80 / 88
【73】効かない
しおりを挟む
アレクが指示を出す。すると、彼の母と三兄弟が同時に襲い掛かってきた。
両側の通路を挟まれたまま、ロックとわたしは背を合わせる。
「か、かかってきなさい! わたしが相手になってあげるわ!」
ひのきの棒を手に声を出す。
手が震えているのは仕方あるまい。
その一方、背中越しに感じるのは頼もしいロックの存在感だ。
この状況に動じず、『心眼』を発動したのだろう。瞬時に敵の動きを予測する。
「まずは遮るか」
ボソリと呟くのが耳に届いた。
その次の瞬間には、ロックは土魔法でその場に巨大な壁を作り上げる。ビビデとバビデ、ブーの視界を強引に遮ったかと思うと、ロックはわたしの腕を掴んで立ち位置をくるりと反転させる。
「わ、わわっ」
丁度、わたしが持つひのきの棒を奪い取ろうとしていたアレクの母とロックが対峙する形となり、同時に剣を一振りしてみせる。
アレクの母の体は真っ二つに斬り裂かれ、僅か一撃で無力化してみせる。
「よくも母上を!」
この一幕を様子見していたアレクが、激怒の声を上げる。
しかしロックは詰まらなそうに返事をする。
「死人のくせに、人の真似をするな」
「あ、バレた? あはは」
あっさりと表情を変えて、アレクはからからと笑ってみせた。
死人にも感情はあるのかもしれないけど、操られていることに変わりはない。アレクの姿を見て、わたしは強くそう思った。
「オラオラァ! ぶっ殺してやるぜ!」
アレクとのやり取りが終わると、今度は壁の横を回って三兄弟が攻撃を仕掛けにくる。
ビビデが剣を振り下ろし、ロックがそれを寸でのところでかわした。
「ビビデ、人を辞めた気分はどうだ?」
「最高だぜ! 痛みを感じずに済むんだからな!」
それは正しく、死人の特権ともいえるに違いない。
危険な冒険をして負傷したとしても、痛みを感じなければ歩を止める必要がない。それどころか、死人の時点で死を恐れる必要がない。
でも、それは諸刃の剣でもある。
「痛みを感じなければなあ、こんなこともできるんだぞお!」
「――ッ」
ロックが作った土の壁に、ブーが体当たりをする。一切加減無しの突撃を前に、土の壁はボロボロと崩れてしまった。
それは、己の体への負担を考えない死人ならではの手段と言える。
勢い余り過ぎて、ブーは地面に転がる。しかしその後ろにはバビデが杖を構えて待機していた。
「そうそう、ついでにこんなこともねぇ! 死になさぁい!」
既に呪文を唱え終えていたらしい。
目に見えない無数の刃を作り出すと、バビデは杖を振り、わたしたちに向けて解き放つ。
床に転がるブーや、わたしたちの近くにいるビビデにも当たってしまうが、お構いなしだ。
「危ないっ、避け……っ」
「必要ない」
ロックはその場から離れず、剣を手首だけでくるりと回す。
すると、わたしたち目掛けて飛んできた風の刃が次々とぶつかり消滅していく。
「うっそぉ、全部防いじゃったわけ?」
「訂正してやる」
驚嘆するバビデの発言に対し、ロックは指摘する。
彼女たちはその意味をすぐに理解することになる。
「え、……なんで!?」
ロックが剣先をバビデに向ける。と同時に、無数の風の刃が勢いよく放たれた。
先ほど消滅したと思っていた風の刃は、ロックが持つ剣が魔力として吸収していたらしい。それを今、お返しした形だ。
「ぎゃっ」
避ける動作を取ることもできずに、バビデは風の刃の餌食となり、その体を細かく切り刻まれてしまった。起き上がろうとしていたブーも同じだ。
唯一、身を隠したビビデは負傷せずに済んだけど、ロックは反撃の隙を与えない。
「――は、早す」
最後まで言い切ることなく、ビビデは首を落とされる。
次いで、四肢を一つずつ。
「す、凄い……」
これが、元英雄ロック・クオールの戦い方。
三人の四つ星冒険者を、ほんの僅かな時間で返り討ちにするだなんて、ロック以外にはできない芸当だろう。
三兄弟はピクリとも動かない。
たとえ彼らが死人だとしても、体がバラバラになってしまえば動くことはできない。
暫くは無力化することができるだろう。
その間に、魔人ギルデオルの首を獲ることができれば……。
「うんうん、さすがは元英雄だね。義足になったとしても、その腕は全く衰えていないし、それに僕の心を読んでも心が折れないみたいだ」
パチパチと、またもやアレクが拍手をする。
用意しておいた戦力は、ロック一人の手によって全滅させられた。あとはアレク自身を倒せば、王の間に続く道を塞ぐ者がいなくなる。
「もう、効かない。あのときの俺とは違う」
ロックが言う。
心を閉ざさずとも、どす黒い負の感情に呑み込まれることはない。
わたしが言うのもなんだけど、ロックは強くなった。
義足にはなったけど、それを補って余りあるほど、心が強くなったはず。
だって、『心眼』を持っていることを初めて他人に打ち明けることができたのだから。
そしてその相手が、わたしだということを……わたしは、誇りに思っている。
「なるほどねえ……ってことは、僕だけでは分が悪いか。じゃあ仕方ないから彼に助けを求めることにしよう!」
名案を思い付いたと言いたげな様子で、アレクは手を打つ。
と同時に、アレクはわたしたちに背を向け、全力で走り出した。
「あっ、逃げ……!」
「追うぞ。行き先は同じだ」
「! ええ、そうね!」
ロックに言われて、わたしは彼の背を追いかける。
辿り着いた先はもちろん、王の間だ……。
「……嫌な感じがするわ」
新米冒険者のわたしでさえ、それを感じとることができる。
この部屋に入るのは不味い。今すぐにでも来た道を引き返すべきだと、脳が警告している。
でも、背は見せない。
わたしの隣にはロックがいる。彼が守ってくれると信じている。
だからわたしは、後退せずに声を出す。
「さあ、ケリを付けに行きましょう」
わたしの声に、ロックが頷く。
そしてわたしたち二人は、王の間へと足を踏み入れた。
両側の通路を挟まれたまま、ロックとわたしは背を合わせる。
「か、かかってきなさい! わたしが相手になってあげるわ!」
ひのきの棒を手に声を出す。
手が震えているのは仕方あるまい。
その一方、背中越しに感じるのは頼もしいロックの存在感だ。
この状況に動じず、『心眼』を発動したのだろう。瞬時に敵の動きを予測する。
「まずは遮るか」
ボソリと呟くのが耳に届いた。
その次の瞬間には、ロックは土魔法でその場に巨大な壁を作り上げる。ビビデとバビデ、ブーの視界を強引に遮ったかと思うと、ロックはわたしの腕を掴んで立ち位置をくるりと反転させる。
「わ、わわっ」
丁度、わたしが持つひのきの棒を奪い取ろうとしていたアレクの母とロックが対峙する形となり、同時に剣を一振りしてみせる。
アレクの母の体は真っ二つに斬り裂かれ、僅か一撃で無力化してみせる。
「よくも母上を!」
この一幕を様子見していたアレクが、激怒の声を上げる。
しかしロックは詰まらなそうに返事をする。
「死人のくせに、人の真似をするな」
「あ、バレた? あはは」
あっさりと表情を変えて、アレクはからからと笑ってみせた。
死人にも感情はあるのかもしれないけど、操られていることに変わりはない。アレクの姿を見て、わたしは強くそう思った。
「オラオラァ! ぶっ殺してやるぜ!」
アレクとのやり取りが終わると、今度は壁の横を回って三兄弟が攻撃を仕掛けにくる。
ビビデが剣を振り下ろし、ロックがそれを寸でのところでかわした。
「ビビデ、人を辞めた気分はどうだ?」
「最高だぜ! 痛みを感じずに済むんだからな!」
それは正しく、死人の特権ともいえるに違いない。
危険な冒険をして負傷したとしても、痛みを感じなければ歩を止める必要がない。それどころか、死人の時点で死を恐れる必要がない。
でも、それは諸刃の剣でもある。
「痛みを感じなければなあ、こんなこともできるんだぞお!」
「――ッ」
ロックが作った土の壁に、ブーが体当たりをする。一切加減無しの突撃を前に、土の壁はボロボロと崩れてしまった。
それは、己の体への負担を考えない死人ならではの手段と言える。
勢い余り過ぎて、ブーは地面に転がる。しかしその後ろにはバビデが杖を構えて待機していた。
「そうそう、ついでにこんなこともねぇ! 死になさぁい!」
既に呪文を唱え終えていたらしい。
目に見えない無数の刃を作り出すと、バビデは杖を振り、わたしたちに向けて解き放つ。
床に転がるブーや、わたしたちの近くにいるビビデにも当たってしまうが、お構いなしだ。
「危ないっ、避け……っ」
「必要ない」
ロックはその場から離れず、剣を手首だけでくるりと回す。
すると、わたしたち目掛けて飛んできた風の刃が次々とぶつかり消滅していく。
「うっそぉ、全部防いじゃったわけ?」
「訂正してやる」
驚嘆するバビデの発言に対し、ロックは指摘する。
彼女たちはその意味をすぐに理解することになる。
「え、……なんで!?」
ロックが剣先をバビデに向ける。と同時に、無数の風の刃が勢いよく放たれた。
先ほど消滅したと思っていた風の刃は、ロックが持つ剣が魔力として吸収していたらしい。それを今、お返しした形だ。
「ぎゃっ」
避ける動作を取ることもできずに、バビデは風の刃の餌食となり、その体を細かく切り刻まれてしまった。起き上がろうとしていたブーも同じだ。
唯一、身を隠したビビデは負傷せずに済んだけど、ロックは反撃の隙を与えない。
「――は、早す」
最後まで言い切ることなく、ビビデは首を落とされる。
次いで、四肢を一つずつ。
「す、凄い……」
これが、元英雄ロック・クオールの戦い方。
三人の四つ星冒険者を、ほんの僅かな時間で返り討ちにするだなんて、ロック以外にはできない芸当だろう。
三兄弟はピクリとも動かない。
たとえ彼らが死人だとしても、体がバラバラになってしまえば動くことはできない。
暫くは無力化することができるだろう。
その間に、魔人ギルデオルの首を獲ることができれば……。
「うんうん、さすがは元英雄だね。義足になったとしても、その腕は全く衰えていないし、それに僕の心を読んでも心が折れないみたいだ」
パチパチと、またもやアレクが拍手をする。
用意しておいた戦力は、ロック一人の手によって全滅させられた。あとはアレク自身を倒せば、王の間に続く道を塞ぐ者がいなくなる。
「もう、効かない。あのときの俺とは違う」
ロックが言う。
心を閉ざさずとも、どす黒い負の感情に呑み込まれることはない。
わたしが言うのもなんだけど、ロックは強くなった。
義足にはなったけど、それを補って余りあるほど、心が強くなったはず。
だって、『心眼』を持っていることを初めて他人に打ち明けることができたのだから。
そしてその相手が、わたしだということを……わたしは、誇りに思っている。
「なるほどねえ……ってことは、僕だけでは分が悪いか。じゃあ仕方ないから彼に助けを求めることにしよう!」
名案を思い付いたと言いたげな様子で、アレクは手を打つ。
と同時に、アレクはわたしたちに背を向け、全力で走り出した。
「あっ、逃げ……!」
「追うぞ。行き先は同じだ」
「! ええ、そうね!」
ロックに言われて、わたしは彼の背を追いかける。
辿り着いた先はもちろん、王の間だ……。
「……嫌な感じがするわ」
新米冒険者のわたしでさえ、それを感じとることができる。
この部屋に入るのは不味い。今すぐにでも来た道を引き返すべきだと、脳が警告している。
でも、背は見せない。
わたしの隣にはロックがいる。彼が守ってくれると信じている。
だからわたしは、後退せずに声を出す。
「さあ、ケリを付けに行きましょう」
わたしの声に、ロックが頷く。
そしてわたしたち二人は、王の間へと足を踏み入れた。
0
お気に入りに追加
184
あなたにおすすめの小説
公爵令嬢 メアリの逆襲 ~魔の森に作った湯船が 王子 で溢れて困ってます~
薄味メロン
恋愛
HOTランキング 1位 (2019.9.18)
お気に入り4000人突破しました。
次世代の王妃と言われていたメアリは、その日、すべての地位を奪われた。
だが、誰も知らなかった。
「荷物よし。魔力よし。決意、よし!」
「出発するわ! 目指すは源泉掛け流し!」
メアリが、追放の準備を整えていたことに。
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
【完結】悪役令嬢に転生したのでこっちから婚約破棄してみました。
ぴえろん
恋愛
私の名前は氷見雪奈。26歳彼氏無し、OLとして平凡な人生を送るアラサーだった。残業で疲れてソファで寝てしまい、慌てて起きたら大好きだった小説「花に愛された少女」に出てくる悪役令嬢の「アリス」に転生していました。・・・・ちょっと待って。アリスって確か、王子の婚約者だけど、王子から寵愛を受けている女の子に嫉妬して毒殺しようとして、その罪で処刑される結末だよね・・・!?いや冗談じゃないから!他人の罪で処刑されるなんて死んでも嫌だから!そうなる前に、王子なんてこっちから婚約破棄してやる!!
【本編完結】婚約者を守ろうとしたら寧ろ盾にされました。腹が立ったので記憶を失ったふりをして婚約解消を目指します。
しろねこ。
恋愛
「君との婚約を解消したい」
その言葉を聞いてエカテリーナはニコリと微笑む。
「了承しました」
ようやくこの日が来たと内心で神に感謝をする。
(わたくしを盾にし、更に記憶喪失となったのに手助けもせず、他の女性に擦り寄った婚約者なんていらないもの)
そんな者との婚約が破談となって本当に良かった。
(それに欲しいものは手に入れたわ)
壁際で沈痛な面持ちでこちらを見る人物を見て、頬が赤くなる。
(愛してくれない者よりも、自分を愛してくれる人の方がいいじゃない?)
エカテリーナはあっさりと自分を捨てた男に向けて頭を下げる。
「今までありがとうございました。殿下もお幸せに」
類まれなる美貌と十分な地位、そして魔法の珍しいこの世界で魔法を使えるエカテリーナ。
だからこそ、ここバークレイ国で第二王子の婚約者に選ばれたのだが……それも今日で終わりだ。
今後は自分の力で頑張ってもらおう。
ハピエン、自己満足、ご都合主義なお話です。
ちゃっかりとシリーズ化というか、他作品と繋がっています。
カクヨムさん、小説家になろうさん、ノベルアッププラスさんでも連載中(*´ω`*)
【コミカライズ決定】婚約破棄され辺境伯との婚姻を命じられましたが、私の初恋の人はその義父です
灰銀猫
恋愛
両親と妹にはいない者として扱われながらも、王子の婚約者の肩書のお陰で何とか暮らしていたアレクシア。
顔だけの婚約者を実妹に奪われ、顔も性格も醜いと噂の辺境伯との結婚を命じられる。
辺境に追いやられ、婚約者からは白い結婚を打診されるも、婚約も結婚もこりごりと思っていたアレクシアには好都合で、しかも婚約者の義父は初恋の相手だった。
王都にいた時よりも好待遇で意外にも快適な日々を送る事に…でも、厄介事は向こうからやってきて…
婚約破棄物を書いてみたくなったので、書いてみました。
ありがちな内容ですが、よろしくお願いします。
設定は緩いしご都合主義です。難しく考えずにお読みいただけると嬉しいです。
他サイトでも掲載しています。
コミカライズ決定しました。申し訳ございませんが配信開始後は削除いたします。
【完結】辺境伯令嬢は新聞で婚約破棄を知った
五色ひわ
恋愛
辺境伯令嬢としてのんびり領地で暮らしてきたアメリアは、カフェで見せられた新聞で自身の婚約破棄を知った。真実を確かめるため、アメリアは3年ぶりに王都へと旅立った。
※本編34話、番外編『皇太子殿下の苦悩』31+1話、おまけ4話
聖なる言霊を小言と馬鹿にされ婚約破棄されましたが、普段通りに仕事していたら辺境伯様に溺愛されています
青空あかな
恋愛
男爵令嬢のポーラは、詩を詠うことで願った現象を起こす【言霊】という珍しいスキルを持っていた。
スキルを活かし、家の離れで人々の悩みを解決する”言霊館”というお店を開いて、家計を助ける毎日を送る。
そんなポーラは婚約者と義妹たちにも【言霊】スキルで平穏な日々を願っていたが、ある日「小言が多い」と婚約破棄され、家を追い出されてしまう。
ポーラと同じ言葉のスキルを持つ義妹に店を奪われ、挙句の果てには、辺境伯のメイドに勝手に募集に出されていた。
“寡黙の辺境伯”という、誰とも話さず、何を考えているのかわからないと恐怖される辺境伯の屋敷に……。
ポーラは恐れながら屋敷へ行くも、【言霊】スキルの特別な力を示し、無事メイドとして勤めることになる。
屋敷で暮らすようになってから、フェンリルの病気を癒したり、街の火事を静めたり、枯れそうな古代樹を救ったり……ポーラは【言霊】スキルで屋敷の問題を次々と解決する。
日々、他人のため、そして辺境伯のために頑張るポーラを、“寡黙の辺境伯”は静かに溺愛し始める。
一方、義妹たちの毎日は、ポーラを追い出してから少しずつ暗い影が差す。
お店をポーラから奪うも、最初のお客さんである少女の大切な花を枯らして泣かす始末。
義妹のスキルは他人を不幸にするスキルだった。
ついには王様の持病をも悪化させ、瀕死の状態にさせてしまう。
※HOTランキング2位、ありがとうございます!
完)嫁いだつもりでしたがメイドに間違われています
オリハルコン陸
恋愛
嫁いだはずなのに、格好のせいか本気でメイドと勘違いされた貧乏令嬢。そのままうっかりメイドとして馴染んで、その生活を楽しみ始めてしまいます。
◇◇◇◇◇◇◇
「オマケのようでオマケじゃない〜」では、本編の小話や後日談というかたちでまだ語られてない部分を補完しています。
14回恋愛大賞奨励賞受賞しました!
これも読んでくださったり投票してくださった皆様のおかげです。
ありがとうございました!
ざっくりと見直し終わりました。完璧じゃないけど、とりあえずこれで。
この後本格的に手直し予定。(多分時間がかかります)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる