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過去との決着編
第83話 母の怒り
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自宅目前にジャンは大量の血を流しながら倒れた
「ジャン様❗️はっ!なんのおつもりでスフール・白夜さん?」
パンプのダメージに悪寒を感じたセバスは我慢を止め、ルナとパンプを抱えながら家を飛び出して来た
「ジャンさんをこちらに渡して下さい」
白夜は不気味な笑みを浮かべて大鎌を構える
「仕方ありませんね」
「うっ!」
セバスは白夜が瞬きをした瞬間、腹に鋭い一撃を加え気絶させる
「私はバーン家を守る番犬、本来ならばこのような行為は万死に値しますが貴方はレディであり、ジャン様の恋人。感謝しなさい」
「せばす!らんぼう、めっ!」
「あ、はい!ルナ様!後で私めにお叱りを」
「あい!」
セバスはジャンと白夜を背負って自宅へ戻る
学園前
アミィと学園長の戦いは長期戦に入っていた。しかし、周りの被害を考慮しない学園長と最低限の魔法しか使っていないアミィでは少しずつだが差が出始めていた
「ママが押され始めた!...俺達も加勢するか」
「マ、マジかよ」
「スカルド、覚悟を決めなさい」
「わ、分かったよ」
スカルドとツイスターはアドロンの体に入り込む
「会長!生徒達の避難完了しました!」
「怪我人は居ません!」
「了解、ご苦労だった2人もすぐに裏口から帰宅を!」
「「は、はい!」」
生徒会の2人はそのまま帰宅をした
「まったくメルトには初日からかなりのハードワークをさせちまったな、ルシェはラッキーなタイミングで修学旅行に行ったな...私達は全然ラッキーじゃないけどね」
アドロンは両腕を剣にして飛び出す
「待て!」
空から轟く声がアドロンを止める
「ブラックホール」
学園長の杖から凄まじい吸引力の黒い物体が放たれる
「グラビテーション‼️」
アミィが杖を振るうと黒い物体は押し潰されて消える
「魔道砲‼️」
「魔道砲‼️」
2人の杖から発射される熱線がぶつかり、地形がどんどん形を変えていく
「やめんか❗️ゴットブレス‼️」
空から光が降り注ぎ2人の光線を打ち消した
「貴様は!」
「あなたは」
2人は戦いを止めて空を見上げると巨大な龍が目を輝かせていた。龍神だ
「これは龍神様、お久しぶりです」
「貴様、邪魔をするのか」
「ゼノ、貴様自分が何をしているのか分かっているのか?」
「何を言っている!」
「ハッ❗️」
龍神から放たれる神の力が学園長を包み込む
「な、なんだ!?この!...うぅ....」
うずくまる学園長から邪気のようなものが漏れ出してくる
「わ、私は一体何を...」
「目を覚ましたか、このバカが」
「まさか操られていたのか...!?この私が」
「この!」
アミィは目を覚ました学園長の頬を思い切り引っ叩く
「操られてた?ふざけないで!そんな理由でウチの子達を殺そうとしたんですか?」
「す、すまない」
「アミィ・バーンよ、どうかバカなパートナーを許してくれ」
「ふざけないで!貴方も同罪よ!」
「むぅ!」
「教師ともあろう身分で生徒を殺そうとするなんて!ここまで頭にきたのは久しぶりよ!ジャンを入学させる時に約束しましたよね!」
アミィは学園長の顔面に杖をグリグリと押しつける
「あ、あぁ...」
「何があってもジャンが傷つく事態を作らないって!」
「だからこそ似た境遇を持つ者だけを集めたA組を作った」
「で!どうなんですか!1年生の1学期と2年生の1、2学期は行方不明!無事に3年生になれたと思ったら過酷な任務!嫌なんですよ!ウチの子達がたくさん怪我をして帰ってくるのは!」
「前半はともかく、後半は我が校の教育方針」
「だからってなんであんな危険な任務ばかりなんですか!いくら生徒だからと言ってもみんな子供なんですよ!精霊に関してパンプちゃんみたいな赤ん坊だっている!」
「...」
「母校だから...学園長もあの頃のままだったから信用できると思った、私が馬鹿だった。ジャンが無事だったらもうこんな所に行かせるもんですか‼️」
「ま、ママ?...母さん」
「帰るわよ」
「は、はい!」
アミィは今まで溜め込んでいた不満を全て打ち上げ、アドロン達を連れて帰った
「ジャン様❗️はっ!なんのおつもりでスフール・白夜さん?」
パンプのダメージに悪寒を感じたセバスは我慢を止め、ルナとパンプを抱えながら家を飛び出して来た
「ジャンさんをこちらに渡して下さい」
白夜は不気味な笑みを浮かべて大鎌を構える
「仕方ありませんね」
「うっ!」
セバスは白夜が瞬きをした瞬間、腹に鋭い一撃を加え気絶させる
「私はバーン家を守る番犬、本来ならばこのような行為は万死に値しますが貴方はレディであり、ジャン様の恋人。感謝しなさい」
「せばす!らんぼう、めっ!」
「あ、はい!ルナ様!後で私めにお叱りを」
「あい!」
セバスはジャンと白夜を背負って自宅へ戻る
学園前
アミィと学園長の戦いは長期戦に入っていた。しかし、周りの被害を考慮しない学園長と最低限の魔法しか使っていないアミィでは少しずつだが差が出始めていた
「ママが押され始めた!...俺達も加勢するか」
「マ、マジかよ」
「スカルド、覚悟を決めなさい」
「わ、分かったよ」
スカルドとツイスターはアドロンの体に入り込む
「会長!生徒達の避難完了しました!」
「怪我人は居ません!」
「了解、ご苦労だった2人もすぐに裏口から帰宅を!」
「「は、はい!」」
生徒会の2人はそのまま帰宅をした
「まったくメルトには初日からかなりのハードワークをさせちまったな、ルシェはラッキーなタイミングで修学旅行に行ったな...私達は全然ラッキーじゃないけどね」
アドロンは両腕を剣にして飛び出す
「待て!」
空から轟く声がアドロンを止める
「ブラックホール」
学園長の杖から凄まじい吸引力の黒い物体が放たれる
「グラビテーション‼️」
アミィが杖を振るうと黒い物体は押し潰されて消える
「魔道砲‼️」
「魔道砲‼️」
2人の杖から発射される熱線がぶつかり、地形がどんどん形を変えていく
「やめんか❗️ゴットブレス‼️」
空から光が降り注ぎ2人の光線を打ち消した
「貴様は!」
「あなたは」
2人は戦いを止めて空を見上げると巨大な龍が目を輝かせていた。龍神だ
「これは龍神様、お久しぶりです」
「貴様、邪魔をするのか」
「ゼノ、貴様自分が何をしているのか分かっているのか?」
「何を言っている!」
「ハッ❗️」
龍神から放たれる神の力が学園長を包み込む
「な、なんだ!?この!...うぅ....」
うずくまる学園長から邪気のようなものが漏れ出してくる
「わ、私は一体何を...」
「目を覚ましたか、このバカが」
「まさか操られていたのか...!?この私が」
「この!」
アミィは目を覚ました学園長の頬を思い切り引っ叩く
「操られてた?ふざけないで!そんな理由でウチの子達を殺そうとしたんですか?」
「す、すまない」
「アミィ・バーンよ、どうかバカなパートナーを許してくれ」
「ふざけないで!貴方も同罪よ!」
「むぅ!」
「教師ともあろう身分で生徒を殺そうとするなんて!ここまで頭にきたのは久しぶりよ!ジャンを入学させる時に約束しましたよね!」
アミィは学園長の顔面に杖をグリグリと押しつける
「あ、あぁ...」
「何があってもジャンが傷つく事態を作らないって!」
「だからこそ似た境遇を持つ者だけを集めたA組を作った」
「で!どうなんですか!1年生の1学期と2年生の1、2学期は行方不明!無事に3年生になれたと思ったら過酷な任務!嫌なんですよ!ウチの子達がたくさん怪我をして帰ってくるのは!」
「前半はともかく、後半は我が校の教育方針」
「だからってなんであんな危険な任務ばかりなんですか!いくら生徒だからと言ってもみんな子供なんですよ!精霊に関してパンプちゃんみたいな赤ん坊だっている!」
「...」
「母校だから...学園長もあの頃のままだったから信用できると思った、私が馬鹿だった。ジャンが無事だったらもうこんな所に行かせるもんですか‼️」
「ま、ママ?...母さん」
「帰るわよ」
「は、はい!」
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