647 / 747
最後の魔法編
第198話 絶対に
しおりを挟む
パンプとアスモンは今なお死闘を続けているサラの元へと向かっていた。
「アスモン、スピード上げて良いか?」
「うん!」
まるでジェット機のようなスピードで2人は荒れた町を過ぎて行った。
「待って❗️2人とも!」
2人を止める声が聞こえた。聞き覚えのある声だ。2人の急ブレーキにより、凄まじい衝撃波が生まれた。
「アミィ!セバス!パンピーと会えたのだ!」
「良かったわねアスモンちゃん」
「なんだよアミィ..オレ急いでるんだ」
パンプはアミィと顔を合わせないようにしていた。
「ごめんね。まだあの事、怒ってるわよね」
「怒ってるに決まってるだろ。アミィはオレらが嫌いなんだろ?」
「そんな事ない。今は何を言ってもダメかもしれないけど..私はパンプちゃんの事もみんなの事も大好きよ」
アミィが差し出した手をパンプは無視する。
「パンピー、喧嘩は良くないのだ」
「...分かったよ」
パンプはアスモンに従い、アミィと目を合わせる。
「絶対に許されない事をしたと思ってる。これからパンプちゃんに口を聞かれなくても仕方ないと思ってる。でも約束して、もう止めないから..絶対に無事に帰ってきてね」
「..卵焼き」
「え?」
「帰ったらアミィの卵焼きが食べたい」
「山程作ってあげる。みんなで食べましょうね」
「おおー!」
アスモンはパンプの手を持って上に掲げる。
「じゃあ頑張る。アミィもコレ、セバスも」
「コレは?」
パンプはアミィ達に宝石差し出した。
「疲れてるだろ。コレ使えばちょっとは疲れが取れるから。アスモン行くぞ」
「え、えー分かったのだ!」
2人は再びサラの元へと飛び始める。
「ありがとう。絶対に戻ってくるのよ」
「さぁ我々も行きましょう」
「ええ」
2人は宝石を体に入れ込んで進み始める。
一方その頃、サラは強欲の大悪魔ルシファードと力と力のぶつけ合いをしていた。ガルディバルとの共鳴により、姿を変えたルシファード。武人の頂。教えを思い出し、自身の100%以上の力を解放したサラの力は均衡していた。
「アンタには礼がしたい。正直、今という今まで平和ボケをしていた」
「フフフ、愚かで呑気なものだな人間とは。だが我も感謝しているぞ❗️このパワー!素晴らしい❗️」
「おかげで大事な事を思い出せたよ」
「安心しろもうじき貴様はこの圧倒的な力の前にひれ伏すこととなる。殺しはしない。貴様は特別に我が部下として招待してくれる」
「ふっ!嬉しいねぇ。でも生憎アタシには待ってる家庭があるんで断るよ」
「やはり愚か、無粋な事をした」
「ああ!」
「「来い!」」
2人の力は増しながら戦いは続いていく。
「アスモン、スピード上げて良いか?」
「うん!」
まるでジェット機のようなスピードで2人は荒れた町を過ぎて行った。
「待って❗️2人とも!」
2人を止める声が聞こえた。聞き覚えのある声だ。2人の急ブレーキにより、凄まじい衝撃波が生まれた。
「アミィ!セバス!パンピーと会えたのだ!」
「良かったわねアスモンちゃん」
「なんだよアミィ..オレ急いでるんだ」
パンプはアミィと顔を合わせないようにしていた。
「ごめんね。まだあの事、怒ってるわよね」
「怒ってるに決まってるだろ。アミィはオレらが嫌いなんだろ?」
「そんな事ない。今は何を言ってもダメかもしれないけど..私はパンプちゃんの事もみんなの事も大好きよ」
アミィが差し出した手をパンプは無視する。
「パンピー、喧嘩は良くないのだ」
「...分かったよ」
パンプはアスモンに従い、アミィと目を合わせる。
「絶対に許されない事をしたと思ってる。これからパンプちゃんに口を聞かれなくても仕方ないと思ってる。でも約束して、もう止めないから..絶対に無事に帰ってきてね」
「..卵焼き」
「え?」
「帰ったらアミィの卵焼きが食べたい」
「山程作ってあげる。みんなで食べましょうね」
「おおー!」
アスモンはパンプの手を持って上に掲げる。
「じゃあ頑張る。アミィもコレ、セバスも」
「コレは?」
パンプはアミィ達に宝石差し出した。
「疲れてるだろ。コレ使えばちょっとは疲れが取れるから。アスモン行くぞ」
「え、えー分かったのだ!」
2人は再びサラの元へと飛び始める。
「ありがとう。絶対に戻ってくるのよ」
「さぁ我々も行きましょう」
「ええ」
2人は宝石を体に入れ込んで進み始める。
一方その頃、サラは強欲の大悪魔ルシファードと力と力のぶつけ合いをしていた。ガルディバルとの共鳴により、姿を変えたルシファード。武人の頂。教えを思い出し、自身の100%以上の力を解放したサラの力は均衡していた。
「アンタには礼がしたい。正直、今という今まで平和ボケをしていた」
「フフフ、愚かで呑気なものだな人間とは。だが我も感謝しているぞ❗️このパワー!素晴らしい❗️」
「おかげで大事な事を思い出せたよ」
「安心しろもうじき貴様はこの圧倒的な力の前にひれ伏すこととなる。殺しはしない。貴様は特別に我が部下として招待してくれる」
「ふっ!嬉しいねぇ。でも生憎アタシには待ってる家庭があるんで断るよ」
「やはり愚か、無粋な事をした」
「ああ!」
「「来い!」」
2人の力は増しながら戦いは続いていく。
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる