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摩訶不思議!精霊界編
第50話 激怒vs憤怒
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ジャン達はカーバンクルの村に不時着した
「いててて、戻ってきたのか?」
「ジャン!速くしないと兄ちゃんが!」
パンプはジャンの肩にしがみつく
「待て、なんかおかしいぞ。この村、こんなに静かだったか?」
2人は耳を澄ませたが風が草木を撫でる音しか聞こえなかった。
「...!?アドロン達の匂いだ!」
パンプの鼻を頼りに辿り着いたのは真っ二つになり、崩れたザンパ達の家だった
「何が起こったんだ?」
ジャンは瓦礫をどかすとアドロンの頭が見つかった
「うわぁ!?」
「ああ、ジャンか...良かった、来てくれた」
「うわぁぁ❗️」
生首が喋る異様な光景にジャンは腰を抜かす
「おいおい、驚きすぎだ。俺は体がバラバラになっても平気なんだよ...そんな事より大変!みんなが!」
アドロンの焦りようを見て、2人はすぐに瓦礫を全て投げ飛ばす
そこにはアドロンの残骸に傷だらけのツイスター達、泣き叫ぶプキン、そして、左足の太ももから下が無くなっている白夜が倒れていた
「白夜さん!」
ジャンの目には白夜しか映っていなかった
「今治すぞ!」
パンプは負傷者へ緑色の宝石を打ち込む
「うわぁーん!」
「お前も今治すからな」
「うるさい!触るな!うわぁーん!姉たまー!」
プキンは気を失っているピンプから離れようとしない
「でもお前、足から血が...」
「うるさい!うるさーい!パンプのクセに!またお前のせいでみんな傷ついたー!お前なんか!出てけー!」
「うぅ...」
「パンプ、そのガキは俺が治す。お前はジャンの方に行け」
元の体に再生したアドロンは泣き続けるプキンの治療を進める
「白夜さん!白夜さん!ねぇ!返事してよ!」
ジャンは白夜の足の肉片を見つける事が出来ず、左足の断面を塞ぐ形で治癒してしまった
「ジャン...さん..?」
白夜が目覚めた時、既に異変が起き始めていた。ジャンはうずくまり、黒いモヤの様なものを排出していた
「...ろす...ろう、殺す..野郎、殺す.あの野郎ぶっ殺してやる‼️」
唸り声と共に黒い炎がジャンを包み込む
「うぅ...うわぁぁぁぁァァ‼️」
同時にパンプも黒い宝石に包み込まれる
「ま、まずい!」
危険を察知したアドロンは腕を網に変形させ、2人を残して白夜達を運び出す
「ブッコロス‼️」
黒い炎の中から血の様に真っ赤な長髪におぞましい形相のジャンが雄叫びを上げる
「ギュガア“ァ“ァ“ァ“ァ“‼️‼️」
黒い宝石が割れて、魔獣よりも恐ろしい巨体を持つパンプが現れる
「グルルル❗️アッチカ!」
「ギャウゥゥ‼️」
2人はサンドーガの気配を掴み、移動を始める
ザンパ、宝石の剣と盾でサンドーガと戦い続けていた
「くそ!攻撃が届かない!」
「たった1人で良くやる...だが中途半端すぎる!」
刀で宝石の武器を弾き、サンドーガは構えを取る
「一気に決めるとするか...極・悪・元❗️」
刃から描かれる黒い線が一直線に飛んでいき、空間ごと物体を両断していく
「ジュエルショット❗️」
ザンパは斬撃を躱して、無数の宝石の粒をサンドーガ向かって投げ飛ばす
「ウェポン❗️」
サンドーガの周りに漂う宝石が一斉に剣や槍に変形し、串刺し人形が完成する
「案外あっけなかったな...だが危なかった、いかん!パンプ達の元へ行かねば!」
「待て待て、誰が死んだと言った?油断しすぎだ」
「なっ!?..ゴバッ‼️」
隙をつかれ、ザンパの胸に刀が突き刺さる
「面白い戦い方をするな、だが俺には届かない」
サンドーガは刀を引き抜き、ザンパの首を落とそうと振りかざす
「ギャガア“ア“ァ“ァ“ァ“‼️」
「何っ!?」
空から降ってきたパンプの禍々しい拳がサンドーガを潰す
「まさか、パンプなのか...ぐっ..!何があった....」
「ウラララァァ...!不意打ちとは卑怯だぞ!」
サンドーガは巨大な拳を持ち上げて刀を構える
「ウヒャヒャヒャ❗️コロスゾテメェ❗️」
そんなサンドーガにジャンは飛びかかる
「お前らは先の人間と獣だな?」
ジャンのおぞましい質と量の魔力に魔刀が反応し、ノコギリ形状の刃が飛び出す
「ウェハハァ“ァ“‼️」
「フンッ!」
刀とノコギリがぶつかり合う
「すぅぅ!バア“ァ“ァ“❗️」
パンプは口から全て消し去るドス黒いエネルギーを吐き出す
「ぐぐぐ...!邪魔をするな!」
サンドーガはジャンを弾き飛ばし、エネルギー波を斬撃で対抗する
「エヘヘへハハハハ❗️」
ジャンは怯む事なく、魔刀を投げ捨ててバズーカ形状に変貌した魔銃を構える
「シネ!シネ!シネ!シネ!シネ!シネェェ‼️」
「グルギャアア‼️」
ゼロ距離から放たれる魔銃の連打に流石のサンドーガも動けなくなる
「チャージ‼️」
魔銃の発射口に膨大な魔力が溜まり出す
「グゴオ“ォ“ォ“ォ“ォ“ォ“‼️」
パンプも構えを取る
「パンプ...!やめろ!」
パンプは既に兄の声すら届かない制御不能のバケモノになっていた
「くそ!止まれ...ガフッ!パンプ‼️」
ザンパは血を吐きながら、ふらつく足で弟を止める為に命を燃やす
「いててて、戻ってきたのか?」
「ジャン!速くしないと兄ちゃんが!」
パンプはジャンの肩にしがみつく
「待て、なんかおかしいぞ。この村、こんなに静かだったか?」
2人は耳を澄ませたが風が草木を撫でる音しか聞こえなかった。
「...!?アドロン達の匂いだ!」
パンプの鼻を頼りに辿り着いたのは真っ二つになり、崩れたザンパ達の家だった
「何が起こったんだ?」
ジャンは瓦礫をどかすとアドロンの頭が見つかった
「うわぁ!?」
「ああ、ジャンか...良かった、来てくれた」
「うわぁぁ❗️」
生首が喋る異様な光景にジャンは腰を抜かす
「おいおい、驚きすぎだ。俺は体がバラバラになっても平気なんだよ...そんな事より大変!みんなが!」
アドロンの焦りようを見て、2人はすぐに瓦礫を全て投げ飛ばす
そこにはアドロンの残骸に傷だらけのツイスター達、泣き叫ぶプキン、そして、左足の太ももから下が無くなっている白夜が倒れていた
「白夜さん!」
ジャンの目には白夜しか映っていなかった
「今治すぞ!」
パンプは負傷者へ緑色の宝石を打ち込む
「うわぁーん!」
「お前も今治すからな」
「うるさい!触るな!うわぁーん!姉たまー!」
プキンは気を失っているピンプから離れようとしない
「でもお前、足から血が...」
「うるさい!うるさーい!パンプのクセに!またお前のせいでみんな傷ついたー!お前なんか!出てけー!」
「うぅ...」
「パンプ、そのガキは俺が治す。お前はジャンの方に行け」
元の体に再生したアドロンは泣き続けるプキンの治療を進める
「白夜さん!白夜さん!ねぇ!返事してよ!」
ジャンは白夜の足の肉片を見つける事が出来ず、左足の断面を塞ぐ形で治癒してしまった
「ジャン...さん..?」
白夜が目覚めた時、既に異変が起き始めていた。ジャンはうずくまり、黒いモヤの様なものを排出していた
「...ろす...ろう、殺す..野郎、殺す.あの野郎ぶっ殺してやる‼️」
唸り声と共に黒い炎がジャンを包み込む
「うぅ...うわぁぁぁぁァァ‼️」
同時にパンプも黒い宝石に包み込まれる
「ま、まずい!」
危険を察知したアドロンは腕を網に変形させ、2人を残して白夜達を運び出す
「ブッコロス‼️」
黒い炎の中から血の様に真っ赤な長髪におぞましい形相のジャンが雄叫びを上げる
「ギュガア“ァ“ァ“ァ“ァ“‼️‼️」
黒い宝石が割れて、魔獣よりも恐ろしい巨体を持つパンプが現れる
「グルルル❗️アッチカ!」
「ギャウゥゥ‼️」
2人はサンドーガの気配を掴み、移動を始める
ザンパ、宝石の剣と盾でサンドーガと戦い続けていた
「くそ!攻撃が届かない!」
「たった1人で良くやる...だが中途半端すぎる!」
刀で宝石の武器を弾き、サンドーガは構えを取る
「一気に決めるとするか...極・悪・元❗️」
刃から描かれる黒い線が一直線に飛んでいき、空間ごと物体を両断していく
「ジュエルショット❗️」
ザンパは斬撃を躱して、無数の宝石の粒をサンドーガ向かって投げ飛ばす
「ウェポン❗️」
サンドーガの周りに漂う宝石が一斉に剣や槍に変形し、串刺し人形が完成する
「案外あっけなかったな...だが危なかった、いかん!パンプ達の元へ行かねば!」
「待て待て、誰が死んだと言った?油断しすぎだ」
「なっ!?..ゴバッ‼️」
隙をつかれ、ザンパの胸に刀が突き刺さる
「面白い戦い方をするな、だが俺には届かない」
サンドーガは刀を引き抜き、ザンパの首を落とそうと振りかざす
「ギャガア“ア“ァ“ァ“ァ“‼️」
「何っ!?」
空から降ってきたパンプの禍々しい拳がサンドーガを潰す
「まさか、パンプなのか...ぐっ..!何があった....」
「ウラララァァ...!不意打ちとは卑怯だぞ!」
サンドーガは巨大な拳を持ち上げて刀を構える
「ウヒャヒャヒャ❗️コロスゾテメェ❗️」
そんなサンドーガにジャンは飛びかかる
「お前らは先の人間と獣だな?」
ジャンのおぞましい質と量の魔力に魔刀が反応し、ノコギリ形状の刃が飛び出す
「ウェハハァ“ァ“‼️」
「フンッ!」
刀とノコギリがぶつかり合う
「すぅぅ!バア“ァ“ァ“❗️」
パンプは口から全て消し去るドス黒いエネルギーを吐き出す
「ぐぐぐ...!邪魔をするな!」
サンドーガはジャンを弾き飛ばし、エネルギー波を斬撃で対抗する
「エヘヘへハハハハ❗️」
ジャンは怯む事なく、魔刀を投げ捨ててバズーカ形状に変貌した魔銃を構える
「シネ!シネ!シネ!シネ!シネ!シネェェ‼️」
「グルギャアア‼️」
ゼロ距離から放たれる魔銃の連打に流石のサンドーガも動けなくなる
「チャージ‼️」
魔銃の発射口に膨大な魔力が溜まり出す
「グゴオ“ォ“ォ“ォ“ォ“ォ“‼️」
パンプも構えを取る
「パンプ...!やめろ!」
パンプは既に兄の声すら届かない制御不能のバケモノになっていた
「くそ!止まれ...ガフッ!パンプ‼️」
ザンパは血を吐きながら、ふらつく足で弟を止める為に命を燃やす
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