離婚しても構いませんが、王子ではいられなくなりますよ。

王宮主催の社交界。
そんな煌びやかな舞台で、なぜか私は夫であるレイス王子に睨まれていた。
彼の隣には社交界にお似合いの、華やかな男爵令嬢。
二人は恋人のように肩を寄せ合っていた。
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