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最後の魔法編
第151話 予知夢
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3-D
ツイスターはD組の女子生徒に詰め寄っていた
「あれ?生徒会長さんの精霊ちゃん達やないの。どないしたの?」
「ラチャスさん!パルムさんに用があるのですが、いらっしゃいますか?」
「えぇ..ウチのパルムが何かご迷惑でも!パ、パルムゥ~」
女子生徒のラチェスは肩に掛けているカバンの中で眠る精霊を起こす
「なーにー!眠いん!まーだー!」
カバン中から飛び出した長い鼻のような物がラチェスの手を弾く
「もーはよ起きんと!会長の精霊さん達が困りますよ」
「ツイスター!いるの!」
「はい、居ますよ」
パルムはカバンから姿を現し、ツイスターに飛びつく
「どうも、お久しぶりです」
「ツイスターだー!ツイスター!」
バクの精霊。パルムはツイスターを長い鼻で抱きしめる
「今日は遊ぶの?それともお昼寝?」
「今日はちょっとお願いがあって」
「お願い?珍しい、なーに?」
「それが弟が眠れなくなってしまって、パルムさんの力でどうにか出来ませんか?」
死んだ目をしたスカルドを前へ差し出す
「えーと..できるよ!」
「本当ですか!?ぜひお願いしたいのですが」
「じゃあいくっよー!」
パルムは鼻から煙をスカルド向けて噴射する
「わぁ!ケホッ!ゲホッ!なんだこれ?」
「あーれ?おかしいな普通なら寝るはずなのに」
煙に包まれたスカルドは眠る事なく咳払いをしていた
「えー!パルのケムケムが効かないの~?なら仕方ないな~ラチェー!」
「え、え!今!」
2人の精霊石が輝き出す
ラチェスの髪はピンク色になり、パルムは人間の幼女へと姿を変える。
「迷える子羊よ」
無表情のパルムはスカルドに語りかける
「子羊?俺はガーゴイルだけど」
「迷える子羊よ、お前に安らぎの時を与える」
「よく分からないけど眠れるのか?」
「左様、しかし危険もある。これから貴様に見せるのは予知夢」
「予知夢?これから起きる事が分かるってアレか?」
「そうだと言ってるであろう」
「パルムさん、なんだが変な口調になってませんか?」
「最近読んだ本に影響されて..でも予知夢はホンマですよ」
パンプはスカルドの頭を鷲掴みすると不気味な笑みを漏らす
「イデデデデ!」
「我見せるのは予知、すなわちありうる未来。約束だ、これから見る夢の内容が不吉なものであれば誰にも話すな。必ず現実になる」
「うう..分かった!」
「ではゆくぞ!ハッ‼️」
スカルドが光に包まれると眠りについてしまった。
「やった!スカルド!あ...やりました」
喜びのあまりツイスターは大声を出してしまったが可愛い弟の眠りを邪魔しないように声を抑えた
ツイスターはD組の女子生徒に詰め寄っていた
「あれ?生徒会長さんの精霊ちゃん達やないの。どないしたの?」
「ラチャスさん!パルムさんに用があるのですが、いらっしゃいますか?」
「えぇ..ウチのパルムが何かご迷惑でも!パ、パルムゥ~」
女子生徒のラチェスは肩に掛けているカバンの中で眠る精霊を起こす
「なーにー!眠いん!まーだー!」
カバン中から飛び出した長い鼻のような物がラチェスの手を弾く
「もーはよ起きんと!会長の精霊さん達が困りますよ」
「ツイスター!いるの!」
「はい、居ますよ」
パルムはカバンから姿を現し、ツイスターに飛びつく
「どうも、お久しぶりです」
「ツイスターだー!ツイスター!」
バクの精霊。パルムはツイスターを長い鼻で抱きしめる
「今日は遊ぶの?それともお昼寝?」
「今日はちょっとお願いがあって」
「お願い?珍しい、なーに?」
「それが弟が眠れなくなってしまって、パルムさんの力でどうにか出来ませんか?」
死んだ目をしたスカルドを前へ差し出す
「えーと..できるよ!」
「本当ですか!?ぜひお願いしたいのですが」
「じゃあいくっよー!」
パルムは鼻から煙をスカルド向けて噴射する
「わぁ!ケホッ!ゲホッ!なんだこれ?」
「あーれ?おかしいな普通なら寝るはずなのに」
煙に包まれたスカルドは眠る事なく咳払いをしていた
「えー!パルのケムケムが効かないの~?なら仕方ないな~ラチェー!」
「え、え!今!」
2人の精霊石が輝き出す
ラチェスの髪はピンク色になり、パルムは人間の幼女へと姿を変える。
「迷える子羊よ」
無表情のパルムはスカルドに語りかける
「子羊?俺はガーゴイルだけど」
「迷える子羊よ、お前に安らぎの時を与える」
「よく分からないけど眠れるのか?」
「左様、しかし危険もある。これから貴様に見せるのは予知夢」
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「そうだと言ってるであろう」
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「最近読んだ本に影響されて..でも予知夢はホンマですよ」
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「イデデデデ!」
「我見せるのは予知、すなわちありうる未来。約束だ、これから見る夢の内容が不吉なものであれば誰にも話すな。必ず現実になる」
「うう..分かった!」
「ではゆくぞ!ハッ‼️」
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