うみと鹿と山犬と
鹿族の娘・ヤシュカは、滅多に生まれない「白き鹿」だ。けれどもそれだけで一族の者に崇め奉られることにはうんざりしていた。ヤシュカは誤って禁足地に入り込んだところを山犬族の青年・モレヤに襲われ、おにぎりで窮地を脱し、おにぎりで窮地に陥る。自分を特別扱いしないモレヤにヤシュカは次第に惹かれていくが、秋――発情期と共に決断の時が迫っていた。
※=R18シーン有。全20話
ムーンライトノベルズ 様にも掲載しています
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