24 / 131
暗躍する狂気編
第11話 絶望を超えろ!
しおりを挟む
おぞましい雄叫びが町に鳴り響いた。
僕らが冷や汗を流しながら振り向くと虎のような魔獣がこちらを睨んでいた。尾は刃のように鋭く、牙からは禍々しい力が感じる。
「グース!逃げろ!」
「お、おお..」
グースは腰が抜けてしまい動くことができなかった。
ジャンは魔銃をとっさに構え、魔獣に撃ちまくるが全て躱されてしまった。
「何!?速い!?」
「わたくしに任せてください!ローズ合わせますわよ!」
ローズが念力で土の壁を作り出して魔獣の動きを封じ、白夜が大鎌で斬りかかる。
「呪鎌三日月狩!」
しかし、魔獣の雄叫びとともに白夜を壁もろとも吹き飛してしまった。
「きゃあぁぁ!」
「白夜!」
ローズは吹っ飛ぶ白夜を念力でキャッチする。
「パワーもスピードも今までの魔獣とレベルが違う、白夜さん!グースをお願いします!」
「分かったわ、ローズはジャンさんの援護を」
「うん」
「さぁ、行きますわよ」
白夜はよろよろ足でグースを運ぶ。
「パンプ、行くよ」
「おう、ブーストジュエル!」
パンプの宝石の力で魔銃が変形する。
「さらに!スピードジュエル!」
パンプは青い宝石をジャンの足へ打ち込む。
「セット!」
ジャンはマガジンに魔力を込め、魔獣の翻弄するスピードで走り出す。
「フラッシュジュエル!」
パンプが光る宝石を投げると眩い光を放った。魔獣は完全にジャンを見失った。
ジャンは魔獣の隙を突いて引き金を引く。
「フルバースト!」
特大の火球の嵐が魔獣に直撃した。
「やったぞ!ジャン!」
「まだだ!」
舞い上がった砂煙から無傷の魔獣が姿を現した。
僕達の渾身の技もヤツにはあまり効いていない。
「なんて硬さだ」
魔獣は鋭い尻尾でジャンを地面に叩き落とす。
「うわぁぁぁー!」
ジャンが地面に激突する瞬間、ローズが念力で助ける。
「ありがとう、ロー...グハァ..」
背中を魔獣の鋭い尾に切り裂かれ、ジャンは血を流しながら倒れる。
「ジャン!ヒーリング..」
魔獣は隙だらけのパンプを大きな足で潰す。
「あ“あ“ぁ..」
パンプの吐血とともに宝石の力が全て消えてしまった。
「このパンプを離しなさい」
ローズは魔獣に瓦礫を飛ばしまくるが全て弾かれる。
「呪術纏い!恨みの一撃!!」
ローズは魔獣に殴りかかるが体当たりで吹き飛ばされる。
「キャーー!」
その頃、白夜はグースの自宅へと向かっていた。
「おい、ジャン達は大丈夫なのかよ」
「大丈夫、きっとジャンさ...うぶっ..こ、これは..!」
白夜は血を吐き倒れる。ローズと離れてしまったため、ローズのダメージが精霊石を通して伝わったのだ。
「もう我慢できねぇ、今行くぞジャン!」
グースは走り、公園の方へ戻る。
「だ..めよ...戻っ...て」
白夜涙と訴えるがグースには届かない。悔しさが血と涙を混ぜるが何も変わらない。
必死の抵抗もむなしくジャン達は瀕死状態に陥った。
「パン..プ」
ジャンは力を振り絞り、魔銃の引き金を引き、弾丸を魔獣に当てるがやはり無傷。
「グルァァァ!!!」
絶対絶命、魔獣の尾がジャンの胸を貫こうとしたその時、か弱き少年が無謀な勇気を振り絞った。
「こんの野郎!喰らいやがれ!!」
グースだ。グースが魔獣に電気を纏った魔弾を投げつける。
「ギュウル..」
「やった!当たった」
魔獣は少し動きを止め、何事もなかった様にグースの方を睨む。
「グルル!」
「わぁあわあ」
グースは一瞬パニックになるが落ち着いて、魔弾を撃つ。が避けられた。
「ダメだ..グース逃げ..っ!?」
「グ、グース..!」
魔獣の尾がグースの心臓を貫き、地面にたたきつけた。
「あ“..あ“ぁ」
グースは大量の血とうめき声を漏らし。動かなくなった。
「グース..!あ、あ、ウア"ア"ア"ーー!!!」
僕はなんて弱いんだ..大事な人を守ることもできないのか。
少年の死に反応し、ジャンとパンプの精霊石が赤く輝き始める。
【龍神学園付近】
雨が降ってきたザルはすごい形相で走ってる。
「ザル様!確かに危険な気配はします!ですが今行くのは賢明な判断ではありません!」
「何かまずい気がするんだ!メイデン!クラスの奴らと学校の職員達を呼べるか?」
「承知しました!イリュージョンホーン!」
メイデンの角から輝くと分身が現れ、散り散りに飛び去る。
「待ってろよ、ジャン!」
2人は公園へ全速力で向かっていた。
【公園】
ジャンとパンプの精霊石の輝きが増していき、2人に夢のようなものを見せる。真っ暗で2人しか居ない空間、何も見えないが互いに存在を感じていた。
「僕らは死んだのか?」
「くそぉ!オレらの力が全く通用しなかったぞ!こんなところで死んだらアミィの卵焼きが食べられないってのに!」
「でもなんでだろう..まだ負けた気がしないんだ。まだ死ねない!まだ体は動くはずだ!」
ジャンの鼓動が激しさを増す。
「ああ!オレももっともっと強くなれるんだ!」
パンプの鼓動も激しさを増す。
「気のせいでも何でもいい!ありったけの全部!」
「オレ達でやるんだ!」
「「もっと強くなるんだ!!」」
拳を合わせた2人を精霊石の光が現実へと導く。
雨に混じった血で染まる公園、傷だらけのジャンとパンプは目を覚まして立ち上がる。
「いくぞ、パンプ!」
「おう!」
2人の精霊石がさらに輝きを増す。
「何..この光は?」
ローズも力を振り絞り立ち上がる。
魔獣は光に反応し、ジャン達に向かって口から禍々しい光線を吐き放つ。
「あ、危ない!ジャン!パンプ!」
「「うぉぉぉぉぉ!」」
精霊石の輝きが光線をかき消し、魔獣の目を眩ませる。
光の中から現れた2人は姿を変えていた。ジャンは瞳の色と髪が赤くなり、背丈も少しだけ高くなる。パンプの歯はサメのように鋭く、腕はゴリラのように太くなり、額の宝石は輝きを増して巨体を手に入れる。
「あ、あれがパンプなの?」
「お前だけは許さないぞ!」
「グルル...!」
パンプと魔獣は同時に雄叫びを上げて威嚇する。
ジャンの魔力を込めた魔銃はショットガンのような形状に変化する。
「ウォォォ!!」
パンプの剛腕が魔獣を殴り潰し、初めてまともなダメージを与えた。
ジャンは魔銃の引き金を引くと10発の弾丸が同時に射出され、弾の1つ1つが魔獣の体を貫く。
「ギャウウゥゥ!!」
2人に脅威を感じた魔獣は逃げようとしたが尾をパンプに掴まれ振り回される。
「ブッ飛べ!!!」
パンプは魔獣を空へと投げ飛ばしてしまう。
「フレイムボール!」
ジャンの左手から放たれた巨大な火球が魔獣に着弾し、上空で大爆発を引き起こす。
「嘘..勝ったの...良かった」
力を使い切った2人は元の姿に戻り、その場に倒れる。その姿を見届けたローズも気を失った。
重傷者4名 死者1名
僕達はたしかに魔獣を倒した。でもこの勝利を素直に喜べなかった。
【同時刻 某国 研究所】
「今回は素晴らしいデータが取れたぞ、あの石なかなか気になるな」
「はい、そして新兵器はヌシクラスの魔獣に効くというデータも取れました」
「これで計画にまた1歩近づいたというわけか」
僕らが冷や汗を流しながら振り向くと虎のような魔獣がこちらを睨んでいた。尾は刃のように鋭く、牙からは禍々しい力が感じる。
「グース!逃げろ!」
「お、おお..」
グースは腰が抜けてしまい動くことができなかった。
ジャンは魔銃をとっさに構え、魔獣に撃ちまくるが全て躱されてしまった。
「何!?速い!?」
「わたくしに任せてください!ローズ合わせますわよ!」
ローズが念力で土の壁を作り出して魔獣の動きを封じ、白夜が大鎌で斬りかかる。
「呪鎌三日月狩!」
しかし、魔獣の雄叫びとともに白夜を壁もろとも吹き飛してしまった。
「きゃあぁぁ!」
「白夜!」
ローズは吹っ飛ぶ白夜を念力でキャッチする。
「パワーもスピードも今までの魔獣とレベルが違う、白夜さん!グースをお願いします!」
「分かったわ、ローズはジャンさんの援護を」
「うん」
「さぁ、行きますわよ」
白夜はよろよろ足でグースを運ぶ。
「パンプ、行くよ」
「おう、ブーストジュエル!」
パンプの宝石の力で魔銃が変形する。
「さらに!スピードジュエル!」
パンプは青い宝石をジャンの足へ打ち込む。
「セット!」
ジャンはマガジンに魔力を込め、魔獣の翻弄するスピードで走り出す。
「フラッシュジュエル!」
パンプが光る宝石を投げると眩い光を放った。魔獣は完全にジャンを見失った。
ジャンは魔獣の隙を突いて引き金を引く。
「フルバースト!」
特大の火球の嵐が魔獣に直撃した。
「やったぞ!ジャン!」
「まだだ!」
舞い上がった砂煙から無傷の魔獣が姿を現した。
僕達の渾身の技もヤツにはあまり効いていない。
「なんて硬さだ」
魔獣は鋭い尻尾でジャンを地面に叩き落とす。
「うわぁぁぁー!」
ジャンが地面に激突する瞬間、ローズが念力で助ける。
「ありがとう、ロー...グハァ..」
背中を魔獣の鋭い尾に切り裂かれ、ジャンは血を流しながら倒れる。
「ジャン!ヒーリング..」
魔獣は隙だらけのパンプを大きな足で潰す。
「あ“あ“ぁ..」
パンプの吐血とともに宝石の力が全て消えてしまった。
「このパンプを離しなさい」
ローズは魔獣に瓦礫を飛ばしまくるが全て弾かれる。
「呪術纏い!恨みの一撃!!」
ローズは魔獣に殴りかかるが体当たりで吹き飛ばされる。
「キャーー!」
その頃、白夜はグースの自宅へと向かっていた。
「おい、ジャン達は大丈夫なのかよ」
「大丈夫、きっとジャンさ...うぶっ..こ、これは..!」
白夜は血を吐き倒れる。ローズと離れてしまったため、ローズのダメージが精霊石を通して伝わったのだ。
「もう我慢できねぇ、今行くぞジャン!」
グースは走り、公園の方へ戻る。
「だ..めよ...戻っ...て」
白夜涙と訴えるがグースには届かない。悔しさが血と涙を混ぜるが何も変わらない。
必死の抵抗もむなしくジャン達は瀕死状態に陥った。
「パン..プ」
ジャンは力を振り絞り、魔銃の引き金を引き、弾丸を魔獣に当てるがやはり無傷。
「グルァァァ!!!」
絶対絶命、魔獣の尾がジャンの胸を貫こうとしたその時、か弱き少年が無謀な勇気を振り絞った。
「こんの野郎!喰らいやがれ!!」
グースだ。グースが魔獣に電気を纏った魔弾を投げつける。
「ギュウル..」
「やった!当たった」
魔獣は少し動きを止め、何事もなかった様にグースの方を睨む。
「グルル!」
「わぁあわあ」
グースは一瞬パニックになるが落ち着いて、魔弾を撃つ。が避けられた。
「ダメだ..グース逃げ..っ!?」
「グ、グース..!」
魔獣の尾がグースの心臓を貫き、地面にたたきつけた。
「あ“..あ“ぁ」
グースは大量の血とうめき声を漏らし。動かなくなった。
「グース..!あ、あ、ウア"ア"ア"ーー!!!」
僕はなんて弱いんだ..大事な人を守ることもできないのか。
少年の死に反応し、ジャンとパンプの精霊石が赤く輝き始める。
【龍神学園付近】
雨が降ってきたザルはすごい形相で走ってる。
「ザル様!確かに危険な気配はします!ですが今行くのは賢明な判断ではありません!」
「何かまずい気がするんだ!メイデン!クラスの奴らと学校の職員達を呼べるか?」
「承知しました!イリュージョンホーン!」
メイデンの角から輝くと分身が現れ、散り散りに飛び去る。
「待ってろよ、ジャン!」
2人は公園へ全速力で向かっていた。
【公園】
ジャンとパンプの精霊石の輝きが増していき、2人に夢のようなものを見せる。真っ暗で2人しか居ない空間、何も見えないが互いに存在を感じていた。
「僕らは死んだのか?」
「くそぉ!オレらの力が全く通用しなかったぞ!こんなところで死んだらアミィの卵焼きが食べられないってのに!」
「でもなんでだろう..まだ負けた気がしないんだ。まだ死ねない!まだ体は動くはずだ!」
ジャンの鼓動が激しさを増す。
「ああ!オレももっともっと強くなれるんだ!」
パンプの鼓動も激しさを増す。
「気のせいでも何でもいい!ありったけの全部!」
「オレ達でやるんだ!」
「「もっと強くなるんだ!!」」
拳を合わせた2人を精霊石の光が現実へと導く。
雨に混じった血で染まる公園、傷だらけのジャンとパンプは目を覚まして立ち上がる。
「いくぞ、パンプ!」
「おう!」
2人の精霊石がさらに輝きを増す。
「何..この光は?」
ローズも力を振り絞り立ち上がる。
魔獣は光に反応し、ジャン達に向かって口から禍々しい光線を吐き放つ。
「あ、危ない!ジャン!パンプ!」
「「うぉぉぉぉぉ!」」
精霊石の輝きが光線をかき消し、魔獣の目を眩ませる。
光の中から現れた2人は姿を変えていた。ジャンは瞳の色と髪が赤くなり、背丈も少しだけ高くなる。パンプの歯はサメのように鋭く、腕はゴリラのように太くなり、額の宝石は輝きを増して巨体を手に入れる。
「あ、あれがパンプなの?」
「お前だけは許さないぞ!」
「グルル...!」
パンプと魔獣は同時に雄叫びを上げて威嚇する。
ジャンの魔力を込めた魔銃はショットガンのような形状に変化する。
「ウォォォ!!」
パンプの剛腕が魔獣を殴り潰し、初めてまともなダメージを与えた。
ジャンは魔銃の引き金を引くと10発の弾丸が同時に射出され、弾の1つ1つが魔獣の体を貫く。
「ギャウウゥゥ!!」
2人に脅威を感じた魔獣は逃げようとしたが尾をパンプに掴まれ振り回される。
「ブッ飛べ!!!」
パンプは魔獣を空へと投げ飛ばしてしまう。
「フレイムボール!」
ジャンの左手から放たれた巨大な火球が魔獣に着弾し、上空で大爆発を引き起こす。
「嘘..勝ったの...良かった」
力を使い切った2人は元の姿に戻り、その場に倒れる。その姿を見届けたローズも気を失った。
重傷者4名 死者1名
僕達はたしかに魔獣を倒した。でもこの勝利を素直に喜べなかった。
【同時刻 某国 研究所】
「今回は素晴らしいデータが取れたぞ、あの石なかなか気になるな」
「はい、そして新兵器はヌシクラスの魔獣に効くというデータも取れました」
「これで計画にまた1歩近づいたというわけか」
10
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
異世界営生物語
田島久護
ファンタジー
相良仁は高卒でおもちゃ会社に就職し営業部一筋一五年。
ある日出勤すべく向かっていた途中で事故に遭う。
目覚めた先の森から始まる異世界生活。
戸惑いながらも仁は異世界で生き延びる為に営生していきます。
出会う人々と絆を紡いでいく幸せへの物語。
マスターズ・リーグ ~傭兵王シリルの剣~
ふりたけ(振木岳人)
ファンタジー
「……あの子を、シリルの事を頼めるか? ……」
騎士王ボードワンが天使の凶刃に倒れた際、彼は実の息子である王子たちの行く末を案じたのではなく、その後の人類に憂いて、精霊王に「いわくつきの子」を託した。
その名はシリル、名前だけで苗字の無い子。そして騎士王が密かに育てようとしていた子。再び天使が地上人絶滅を目的に攻めて来た際に、彼が生きとし生ける者全ての希望の光となるようにと。
この物語は、剣技にも魔術にもまるで秀でていない「どん底シリル」が、栄光の剣を持って地上に光を与える英雄物語である。
男女比1/100の世界で《悪男》は大海を知る
イコ
ファンタジー
男女貞操逆転世界を舞台にして。
《悪男》としてのレッテルを貼られたマクシム・ブラックウッド。
彼は己が運命を嘆きながら、処刑されてしまう。
だが、彼が次に目覚めた時。
そこは十三歳の自分だった。
処刑されたことで、自分の行いを悔い改めて、人生をやり直す。
これは、本物の《悪男》として生きる決意をして女性が多い世界で生きる男の話である。
【完】真実をお届け♪※彷徨うインベントリ※~ミラクルマスターは、真実を伝えたい~
桜 鴬
ファンタジー
スキル無限収納は、別名を亜空間収納といわれているわ。このスキルを所持する人間たちは、底無しとも言われる収納空間を利用出来るの。古の人間たちは誰もが大気中から体内へ無限に魔力を吸収巡回していた。それ故に誰もが亜空間を収納スペースとして利用していた。だけどそれが当たり前では無くなってしまった。それは人間の驕りからきたもの。
やがて…………
無限収納は無限では無く己の魔力量による限りのある収納となり、インベントリと呼ばれるようになった。さらには通常のスキルと同じく、誰もが使えるスキルでは無くなってしまった……。
主を亡くしたインベントリの中身は、継承の鍵と遺言により、血族にのみ継承ができる。しかし鍵を作るのは複雑て、なおかつ定期的な更新が必要。
だから……
亜空間には主を失い、思いを託されたままの無数のインベントリが……あてもなく……永遠に……哀しくさ迷っている…………
やがてその思いを引き寄せるスキルが誕生する。それがミラクルマスターである。
なーんちゃってちょっとカッコつけすぎちゃった。私はミラクルマスター。希少なスキル持ちの王子たちをサポートに、各地を巡回しながらお仕事してまーす!苺ケーキが大好物だよん。ちなみに成人してますから!おちびに見えるのは成長が遅れてるからよ。仕方ないの。子は親を選べないからね。あ!あのね。只今自称ヒロインさんとやらが出没中らしいの。私を名指しして、悪役令嬢だとわめいているそう。でも私は旅してるし、ミラクルマスターになるときに、王族の保護に入るから、貴族の身分は捨てるんだよね。どうせ私の親は処刑されるような罪人だったから構わない。でもその悪役令嬢の私は、ボンキュッボンのナイスバディらしい。自称ヒロインさんの言葉が本当なら、私はまだまだ成長する訳ですね!わーい。こら!頭撫でるな!叩くのもダメ!のびなくなっちゃうー!背はまだまだこれから伸びるんだってば!
【公開予定】
(Ⅰ)最後まで優しい人・㊤㊦
(Ⅱ)ごうつくばりじいさん・①~⑤
(Ⅲ)乙女ゲーム・ヒロインが!転生者編①~⑦
短編(数話毎)読み切り方式。(Ⅰ)~(Ⅲ)以降は、不定期更新となります<(_ _*)>
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
式鬼のはくは格下を蹴散らす
森羅秋
キャラ文芸
時は現代日本。生活の中に妖怪やあやかしや妖魔が蔓延り人々を影から脅かしていた。
陰陽師の末裔『鷹尾』は、鬼の末裔『魄』を従え、妖魔を倒す生業をしている。
とある日、鷹尾は分家であり従妹の雪絵から決闘を申し込まれた。
勝者が本家となり式鬼を得るための決闘、すなわち下剋上である。
この度は陰陽師ではなく式鬼の決闘にしようと提案され、鷹尾は承諾した。
分家の下剋上を阻止するため、魄は決闘に挑むことになる。
異世界隠密冒険記
リュース
ファンタジー
ごく普通の人間だと自認している高校生の少年、御影黒斗。
人と違うところといえばほんの少し影が薄いことと、頭の回転が少し速いことくらい。
ある日、唐突に真っ白な空間に飛ばされる。そこにいた老人の管理者が言うには、この空間は世界の狭間であり、元の世界に戻るための路は、すでに閉じているとのこと。
黒斗は老人から色々説明を受けた後、現在開いている路から続いている世界へ旅立つことを決める。
その世界はステータスというものが存在しており、黒斗は自らのステータスを確認するのだが、そこには、とんでもない隠密系の才能が表示されており・・・。
冷静沈着で中性的な容姿を持つ主人公の、バトルあり、恋愛ありの、気ままな異世界隠密生活が、今、始まる。
現在、1日に2回は投稿します。それ以外の投稿は適当に。
改稿を始めました。
以前より読みやすくなっているはずです。
第一部完結しました。第二部完結しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる