僕と精霊〜The last magic〜

最後の魔法編

第205話その1 悪魔の世界

　マモンによって魂を抜き取られてしまったアスモン。ジャンプは怒りを力に立ち向かう。

「「テメェ！アスモンに何をしやがった❗️」」
「アスモンテスの魂を取り込んでやったのさ！これで僕を含めて6つの魂が揃った❗️」

「「魂だと！？何が目的だ！」」
「おいおい、しらけるだろ。まぁ良い、今は最高の気分だから教えてやるよ❗️」
「「くっ！」」
ジャンプはマモンと距離を取り、観察を始める。

「僕の目的は魔王として全ての世界に君臨する神になる事。その為にも同胞の6人の魂が必要なんだよ」
「「7つの大罪の魂って事か..だがそれじゃあ１つに足りないんじゃないか？」」

「大・正・解！君の言う通り魂は１つに足りない。君たちが倒しちゃったベルゴンドの魂だけは完全に浄化されちゃってたからね」
「「なるほど、つまりお前は完全な姿にはなれないって訳か‼️」」
ジャンプが動き出すのと同時にマモンの腹に膝蹴りが炸裂する。

「ぐっ！..バーカ、ベル程度の魂ならそこら辺の悪魔の魂で代用できんだよ！グリーズ‼️」
「「何！？」」
マモンが作り出した空間の穴から大量の悪魔達が噴き出してくる。

「この町で暴れているヤツらを総動員させてもらったよ」
「あれは！？マモン様❗️新しい魔王‼️」
「「「「「魔王❗️魔王❗️魔王❗️魔王❗️」」」」」
悪魔達は新たに誕生した魔王マモンへ歓喜の声援遠送り始める。

「「まさか！？させるか！」」
「貴様ら❗️我に魂を捧げるのだ‼️」
「「「「「うおおお‼️」」」」」
大量の悪魔達の魂が同時にマモンの中へ取り込まれる。

「ヒャヒャヒャヒャ‼️」
マモンの体に変化が現れ始める。