3 / 8
悪辣令嬢、好奇心に散る 前編
しおりを挟む王太子妃の座を手に入れた。望み通りドラゴンの末裔の王太子の妻となった。女の身で手に入れることができる権力の頂点。自分にこそ相応しい頂の座。だから欲しかった。王家秘宝の媚薬を盛ってでも。
心から望んだ結果だったが、王太子を犯して揺るぎない既成事実を作る。アシェラが当初計画していた過程は辿らなかった。だからだろうか。現状がアシェラの想定と、違ってしまっているのは。
「あぁ……ん……ああっ……グラードォ……」
自分から出ているとは思えないほど、甘ったるく蕩けた声をどうにもできない。ぐちぐちと無遠慮に指でかき回される蜜壺は、声よりも取り繕いようもなく、窮状を訴えながら媚びて懇願している。
「ああ、俺のかわいいアシェラ。悪い子だ。妃教育を放り出した上に、王宮を抜け出そうなどと。外に出るなと言っただろう? お前は美しすぎる。悪い虫があっという間にたかりに来るんだぞ?」
アシェラを掻き回しながら、グラードが低い美声を囁きかける。ぞくぞく背筋を震わせながら、アシェラは頑張った。
「ふぁ……だ、って……つまら、ないんだもの……」
権力が欲しかったのであって、知識が欲しかったわけじゃない。何をしても鬱陶しい小言を聞かずにすむ、権力の頂点だからこそ妃を目指した。妃教育を受けたかったわけじゃない。それなのに何かすれば、あっという間にグラードがすっ飛んでくる。
「美しい俺のアシェラ。お前は本当に悪い子だ……」
頑張るアシェラに金色の瞳が、愉悦を帯びて細まった。瞳孔が縦に伸びる龍の瞳。アシェラを見下ろすギラつく眼光に、アシェラの肌がぶわりと粟立った。
龍の深い慈悲によって、作り替えられてしまった身体。龍専用の女。目の前のグラードのためだけに作り変わった身体が、龍の気配に歓喜する。
子宮が火をつけられたように熱くなり、その熱は全身に広がっていく。グネグネと蜜で潤んだそこがうねりながら、龍を、グラードを求め出した。
「あ、あぁ……お願い……グラードォ……お願い……」
ボロボロと涙をこぼしながら、必死に懇願するアシェラに、グラードは薄ら笑いを浮かべた。足首を掴まれそのまま、大きく開かされる。あられもなくうねって媚びるソコが、グラードの黄金に光る眼前に晒された。
「ああ、アシェラ。なんて有様だ。もうここをこんなにしているのか……靴を舐めていた男どもは、お前がこれほど淫らだと思いもしないだろうな」
「ああっ!!」
グラードのソレが、ぐずぐずに蕩けたアシェラの蜜口に押し当てられる。禍々しく反りたち、悍ましい魔物のように脈打つモノ。
アシェラの腕などゆうに超えた太さと、巌のように硬い表面が、浮き出た血管でボコボコと隆起している。王家の血筋が受け継ぐアルティメットドラゴン。
到底人の身で受け入れられないソレを、龍の女の身体は全身で欲しいと懇願している。龍に屈服した身体が、一層グネグネとうねって媚びた。
「欲しいか? アシェラ」
「欲しい! 欲しいのぉ!」
気が狂うほどの欲求にアシェラが叫び、グラードのソレが最奥まで一気に貫いた。
「ああああーーーー!!」
高く上がった悲鳴が咽せ返るような官能の空気に溶け、アシェラはぐすぐすと泣き出した。
「なんでぇ……なんでぇ……動いてぇ……グラード……」
待ち焦がれた楔は、最奥でぴたりと止まった。必死に腰を揺らしながら抗議しても、欲しい刺激には到底届かない。
満たされないもどかしさに焦れて、力の入らない腕を持ち上げ、アシェラはペチペチとグラードを叩いた。
「ああ、かわいいなぁ、俺のアシェラ。ちゃんといい子に妃教育を受けると約束できるか? いい子にできるなら好きなだけくれてやる」
「する! するから! 早く! 早く!! あぁっ! あああーーーーー!!」
ボコボコと血管が隆起したドラゴンが、蜜を滴らせた隘路を擦りたてながら引き抜かれる。腰が浮くような快楽にアシェラの嬌声が迸った。
寝台が波打つほどの激しい律動が開始され、アシェラが壊れたように喘ぎを響かせる。
「ああっ! いい! いい! あぁ!! もっと! もっとぉ……!」
「アシェラ、アシェラ! 俺の美しいアシェラ! お前は俺の女だ!」
圧倒的な快楽に完全に理性が溶け崩れ、一瞬で山よりも高いプライドも手放した。屈服する快楽に酔いながら従順に腰を振り、犯される快楽に浸り切った甘い声で哭く。
衝動のままに腰を打ち付けながら、グラードが快楽に狂ったように咆哮をあげた。アシェラの胎内で、魔物は煮えたぎるように熱を増し、不吉な程に膨れ上がっていく。
「ああっ! もうダメ! もうダメ! いっちゃう! いっちゃう! グラード! グラード!」
「アシェラ! アシェラ! アシェラ!!」
「ああーーーー…………」
体積を増した胎内の魔物が、最奥で大量の灼熱の白濁を吐き出し、アシェラの胎を満たした。その熱さに細い悲鳴を上げながら、アシェラが絶頂する。
「アシェラ……俺のかわいいアシェラ……」
深い絶頂の余韻に震える身体が、きつく抱き寄せられる。酩酊したようにグラードが唇を落とし、舌を這わせ歯を突き立てる。繋がったままのソコで、グリッとドラゴンが膣壁を抉った。
「あ……あ……むりぃ……いらないの……もうむりぃ……」
再びアルティメットしようとするドラゴンに、快楽の余韻に浸されたまま必死で身を捩った。魔物でしかないソレとの交歓は、深すぎる快楽と十分すぎるほどの充足感を与えてくる。一度で満足。
「かわいい俺のアシェラ。約束できたいい子にはご褒美をやろうな……」
「やだぁ……! いらないぃ……もういらないのぉ……!」
甘い美声を吹き込まれ、絶頂の余韻を残したままの身体を引き寄せられて、アシェラはボロボロと泣き出した。
どんどんと硬度を増す、ドラゴンに絶望するアシェラは結局離してはもらえなかった。
「俺の愛しいアシェラ。いい子にしてるんだぞ」
気が済むまで貪ったグラードが、軽快に身支度を済ませると、ぐったりと沈没するアシェラに口付けを落とした。そのまま弾む足取りで、放り出してきた執務に戻っていくグラード。
(こんなの絶対普通じゃない……)
何度も絶頂の淵に追いやられて、途切れ始めている意識の底。もうドレスや宝石を、買い漁るために起き上がる気力も、残ってはいなかった。
※※※※※
夜会の王族席にてアシェラは、扇で顔を隠しながら会場内の隅々まで、熱心に視線を巡らせていた。確かめたいことがあった。
「……近頃アシェラ様はすっかり静かね。さすがグラード様だわ……」
「でも婚約を解消するって話が出ていたはずなのに……確かにお美しいけど、妃の器では……」
「グラード様が、王太子妃の仕事もされているんですって……やはりアシェラ様では……」
「……鬱陶しいわ」
ヒソヒソと交わされる噂話に、アシェラはポツリとこぼした。会場を見回すのをやめて、いつものように叩き潰しに行こうかと、立ち上がりかける。そこにグラードからするりと手を差し出された。
「アシェラ。おいで」
顔をあげると王太子仕様のグラードが微笑みかけてくる。渋々と手をのせたアシェラを、グラードは訪問中の使節団の前に連れ出した。
「妻のアシェラだ。アシェラ、ドートル王国からの使節団に挨拶を」
「……ようこそ」
格下の王国相手でもギリギリの挨拶。愛想のかけらもないアシェラの態度を、使節団は全く気にしなかった。
「……ッ!! なんとお美しい……噂には聞いていましたが、これほどとは……」
「あまりの美しさに言葉もありません……本当に、なんて……」
宝物を溜め込むドラゴンの厳しい審美眼。そのお眼鏡に適ったアシェラを、外交官は舐めるような視線でうっとりと眺めた。グラードが眉をぴくりと震わせる。
「ああ、そうだろう? 我が掌中の珠のあまりの美貌に、俺の心は休まる暇もない……」
変わり映えのない賛辞を聞き流していたアシェラが、グラードに引き寄せられる。そのまま見せつけるように、口付けが落とされた。使節団の面々が驚いたように目を見開く。
「我が妻、アシェラ。俺は席を外さねばならない。戻るまでいい子にしているんだぞ」
「……はい」
急な口付けを訝しみながらも、アシェラは大人しく頷く。使節団を連れ奥の間にグラードの姿が消えると、アシェラはニヤリと口元を歪めた。
外交の前哨戦も兼ねた夜会。グラードはしばらくは戻れないはず。ずっとこの日を待っていた。ずっと胸に蟠っていた疑問の解消にうってつけの夜。バサリと扇を広げ、アシェラはゆっくりと会場に視線を巡らせる。
(ふふっ……アレがいいわ)
グラードの姿が消えた会場で、一際視線を集める男。騎士の正装に身を包んだ男に、アシェラは狙いを定めた。カツンと踵を鳴らし、ゆっくりと歩き出す。会場が声もなくざわりと揺れた。
肌を出すなというグラードの厳命に、極限まで露出は抑えられたドレス。それでも完璧な曲線を描くアシェラの身体を、隠すことはできていない。龍が掌中から一時も離さない宝玉の美貌に、こそこそと声を潜めていた者でさえ言葉もなくただ息を飲んだ。
ゆったりと歩くアシェラと、騎士の距離が近づく。視線を釘付けにされた騎士が、熱に浮かされたようにアシェラを見つめている。すれ違いざま扇の陰で小さく微笑みを浮かべ、そのままアシェラはテラスへと向かった。
「……風が、冷たくはありませんか?」
かけられた声にアシェラは、ゆっくりと振り返り口角をあげた。
「……火照った身体には、冷たい風が気持ちいいの……」
「ああ、酔われたのですね。静かなところで休まれてはいかがでしょう」
「そう、ね」
「……お、お足元がご不安でしょう。よろしければ私が、お部屋にお連れします……」
目元を赤く染めて、乞うように視線をすがらせる男に、アシェラは微笑んだ。跪くように差し出された手に、アシェラは嫣然と微笑み手を伸ばす。
テラスから中庭に出て歩を進める間も、熱っぽい視線が注がれているのを感じる。人気のない回廊を抜け、休憩室の扉が閉まった瞬間、アシェラは男に抱きすくめられた。
体温を上げた逞しい身体が、アシェラの細い身体を絡め取り、熱を帯びた吐息と共に切実な愛のつぶやきが落ちた。
「……アシェラ様……私の女神……ずっとお慕いしておりました。ようやく私を見てくださった……たった一度でいい。触れることを許して下さるのなら、私は地獄に落ちても構いません……どうか……!!」
骨張ったい大きな手が、たまらなげにアシェラの身体のラインを撫でる。興味を惹かれない愛の言葉を聞き流し、アシェラはうっすらと笑みを浮かべた。
微笑みをどう受け取ったのか、男は歓喜するように瞳を大きく揺らし、背を丸めて口付けにかがみ込んできた。アシェラは近づいてきた唇を、手のひらを差し込んで拒んだ。それは必要ない。
「……ア、シェラ様……」
傷ついたように瞳を揺らした男に、アシェラは少し面倒になった。口付けなどいらないのだ。アシェラが興味があることは一つだけ。普通を確かめること。
(やっぱりグラードより背が高い)
グラードに似た体格だから選んだ男。アシェラは男の服に手を伸ばした。意図を察した男が、焦れるように衣服を脱ぎ始める。
その様子をアシェラは、じっと見守った。果たして本来グラードの体型なら、一般的なモノはどの程度のなのか。
絶対普通じゃないグラードのアルティメット。毎度あの魔物にいいようにされ続けている。本来のモノがどの程度なのか。普通を知らないアシェラは、ずっとそれが気になっていた。
(服の上からだとイマイチ分からないし……)
夜会会場で一生懸命股間を凝視しても、はっきりとは分からない。ちょうどグラードと体格が似ていて、背はグラードより高い男。
視覚的に確かめたついでに、この際寝てみるのもいいかもしれない。本来、どの程度で済むモノなのか。どうせついでだ。湧き上がる好奇心を満たすのも悪くない。
期待に胸を弾ませるアシェラの目の前で、騎士服の男は息を荒げて、剥ぎ取るように服を脱ぐ。もう反り立たせているソコを見つめながら、姿を現す瞬間をアシェラが見守った。
ぶるんととうとう眼前に飛び出したモノ。アーシェはぴくりと肩を揺らして動きを止めた。腹筋に触れるほど立ち上がったソコを、じっと見つめる。
(……これが、普通……)
だいぶバナナに似てる。なんかグラードより短いし細い。あとぼこぼこしてない。アシェラは首を傾げた。
(オーラも出てないわ……)
禍々しいオーラを放ち、アーシェの奥を疼かせる、あの威容も感じない。これが普通なのか。
悍ましいほどの魔物を見慣れていたアシェラは、問うように顔を上げた。目元を高揚させた男が、アシェラの頬に手を伸ばす。
「……ああ、怖がらせてしまいましたか? 大丈夫です、アシェラ様。確かに普通より立派ですが、これでなくてはもう満足できなくして差し上げます。だからどうか……」
興奮して掠れる男の言葉にアシェラは、わずかに目を見開いてまたバナナに視線を落とした。
(……これで? 大きいの? 本当に?)
じゃあ、グラードのはなんなのか? ピンと上向くバナナを見つめているうちに、アシェラは沸々と怒りが湧き上がってきた。
バナナでちょっと大きめなら、アシェラが受け入れさせられてる魔物は、なんなのか。やっぱり本来あってはならないサイズだとしたら、そんなものに勝てるわけがない。
勝てない勝負に挑まされ続けたと知り、アシェラはフルフルと怒りに肩を揺らす。男が宥めるように甘く囁きかけた。
「アシェラ様、私の女神……ようやく私に与えてくださったこの機会……優しくいたします。だからそんなに怯えないで……」
男の手がアシェラのドレスにかかる。その瞬間、扉が勢いよく開け放たれた。
「アシェラーーーー!!」
「で、殿下……!!」
怒りの咆哮に顔色を青ざめさせた男が、たたらを踏んでへたり込む。元気に上向いていたバナナが、急速に縮こまりしゅんと下を向く様に、アシェラはますます怒りが募った。
未使用時の大きさは、グラードと大差なかった。膨張時の差分がアルティメット。とんでもないものを突っ込まれていた。
鬼の形相で男を一瞥すると、グラードはツカツカとアシェラに歩み寄った。そのまま無言で担ぎ上げると、瞳を爛々と怒りに燃やしながら歩き出す。たどり着いた私室の寝台に、アシェラを乱暴に放り込んだ。
「アシェラ! よくも他の男と……!!」
怒りに喉を詰まらせ言葉すら途切れるほど怒り狂ったグラードに、アシェラも負けじと猛然と食ってかかった。
「バナナだったわ!! 普通はバナナなのに、あんな魔物を私に突っ込んでいたなんて!!」
「……ほう? 俺の妻は夫の留守の隙に他の男のモノを、ずいぶんしっかりと確かめたようだ。それで俺に見つからなければ、あのバナナをお試しでもするつもりだったか?」
「もちろんそのつも……」
怒りに任せて声を張り上げかけ、壮絶な怒りに爛々と瞳を光らせるグラードにひくりと口を閉じた。一切の笑みもなく、感情がこそげ落ちた無表情。アシェラが震え上がった。
アシェラが何かするたびに、すっ飛んでくるグラード。薄ら笑いを浮かべて、叱りつけては寝台で抱き潰す。でもアシェラを見下ろす瞳は、いつも愛し気に細められていた。温度のない冷たい金色の瞳が、今本気の怒りを湛えていた。
「ハッ! あの男はお前の靴舐め隊の一人だったな? いつから繋がっていた?」
「……そう、でしたか……? た、ただ私は、普通を確かめたくて……」
覚えてない。震える唇で必死に言い訳を押し出すも、グラードからは冷ややかな声で返される。凄絶な怒りを宿した縦にキレた瞳孔が、底冷えする光を放っていた。
グラードの手が伸び、アシェラの頬を掴んだ。上向かされた視線が、至近距離で龍の瞳に囚われる。
「た、たまたま目についただけで、貴方と体格が似ていたから……同じ体格での普通を確かめようとしただけで……何もないわ。ふ、普通を見るだけのつもりだったわ……だから……」
「見て、ね。そうか、普通を知りたかったと。美しい俺のアシェラ。その単なる好奇心で、俺の心を殺そうと?」
「そんなこと……! ちょっと遊ぶだけで……!」
「ああ、やっぱり寝るつもりだったんだな?」
「あ……」
怒りを鎮めようと言葉を重ねるほど、墓穴は深くなる。誰かの機嫌を取る。そのために言い訳する。これまでそんな行動をしたことのないアシェラは、オロオロとより深い墓穴を必死に自ら掘り進めた。
「ほ、本気じゃないわ……ちょっと試してみるつもりで……」
「アシェラ、お前は何もわかってなどいないのだな。俺がお前を妃にした理由も何もかも。ああ、確かにお前はそういう女だ……」
「私は……」
「かわいい俺のアシェラ。これは俺の失態だ。浮かれて油断するべきではなかった。俺専用の俺だけの女にしても、お前は元々そういう女だ……いいだろう。やんちゃな妻の躾は夫である俺の役目だ。二度と俺以外の男の手に、身を委ねようなどと思わぬよう、徹底的に躾けてやる」
ゆらりと立ち上がったグラードが、飾り棚の扉を開ける。無言で飾り棚を漁っていたグラードが、無言のまま振り返った。
その手握られているモノに、アシェラは血の気を引かせてガタガタと震えた。グラードの手には、あのバナナに酷似した張子が握られていた。
「アシェラ。これがなんだかわかるか? お前がサボり倒した閨教育で使われる、普通のモノの模型だ。お前がつまみ食いしようとした普通だ。好きなだけ試させてやろう」
不穏に口角を釣り上げたグラードに、アシェラは怯えきって首を振った。
「も、もう見たからいいの! どの程度かわかったもの! だから……」
プルプルと縮こまるアシェラに、グラードはゆっくり近づいた。そのまま耳朶に唇を寄せ、色のない声で囁いた。
「いいや、分かってない。アシェラ、覚悟しろ。浮気が簡単に許されると思うなよ」
アシェラは龍の逆鱗に触れたことを知った。
22
お気に入りに追加
60
あなたにおすすめの小説
【完】お義母様そんなに嫁がお嫌いですか?でも安心してください、もう会う事はありませんから
咲貴
恋愛
見初められ伯爵夫人となった元子爵令嬢のアニカは、夫のフィリベルトの義母に嫌われており、嫌がらせを受ける日々。
そんな中、義父の誕生日を祝うため、とびきりのプレゼントを用意する。
しかし、義母と二人きりになった時、事件は起こった……。
闇より深い暗い闇
伊皿子 魚籃
恋愛
エストシテ王国で暮らす男爵家の娘ツキヨ。実母を亡くし、継母と連れ子らに罵られる毎日だったがある日継母の怒りにふれ隣国の魔物の住まうゴドリバー帝国へ売られてしまう。売られたツキヨを助けた自称ナイスミドルでイケオジでがらっぱち口調の筋肉どっさりな変なおっさん・魔人アレックス(ただしアホ)との、ざまぁなシンデレラストーリー。おっさんが純情だったりアホだったり叫んだり喚いたり…そんな日々です。残酷描写やR18は予告なしです。ゆるゆるノロノロ亀展開のらぶえっちで溺愛で過保護な超年の差ハッピーエンドです。※注意※アホのおっさんがどんどんアホになっていきますwww★感想、評価お待ちしております!■現在諸般の事情で不定期更新にさせていただいてます。 追加タグ:強制行為 SM 女王様 犬 戦うメイドさん 戦闘有り
【R18】今夜私は義弟に抱かれる〜不治の病に侵された夫は寝取られに目覚めてしまった模様です〜
栗花
恋愛
⚫︎レティシア(17)はハミルトン公爵のジョルジュ(27)と結婚した。⚫︎ジョルジュは余命宣告を受け、無類のブラコンで【兄のお下がり】なら何でも欲しがる弟のニコラス(20)にレティシアの行く末を相談する。⚫︎すると彼は自分が【兄の嫁】というだけでレティシアに欲情する特殊性癖だとカミングアウトしてきた。⚫︎驚きつつも自分の死後、レティシアは公爵家にいられると安心したのも束の間、次第に嫉妬し、夢で妻と弟の情事を見てからは、事故後ピクリとも反応しなかったナニが力を取り戻す。⚫︎ここに来てジョルジュは自分は【寝取られ】の性癖があると知った。⚫︎そしてレティシアは【夫に頼まれ】後継者を産むために【義弟と子作り】することとなるのだった。……☆わいせつ行為あり★みだらな行為あり……
ヤクザの監禁愛
狭山雪菜
恋愛
河合絵梨奈は、社会人になって初めての飲み会で上司に絡まれていた所を、大男に助けられた。身体を重ねると、その男の背中には大きな昇り龍が彫られていた。
彼と待ち合わせ場所で、落ち合う事になっていたのだが、彼の婚約者と叫ぶ女に、絵梨奈は彼の前から消えたのだが…
こちらの作品は、「小説家になろう」にも掲載されております。
レナと耽溺の食卓
その他の
恋愛
不作が続いた村の納税の代わりに領主アルベール・ロルエの元へ食事係として奉公に来たレナ。しかし、その屋敷での食事係とは、吸血鬼である彼に自身が食事となって絶頂の瞬間の血を捧げることであった--。
耽溺(たんでき)とは一つのことに夢中になり、他を顧みないこと。多く不健全な遊びに溺れることにいう。
主人の「食事」のため、純真無垢な処女だったヒロインが主人(甘々)とその従者(ドS)に身体を開発され、快楽の世界観に堕ちていくお話。ほぼ全話エロです。描写がっつりめで何でも許せる人向け。
本編完結済。
※番外編をムーンライトノベルズで先行配信してます。
クンニリングス/野外/フェラチオ/イラマチオ/乱交/3P/潮吹き/失禁/お漏らし/調教/処女喪失/破瓜/人外/吸血鬼/メイド/従者/主従関係/貴族/玩具/らぶえっち/溺愛/アナル拡張/アナルセックス/二穴攻め/貧乳/体格差
【R18】愛しております旦那様
ねんごろ
恋愛
大好きな大好きな旦那様と過ごす毎日は本当に楽しくて愛おしくて。
私の理性はもうとっくの前に浄化されてしまいましたわ。
残るは野生の本能だけですわ!! 旦那様!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる