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1章 派遣
5話 ダンジョンの生まれた村
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「ここがソゴーノ村なのね」
キョウコも言いたいでしょうが、この村はかなりさびれていて、だからこそ僕が呼ばれたのだと再確認です。
村の発展も考えなくてはならず、それだけ大変な日々を送る事が決まっているんだ。
「そう言う事だったのねアレスト」
「そうなんだよキョウコ、更に言うとね、ギルド用の建物も僕たちが住む家もないんだよ」
「そ、そうなの!」
「うん、これが最初の難所だけど、これくらいは準備してるから安心してよキョウコ」
すっごく頼りになるとか言われたけど、普通の家を建てるだけなのでそれほどでもありません。
まずは村長に会いに向かい、そこでお話をしますが、そこでもあまり歓迎されなかったんだ。
「お二人も来るとは聞いてませんが」
「それだけここに出現したダンジョンに期待しているんですよ」
「そうなのですかな?」
「はい、ですのでご期待ください」
利益になると分かれば、村長は喜ぶと思うかもしれませんが、ここの村長はそうでもなく、変な輩が村に来るのではと心配しているんだ。
そんな不安も当然だけど、僕がそれをさせないので、まずはダンジョンの場所を教えて貰ったよ。
「村の北側ですか」
「はい、森に少し入った先に、岩に囲まれた場所があって、入り口はそこにあります」
「発見者は何処にいますか?」
出来たら案内をしてほしいとお願いすると、今その人たちは狩りに出ているらしく、それでは仕方ないと僕たちだけで見に行く事にしました。
村長の家を出て、あの態度にキョウコが怒るけど、村の村長なんてあんなものと落ち着かせたよ。
「ジャマさえしなければ良いんだ」
「そうだけど、協力はしてくれないわよあれは」
「そうだけど、そこは利益になると見せれば一発だよ」
その方法も既に手の内で、だからこそ僕が選ばれ、ここが繁栄するんです。
その為の声掛けでもあり、僕たちは森に入ってダンジョンの洞窟を見つけましたよ。
「ここが入り口ねアレスト」
「さぁキョウコ、ここからちょっと危険だからね、僕から離れないでね」
「も、もしかしてアレスト」
「そうだよキョウコ、狩りと村長は言ってたけど、森を探索するよりもダンジョンで狩りをした方が良いと思うのは当然さ」
そう言って、僕はダンジョンに入り、最初の広場を見て納得したんだ。
階層の深いダンジョンの作りで、それだけ準備が必要と後ろで抱き着いてくるキョウコに説明したよ。
「でも、今日の目的は階層を調べるんじゃなくて、4階層で動けなくなってるPTの救出ね」
「わわわ、分かったわ」
「怖いなら待ってても良いんだけど」
「行くわよ、アレストにだけ大変な事はさせないわ」
何か手伝わせてっと、震えながら言ってくれたので、僕は付与をしたホワイトウルフの牙を渡しました。
それには氷魔法が付与されていて、遠くからの支援をお願いしました。
「ま、魔法なんて、アタシ使ったことないわよ」
「それは平気だよキョウコ、唱えるだけで勝手に当たってくれる魔法だからね」
「そ、そんな魔法聞いたことないけど」
それだけ難しい付与を付けていて、僕の強みとどや顔を決めてみたよ。
地下1階に降りて、試しに撃ってもらい、そのすごさを理解してもらったけど、正直僕だけだと大変でした。
「じゃあ、アイスミストを指示したら使ってね」
「わ、分かったけど・・・氷漬けになったのはどうするの?」
「少し小突けば消滅するよ」
ダンジョン内だからっと、僕は凍った一角ウサギを蹴ったら、崩れて消滅しました。
そして、ドロップしたのはウサギの肉と魔石小で、こんなに簡単で良いのかとキョウコは聞いて来たんだ。
「本当はこうはいかないよ、僕がいるからなんだ」
「どうしてなの?何もしてないように見えたけど」
「そこはね、僕の服に付与してる魔法が影響してるんだ」
オンオフが効くので、旅の間はオフにしていましたが、モンスターの注意を引くことが出来る【挑発】スキルが付与されています。
他にも、一時的に動きを止める【影縫い】やバランスを崩す【膝打ち】が付いています。
「攻撃はないの?」
「あるけど、それは最後の手段と言いますか、準備がいるんだよ」
「そうなのね、じゃあアタシが主力なの?」
「そういう事になるかな」
僕が囮でキョウコが攻撃と連携を説明し、4階まではそれほど危険じゃないと教えました。
今動けないPTも新人だから動けないだけで、しっかりと敵を把握し連携を行えば余裕と歩き出します。
「さすがと言うか、頼りになるわねアレスト」
「まぁ勇者PTで鍛えられたからね」
「雑用って言ってたけど、やっぱり凄いわよ」
装備がもっとしっかりしたのがあれば、ここのダンジョンの30階までなら僕一人で進めると、ちょっと誇らしく言ったけど、4つ星以上の戦闘職なら出来るとは言いません。
付与を全力にすればまだまだ進めるし、準備をすればクリアも出来るけど、ドスモスたちの時並みに未来を見ないといけないのでやりません。
「それなら、アタシがいなくても良かったんじゃないの?」
「そうでもないよキョウコ・・・実は動けなくなってるPTは女性でね、かなりボロボロになってるから」
「ああ~そういう事ね」
それなら任せてっと、横で胸を叩いてくれて、僕も安心しました。
5人の女性たちは、オークに襲われ装備は壊され服を破かれたけど、何とか逃げている状態なので、僕は男として見ない方が良かったんです。
「それで、4階のどの辺にいるのかしら?」
「中間あたりだから、ちょっと時間は掛かるかな」
「でも、平気なのよねアレスト?」
「そうだね、このペースでいけば助けられるよ」
既に2階の終わりで、3階の階段を降り始めた僕たちは、1時間と掛からずに4階に降りる事が出来ました。
少し進むとオークが数体通路に存在していて、キョウコに倒してもらったよ。
「本当に簡単ね」
「まぁ今使ってる魔法は中級だからね」
「え!・・・それっておかしくないかしら?」
それはそうだよっと、僕も自分の非常識さに納得しています。
それだけの魔力を付与の文字に溜めていて、本体の素材である牙は依り代でしかないから、別に変ではないと説明したよ。
「依り代でしかないって・・・普通そっちが壊れると思うんだけど、アタシが変なの?」
「その考えは合ってるよキョウコ、依り代を強化してないからそうなるんだ」
「強化って、普通それで壊れるわよ」
「そこが僕の腕の見せ所だね」
強化魔法は、少しずつ強めると対象に負荷を掛けないで済み、そこに付与魔法を加えれば出来上がりという事だったんだ。
だからこそ、ドスモスたちは強くなったのに、今になって強化魔法のみで戦っても強くはなれなかったんだ。
「まぁでも、両方使える人は少ないよね」
「少ないっていうか、いないわね」
「そうだね、後300年は出てこないかな」
それだけ難しい事で、形になるのは100年後です。
僕はそう言った先まで見る事が出来て、未来の技術も使えます。
「混乱するから世には出さないけどね」
「それが良いわ、非常識にも程があるわよ」
「惚れ直したでしょ?」
はははっと笑った僕に抱き着いて、当然とかキョウコが言ってきたので、僕の方がテレてしまいました。
そして、危険もなく4階層に到達して、そのPTに出会う事が出来ました。
キョウコも言いたいでしょうが、この村はかなりさびれていて、だからこそ僕が呼ばれたのだと再確認です。
村の発展も考えなくてはならず、それだけ大変な日々を送る事が決まっているんだ。
「そう言う事だったのねアレスト」
「そうなんだよキョウコ、更に言うとね、ギルド用の建物も僕たちが住む家もないんだよ」
「そ、そうなの!」
「うん、これが最初の難所だけど、これくらいは準備してるから安心してよキョウコ」
すっごく頼りになるとか言われたけど、普通の家を建てるだけなのでそれほどでもありません。
まずは村長に会いに向かい、そこでお話をしますが、そこでもあまり歓迎されなかったんだ。
「お二人も来るとは聞いてませんが」
「それだけここに出現したダンジョンに期待しているんですよ」
「そうなのですかな?」
「はい、ですのでご期待ください」
利益になると分かれば、村長は喜ぶと思うかもしれませんが、ここの村長はそうでもなく、変な輩が村に来るのではと心配しているんだ。
そんな不安も当然だけど、僕がそれをさせないので、まずはダンジョンの場所を教えて貰ったよ。
「村の北側ですか」
「はい、森に少し入った先に、岩に囲まれた場所があって、入り口はそこにあります」
「発見者は何処にいますか?」
出来たら案内をしてほしいとお願いすると、今その人たちは狩りに出ているらしく、それでは仕方ないと僕たちだけで見に行く事にしました。
村長の家を出て、あの態度にキョウコが怒るけど、村の村長なんてあんなものと落ち着かせたよ。
「ジャマさえしなければ良いんだ」
「そうだけど、協力はしてくれないわよあれは」
「そうだけど、そこは利益になると見せれば一発だよ」
その方法も既に手の内で、だからこそ僕が選ばれ、ここが繁栄するんです。
その為の声掛けでもあり、僕たちは森に入ってダンジョンの洞窟を見つけましたよ。
「ここが入り口ねアレスト」
「さぁキョウコ、ここからちょっと危険だからね、僕から離れないでね」
「も、もしかしてアレスト」
「そうだよキョウコ、狩りと村長は言ってたけど、森を探索するよりもダンジョンで狩りをした方が良いと思うのは当然さ」
そう言って、僕はダンジョンに入り、最初の広場を見て納得したんだ。
階層の深いダンジョンの作りで、それだけ準備が必要と後ろで抱き着いてくるキョウコに説明したよ。
「でも、今日の目的は階層を調べるんじゃなくて、4階層で動けなくなってるPTの救出ね」
「わわわ、分かったわ」
「怖いなら待ってても良いんだけど」
「行くわよ、アレストにだけ大変な事はさせないわ」
何か手伝わせてっと、震えながら言ってくれたので、僕は付与をしたホワイトウルフの牙を渡しました。
それには氷魔法が付与されていて、遠くからの支援をお願いしました。
「ま、魔法なんて、アタシ使ったことないわよ」
「それは平気だよキョウコ、唱えるだけで勝手に当たってくれる魔法だからね」
「そ、そんな魔法聞いたことないけど」
それだけ難しい付与を付けていて、僕の強みとどや顔を決めてみたよ。
地下1階に降りて、試しに撃ってもらい、そのすごさを理解してもらったけど、正直僕だけだと大変でした。
「じゃあ、アイスミストを指示したら使ってね」
「わ、分かったけど・・・氷漬けになったのはどうするの?」
「少し小突けば消滅するよ」
ダンジョン内だからっと、僕は凍った一角ウサギを蹴ったら、崩れて消滅しました。
そして、ドロップしたのはウサギの肉と魔石小で、こんなに簡単で良いのかとキョウコは聞いて来たんだ。
「本当はこうはいかないよ、僕がいるからなんだ」
「どうしてなの?何もしてないように見えたけど」
「そこはね、僕の服に付与してる魔法が影響してるんだ」
オンオフが効くので、旅の間はオフにしていましたが、モンスターの注意を引くことが出来る【挑発】スキルが付与されています。
他にも、一時的に動きを止める【影縫い】やバランスを崩す【膝打ち】が付いています。
「攻撃はないの?」
「あるけど、それは最後の手段と言いますか、準備がいるんだよ」
「そうなのね、じゃあアタシが主力なの?」
「そういう事になるかな」
僕が囮でキョウコが攻撃と連携を説明し、4階まではそれほど危険じゃないと教えました。
今動けないPTも新人だから動けないだけで、しっかりと敵を把握し連携を行えば余裕と歩き出します。
「さすがと言うか、頼りになるわねアレスト」
「まぁ勇者PTで鍛えられたからね」
「雑用って言ってたけど、やっぱり凄いわよ」
装備がもっとしっかりしたのがあれば、ここのダンジョンの30階までなら僕一人で進めると、ちょっと誇らしく言ったけど、4つ星以上の戦闘職なら出来るとは言いません。
付与を全力にすればまだまだ進めるし、準備をすればクリアも出来るけど、ドスモスたちの時並みに未来を見ないといけないのでやりません。
「それなら、アタシがいなくても良かったんじゃないの?」
「そうでもないよキョウコ・・・実は動けなくなってるPTは女性でね、かなりボロボロになってるから」
「ああ~そういう事ね」
それなら任せてっと、横で胸を叩いてくれて、僕も安心しました。
5人の女性たちは、オークに襲われ装備は壊され服を破かれたけど、何とか逃げている状態なので、僕は男として見ない方が良かったんです。
「それで、4階のどの辺にいるのかしら?」
「中間あたりだから、ちょっと時間は掛かるかな」
「でも、平気なのよねアレスト?」
「そうだね、このペースでいけば助けられるよ」
既に2階の終わりで、3階の階段を降り始めた僕たちは、1時間と掛からずに4階に降りる事が出来ました。
少し進むとオークが数体通路に存在していて、キョウコに倒してもらったよ。
「本当に簡単ね」
「まぁ今使ってる魔法は中級だからね」
「え!・・・それっておかしくないかしら?」
それはそうだよっと、僕も自分の非常識さに納得しています。
それだけの魔力を付与の文字に溜めていて、本体の素材である牙は依り代でしかないから、別に変ではないと説明したよ。
「依り代でしかないって・・・普通そっちが壊れると思うんだけど、アタシが変なの?」
「その考えは合ってるよキョウコ、依り代を強化してないからそうなるんだ」
「強化って、普通それで壊れるわよ」
「そこが僕の腕の見せ所だね」
強化魔法は、少しずつ強めると対象に負荷を掛けないで済み、そこに付与魔法を加えれば出来上がりという事だったんだ。
だからこそ、ドスモスたちは強くなったのに、今になって強化魔法のみで戦っても強くはなれなかったんだ。
「まぁでも、両方使える人は少ないよね」
「少ないっていうか、いないわね」
「そうだね、後300年は出てこないかな」
それだけ難しい事で、形になるのは100年後です。
僕はそう言った先まで見る事が出来て、未来の技術も使えます。
「混乱するから世には出さないけどね」
「それが良いわ、非常識にも程があるわよ」
「惚れ直したでしょ?」
はははっと笑った僕に抱き着いて、当然とかキョウコが言ってきたので、僕の方がテレてしまいました。
そして、危険もなく4階層に到達して、そのPTに出会う事が出来ました。
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