11 / 38
11話 うまくいかない?そりゃあ発音の問題だな
しおりを挟む
いやあ、今日も疲れたなあ。
とりあえず組織からのお咎めなしで良かったわ。
さてと、部屋でごろごろしよーっと。
「ブレイキングエッグス!ブレイキングエッグス!」
ん?アリサのやつ何やってるんだ?
「おお、アレス君か。今日は色々とお疲れ様。」
「ん?ああ、ありがとう。ところでセリス、アリサはさっきから何をしているんだ?」
「さあ、私にもわからない。『新しい魔法を覚える。』と言ってからずっと、卵を手に持ちながらあの言葉を言い続けているんだ。」
「ふむ、なるほどなあ。少し話してくる。」
「ああ、頼んだ。」
セリスは安心したかのように破顔一笑し、その場を去る。
俺はアリサの方へ向かう。
「おいアリサ、そんなんじゃあ自動で卵は割れないぞ?」
「ブレイキングエッ....え!?アレス!?なっ何か用?」
「お前、卵を自動で割る魔法の練習をしていたんだろ?」
「ちっ、違うわよ!」
「自分の不得意なことに真剣に向き合い、習得しようとする。それは素晴らしいことだと俺は思う。お前も今、自分の苦手な料理に向き合っていたんじゃないのか?」
「.........。ねえアレス、今少し時間ある?」
「別に構わないが。」
「実はあんたからもらった料理魔法の本を見ていてね、私だけ料理ができないのはどうなんだろうって思って。」
なるほど、こいつもこいつなりに悩んでいたのか。
「誰しも完璧ではない。俺だって、できないこともあれば、ミスをすることもある。」
「あんたにもできないことがあるの?」
「もちろんだ。小さいことから大きいことまで、数えきれないほどあるぞ。そうだなあ、1つ例として出すなら子どもの相手をすることだな。」
「ふふっ、何よそれ。でも、でもね、これだけは....料理だけはできるようになりたいの。」
「どうしてだ?」
「あんたには絶対に教えない。」
教えてくれないんかい。
でもまあ、努力してる奴が目の前にいるのに手を差し伸べないなんてことは俺にはできない。
「発音。」
「何よ、急に。」
「卵、自動で割れるようになりたいんだろ?発音が違うと言っているんだ。」
「発音?」
「ああ、お前が言ってるのは『ブレイキングエッグス』、だが正確には違う。正しくはこうだ『ブレィキンエックス』。」
「まさかそんな....本当だ、よく見ると本にも、『発音に注意』って書いてある....。」
「卵を割ることをイメージしながら、正しい発音で詠唱してみろ。そうすればきっとうまくいくはずだ。」
「分かった、やってみる。ふぅー、『ブレィキンエックス!』」
パカッ
卵は綺麗に割れた。
やればできるじゃないか。
「アレス見た!?あたし、卵を割れたわ!」
「ああ、ちゃんと見ていたさ。見事だな。もともとお前は魔法のセンスがある。その気になればほかの料理魔法もマスターできるはずだ。」
うん、母さんと同じ、いやそれ以上に綺麗に割れているかもしれないな。
「ありがとう....。あたし一人じゃきっとできなかったわ。」
「何だよ急に、お礼を言うなんてお前らしくない。」
「うっ、うるさいわね、言っておくけど!お礼を言うことなんてこれで最初で最後なんだから!」
なんか前にもお礼言われたことあった気がするけど....。
ま、いっか。
「わかった、わかった。だがまだお前はこの魔法をマスターしていない。最低でも5個同時には割れるようにならんとな。」
「コツさえつかんじゃえば簡単よ!あんたはそこで見てなさい。」
こうして俺達は日が沈むまで卵を割り続けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「『ブレィキンエックス!』、はあ、はあ....。」
流石に魔力が枯渇してきたか。
だがしかし....
「見事だな。15個の卵を同時に割るとは。俺の母さんですら10個が限界だったのに。もう教えることはない、免許皆伝だ。」
「あんた....自分は使えないくせに。でもよかったわ、これで....。」
「ん?何だ?」
「何でもない!」
やれやれ、こいつは何を考えているのかわからん。
だが今回のことで、こいつにも自信がついたはずだ。
しっかしこの卵たちどうしたものかなあ。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「今日はやけに卵料理が多いな、なあアレス君。」
「そうですね、卵尽くしですね、ねえアレスさん。」
なんで俺の名前が出てくるのかねえ。
この中に俺が割った卵1つもねえぞ。
「ちょっと卵を余らせていてな。やむ負えず卵三昧になったというわけだ。」
「まあ、アレス君が言うならそういうことにしておこうか。」
「ええ、アレスさんがいうならそうなのでしょう。」
なんか釈然としないけど、まあいいか。
どれどれ、俺もなんか食うか。
おっ、このスクランブルエッグ美味そうだな。
モグモグ、ふむ、なかなかいい味だ。
ん?どうしたアリサ、そんなにこっちをじっと見て。
お前の分ならまだあるぞ?
「それ、あたしが作ったの。」
「へえぇ、お前がねえ....。え?マジ?」
「ええ、マジよ。それで、その、味はどう?」
「美味いぞ。いい味だ。」
うん、少し焼きすぎているとは思うが、味は美味しい。
「良かった...。」
「んん?何て?」
「何でもないわよ!バカ!」
ふぅ、今日はずっと変な感じだったからな。
いつも通りみたいでよかったよ。
『ごちそうさまでした。』
夕飯を食べ終えて部屋に戻ろうとしたら、声をかけられた。
「アレス君、アリサの事、ありがとう。」
「何か悩んでいたみたいだったのですが、わたくしたちには原因がわからなくて。」
「気にしなくていい。大したことはしていない。」
現に俺は最後の方ただ卵が割れていくのを見ていただけだしな。
「ところで、私に悩みがあっても同じようにしてくれたのかな?」
「そうですね、わたくしも気になります。」
「そりゃあ、同じパーティーの仲間だしな。当然そうするさ。」
まあいろいろ思うところはあるが、一応仲間だと思ってるしな。
「そうか、よかった。では私はこれで失礼するよ。」
「ふふっ、安心しました。わたくしもお先にお風呂頂いてきますね。」
何だったんだあいつら。
さてと、俺は一旦部屋に戻るか。
部屋に向かおうとすると、今度はアリサに声をかけられた。
「ねえ、アレス。」
「何だ?」
「もしまた何か悩むようなことがあったら、相談してもいい?」
「当たり前だ。なんたって同じパーティーの仲間だしな。悩みのせいで本調子がでないなんて言われたら困るしな。」
「そう、ありがとね。」
あれえ?お礼言うの最初で最後って言ってなかった?
いやまあ、実質何回目かは知らんけど。
「そういえば、なんで料理ができるようになることにあんなにこだわってたんだ?」
俺はずっと気になっていた事を聞いた。
「ひーみーつ。でも、相談に乗ってくれたのがあんたで良かったわ。」
結局秘密なんかーい。
でも、その時アリサが見せた笑顔を見て、俺は理由なんてどうでもよく思えた。
一人の女の子のこんなにも可愛らしい笑顔を見れたのだから。
アリサ『あんたに私の料理を食べて欲しくて、なんて言えるわけないじゃない.....。』
とりあえず組織からのお咎めなしで良かったわ。
さてと、部屋でごろごろしよーっと。
「ブレイキングエッグス!ブレイキングエッグス!」
ん?アリサのやつ何やってるんだ?
「おお、アレス君か。今日は色々とお疲れ様。」
「ん?ああ、ありがとう。ところでセリス、アリサはさっきから何をしているんだ?」
「さあ、私にもわからない。『新しい魔法を覚える。』と言ってからずっと、卵を手に持ちながらあの言葉を言い続けているんだ。」
「ふむ、なるほどなあ。少し話してくる。」
「ああ、頼んだ。」
セリスは安心したかのように破顔一笑し、その場を去る。
俺はアリサの方へ向かう。
「おいアリサ、そんなんじゃあ自動で卵は割れないぞ?」
「ブレイキングエッ....え!?アレス!?なっ何か用?」
「お前、卵を自動で割る魔法の練習をしていたんだろ?」
「ちっ、違うわよ!」
「自分の不得意なことに真剣に向き合い、習得しようとする。それは素晴らしいことだと俺は思う。お前も今、自分の苦手な料理に向き合っていたんじゃないのか?」
「.........。ねえアレス、今少し時間ある?」
「別に構わないが。」
「実はあんたからもらった料理魔法の本を見ていてね、私だけ料理ができないのはどうなんだろうって思って。」
なるほど、こいつもこいつなりに悩んでいたのか。
「誰しも完璧ではない。俺だって、できないこともあれば、ミスをすることもある。」
「あんたにもできないことがあるの?」
「もちろんだ。小さいことから大きいことまで、数えきれないほどあるぞ。そうだなあ、1つ例として出すなら子どもの相手をすることだな。」
「ふふっ、何よそれ。でも、でもね、これだけは....料理だけはできるようになりたいの。」
「どうしてだ?」
「あんたには絶対に教えない。」
教えてくれないんかい。
でもまあ、努力してる奴が目の前にいるのに手を差し伸べないなんてことは俺にはできない。
「発音。」
「何よ、急に。」
「卵、自動で割れるようになりたいんだろ?発音が違うと言っているんだ。」
「発音?」
「ああ、お前が言ってるのは『ブレイキングエッグス』、だが正確には違う。正しくはこうだ『ブレィキンエックス』。」
「まさかそんな....本当だ、よく見ると本にも、『発音に注意』って書いてある....。」
「卵を割ることをイメージしながら、正しい発音で詠唱してみろ。そうすればきっとうまくいくはずだ。」
「分かった、やってみる。ふぅー、『ブレィキンエックス!』」
パカッ
卵は綺麗に割れた。
やればできるじゃないか。
「アレス見た!?あたし、卵を割れたわ!」
「ああ、ちゃんと見ていたさ。見事だな。もともとお前は魔法のセンスがある。その気になればほかの料理魔法もマスターできるはずだ。」
うん、母さんと同じ、いやそれ以上に綺麗に割れているかもしれないな。
「ありがとう....。あたし一人じゃきっとできなかったわ。」
「何だよ急に、お礼を言うなんてお前らしくない。」
「うっ、うるさいわね、言っておくけど!お礼を言うことなんてこれで最初で最後なんだから!」
なんか前にもお礼言われたことあった気がするけど....。
ま、いっか。
「わかった、わかった。だがまだお前はこの魔法をマスターしていない。最低でも5個同時には割れるようにならんとな。」
「コツさえつかんじゃえば簡単よ!あんたはそこで見てなさい。」
こうして俺達は日が沈むまで卵を割り続けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「『ブレィキンエックス!』、はあ、はあ....。」
流石に魔力が枯渇してきたか。
だがしかし....
「見事だな。15個の卵を同時に割るとは。俺の母さんですら10個が限界だったのに。もう教えることはない、免許皆伝だ。」
「あんた....自分は使えないくせに。でもよかったわ、これで....。」
「ん?何だ?」
「何でもない!」
やれやれ、こいつは何を考えているのかわからん。
だが今回のことで、こいつにも自信がついたはずだ。
しっかしこの卵たちどうしたものかなあ。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「今日はやけに卵料理が多いな、なあアレス君。」
「そうですね、卵尽くしですね、ねえアレスさん。」
なんで俺の名前が出てくるのかねえ。
この中に俺が割った卵1つもねえぞ。
「ちょっと卵を余らせていてな。やむ負えず卵三昧になったというわけだ。」
「まあ、アレス君が言うならそういうことにしておこうか。」
「ええ、アレスさんがいうならそうなのでしょう。」
なんか釈然としないけど、まあいいか。
どれどれ、俺もなんか食うか。
おっ、このスクランブルエッグ美味そうだな。
モグモグ、ふむ、なかなかいい味だ。
ん?どうしたアリサ、そんなにこっちをじっと見て。
お前の分ならまだあるぞ?
「それ、あたしが作ったの。」
「へえぇ、お前がねえ....。え?マジ?」
「ええ、マジよ。それで、その、味はどう?」
「美味いぞ。いい味だ。」
うん、少し焼きすぎているとは思うが、味は美味しい。
「良かった...。」
「んん?何て?」
「何でもないわよ!バカ!」
ふぅ、今日はずっと変な感じだったからな。
いつも通りみたいでよかったよ。
『ごちそうさまでした。』
夕飯を食べ終えて部屋に戻ろうとしたら、声をかけられた。
「アレス君、アリサの事、ありがとう。」
「何か悩んでいたみたいだったのですが、わたくしたちには原因がわからなくて。」
「気にしなくていい。大したことはしていない。」
現に俺は最後の方ただ卵が割れていくのを見ていただけだしな。
「ところで、私に悩みがあっても同じようにしてくれたのかな?」
「そうですね、わたくしも気になります。」
「そりゃあ、同じパーティーの仲間だしな。当然そうするさ。」
まあいろいろ思うところはあるが、一応仲間だと思ってるしな。
「そうか、よかった。では私はこれで失礼するよ。」
「ふふっ、安心しました。わたくしもお先にお風呂頂いてきますね。」
何だったんだあいつら。
さてと、俺は一旦部屋に戻るか。
部屋に向かおうとすると、今度はアリサに声をかけられた。
「ねえ、アレス。」
「何だ?」
「もしまた何か悩むようなことがあったら、相談してもいい?」
「当たり前だ。なんたって同じパーティーの仲間だしな。悩みのせいで本調子がでないなんて言われたら困るしな。」
「そう、ありがとね。」
あれえ?お礼言うの最初で最後って言ってなかった?
いやまあ、実質何回目かは知らんけど。
「そういえば、なんで料理ができるようになることにあんなにこだわってたんだ?」
俺はずっと気になっていた事を聞いた。
「ひーみーつ。でも、相談に乗ってくれたのがあんたで良かったわ。」
結局秘密なんかーい。
でも、その時アリサが見せた笑顔を見て、俺は理由なんてどうでもよく思えた。
一人の女の子のこんなにも可愛らしい笑顔を見れたのだから。
アリサ『あんたに私の料理を食べて欲しくて、なんて言えるわけないじゃない.....。』
0
お気に入りに追加
133
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
男女比がおかしい世界に来たのでVtuberになろうかと思う
月乃糸
大衆娯楽
男女比が1:720という世界に転生主人公、都道幸一改め天野大知。 男に生まれたという事で悠々自適な生活を送ろうとしていたが、ふとVtuberを思い出しVtuberになろうと考えだす。 ブラコンの姉妹に囲まれながら楽しく活動!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる