483 / 747
最後の魔法編
第152話 宣戦布告
しおりを挟む
「姉ちゃん!」
「スカルド!」
「うわぁぁぁ‼️」
.
.
.
「うわぁ‼️」
「「「キャア❗️」」」
「アギャアァ‼️」
スカルドが目を覚ますと生徒会室にいた
「スカルド!大丈夫ですか?」
「あれ?あれあれ?此処どこ?」
目をパチパチさせながらスカルドは周りを見る
「あ、生徒会室?」
「スカルド昨日から寝てた」
レイラは呑気に笑っている
「予知夢を見たんでしょ?どんな感じだった!?」
キャルルはスカルドの周りを飛び回る
「アギャア!アギャ!ギャァ!」
バジルはヨダレを垂らしている
「もう!心配したんですよ!」
ツイスターは泣いていた
「アドロンは?」
「学園長に呼ばれて打ち合わせをしてますよ。私達は留守番です」
「そうか」
「ねぇねぇスカルド!予知夢予知夢!」
「え?」
好奇心旺盛なキャルルはスカルドの肩をブンブンと振り回す。
「えっと...」
『夢の内容が不吉なものであれば誰にも話すな。必ず現実になる』
「あっ!」
スカルドはパルムに言われた事を思い出し、咄嗟に口を塞ぐ。
「ねぇねぇ」
「秘密..」
「えーつまんないの」
「アギャ」
「ただいま、全員集合」
部屋に戻って来たアドロンは手を叩いて、打ち合わせテーブルに皆を集める。
「おお、スカルド起きたか...おはよう、体は大丈夫?」
「ああ!バッチリだ」
「よし、それじゃあ話を始めようか」
安堵の表情から真剣な表情に切り替え、アドロンは話を始める。
「先の学園長の話の通り、此処1ヶ月で龍神町周辺の町が襲撃を受けている。2つ隣の桜倫町に関しては町丸ごと焼き払われた」
「ちくしょう、あそこに友達だっているのに!」
メルトは抑えきれぬ怒りを机にぶつける
「気持ちは分かる。だが今は話を..ぐっ!」
話を戻そうとしたアドロンは頭を抑える
「会長?..こ、これは!?」
「なにこれ!?」
「な、なんだ!頭の中に声が!」
『人間どもよ❗️』
アドロン達、いや龍神町の者達の頭の中に直接声が響き始めた
「悪魔か..」
「どこに隠れている!」
「いえ、これは離れた所から話しかけられているようです」
『我は傲慢の悪魔!ルシファード❗️時は満ちた!我々は貴様らを絶望の底へと沈める大悪魔である❗️』
『今まで、貴様らこの町の人間は我らの同胞を殺した罪がある。よって貴様らの国のこの町は最後に破壊する事にした!』
「なんだと..」
『貴様ら最後の日まで残り、82時間。それまで絶望し、嘆き、我らに反抗した者達を恨むが良い。ムハハハハ‼️』
声が聞こえなくなった
「82時間...3日と10時間...3日後の朝4時」
「会長!私達は..これは私達でなんとかできるものなんですか!」
「会長!俺は会長がどうしようがついて行きますよ!」
「悪魔、学校をめちゃくちゃにしたヤツ」
「全員、今日は解散だ。俺は学園長と話をしてくる。ツイスター!スカルド!」
「はい!」
「おう!」
3人は部屋を飛び出す
「スカルド!」
「うわぁぁぁ‼️」
.
.
.
「うわぁ‼️」
「「「キャア❗️」」」
「アギャアァ‼️」
スカルドが目を覚ますと生徒会室にいた
「スカルド!大丈夫ですか?」
「あれ?あれあれ?此処どこ?」
目をパチパチさせながらスカルドは周りを見る
「あ、生徒会室?」
「スカルド昨日から寝てた」
レイラは呑気に笑っている
「予知夢を見たんでしょ?どんな感じだった!?」
キャルルはスカルドの周りを飛び回る
「アギャア!アギャ!ギャァ!」
バジルはヨダレを垂らしている
「もう!心配したんですよ!」
ツイスターは泣いていた
「アドロンは?」
「学園長に呼ばれて打ち合わせをしてますよ。私達は留守番です」
「そうか」
「ねぇねぇスカルド!予知夢予知夢!」
「え?」
好奇心旺盛なキャルルはスカルドの肩をブンブンと振り回す。
「えっと...」
『夢の内容が不吉なものであれば誰にも話すな。必ず現実になる』
「あっ!」
スカルドはパルムに言われた事を思い出し、咄嗟に口を塞ぐ。
「ねぇねぇ」
「秘密..」
「えーつまんないの」
「アギャ」
「ただいま、全員集合」
部屋に戻って来たアドロンは手を叩いて、打ち合わせテーブルに皆を集める。
「おお、スカルド起きたか...おはよう、体は大丈夫?」
「ああ!バッチリだ」
「よし、それじゃあ話を始めようか」
安堵の表情から真剣な表情に切り替え、アドロンは話を始める。
「先の学園長の話の通り、此処1ヶ月で龍神町周辺の町が襲撃を受けている。2つ隣の桜倫町に関しては町丸ごと焼き払われた」
「ちくしょう、あそこに友達だっているのに!」
メルトは抑えきれぬ怒りを机にぶつける
「気持ちは分かる。だが今は話を..ぐっ!」
話を戻そうとしたアドロンは頭を抑える
「会長?..こ、これは!?」
「なにこれ!?」
「な、なんだ!頭の中に声が!」
『人間どもよ❗️』
アドロン達、いや龍神町の者達の頭の中に直接声が響き始めた
「悪魔か..」
「どこに隠れている!」
「いえ、これは離れた所から話しかけられているようです」
『我は傲慢の悪魔!ルシファード❗️時は満ちた!我々は貴様らを絶望の底へと沈める大悪魔である❗️』
『今まで、貴様らこの町の人間は我らの同胞を殺した罪がある。よって貴様らの国のこの町は最後に破壊する事にした!』
「なんだと..」
『貴様ら最後の日まで残り、82時間。それまで絶望し、嘆き、我らに反抗した者達を恨むが良い。ムハハハハ‼️』
声が聞こえなくなった
「82時間...3日と10時間...3日後の朝4時」
「会長!私達は..これは私達でなんとかできるものなんですか!」
「会長!俺は会長がどうしようがついて行きますよ!」
「悪魔、学校をめちゃくちゃにしたヤツ」
「全員、今日は解散だ。俺は学園長と話をしてくる。ツイスター!スカルド!」
「はい!」
「おう!」
3人は部屋を飛び出す
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
【完結】勇者学園の異端児は強者ムーブをかましたい
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、pixivにも投稿中。
※小説家になろうでは最新『勇者祭編』の中盤まで連載中。
※アルファポリスでは『オスカーの帰郷編』まで公開し、完結表記にしています。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【悲報】人気ゲーム配信者、身に覚えのない大炎上で引退。~新たに探索者となり、ダンジョン配信して最速で成り上がります~
椿紅颯
ファンタジー
目標である登録者3万人の夢を叶えた葭谷和昌こと活動名【カズマ】。
しかし次の日、身に覚えのない大炎上を経験してしまい、SNSと活動アカウントが大量の通報の後に削除されてしまう。
タイミング良くアルバイトもやめてしまい、完全に収入が途絶えてしまったことから探索者になることを決める。
数日間が経過し、とある都市伝説を友人から聞いて実践することに。
すると、聞いていた内容とは異なるものの、レアドロップ&レアスキルを手に入れてしまう!
手に入れたものを活かすため、一度は去った配信業界へと戻ることを決める。
そんな矢先、ダンジョンで狩りをしていると少女達の危機的状況を助け、しかも一部始終が配信されていてバズってしまう。
無名にまで落ちてしまったが、一躍時の人となり、その少女らとパーティを組むことになった。
和昌は次々と偉業を成し遂げ、底辺から最速で成り上がっていく。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる