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ちゅんちゅん…
小鳥のさえずりとカーテンの隙間から射し込んだ光で目が覚める。
「知らない天井だ…」
目を開けて最初に真っ白い天井が目に入る。
僕の家のオンボロ天井とは全く違う。染み1つ無い天井。そしてふかふかのベッド…。
これは夢かなと再び布団に潜り寝返りを打つ。
寝返りを打とうとしたが何か暖かい壁に阻まれてしまい寝返りが打てない。
うーんと目を開けると目の前には分厚い胸板…。
そーっと視線を上にあげるとすやすやと眠るイケメン…?…九竜さん!
「ひっ!え!夢じゃない!?」
慌ててバッと飛び起きる。飛び起きた振動で目が覚めたのか九竜さんの閉じていた瞳がカッと開く。
それにまたビックリしながら九竜さんに声をかける。
「あっ…おはようございます…。」
「おはよう。早いなまだ5時だ…。もう少し寝てろ。」
寝起きで掠れた声でそう言う九竜さんに肩を掴まれ起きていた身体をベッドへ沈まされる。そっと優しく抱き抱えられ心臓がドキドキしてしまう。
「こんなんじゃ全然寝れないです!」
再びガバッと飛び起きる。何度も起こされ不機嫌そうな九竜さんを置いてベッドから脱出しようとする…が…。身体がすーすーする…目線を自分の身体へ向けると…
「なんで僕服着てないの~!?」
下着はおろかなんにも着けていない。真っ裸なのだ…。慌てて近くにあった布団を引っ張り自分の体を隠す。
「何してんだ」
完全に起きたのか九竜さんが不機嫌を通り越して呆れ顔でこちらを見てくる。
「いや…服がなくて…。うるさくしちゃってすみません…。」
「昨日風呂場で気絶したからな。タオルで拭いてそのままベッドに運んだんだ。
待ってろ昨日の服が洗濯し終わってるはずだから。」
ちょっと待ってろと寝室を出ていった。
「そうだった…。昨日……お風呂で…。」
思い出すのも恥ずかしいけど九竜さんにイかされて…。2回目で耐えきれず気を失ってしまったんだ…。
顔を真っ赤にして「なにしてんだよぉぉ」と布団をバシバシ叩く。
ガチャ。扉の開く音がして九竜さんが入ってくる。
手には昨日僕が着ていた服が綺麗に畳まれていた。
「あ!ありがとうございます!」
九竜さんから服を受け取るが昨日の出来事が恥ずかしくて顔を直視できない。
受け取った服を着ながらまだ眠そうにしている九竜さんに気絶したことを謝ろうと口を開く。
「あ、あの…昨日…気絶しちゃってすみませんでした…。のぼせちゃったみたいで…っ」
「気にすんな。無理させちまってこっちこそ悪かったな。」
頭をぽんぽんと撫でられ微笑みかけられる。
また顔が熱くなるのを感じ誤魔化すように頭をぶんぶんと振る。
あれ…そういえば僕って家政婦として雇われたんだよな…。
「九竜さん。僕…朝ごはん作ります…!」
家政婦といえば料理!美味しい朝ごはん!
「悪いが朝は何も食べないんだ。珈琲だけ淹れてくれ。」
「でも!朝ご飯食べないと力出ませんよ!」
「いや、大丈夫だ。それに材料も無いし。」
頑として珈琲だけでいいと言う九竜さんに連れられてキッチンを案内してもらう。
自炊をあまりしないのか冷蔵庫には水以外何も入ってなく冷凍庫にチンして食べられる物が何個かあるだけだった。
「確かに……何も無い……。」
「だから言っただろう?」
何も無い冷蔵庫を閉めて珈琲を淹れる準備をする。
と言ってもコーヒーメーカーが置いてあるので僕がやることはコップをセットしてボタンをポチッと押すだけだ。
ガガーッっと珈琲豆を砕く音がして段々いい珈琲の香りが部屋に漂ってくる。
ピーッと珈琲が出来上がったよという音が聞こえ僕は出来たての珈琲が入ったコップを持って九竜さんが待つテーブルへ置く。
「あぁ。ありがとう。」
珈琲を優雅に飲む九竜さんをじっと見つめる。
昨日はガチガチにワックスで固められていた髪の毛が今日はふんわりと下ろされている。
見つめていると顔を上げた九竜さんと目が合う。
見すぎたかとあわあわしていると
「あぁ、そうだ。伝えとかないといけないことがあって。速水くんが住んでたアパートは解約したから。
あと荷物は今日の夕方頃に関口が持ってきてくれるそうだ。」
「え!アパート解約!?」
「あとバイトも辞めると電話したから。」
アパート解約にバイトも……。いきなり言われたことに全然理解が追いつかない……。
「?俺に雇われてるんだろ?住み込みだし仕事も決まってるし何もそんなに変な顔しなくていいじゃないか。」
相当変な顔をしていたのか笑われた。確かに家政婦してるし良いのか……。だとしても急すぎない!?と少しモヤモヤする。
また変な顔をしながら口を尖らせていると珈琲を飲み終えたらしい九竜さんが立ち上がりながら
「俺はこれから仕事があるから。自由に過ごしてろ。七瀬が来るから買い物とか行きたかったらそいつと行け。」
「七瀬?」
「昨日関口と一緒にいたやつだ。」
昨日刺青の人の横にいた茶髪の人か!
でも刺青の人じゃなくて良かったあ。なんか怖いんだよねあの人。
「思い出しました!了解です!しっかりお留守番してます!」
ビシッと敬礼を決めて九竜さんを見送る。
「あれ、今日はスーツじゃないんですね」
昨日の九竜さんはスーツをびしっと決めて髪型もしっかり固めていたが今日の九竜さんは私服だ。
「あぁ。今日は事務所仕事だけだからな。」
「そうなんですね。気を付けて行ってらっしゃいです!」
九竜さんが玄関の扉を開けると恐らく七瀬さんであろう人が開けた先で待っているのが見えた。
「おう七瀬。面倒見といてくれ。頼んだぞ。」
九竜さんは七瀬さんに何かカードのようなものを渡しそのままエレベーターに乗って行ってしまった。
「やあ。おはよう。お邪魔するよ。」
「お、おはようございます。」
お邪魔するよといった七瀬さんは中に入ったが玄関先で立ち止まり何をする訳でもなく直立不動でじっとしている。
な、何してるんだ……?
「な、七瀬さん……?」
声をかけるとこちらを向きにこっと作り笑いを浮かべながら「どうしたんだい?」と聞いてくる七瀬さん。いや……こっちがどうしたんだい?ですよ……。
「なんで中入らないんですか……?」
「俺が任されたのは速水くんの見張りだからね。
1人で外に出ないようにここで見張ってるんだよ。」
「ぇえ!」
なに見張りって!?
「何も言われてない?」
「い、言われてないです…。」
「まあ外出とかは言ってくれれば一緒に行くって形で出れるからさ。それに九竜さんからブラックカードも貰っちゃったし。」
七瀬さんはブラックカードを指に挟みひらひらしながら見せてきた。
ブラックカード……。そんなもの持たせないでくださいよ~。
「まあまあ気にせずに家政婦としての仕事をしてくれよ。」
「は、はぁ……いや、でも気になりますよ~。
せめてソファに座ってください。」
玄関に人を立たせっぱなしなんてなんか嫌だ……。
「じゃあお言葉に甘えて~!」
七瀬さんは僕の言葉を待っていたかのようにサラッと直立不動の姿勢を崩してリビングへ入っていく。
そしてソファにドカッと腰をかけたと思ったら
「あ、俺珈琲欲しいなあ。」
とテレビのリモコンをぽちぽち弄りながらこちらを上目遣いで見上げて要求してくる……。
な、なんだこの大人は……。呆れた顔で七瀬さんを見るが僕の視線など気にしないかのようにテレビを見始める。
「はあ。分かりましたよ。」
根負けして珈琲を注ぎに行く。
「はいどうぞ。」
「わーい!やったあ!」
ずずっと珈琲を啜る音が聞こえる。
「わー!美味しー!さっすがだねえ。」
棒読みの褒めてるのか馬鹿にしてるのかな分からないお褒めの言葉がかかる。
半ば諦めの感情で七瀬さんを放って掃除をしようと辺りを見渡すがどこもかしこも綺麗すぎて僕が掃除できるようなところはない。
「あ~なんもすること無いでしょ~?
ボスは料理以外ならなんでも出来ちゃうからね~。」
「はぁ。前の家政婦さんはどんな仕事を?」
もはやくつろぎすぎてソファで寝かかっていた七瀬さんがむくりと起き上がる。
「料理オンリーだよ~。だから速水くんもそうなるんじゃないかなあ。あ、でも冷蔵庫の中何も無かったでしょ~」
「あ、はい。水と冷凍食品しか……。」
「やっぱそうだよね~。よし!早速買い物行っちゃう~?」
れっつごーとやたらハイテンションな七瀬さんに手を引かれ買い物に行くことになった。
小鳥のさえずりとカーテンの隙間から射し込んだ光で目が覚める。
「知らない天井だ…」
目を開けて最初に真っ白い天井が目に入る。
僕の家のオンボロ天井とは全く違う。染み1つ無い天井。そしてふかふかのベッド…。
これは夢かなと再び布団に潜り寝返りを打つ。
寝返りを打とうとしたが何か暖かい壁に阻まれてしまい寝返りが打てない。
うーんと目を開けると目の前には分厚い胸板…。
そーっと視線を上にあげるとすやすやと眠るイケメン…?…九竜さん!
「ひっ!え!夢じゃない!?」
慌ててバッと飛び起きる。飛び起きた振動で目が覚めたのか九竜さんの閉じていた瞳がカッと開く。
それにまたビックリしながら九竜さんに声をかける。
「あっ…おはようございます…。」
「おはよう。早いなまだ5時だ…。もう少し寝てろ。」
寝起きで掠れた声でそう言う九竜さんに肩を掴まれ起きていた身体をベッドへ沈まされる。そっと優しく抱き抱えられ心臓がドキドキしてしまう。
「こんなんじゃ全然寝れないです!」
再びガバッと飛び起きる。何度も起こされ不機嫌そうな九竜さんを置いてベッドから脱出しようとする…が…。身体がすーすーする…目線を自分の身体へ向けると…
「なんで僕服着てないの~!?」
下着はおろかなんにも着けていない。真っ裸なのだ…。慌てて近くにあった布団を引っ張り自分の体を隠す。
「何してんだ」
完全に起きたのか九竜さんが不機嫌を通り越して呆れ顔でこちらを見てくる。
「いや…服がなくて…。うるさくしちゃってすみません…。」
「昨日風呂場で気絶したからな。タオルで拭いてそのままベッドに運んだんだ。
待ってろ昨日の服が洗濯し終わってるはずだから。」
ちょっと待ってろと寝室を出ていった。
「そうだった…。昨日……お風呂で…。」
思い出すのも恥ずかしいけど九竜さんにイかされて…。2回目で耐えきれず気を失ってしまったんだ…。
顔を真っ赤にして「なにしてんだよぉぉ」と布団をバシバシ叩く。
ガチャ。扉の開く音がして九竜さんが入ってくる。
手には昨日僕が着ていた服が綺麗に畳まれていた。
「あ!ありがとうございます!」
九竜さんから服を受け取るが昨日の出来事が恥ずかしくて顔を直視できない。
受け取った服を着ながらまだ眠そうにしている九竜さんに気絶したことを謝ろうと口を開く。
「あ、あの…昨日…気絶しちゃってすみませんでした…。のぼせちゃったみたいで…っ」
「気にすんな。無理させちまってこっちこそ悪かったな。」
頭をぽんぽんと撫でられ微笑みかけられる。
また顔が熱くなるのを感じ誤魔化すように頭をぶんぶんと振る。
あれ…そういえば僕って家政婦として雇われたんだよな…。
「九竜さん。僕…朝ごはん作ります…!」
家政婦といえば料理!美味しい朝ごはん!
「悪いが朝は何も食べないんだ。珈琲だけ淹れてくれ。」
「でも!朝ご飯食べないと力出ませんよ!」
「いや、大丈夫だ。それに材料も無いし。」
頑として珈琲だけでいいと言う九竜さんに連れられてキッチンを案内してもらう。
自炊をあまりしないのか冷蔵庫には水以外何も入ってなく冷凍庫にチンして食べられる物が何個かあるだけだった。
「確かに……何も無い……。」
「だから言っただろう?」
何も無い冷蔵庫を閉めて珈琲を淹れる準備をする。
と言ってもコーヒーメーカーが置いてあるので僕がやることはコップをセットしてボタンをポチッと押すだけだ。
ガガーッっと珈琲豆を砕く音がして段々いい珈琲の香りが部屋に漂ってくる。
ピーッと珈琲が出来上がったよという音が聞こえ僕は出来たての珈琲が入ったコップを持って九竜さんが待つテーブルへ置く。
「あぁ。ありがとう。」
珈琲を優雅に飲む九竜さんをじっと見つめる。
昨日はガチガチにワックスで固められていた髪の毛が今日はふんわりと下ろされている。
見つめていると顔を上げた九竜さんと目が合う。
見すぎたかとあわあわしていると
「あぁ、そうだ。伝えとかないといけないことがあって。速水くんが住んでたアパートは解約したから。
あと荷物は今日の夕方頃に関口が持ってきてくれるそうだ。」
「え!アパート解約!?」
「あとバイトも辞めると電話したから。」
アパート解約にバイトも……。いきなり言われたことに全然理解が追いつかない……。
「?俺に雇われてるんだろ?住み込みだし仕事も決まってるし何もそんなに変な顔しなくていいじゃないか。」
相当変な顔をしていたのか笑われた。確かに家政婦してるし良いのか……。だとしても急すぎない!?と少しモヤモヤする。
また変な顔をしながら口を尖らせていると珈琲を飲み終えたらしい九竜さんが立ち上がりながら
「俺はこれから仕事があるから。自由に過ごしてろ。七瀬が来るから買い物とか行きたかったらそいつと行け。」
「七瀬?」
「昨日関口と一緒にいたやつだ。」
昨日刺青の人の横にいた茶髪の人か!
でも刺青の人じゃなくて良かったあ。なんか怖いんだよねあの人。
「思い出しました!了解です!しっかりお留守番してます!」
ビシッと敬礼を決めて九竜さんを見送る。
「あれ、今日はスーツじゃないんですね」
昨日の九竜さんはスーツをびしっと決めて髪型もしっかり固めていたが今日の九竜さんは私服だ。
「あぁ。今日は事務所仕事だけだからな。」
「そうなんですね。気を付けて行ってらっしゃいです!」
九竜さんが玄関の扉を開けると恐らく七瀬さんであろう人が開けた先で待っているのが見えた。
「おう七瀬。面倒見といてくれ。頼んだぞ。」
九竜さんは七瀬さんに何かカードのようなものを渡しそのままエレベーターに乗って行ってしまった。
「やあ。おはよう。お邪魔するよ。」
「お、おはようございます。」
お邪魔するよといった七瀬さんは中に入ったが玄関先で立ち止まり何をする訳でもなく直立不動でじっとしている。
な、何してるんだ……?
「な、七瀬さん……?」
声をかけるとこちらを向きにこっと作り笑いを浮かべながら「どうしたんだい?」と聞いてくる七瀬さん。いや……こっちがどうしたんだい?ですよ……。
「なんで中入らないんですか……?」
「俺が任されたのは速水くんの見張りだからね。
1人で外に出ないようにここで見張ってるんだよ。」
「ぇえ!」
なに見張りって!?
「何も言われてない?」
「い、言われてないです…。」
「まあ外出とかは言ってくれれば一緒に行くって形で出れるからさ。それに九竜さんからブラックカードも貰っちゃったし。」
七瀬さんはブラックカードを指に挟みひらひらしながら見せてきた。
ブラックカード……。そんなもの持たせないでくださいよ~。
「まあまあ気にせずに家政婦としての仕事をしてくれよ。」
「は、はぁ……いや、でも気になりますよ~。
せめてソファに座ってください。」
玄関に人を立たせっぱなしなんてなんか嫌だ……。
「じゃあお言葉に甘えて~!」
七瀬さんは僕の言葉を待っていたかのようにサラッと直立不動の姿勢を崩してリビングへ入っていく。
そしてソファにドカッと腰をかけたと思ったら
「あ、俺珈琲欲しいなあ。」
とテレビのリモコンをぽちぽち弄りながらこちらを上目遣いで見上げて要求してくる……。
な、なんだこの大人は……。呆れた顔で七瀬さんを見るが僕の視線など気にしないかのようにテレビを見始める。
「はあ。分かりましたよ。」
根負けして珈琲を注ぎに行く。
「はいどうぞ。」
「わーい!やったあ!」
ずずっと珈琲を啜る音が聞こえる。
「わー!美味しー!さっすがだねえ。」
棒読みの褒めてるのか馬鹿にしてるのかな分からないお褒めの言葉がかかる。
半ば諦めの感情で七瀬さんを放って掃除をしようと辺りを見渡すがどこもかしこも綺麗すぎて僕が掃除できるようなところはない。
「あ~なんもすること無いでしょ~?
ボスは料理以外ならなんでも出来ちゃうからね~。」
「はぁ。前の家政婦さんはどんな仕事を?」
もはやくつろぎすぎてソファで寝かかっていた七瀬さんがむくりと起き上がる。
「料理オンリーだよ~。だから速水くんもそうなるんじゃないかなあ。あ、でも冷蔵庫の中何も無かったでしょ~」
「あ、はい。水と冷凍食品しか……。」
「やっぱそうだよね~。よし!早速買い物行っちゃう~?」
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