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青春忘却編
第35話 ジャン・バーン死す
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ケンザキの放った魔弾はジャン達の攻撃をものともせずに地上へとぶつかろうとしている。
「こ、こんのっ!負けるかぁ!!」
ジャンは踏ん張りながら引き金を引き続ける。
「グギギギギッ!!!」
パンプも宝石に力を込め続ける。
「残念!死n...っ!?」
次の瞬間、ケンザキの右腕は地面に落ちた。
「はぁ~!は、は!?私の腕が!?」
ケンザキの腕の断面からは黒い血がドバドバと吹き出し始めた。
「メイデン!モニー先輩を救出するぞ!」
「はい!スピードを上げます、しっかり掴まっていてください!」
ザルだ。メイデンに乗って現れたザルは武器をしまい、指示を出してモニー達の救出に向かった。
「今だ!パンプ!!」
「おう!!」
隙を逃さず2人は一斉に力を解き放ち、魔弾を押し返した。
「「オラァァァ!!」」
「し、しまった!ふんっ!!」
ケンザキは残った左腕で魔弾を受け止めるが右腕のダメージが魔人の力を乱した。
「ぐっ!こんなはずでは!おのれ!このガキ共がァァ!!!」
魔弾はケンザキ諸共、闇夜を照らして爆散した。
『オーバーヒート、オーバーヒート、緊急停止し...ま...す』
2人の武装は解け、ブレスレットは粉々に砕ける。
「ヤッバ!速く逃げなきゃ...あれ?」
元の姿に戻ったジャンは爆破から逃れるために走ろうとするがふらつき転ぶ。
「パンプ...」
ジャンは地を這いながらパンプだけでも守ろうと抱き抱える。
「ジュエル...シールド..」
パンプは最後の力で宝石のシェルターを作り、気を失う。
「○〒〆☆>」
「よし、モニー先輩達は回収した!次はジャン達を」
ザルはモニーをメイデンの背中に乗せる。
「いけませんザル様!今行けば我々も爆発に巻き込まれます!」
メイデンは爆心地に飛び込もうとするザルを止める。
「ふざけんな!アイツに謝んねぇと俺は!ぐ、ぐわぁぁ!!」
「ザル様!」
衝撃波がザル達を吹き飛ばす。
「はあぁ!」
メイデンは咄嗟に角でザルの服に引っ掛けて、モニー達を背に走り出す。
「おい!メイデン、離しやがれ!」
「ザル様の命令でもこればかりは!」
メイデンはスピードを上げ、町の方まで駆ける。
【数分後 研究所周辺 荒地】
「....ん!」
奇跡的にジャンは目を覚ました。
「これは?」
爆発と衝撃波の影響で辺りは草一本たりとも生えていない更地になっていた。
「どうなっているんだ?」
ジャンは気を失っているパンプを抱えて移動する。
なんとか無事みたいだ。とにかく....僕は何処に行けば良いんだ?
探索しているとジャンは地下へ繋がる階段を見つけた。
なんだ此処?でも嫌な感じがプンプンするな。
ジャンは地下へと向かい、指から小さな火を出して真っ暗な地下廊を探索する事にした。
「研究日記?...ダイドウ・ケンザキ」
ジャンは本棚から日記を取り出し、読み漁る,
日記には様々な事が書いてあった。ケンザキが行なった悪事、何故この男がここまで狂えたのか...そして、唯一の親友であった父さんとの事を。
僕は今でもアイツが憎い、父さんを奪ったアイツを...でも、何故か同情もしてしまった。
ジャンは地上へ戻ろうとすると奥の部屋から音が聞こえてきた。
「何だ?」
音のする方へ向かった。
錆びついたドアを開け、部屋に入るとケンザキが機械を操作していた。
「ケンザキ!生きていたのか!」
ケンザキは驚きながら振り返る
「あなたこそ、ゴキブリですか?」
ボロボロの肉体、僕もだけどケンザキはそれ以上だった。右足は完全になくなっていた。
「お前には罪を償ってもらう」
ジャンはケンザキに日記を見せる。
「そうですか、その日記を見たんですね」
「文句は無いだろ」
「誰にも読ませるつもりは無かった...だが、君なら良いだろう。何処ぞの馬の骨に見られるより、ユウスケさんの息子の君になら」
ケンザキは満足気な顔で椅子に座って足を組む。
「何故こんな回りくどい事をした。お前の力なら..」
「人の命を救えた..とでも言いたそうな顔だね」
ジャンの訴えを終える前にケンザキは鼻で笑った。
「レヴォル、僕が築き上げたこの組織...僕にとっての生きる価値。もちろん君も勧誘するつもりだった」
「お前が作った魔法軍と科学軍のハーフのみで構成された組織。構成員は全て純血に迫害され、自由を奪われた人達。日記に書いてたよ」
「ああ、君もそうだろ?体を見れば分かる。回復魔法では回復しきれていない数々の古傷、未成熟の魔力で無理矢理回復した証拠だよ。さぞ辛い人生だったろうね」
ケンザキの眼に映るジャンの肉体はとても歪なものであった。
「お前に関係ない、僕は父さんも母さんも皆、大好きだ。純血やハーフなんて関係無い。それに父さんを殺したのはお前だ」
「ああ...ユウスケさん、良き友であり僕の憧れだった。でも僕を見捨てた..たった1人の仲間だったのに」
「だから組織を作ったのか」
「そんな所かな。君もどうだい?無能な純血の命をこの手に..興奮するだろ?」
「ふざけるな、そんな事許されるわけがない」
「強がるなよ。知ってるよ、今から大体5年くらい前かな?小学生が黒い炎でクラスメイトと担任の顔を焼いた事件。犯人は君なんだろ?」
「黙れ」
黒い炎、その言葉を聞いたジャンの顔は歪んでいた。
「ふっ..嘘が分かりやすい、ユウスケさんに似ているね。良いじゃないか、そっちの国は別に人間を殺しても正当な理由であれば許される。君は許されているじゃないか、君は正しい事をしただけだ」
「違う!僕は殺してない!それに..」
必死に言葉を出そうとするが上手く出てこない。
「経緯なんてどうでも良い、残るのは結果のみだ。揉み消された事件の結末。君がどんなに否定しようが誰にも理解されない。だが僕達は理解してやれる。同じ傷を持っている者同士、どちらが汚れた血か、支配して分からせてやろうじゃないか」
ケンザキは机の上の聖書を破り捨てて燃やす。
「僕は嫌だ、誰かの上に立ちたいわけじゃない。それにそんな事をしたら純血のみんなはどうなる」
「分かるだろ?同じ事をしてやるのさ、自分達がどれだけ愚かで下劣な事をしていた事を身に染みて思い知らせるんだよ」
「それじゃあ何も変わらない」
「純血共の能無し差別と一緒にしないでくれ、僕らには大義がある」
「僕はそう思えない」
「そうか、残念だ」
ケンザキは机の引き出しから何かを取り出す。
「何だそれは」
ジャンは魔銃を構える。
「これは私の発明品クロノス、元は違う目的で開発していた物だったが対人用の爆弾に適しているんだよ。範囲は狭いが範囲内の物を全て消し去る威力はありますよ。」
ケンザキは片手サイズの爆弾のタイマーをジャンに見せつける。既にタイマーは20秒を切っていた。
「君を勧誘できなければ消えてもらうだけです。生憎あなたを殺すための魔力がもうないんでね、この爆弾で消えてもらいます」
「馬鹿か!そんなの使えばお前も死ぬぞ!」
ジャンはケンザキを止めるがもうカウントダウンは止まらない。
「いえ、死ぬのは君だけだ。君を殺す魔力はなくとも、この爆弾の爆発を1発分だけ耐えるほどの魔力は残っているんでね」
「あと10秒、あなたはあなたの父と同じ死に方をするんですよ~」
ケンザキは爆弾をジャンの投げる。
「1発分ね」
ジャンは一瞬笑い、魔銃のマガジンを取り出して魔力を込め再び魔銃に取り付ける。
「一緒に罪を償おう。そして地獄で会おうじゃないか」
ジャンは引き金を引いた。
弾丸が着弾した爆弾は2つに分裂した。
「流石ユウスケさんの息子だ」
そして、爆発と共に2人は部屋ごと消し飛んだ。
「こ、こんのっ!負けるかぁ!!」
ジャンは踏ん張りながら引き金を引き続ける。
「グギギギギッ!!!」
パンプも宝石に力を込め続ける。
「残念!死n...っ!?」
次の瞬間、ケンザキの右腕は地面に落ちた。
「はぁ~!は、は!?私の腕が!?」
ケンザキの腕の断面からは黒い血がドバドバと吹き出し始めた。
「メイデン!モニー先輩を救出するぞ!」
「はい!スピードを上げます、しっかり掴まっていてください!」
ザルだ。メイデンに乗って現れたザルは武器をしまい、指示を出してモニー達の救出に向かった。
「今だ!パンプ!!」
「おう!!」
隙を逃さず2人は一斉に力を解き放ち、魔弾を押し返した。
「「オラァァァ!!」」
「し、しまった!ふんっ!!」
ケンザキは残った左腕で魔弾を受け止めるが右腕のダメージが魔人の力を乱した。
「ぐっ!こんなはずでは!おのれ!このガキ共がァァ!!!」
魔弾はケンザキ諸共、闇夜を照らして爆散した。
『オーバーヒート、オーバーヒート、緊急停止し...ま...す』
2人の武装は解け、ブレスレットは粉々に砕ける。
「ヤッバ!速く逃げなきゃ...あれ?」
元の姿に戻ったジャンは爆破から逃れるために走ろうとするがふらつき転ぶ。
「パンプ...」
ジャンは地を這いながらパンプだけでも守ろうと抱き抱える。
「ジュエル...シールド..」
パンプは最後の力で宝石のシェルターを作り、気を失う。
「○〒〆☆>」
「よし、モニー先輩達は回収した!次はジャン達を」
ザルはモニーをメイデンの背中に乗せる。
「いけませんザル様!今行けば我々も爆発に巻き込まれます!」
メイデンは爆心地に飛び込もうとするザルを止める。
「ふざけんな!アイツに謝んねぇと俺は!ぐ、ぐわぁぁ!!」
「ザル様!」
衝撃波がザル達を吹き飛ばす。
「はあぁ!」
メイデンは咄嗟に角でザルの服に引っ掛けて、モニー達を背に走り出す。
「おい!メイデン、離しやがれ!」
「ザル様の命令でもこればかりは!」
メイデンはスピードを上げ、町の方まで駆ける。
【数分後 研究所周辺 荒地】
「....ん!」
奇跡的にジャンは目を覚ました。
「これは?」
爆発と衝撃波の影響で辺りは草一本たりとも生えていない更地になっていた。
「どうなっているんだ?」
ジャンは気を失っているパンプを抱えて移動する。
なんとか無事みたいだ。とにかく....僕は何処に行けば良いんだ?
探索しているとジャンは地下へ繋がる階段を見つけた。
なんだ此処?でも嫌な感じがプンプンするな。
ジャンは地下へと向かい、指から小さな火を出して真っ暗な地下廊を探索する事にした。
「研究日記?...ダイドウ・ケンザキ」
ジャンは本棚から日記を取り出し、読み漁る,
日記には様々な事が書いてあった。ケンザキが行なった悪事、何故この男がここまで狂えたのか...そして、唯一の親友であった父さんとの事を。
僕は今でもアイツが憎い、父さんを奪ったアイツを...でも、何故か同情もしてしまった。
ジャンは地上へ戻ろうとすると奥の部屋から音が聞こえてきた。
「何だ?」
音のする方へ向かった。
錆びついたドアを開け、部屋に入るとケンザキが機械を操作していた。
「ケンザキ!生きていたのか!」
ケンザキは驚きながら振り返る
「あなたこそ、ゴキブリですか?」
ボロボロの肉体、僕もだけどケンザキはそれ以上だった。右足は完全になくなっていた。
「お前には罪を償ってもらう」
ジャンはケンザキに日記を見せる。
「そうですか、その日記を見たんですね」
「文句は無いだろ」
「誰にも読ませるつもりは無かった...だが、君なら良いだろう。何処ぞの馬の骨に見られるより、ユウスケさんの息子の君になら」
ケンザキは満足気な顔で椅子に座って足を組む。
「何故こんな回りくどい事をした。お前の力なら..」
「人の命を救えた..とでも言いたそうな顔だね」
ジャンの訴えを終える前にケンザキは鼻で笑った。
「レヴォル、僕が築き上げたこの組織...僕にとっての生きる価値。もちろん君も勧誘するつもりだった」
「お前が作った魔法軍と科学軍のハーフのみで構成された組織。構成員は全て純血に迫害され、自由を奪われた人達。日記に書いてたよ」
「ああ、君もそうだろ?体を見れば分かる。回復魔法では回復しきれていない数々の古傷、未成熟の魔力で無理矢理回復した証拠だよ。さぞ辛い人生だったろうね」
ケンザキの眼に映るジャンの肉体はとても歪なものであった。
「お前に関係ない、僕は父さんも母さんも皆、大好きだ。純血やハーフなんて関係無い。それに父さんを殺したのはお前だ」
「ああ...ユウスケさん、良き友であり僕の憧れだった。でも僕を見捨てた..たった1人の仲間だったのに」
「だから組織を作ったのか」
「そんな所かな。君もどうだい?無能な純血の命をこの手に..興奮するだろ?」
「ふざけるな、そんな事許されるわけがない」
「強がるなよ。知ってるよ、今から大体5年くらい前かな?小学生が黒い炎でクラスメイトと担任の顔を焼いた事件。犯人は君なんだろ?」
「黙れ」
黒い炎、その言葉を聞いたジャンの顔は歪んでいた。
「ふっ..嘘が分かりやすい、ユウスケさんに似ているね。良いじゃないか、そっちの国は別に人間を殺しても正当な理由であれば許される。君は許されているじゃないか、君は正しい事をしただけだ」
「違う!僕は殺してない!それに..」
必死に言葉を出そうとするが上手く出てこない。
「経緯なんてどうでも良い、残るのは結果のみだ。揉み消された事件の結末。君がどんなに否定しようが誰にも理解されない。だが僕達は理解してやれる。同じ傷を持っている者同士、どちらが汚れた血か、支配して分からせてやろうじゃないか」
ケンザキは机の上の聖書を破り捨てて燃やす。
「僕は嫌だ、誰かの上に立ちたいわけじゃない。それにそんな事をしたら純血のみんなはどうなる」
「分かるだろ?同じ事をしてやるのさ、自分達がどれだけ愚かで下劣な事をしていた事を身に染みて思い知らせるんだよ」
「それじゃあ何も変わらない」
「純血共の能無し差別と一緒にしないでくれ、僕らには大義がある」
「僕はそう思えない」
「そうか、残念だ」
ケンザキは机の引き出しから何かを取り出す。
「何だそれは」
ジャンは魔銃を構える。
「これは私の発明品クロノス、元は違う目的で開発していた物だったが対人用の爆弾に適しているんだよ。範囲は狭いが範囲内の物を全て消し去る威力はありますよ。」
ケンザキは片手サイズの爆弾のタイマーをジャンに見せつける。既にタイマーは20秒を切っていた。
「君を勧誘できなければ消えてもらうだけです。生憎あなたを殺すための魔力がもうないんでね、この爆弾で消えてもらいます」
「馬鹿か!そんなの使えばお前も死ぬぞ!」
ジャンはケンザキを止めるがもうカウントダウンは止まらない。
「いえ、死ぬのは君だけだ。君を殺す魔力はなくとも、この爆弾の爆発を1発分だけ耐えるほどの魔力は残っているんでね」
「あと10秒、あなたはあなたの父と同じ死に方をするんですよ~」
ケンザキは爆弾をジャンの投げる。
「1発分ね」
ジャンは一瞬笑い、魔銃のマガジンを取り出して魔力を込め再び魔銃に取り付ける。
「一緒に罪を償おう。そして地獄で会おうじゃないか」
ジャンは引き金を引いた。
弾丸が着弾した爆弾は2つに分裂した。
「流石ユウスケさんの息子だ」
そして、爆発と共に2人は部屋ごと消し飛んだ。
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