニーたちはドキドキしながら見ていて、ワタシは止めるかどうか迷ったわ。
正直、ここで止めると標的がワタシにも向けられるので、運が悪かったと思ってミネルビルに教材になってもらう事にしたの。
「ワタシが止めたのに、言い訳してた罰ね」
キョウコさんにキスをされて布団に押し倒され、ミネルビルはその夜レニーたちの教材になりました。
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