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妖精ハム
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「先祖代々裕福だった中村家も吉宗の代でお取潰しじゃ情けなや」
よよよと泣き崩れる父上は、そのとき思い出しました。
「そうじゃ。ご先祖といえば代々伝わる家宝のツヅラがあったわい」
家宝のツヅラには『困ったら中身を売りなはれゼニになるで』
という貼り紙があったので父上は躊躇なくふたを開けました。
「呼ばれて飛び出てダダダダ~ン! 妖精ハムちゃん爆誕!」
中から飛び出たのは白い羽の生えた桃色ドレスの妖精さんでした。
「なんやジジイか。チェンジや! もっと若いホスト連れて来んかい!」
なんということでしょう。妖精さんはへべれけに酔っておりました。
よよよと泣き崩れる父上は、そのとき思い出しました。
「そうじゃ。ご先祖といえば代々伝わる家宝のツヅラがあったわい」
家宝のツヅラには『困ったら中身を売りなはれゼニになるで』
という貼り紙があったので父上は躊躇なくふたを開けました。
「呼ばれて飛び出てダダダダ~ン! 妖精ハムちゃん爆誕!」
中から飛び出たのは白い羽の生えた桃色ドレスの妖精さんでした。
「なんやジジイか。チェンジや! もっと若いホスト連れて来んかい!」
なんということでしょう。妖精さんはへべれけに酔っておりました。
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