49 / 97
第5章
3
しおりを挟む
***
「ほう、それで?」
外は漆黒。相変わらずの猛吹雪。
居館の一室、康泰の自室に訪れていた不遜な魔皇は、ソファーのど真ん中に腰を据え、ベッドに寝転がりながら従僕魔と戯れている己のツガイを眺めていた。
日中にガロンと交わした話を端的に伝えた結果が、先の言葉だ。
「把握してた?」
「いいや」
「なーんか悔しくない?」
「別に?」
不貞腐れているような子供染みた言葉に、ロイウェンは双眸を柔らかく眇めて微かに笑う。楽し気なその様相に、康泰の表情は更に不機嫌に歪んだ。
「俺は腹立つ」
「お前が腹を立てる必要は無いだろう」
それはそうだが。
うぐぐと歯噛みする康泰に、ロイウェンはソファーから立ち上がり天井を見上げる康泰の傍に腰を下ろした。上等なベッドはその重みを柔らかく受け止める。
「まったく…何が気に食わないのだ、お前は…」
のそりとした動きで自身の膝に懐いてくる子供を見下ろし、ロイウェンは呆れたと息を吐き出した。
「あんたが平然としているのが」
「今、慌てふためいた所で何か変わるか?」
「…把握してなかったくせに」
「そうだな。無能な私は、ツガイ殿の機嫌取りをするしか出来んからな」
うつ伏せて隠れる康泰の顎に手を滑らせ、指先でその骨格を数度撫でれば、擽ったさから逃げるように仰向けに転がった康泰の頭をするりと撫でる。
「…ごめん、八つ当たり」
「気にするな。…今回の事は、私の不手際だ。ガロンには謝罪のしようも無いな」
ところで、と言葉を切ったロイウェンに康泰はきゅっと口を結ぶ。続く言葉が簡単に予想できた。
「お前はいつの間にガロンと交流を得たのだ?」
「あーあー…うん、まあ、ちょっとあんたが寝こけてる時に色々と」
嘘は言っていない。が、深く聞かれた場合、誤魔化せないような気はしている。
康泰の心情を知ってか知らずか、目の泳ぐ康泰をじっと見下ろしていた漆黒は深いため息と共に閉じられた。
「交友関係を広げるのは別に構わん。ただ、我が身が狙われているのだと言う事を念頭に置いて動いておくれ」
諦念を込めた声音に、「…うん」と小さく返す。
―そなたの喪失は、世界を崩じさせる…
小さな皇の言葉が脳裏を過ぎった。
ふと思う。
一体、今の自分にどれだけの価値があるのだろう。自分ではわからないけれども、それでも、目の前の男は自分に手を伸ばすのだと知っている。
それが自分に向けられた『愛』なのかは判断出来ない。もしかしたら、それが定められた『星』だからなのかもしれない。それならそれで構わないと言うのが本音だ。魔皇の支柱となる為に招かれたのだから。たとえ向けられる感情が何であっても、この男は『愛』してくれる。ならば、自分も『愛』を返すだけだ。
「…ロイウェン皇や」
「なんだ?」
少しだけ沈んだ声を不審に思ったのか、慰めるような手付きが髪を撫でる。
「俺は、ちゃんとあんたを愛するよ」
脈絡もない言葉だと自分でも思った。案の定、ロイウェンも驚きに数度瞬き、言葉の意味を理解して僅かに眉を顰める。
「…お前にとって『愛』は、ツガイとしての義務か?」
些細な変化だった。その漆黒の奥、僅かに揺らいだ。
おや?と思う。これは、少しばかり己惚れてもいいのかもしれない。
「ご存じの通りに俺はガキだから、いくら何でも義務で誰かを愛するほど達観はしてない。始まりはどうであれ、今の俺は自分の意思であんたを愛するんだよ」
ロイウェンの柳眉がきゅっと寄った。
「…嗚呼、どうしたものか」
見上げる先の美貌が歪んだ。
「柄にもなく、喜びではしゃいでしまいそうだ」
「あっはっはっは!」
戸惑うように眉根を寄せて、今までになく表情を緩めるツガイが可愛らしい。
面映ゆさを胸に抱いて康泰は憩い良く起き上がり、枕にしていたロイウェンの膝を跨いでその首に腕を巻き付けた。自分よりも幾らか逞しい腕が、己の腰を抱き寄せる。
嗚呼、もどかしい。嗚呼、愛しい。
「あー…ふふ…」
形の良い頭を抱え込んで、目を閉じる。
情動に突き動かされても、抱き締めるだけでしかその想いを伝える術がない。正式な契りを交わしていない以上、その身を『喰らう』事は出来なくて。
額に唇を寄せて、瞼に口付けて、絹のような滑らかな手触りの金色を撫でて。
額に唇を寄せられて、瞼に口付けられて、大きな手のひらが背中を撫でて。
重ねられた唇から、蜂蜜のように甘い魔力が溢れて混ざり合って、互いの体に沈み込んで行く。
ざわざわと腹の奥がざわめく感覚がし始めた瞬間、ロイウェンがそっと唇を離した。
「これ以上は、混ざり過ぎる…」
混ざり過ぎた魔力は、痕跡となってその身に刻まれてしまう。どの魔族であっても、痕跡を残せるのはそのツガイだけである為、非公式であるツガイである以上、痕跡が残るのは好ましくない。
不満だと言う胸の内を隠す事無く表情を歪めた康泰に苦笑を滲ませ、その体を抱えたままロイウェンはベッドに倒れ込む。
「とりあえず、ガロンの件は動きたいのなら動けばいい。ユリエラも居るし、私の魔力もある」
ロイウェンの言葉にぱちくりと瞬いた康泰は、密やかに笑いながらロイウェンの隣に横臥して精悍な横顔を見遣った。
「慢心?」
「慢心なんぞするものか。掌中の珠を損ねるほど愚かにはならん」
閉ざされた瞼の縁を飾る長い睫毛を見つめながら、手慰みに柔らかな金糸を摘まみ上げ、するすると編んでは解いてを繰り返す。
「どう考えても、あんたの結界をバレないように歪ませるなんて、人間には出来ない所業だ。…魔族が関わっているのか、天界が関わっているのか…」
「…冥界の可能性も考えておけ」
「冥界…話が更にややこしくなりそうだな…」
ぐうと唸りながら天井を見上げ、ミオンに教えて貰った記憶を掘り返す。
「ほう、それで?」
外は漆黒。相変わらずの猛吹雪。
居館の一室、康泰の自室に訪れていた不遜な魔皇は、ソファーのど真ん中に腰を据え、ベッドに寝転がりながら従僕魔と戯れている己のツガイを眺めていた。
日中にガロンと交わした話を端的に伝えた結果が、先の言葉だ。
「把握してた?」
「いいや」
「なーんか悔しくない?」
「別に?」
不貞腐れているような子供染みた言葉に、ロイウェンは双眸を柔らかく眇めて微かに笑う。楽し気なその様相に、康泰の表情は更に不機嫌に歪んだ。
「俺は腹立つ」
「お前が腹を立てる必要は無いだろう」
それはそうだが。
うぐぐと歯噛みする康泰に、ロイウェンはソファーから立ち上がり天井を見上げる康泰の傍に腰を下ろした。上等なベッドはその重みを柔らかく受け止める。
「まったく…何が気に食わないのだ、お前は…」
のそりとした動きで自身の膝に懐いてくる子供を見下ろし、ロイウェンは呆れたと息を吐き出した。
「あんたが平然としているのが」
「今、慌てふためいた所で何か変わるか?」
「…把握してなかったくせに」
「そうだな。無能な私は、ツガイ殿の機嫌取りをするしか出来んからな」
うつ伏せて隠れる康泰の顎に手を滑らせ、指先でその骨格を数度撫でれば、擽ったさから逃げるように仰向けに転がった康泰の頭をするりと撫でる。
「…ごめん、八つ当たり」
「気にするな。…今回の事は、私の不手際だ。ガロンには謝罪のしようも無いな」
ところで、と言葉を切ったロイウェンに康泰はきゅっと口を結ぶ。続く言葉が簡単に予想できた。
「お前はいつの間にガロンと交流を得たのだ?」
「あーあー…うん、まあ、ちょっとあんたが寝こけてる時に色々と」
嘘は言っていない。が、深く聞かれた場合、誤魔化せないような気はしている。
康泰の心情を知ってか知らずか、目の泳ぐ康泰をじっと見下ろしていた漆黒は深いため息と共に閉じられた。
「交友関係を広げるのは別に構わん。ただ、我が身が狙われているのだと言う事を念頭に置いて動いておくれ」
諦念を込めた声音に、「…うん」と小さく返す。
―そなたの喪失は、世界を崩じさせる…
小さな皇の言葉が脳裏を過ぎった。
ふと思う。
一体、今の自分にどれだけの価値があるのだろう。自分ではわからないけれども、それでも、目の前の男は自分に手を伸ばすのだと知っている。
それが自分に向けられた『愛』なのかは判断出来ない。もしかしたら、それが定められた『星』だからなのかもしれない。それならそれで構わないと言うのが本音だ。魔皇の支柱となる為に招かれたのだから。たとえ向けられる感情が何であっても、この男は『愛』してくれる。ならば、自分も『愛』を返すだけだ。
「…ロイウェン皇や」
「なんだ?」
少しだけ沈んだ声を不審に思ったのか、慰めるような手付きが髪を撫でる。
「俺は、ちゃんとあんたを愛するよ」
脈絡もない言葉だと自分でも思った。案の定、ロイウェンも驚きに数度瞬き、言葉の意味を理解して僅かに眉を顰める。
「…お前にとって『愛』は、ツガイとしての義務か?」
些細な変化だった。その漆黒の奥、僅かに揺らいだ。
おや?と思う。これは、少しばかり己惚れてもいいのかもしれない。
「ご存じの通りに俺はガキだから、いくら何でも義務で誰かを愛するほど達観はしてない。始まりはどうであれ、今の俺は自分の意思であんたを愛するんだよ」
ロイウェンの柳眉がきゅっと寄った。
「…嗚呼、どうしたものか」
見上げる先の美貌が歪んだ。
「柄にもなく、喜びではしゃいでしまいそうだ」
「あっはっはっは!」
戸惑うように眉根を寄せて、今までになく表情を緩めるツガイが可愛らしい。
面映ゆさを胸に抱いて康泰は憩い良く起き上がり、枕にしていたロイウェンの膝を跨いでその首に腕を巻き付けた。自分よりも幾らか逞しい腕が、己の腰を抱き寄せる。
嗚呼、もどかしい。嗚呼、愛しい。
「あー…ふふ…」
形の良い頭を抱え込んで、目を閉じる。
情動に突き動かされても、抱き締めるだけでしかその想いを伝える術がない。正式な契りを交わしていない以上、その身を『喰らう』事は出来なくて。
額に唇を寄せて、瞼に口付けて、絹のような滑らかな手触りの金色を撫でて。
額に唇を寄せられて、瞼に口付けられて、大きな手のひらが背中を撫でて。
重ねられた唇から、蜂蜜のように甘い魔力が溢れて混ざり合って、互いの体に沈み込んで行く。
ざわざわと腹の奥がざわめく感覚がし始めた瞬間、ロイウェンがそっと唇を離した。
「これ以上は、混ざり過ぎる…」
混ざり過ぎた魔力は、痕跡となってその身に刻まれてしまう。どの魔族であっても、痕跡を残せるのはそのツガイだけである為、非公式であるツガイである以上、痕跡が残るのは好ましくない。
不満だと言う胸の内を隠す事無く表情を歪めた康泰に苦笑を滲ませ、その体を抱えたままロイウェンはベッドに倒れ込む。
「とりあえず、ガロンの件は動きたいのなら動けばいい。ユリエラも居るし、私の魔力もある」
ロイウェンの言葉にぱちくりと瞬いた康泰は、密やかに笑いながらロイウェンの隣に横臥して精悍な横顔を見遣った。
「慢心?」
「慢心なんぞするものか。掌中の珠を損ねるほど愚かにはならん」
閉ざされた瞼の縁を飾る長い睫毛を見つめながら、手慰みに柔らかな金糸を摘まみ上げ、するすると編んでは解いてを繰り返す。
「どう考えても、あんたの結界をバレないように歪ませるなんて、人間には出来ない所業だ。…魔族が関わっているのか、天界が関わっているのか…」
「…冥界の可能性も考えておけ」
「冥界…話が更にややこしくなりそうだな…」
ぐうと唸りながら天井を見上げ、ミオンに教えて貰った記憶を掘り返す。
40
お気に入りに追加
2,538
あなたにおすすめの小説
転生先がハードモードで笑ってます。
夏里黒絵
BL
周りに劣等感を抱く春乃は事故に会いテンプレな転生を果たす。
目を開けると転生と言えばいかにも!な、剣と魔法の世界に飛ばされていた。とりあえず容姿を確認しようと鏡を見て絶句、丸々と肉ずいたその幼体。白豚と言われても否定できないほど醜い姿だった。それに横腹を始めとした全身が痛い、痣だらけなのだ。その痣を見て幼体の7年間の記憶が蘇ってきた。どうやら公爵家の横暴訳アリ白豚令息に転生したようだ。
人間として底辺なリンシャに強い精神的ショックを受け、春乃改めリンシャ アルマディカは引きこもりになってしまう。
しかしとあるきっかけで前世の思い出せていなかった記憶を思い出し、ここはBLゲームの世界で自分は主人公を虐める言わば悪役令息だと思い出し、ストーリーを終わらせれば望み薄だが元の世界に戻れる可能性を感じ動き出す。しかし動くのが遅かったようで…
色々と無自覚な主人公が、最悪な悪役令息として(いるつもりで)ストーリーのエンディングを目指すも、気づくのが遅く、手遅れだったので思うようにストーリーが進まないお話。
R15は保険です。不定期更新。小説なんて書くの初めてな作者の行き当たりばったりなご都合主義ストーリーになりそうです。
悪役令息に転生したけど…俺…嫌われすぎ?
「ARIA」
BL
階段から落ちた衝撃であっけなく死んでしまった主人公はとある乙女ゲームの悪役令息に転生したが...主人公は乙女ゲームの家族から甘やかされて育ったというのを無視して存在を抹消されていた。
王道じゃないですけど王道です(何言ってんだ?)どちらかと言うとファンタジー寄り
更新頻度=適当
【完】悪女と呼ばれた悪役令息〜身代わりの花嫁〜
咲
BL
公爵家の長女、アイリス
国で一番と言われる第一王子の妻で、周りからは“悪女”と呼ばれている
それが「私」……いや、
それが今の「僕」
僕は10年前の事故で行方不明になった姉の代わりに、愛する人の元へ嫁ぐ
前世にプレイしていた乙女ゲームの世界のバグになった僕は、僕の2回目の人生を狂わせた実父である公爵へと復讐を決意する
復讐を遂げるまではなんとか男である事を隠して生き延び、そして、僕の死刑の時には公爵を道連れにする
そう思った矢先に、夫の弟である第二王子に正体がバレてしまい……⁉︎
切なく甘い新感覚転生BL!
下記の内容を含みます
・差別表現
・嘔吐
・座薬
・R-18❇︎
130話少し前のエリーサイド小説も投稿しています。(百合)
《イラスト》黒咲留時(@black_illust)
※流血表現、死ネタを含みます
※誤字脱字は教えて頂けると嬉しいです
※感想なども頂けると跳んで喜びます!
※恋愛描写は少なめですが、終盤に詰め込む予定です
※若干の百合要素を含みます
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
虐げられ聖女(男)なので辺境に逃げたら溺愛系イケメン辺境伯が待ち構えていました【本編完結】(異世界恋愛オメガバース)
美咲アリス
BL
虐待を受けていたオメガ聖女のアレクシアは必死で辺境の地に逃げた。そこで出会ったのは逞しくてイケメンのアルファ辺境伯。「身バレしたら大変だ」と思ったアレクシアは芝居小屋で見た『悪役令息キャラ』の真似をしてみるが、どうやらそれが辺境伯の心を掴んでしまったようで、ものすごい溺愛がスタートしてしまう。けれども実は、辺境伯にはある考えがあるらしくて⋯⋯? オメガ聖女とアルファ辺境伯のキュンキュン異世界恋愛です、よろしくお願いします^_^ 本編完結しました、特別編を連載中です!
婚約破棄されて捨てられた精霊の愛し子は二度目の人生を謳歌する
135
BL
春波湯江には前世の記憶がある。といっても、日本とはまったく違う異世界の記憶。そこで湯江はその国の王子である婚約者を救世主の少女に奪われ捨てられた。
現代日本に転生した湯江は日々を謳歌して過ごしていた。しかし、ハロウィンの日、ゾンビの仮装をしていた湯江の足元に見覚えのある魔法陣が現れ、見覚えのある世界に召喚されてしまった。ゾンビの格好をした自分と、救世主の少女が隣に居て―…。
最後まで書き終わっているので、確認ができ次第更新していきます。7万字程の読み物です。
だからっ俺は平穏に過ごしたい!!
しおぱんだ。
BL
たった一人神器、黙示録を扱える少年は仲間を庇い、絶命した。
そして目を覚ましたら、少年がいた時代から遥か先の時代のエリオット・オズヴェルグに転生していた!?
黒いボサボサの頭に、丸眼鏡という容姿。
お世辞でも顔が整っているとはいえなかったが、術が解けると本来は紅い髪に金色の瞳で整っている顔たちだった。
そんなエリオットはいじめを受け、精神的な理由で絶賛休学中。
学園生活は平穏に過ごしたいが、真正面から返り討ちにすると後々面倒事に巻き込まれる可能性がある。
それならと陰ながら返り討ちしつつ、唯一いじめから庇ってくれていたデュオのフレディと共に学園生活を平穏(?)に過ごしていた。
だが、そんな最中自身のことをゲームのヒロインだという季節外れの転校生アリスティアによって、平穏な学園生活は崩れ去っていく。
生徒会や風紀委員を巻き込むのはいいが、俺だけは巻き込まないでくれ!!
この物語は、平穏にのんびりマイペースに過ごしたいエリオットが、問題に巻き込まれながら、生徒会や風紀委員の者達と交流を深めていく微BLチックなお話
※のんびりマイペースに気が向いた時に投稿していきます。
昔から誤字脱字変換ミスが多い人なので、何かありましたらお伝えいただけれ幸いです。
pixivにもゆっくり投稿しております。
病気療養中で、具合悪いことが多いので度々放置しています。
楽しみにしてくださっている方ごめんなさい💦
R15は流血表現などの保険ですので、性的表現はほぼないです。
あったとしても軽いキスくらいですので、性的表現が苦手な人でも見れる話かと思います。
目が覚めたら異世界で魔法使いだった。
いみじき
BL
ごく平凡な高校球児だったはずが、目がさめると異世界で銀髪碧眼の魔法使いになっていた。おまけに邪神を名乗る美青年ミクラエヴァに「主」と呼ばれ、恋人だったと迫られるが、何も覚えていない。果たして自分は何者なのか。
《書き下ろしつき同人誌販売中》
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる