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悪魔の産声
第3話 暴走列車進行中!
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運転席
「うわぁぁ!どれだどれだ!?このボタンか?こっちのボタンか!ジャン❗️早く来てくれ~‼️」
パンプは手当たり次第に操作パネルを連打する
「ん?ブレーキ?コレか!おりゃ❗️...あっ」
運良く見つける事ができたブレーキレバー。しかし、折れた。というより折った
「アアアァァ!ど、どうしよう❗️どうしよう❗️どうしよう❗️」
電車は止まるどころかスピードを増していく
地上30m
やっばいな、完全に見失った。そろそろ魔力も尽きそうだ...仕方ないアレを使うか
魔力の消耗で元の黒髪に戻ったジャンはズボンのポケットからタマゴのような物取り出し放り投げる
『JETRIDE stand-by』
タマゴのような物体は光を発しながらタイヤの無いバイクに変形する
「よし!全速前進だぁ❗️」
『GO‼️』
バイクのアクセルをひねるとマフラーから炎が吹き出し一瞬で周りの景色が見えなくなる程の速度が出る
「うわぁぁ!やっぱりコントロールが難しい!」
ジャンは首が吹っ飛ばされになるが耐えてハンドル操作に専念する
2分ほど運転した所で電車に追いつく
「よーし、このまま先頭車両まで」
『FULL THROTTLE❗️』
「え?」
バイクは音速を越える
「どひゃああ‼️速すぎだぁ‼️」
バイクはすぐに電車を追い越しかける
「か、解除!」
凄まじい空気抵抗に耐えてジャンはバイクの強制収縮ボタンを押すと同時に電車に飛び移る
『SYSTEM DOWN!THANK YOU for RIDE』
バイクはカプセル状態に戻る
「パンプ❗️」
ジャンはカプセルをキャッチし窓を蹴破って乗車する
「ジャン❗️どうしよう壊れた~❗️」
パンプは涙を流しながら折れたレバーをジャンに見せる
「っ!?...パンプ落ち着け、お前なら直せるだろ?」
ジャンの言葉でパンプは気づく
「そっか!そうだった!ヒーリングジュエル」
宝石が折れたレバーを完璧に修復する
「よし、僕に任せて」
今度はジャンがブレーキレバーを下げる
車輪と線路が火花を飛ばしながら擦れる
「マズイな!このままだと止まる前に行き止まりに突撃しちゃうよ」
「えぇー!線路って行き止まりがあるのか!」
「此処はもうとっくに遊学町を過ぎてる、遊学町の先にある駅は確か5つもう3駅は過ぎてるよ、その先は多分行き止まりだ」
「そんなぁ!じゃあどうするんだよ!」
「方法は1つ!」
ジャンは腕を回す
「おお!そうか!オレらで止めるんだな!」
「そうだ、今回は相当疲れるだろから気張るよ」
「おう!」
「それじゃあ外に出るよ」
2人は拳を合わせるとそれぞれの胸に埋め込まれている赤い輝石が光を放つ
精霊石それは人間と精霊の絆の印。パートナー同士の胸には同じ形、色の精霊石が埋め込まれている。
それは時に苦痛を分け合い、時に心を通わせる。そして!パートナー同士の絆がある一定を超えた時!精霊石の真価が発揮される!
「いくぜパンプ」
「ウガァァ‼️」
光の中から赤長髪の男と巨大なケモノが飛び出して電車の真正面に立つ
共鳴。精霊石の力でパートナー同士が次の段階へと成長する現象。その能力、通常の10倍以上!
「ハアァァァァ‼️」
ジャンが手を振り上げると車両が浮き上がる
「ウオォォォ‼️」
慣性力で止まらない電車をパンプは受け止める
「グギギギ‼️」
少しずつだが電車のスピードが落ちてきた
「林!」
ジャンの分身が大量に現れ、電車を横から同時に押さえつける
電車は完全に止まった
「よ、よし、よくやった...」
「ハァハァ!やっと止まったぞ」
流石の2人も暴走した電車を止めるためにかなりの力を使ったのかすぐに元の姿に戻る
「乗客はとりあえず、お前の宝石で守られてるから大丈夫だろ」
「ジャン~腹減った~!」
「僕もだよ」
2人の腹の音が荒野に鳴り響く
「かなりヤバかったな~!あと少しで行き止まりだったよ、ハハハ!」
「でもオレ達だけの力で止めたぞ!やったな!」
「ああ!」
2人は笑顔で弱々しくハイタッチをする
「ああー!やっぱりだ!ジャン・バーンが僕達を助けてくれたんだ!」
「なんて言葉で感謝すれば良いんだ、君達は我々の命の恩人だ!」
「おお、ありがたやありがたや」
乗客達が降りてきた。パンプの力もあるが奇跡的に怪我人は居なかった
「はぁー!良かった!少し疲れたから休むか、まだ任務も残ってるし」
ジャンはその場で寝始める
「オレもなんか疲れた、腹も減ったし」
パンプもジャンの腹の上で寝る
そんな2人の姿を見て安心したのか自然とその場の雰囲気が明るくなっていった
数時間後、科学軍の救助部隊と警察がやって来た。
「君がジャン・バーン君でそっちが精霊のパンプだな?」
1人の警官が2人の肩に手を乗せて質問してきた
「はいそうです」
「なんだ?お前もファンか?サインとかならするぞ!」
パンプは手をペチペチさせる
「君達には逮捕状が出てる。この電車、竜神線の運転手殺害の容疑でだ」
警官は逮捕状を取り出す
「ジャン、タイホジョウってなんだ?」
「僕も分からない」
2人はピンときていないようだ
「つまり君達を逮捕する」
「タイホ?」
「聞いた事がある。科学軍の国では悪い事をした人達は逮捕されるとかいう噂を」
「そうだ、今から君達を逮捕する」
「「え、ええぇー‼️‼️」」
2人はそのままパトカーに乗せられ町の方へ連行される
「うわぁぁ!どれだどれだ!?このボタンか?こっちのボタンか!ジャン❗️早く来てくれ~‼️」
パンプは手当たり次第に操作パネルを連打する
「ん?ブレーキ?コレか!おりゃ❗️...あっ」
運良く見つける事ができたブレーキレバー。しかし、折れた。というより折った
「アアアァァ!ど、どうしよう❗️どうしよう❗️どうしよう❗️」
電車は止まるどころかスピードを増していく
地上30m
やっばいな、完全に見失った。そろそろ魔力も尽きそうだ...仕方ないアレを使うか
魔力の消耗で元の黒髪に戻ったジャンはズボンのポケットからタマゴのような物取り出し放り投げる
『JETRIDE stand-by』
タマゴのような物体は光を発しながらタイヤの無いバイクに変形する
「よし!全速前進だぁ❗️」
『GO‼️』
バイクのアクセルをひねるとマフラーから炎が吹き出し一瞬で周りの景色が見えなくなる程の速度が出る
「うわぁぁ!やっぱりコントロールが難しい!」
ジャンは首が吹っ飛ばされになるが耐えてハンドル操作に専念する
2分ほど運転した所で電車に追いつく
「よーし、このまま先頭車両まで」
『FULL THROTTLE❗️』
「え?」
バイクは音速を越える
「どひゃああ‼️速すぎだぁ‼️」
バイクはすぐに電車を追い越しかける
「か、解除!」
凄まじい空気抵抗に耐えてジャンはバイクの強制収縮ボタンを押すと同時に電車に飛び移る
『SYSTEM DOWN!THANK YOU for RIDE』
バイクはカプセル状態に戻る
「パンプ❗️」
ジャンはカプセルをキャッチし窓を蹴破って乗車する
「ジャン❗️どうしよう壊れた~❗️」
パンプは涙を流しながら折れたレバーをジャンに見せる
「っ!?...パンプ落ち着け、お前なら直せるだろ?」
ジャンの言葉でパンプは気づく
「そっか!そうだった!ヒーリングジュエル」
宝石が折れたレバーを完璧に修復する
「よし、僕に任せて」
今度はジャンがブレーキレバーを下げる
車輪と線路が火花を飛ばしながら擦れる
「マズイな!このままだと止まる前に行き止まりに突撃しちゃうよ」
「えぇー!線路って行き止まりがあるのか!」
「此処はもうとっくに遊学町を過ぎてる、遊学町の先にある駅は確か5つもう3駅は過ぎてるよ、その先は多分行き止まりだ」
「そんなぁ!じゃあどうするんだよ!」
「方法は1つ!」
ジャンは腕を回す
「おお!そうか!オレらで止めるんだな!」
「そうだ、今回は相当疲れるだろから気張るよ」
「おう!」
「それじゃあ外に出るよ」
2人は拳を合わせるとそれぞれの胸に埋め込まれている赤い輝石が光を放つ
精霊石それは人間と精霊の絆の印。パートナー同士の胸には同じ形、色の精霊石が埋め込まれている。
それは時に苦痛を分け合い、時に心を通わせる。そして!パートナー同士の絆がある一定を超えた時!精霊石の真価が発揮される!
「いくぜパンプ」
「ウガァァ‼️」
光の中から赤長髪の男と巨大なケモノが飛び出して電車の真正面に立つ
共鳴。精霊石の力でパートナー同士が次の段階へと成長する現象。その能力、通常の10倍以上!
「ハアァァァァ‼️」
ジャンが手を振り上げると車両が浮き上がる
「ウオォォォ‼️」
慣性力で止まらない電車をパンプは受け止める
「グギギギ‼️」
少しずつだが電車のスピードが落ちてきた
「林!」
ジャンの分身が大量に現れ、電車を横から同時に押さえつける
電車は完全に止まった
「よ、よし、よくやった...」
「ハァハァ!やっと止まったぞ」
流石の2人も暴走した電車を止めるためにかなりの力を使ったのかすぐに元の姿に戻る
「乗客はとりあえず、お前の宝石で守られてるから大丈夫だろ」
「ジャン~腹減った~!」
「僕もだよ」
2人の腹の音が荒野に鳴り響く
「かなりヤバかったな~!あと少しで行き止まりだったよ、ハハハ!」
「でもオレ達だけの力で止めたぞ!やったな!」
「ああ!」
2人は笑顔で弱々しくハイタッチをする
「ああー!やっぱりだ!ジャン・バーンが僕達を助けてくれたんだ!」
「なんて言葉で感謝すれば良いんだ、君達は我々の命の恩人だ!」
「おお、ありがたやありがたや」
乗客達が降りてきた。パンプの力もあるが奇跡的に怪我人は居なかった
「はぁー!良かった!少し疲れたから休むか、まだ任務も残ってるし」
ジャンはその場で寝始める
「オレもなんか疲れた、腹も減ったし」
パンプもジャンの腹の上で寝る
そんな2人の姿を見て安心したのか自然とその場の雰囲気が明るくなっていった
数時間後、科学軍の救助部隊と警察がやって来た。
「君がジャン・バーン君でそっちが精霊のパンプだな?」
1人の警官が2人の肩に手を乗せて質問してきた
「はいそうです」
「なんだ?お前もファンか?サインとかならするぞ!」
パンプは手をペチペチさせる
「君達には逮捕状が出てる。この電車、竜神線の運転手殺害の容疑でだ」
警官は逮捕状を取り出す
「ジャン、タイホジョウってなんだ?」
「僕も分からない」
2人はピンときていないようだ
「つまり君達を逮捕する」
「タイホ?」
「聞いた事がある。科学軍の国では悪い事をした人達は逮捕されるとかいう噂を」
「そうだ、今から君達を逮捕する」
「「え、ええぇー‼️‼️」」
2人はそのままパトカーに乗せられ町の方へ連行される
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