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#30 お手軽ホットケーキ
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その日、ふとシュージは思った。
甘い物が食べたいなぁ、と。
この世界に来てからそこそこ日が経ったが、そういえばまだまともな甘味を食べていなかった。
というのも、この世界では甘味と言うと、簡単に作れる飴や、紅茶に入れる蜂蜜ぐらいしかメジャーではないようだ。
あと、市民はちょっと特別な時にクッキーを焼いたり買ったりもするが、ケーキなどの痛みが早く、作るのに手間がかかるものは貴族の嗜みとされているらしい。
ただ、甘味作りに必要な材料はある程度揃っているので、早速シュージは商業ギルドに向かい、必要なものを買ってきた。
時刻も昼過ぎで、おやつの時間として丁度良さそうなので、早速作っていく。
昼ご飯を食べた時に、今くらいの時間に暇な人は食堂に来て欲しいとも伝えておいたので、そろそろ皆んな来るだろう。
今日この時間にギルドにいるのは、イザベラ、ミノリ、メイ、あとボリーにシドという、性別や食の好みに結構ばらつきがある面子なので、甘味を食べてみての感想も聞いてみようと思う。
ちなみに、今日作ろうと思っているのは、シンプルなホットケーキだ。
これなら作るのにも手間がかからないし、食べ応えもあると思うので。
という事で、シュージはとりあえず、薄力粉、砂糖、塩、そしてベーキングパウダーを用意し、それらを混ぜ合わせてホットケーキミックスを作っていく。
作り終えたら、そこそこ人数もいるので、大きなボウルを2つ用意し、卵と牛乳を泡立て器で溶いて、そこへホットケーキミックスも投入した。
ここで大事なのは、あまり滑らかになり過ぎないくらいで混ぜるのは辞めておくことだ。
混ぜ過ぎると膨らみが悪くなってしまって、仕上がりが悪くなってしまうのだ。
そんな感じで出来上がった生地を、弱火で温めておいたフライパンに高いところから落としていく。
あまり低いところから落とすと、フライパンへの広がりが悪く、綺麗な円状にならないので。
更に、1つのフライパンに生地を注いだら、残りの2つのコンロを使って3枚同時に焼き始めた。
そこから3分ほど焼いていると、ぷつぷつと生地に小さな泡が出てきたので、ヒョイっとひっくり返し、もう片面も焼いていく。
「おや、料理中かい?」
「あ、イザベラさん」
と、ここで受付の仕事をしていたイザベラが食堂に入ってきた。
「さっき呼ばれたし、受付もひと段落ついたから、お茶でも軽くしようかと思ってたんだけど、シュージは何を作ってるんだい?」
「ふと甘い物が食べたくなったので、作ってました」
「へぇ? シュージは甘味も作れるんだね?」
「元々働いてたところでそれなりに作ってましたからね」
シュージの働いていた食堂は、デザート類のメニューも豊富で、もちろん自家製で作っていたこともあり、シュージもそれなりにお菓子作りはできるのだ。
今回は簡単なホットケーキを作ったが、今度また暇な時に料理器具を揃えて、もっと手のかかる物も作ってみようと思っている。
「確かに、とても甘くていい匂いがするね? ……ほう? フライパンで作るのか」
「これはホットケーキというお菓子ですね」
イザベラとそんな風に話し始めた所で、1枚目のホットケーキがいい感じに焼き上がったので、お皿に移してバターを軽く塗り、蜂蜜を少しかけた。
今回は小さめのサイズで作ったので、1人2~3枚くらいは食べれるだろう。
「丁度できましたからどうぞ、イザベラさん。 紅茶も淹れておきましたよ」
「至れり尽くせりだねぇ。 ありがとうシュージ」
「いえいえ。 ナイフとフォークで切り分けてどうぞ」
早速イザベラの前にホットケーキが乗った皿が置かれ、イザベラはそれはナイフで一口大に切り、フォークで口に運んでいった。
「んんっ! これは美味しいね! ふわふわとしていて柔らかくて、口当たりもいい!」
「それは良かったです」
「それに、確かに甘いけど、くどく無いね? 何度か貴族が食べるようなケーキも食べたことあるが、それより自然な甘さがするよ」
「砂糖をちょっと少なめで作ったからですかね? 蜂蜜があるので、それで甘味は十分かと思って」
「そうかもねぇ。 ……うん、紅茶ともとっても合う。 これは良いね」
「おーい、シュージ来たぞー」
「おや、ミノリさん。 それに皆さんも」
一足早くイザベラにホットケーキを食べてもらっていたら、ミノリを始め、他の今日このギルドにいる面々も食堂へとやってきた。
「今日は間食として、ホットケーキというお菓子を作ってみました。 良ければ感想聞かせてください」
イザベラと話している間もホットケーキを焼いていたので、とりあえず全員に1枚ずつ紅茶と共に提供してみた。
「んんっ! こ、これ美味っ! こんな美味しいお菓子食べた事ないよ!」
「すごいです、シュージ様……! こんな物まで作れちゃうんですねっ」
とりあえず、ミノリとメイという女性陣にはめちゃくちゃ高評価をもらえた。
やはり世界は違えど、女性は甘いものが好きな傾向にあるのかもしれない。
「……まともな、甘味、初めて」
「ボリーさんはそうなんですね?」
「……うん。 これ、とても、美味い。 気に入った」
「それは良かったです」
更に、意外と言ってはあれかもしれないが、ボリーも甘い物が結構イケる口だったようで、その大柄な体格に反して少しずつ噛み締めるように食べてくれていた。
「シドさんはどうです?」
「そうですね…… 王都の研究所とかに行くと、たまに貴族が食べるような甘味を食べる機会があって、それは正直好きじゃ無いんですけど、これは美味しく食べれます……」
どうやらシドはそこまで甘味に対して熱意は無いみたいだが、砂糖少なめで自然な甘さをしているホットケーキは美味しく食べれているようだった。
「シュージ、もうちょっと無い? 1枚じゃ物足りない!」
「あ、あの、もし余ってたら私も食べたいです……」
「はは、まだまだありますから大丈夫ですよ」
その後、全員が満足するまでホットケーキを量産し、余った分はいつでも食べれるようにいくつか冷凍しておくことにした。
なお、他にもこういうお菓子なら作れるよと話してみたところ、それもぜひ作って欲しいと言われ、今日いなかったメンバー(主に女性陣)からも、もはや圧力のようなものを感じたので、週に何度かおやつの時間を設けることにしたシュージだった。
甘い物が食べたいなぁ、と。
この世界に来てからそこそこ日が経ったが、そういえばまだまともな甘味を食べていなかった。
というのも、この世界では甘味と言うと、簡単に作れる飴や、紅茶に入れる蜂蜜ぐらいしかメジャーではないようだ。
あと、市民はちょっと特別な時にクッキーを焼いたり買ったりもするが、ケーキなどの痛みが早く、作るのに手間がかかるものは貴族の嗜みとされているらしい。
ただ、甘味作りに必要な材料はある程度揃っているので、早速シュージは商業ギルドに向かい、必要なものを買ってきた。
時刻も昼過ぎで、おやつの時間として丁度良さそうなので、早速作っていく。
昼ご飯を食べた時に、今くらいの時間に暇な人は食堂に来て欲しいとも伝えておいたので、そろそろ皆んな来るだろう。
今日この時間にギルドにいるのは、イザベラ、ミノリ、メイ、あとボリーにシドという、性別や食の好みに結構ばらつきがある面子なので、甘味を食べてみての感想も聞いてみようと思う。
ちなみに、今日作ろうと思っているのは、シンプルなホットケーキだ。
これなら作るのにも手間がかからないし、食べ応えもあると思うので。
という事で、シュージはとりあえず、薄力粉、砂糖、塩、そしてベーキングパウダーを用意し、それらを混ぜ合わせてホットケーキミックスを作っていく。
作り終えたら、そこそこ人数もいるので、大きなボウルを2つ用意し、卵と牛乳を泡立て器で溶いて、そこへホットケーキミックスも投入した。
ここで大事なのは、あまり滑らかになり過ぎないくらいで混ぜるのは辞めておくことだ。
混ぜ過ぎると膨らみが悪くなってしまって、仕上がりが悪くなってしまうのだ。
そんな感じで出来上がった生地を、弱火で温めておいたフライパンに高いところから落としていく。
あまり低いところから落とすと、フライパンへの広がりが悪く、綺麗な円状にならないので。
更に、1つのフライパンに生地を注いだら、残りの2つのコンロを使って3枚同時に焼き始めた。
そこから3分ほど焼いていると、ぷつぷつと生地に小さな泡が出てきたので、ヒョイっとひっくり返し、もう片面も焼いていく。
「おや、料理中かい?」
「あ、イザベラさん」
と、ここで受付の仕事をしていたイザベラが食堂に入ってきた。
「さっき呼ばれたし、受付もひと段落ついたから、お茶でも軽くしようかと思ってたんだけど、シュージは何を作ってるんだい?」
「ふと甘い物が食べたくなったので、作ってました」
「へぇ? シュージは甘味も作れるんだね?」
「元々働いてたところでそれなりに作ってましたからね」
シュージの働いていた食堂は、デザート類のメニューも豊富で、もちろん自家製で作っていたこともあり、シュージもそれなりにお菓子作りはできるのだ。
今回は簡単なホットケーキを作ったが、今度また暇な時に料理器具を揃えて、もっと手のかかる物も作ってみようと思っている。
「確かに、とても甘くていい匂いがするね? ……ほう? フライパンで作るのか」
「これはホットケーキというお菓子ですね」
イザベラとそんな風に話し始めた所で、1枚目のホットケーキがいい感じに焼き上がったので、お皿に移してバターを軽く塗り、蜂蜜を少しかけた。
今回は小さめのサイズで作ったので、1人2~3枚くらいは食べれるだろう。
「丁度できましたからどうぞ、イザベラさん。 紅茶も淹れておきましたよ」
「至れり尽くせりだねぇ。 ありがとうシュージ」
「いえいえ。 ナイフとフォークで切り分けてどうぞ」
早速イザベラの前にホットケーキが乗った皿が置かれ、イザベラはそれはナイフで一口大に切り、フォークで口に運んでいった。
「んんっ! これは美味しいね! ふわふわとしていて柔らかくて、口当たりもいい!」
「それは良かったです」
「それに、確かに甘いけど、くどく無いね? 何度か貴族が食べるようなケーキも食べたことあるが、それより自然な甘さがするよ」
「砂糖をちょっと少なめで作ったからですかね? 蜂蜜があるので、それで甘味は十分かと思って」
「そうかもねぇ。 ……うん、紅茶ともとっても合う。 これは良いね」
「おーい、シュージ来たぞー」
「おや、ミノリさん。 それに皆さんも」
一足早くイザベラにホットケーキを食べてもらっていたら、ミノリを始め、他の今日このギルドにいる面々も食堂へとやってきた。
「今日は間食として、ホットケーキというお菓子を作ってみました。 良ければ感想聞かせてください」
イザベラと話している間もホットケーキを焼いていたので、とりあえず全員に1枚ずつ紅茶と共に提供してみた。
「んんっ! こ、これ美味っ! こんな美味しいお菓子食べた事ないよ!」
「すごいです、シュージ様……! こんな物まで作れちゃうんですねっ」
とりあえず、ミノリとメイという女性陣にはめちゃくちゃ高評価をもらえた。
やはり世界は違えど、女性は甘いものが好きな傾向にあるのかもしれない。
「……まともな、甘味、初めて」
「ボリーさんはそうなんですね?」
「……うん。 これ、とても、美味い。 気に入った」
「それは良かったです」
更に、意外と言ってはあれかもしれないが、ボリーも甘い物が結構イケる口だったようで、その大柄な体格に反して少しずつ噛み締めるように食べてくれていた。
「シドさんはどうです?」
「そうですね…… 王都の研究所とかに行くと、たまに貴族が食べるような甘味を食べる機会があって、それは正直好きじゃ無いんですけど、これは美味しく食べれます……」
どうやらシドはそこまで甘味に対して熱意は無いみたいだが、砂糖少なめで自然な甘さをしているホットケーキは美味しく食べれているようだった。
「シュージ、もうちょっと無い? 1枚じゃ物足りない!」
「あ、あの、もし余ってたら私も食べたいです……」
「はは、まだまだありますから大丈夫ですよ」
その後、全員が満足するまでホットケーキを量産し、余った分はいつでも食べれるようにいくつか冷凍しておくことにした。
なお、他にもこういうお菓子なら作れるよと話してみたところ、それもぜひ作って欲しいと言われ、今日いなかったメンバー(主に女性陣)からも、もはや圧力のようなものを感じたので、週に何度かおやつの時間を設けることにしたシュージだった。
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