302 / 319
第二部第五章 政治戦争
帝国鉄道の赤字
しおりを挟む
昭弥の言ったことは直ぐに起こった。
帝国が改鋳を発表し、その時点で物価の上昇が始まった。
そして、新通貨の使用が始まると、更に物価は上昇したが、昭弥の言ったとおり、一時的なもので直ぐに下落が始まった。
物価の上昇は帝都で著しかったが、物価高を聞きつけた商人が、高値で売りさばこうと各地から商品を輸送。物が溢れすぎた為に、物価が下落したのだ。
その後は、一時換金の混乱で物価の高くなった場所があったものの、すぐに沈静化していき、物価が下がり始めた。
「結局、元のままですね」
「うん、焼け石に水だからね」
改鋳から暫く経って物価が緩やかに下がっている状況で昭弥はセバスチャンに話した。
「で、大丈夫だったんですか?」
「何がだい?」
「いや、色々と投資していて、影響は無かったのかなと」
「まあ、等価で交換されていたから問題無いよ。それに結構な商品を購入したからね」
「どういう事です?」
「簡単さ、大量の商品を高くなる前に買って、インフレになったときに売却したんだよ」
「良く出来ましたね」
「鉄道で輸送出来たから、という理由もあるけど大半は現地で購入して保管して高くなったら売っただけだよ」
「よくそんな事出来ましたね」
「インフレになるのは分かっていたからね」
「でも、原資はどうしたんですか? 王立銀行は結構手一杯だったはずじゃ?」
最近、デフレのために金貨が少なくて貸し出せる資金が王立銀行では少なくなっていた。
「ああ、債券を売り払った」
最近王国に借金を求める団体が多い。鉄道建設をしたいが、金が無いので貸してくれと。その際は債券を発行して王立銀行に調達させる。その債券を売ったのだ。
簡単に言えば借用書を他人に売却したと言うことだ。現金を得る代わりに売却先に借りた金を受け取る権利を渡したのだ。
「けど、多くは貴族領だったはず、そう簡単に取り立てられる所なんて……まさか」
「うん、帝国政府」
いくら治外法権が許されている貴族領でも帝国政府の取り立てを拒むことは出来ない。
「不良債権化していたからね。こちらとしても必要な処置だよ」
「少々、安くありませんか?」
貸し出した金額に少しだけ上乗せしただけの金額で売却している。
「赤字にならないだけで十分だよ。それより、資金も出来たし、帝国国内には金が巡っているんだ。これを使って大規模な投資を行うぞ」
昭弥の宣言から数日後、王国鉄道が帝国各地に対して鉄道建設の援助を広げた。これまでも行っていたが、今回は更に規模がでかくなった。
今のところ経済活動はデフレ傾向だったが、かつてより大量の通貨が流れているため、経済的なチャンスは多かった。
更に王国が資金を貸し出すという魅力的な条件で行っているために、建設を考える人間が多いのも有利に働いている。
帝国に債券が売却されたのも、王国の資金繰りが悪化したと言うより、借り主の浪費が酷く、返済を滞らせたという風に印象づいており、貸し出しも好調だった。
こうして帝国では鉄道の建設が盛んになったが、帝国鉄道との並行路線が増えてゆく。
「陛下、問題が起こっております」
帝国鉄道の責任者が報告にやって来た。
「どうしたんだ」
「収支です。実は今期初めて赤字になっております」
「何だと」
これには皇帝フロリアヌスも立ち上がるほどたまげた。
「どういうことなんだ! 鉄道は黒字では無かったのか」
「確かに建設すれば直ぐに人や物が集まり、直ぐに黒字になりましたが、最近は少なくなっています。しかも最近は建設が多く、常に赤字です。また、最近は並行路線が増えており、その競争により既存路線での収入が減りつつあります」
「何だと! 何処だ!」
皇帝は責任者の差し出す書類を見て確認した。
「全て帝国鉄道の大きな収入源では無いか」
並行路線は短いが、帝国鉄道の収入源として重要な場所が多かった。
鉄道は短距離で多くの人、物を数多く運ぶ事が一番収入が多い。
長い路線を持つ帝国鉄道でも例外では無く、そうした短距離で高い収入を得ている区間が必ず存在した。
そこを狙ったように並行路線は出来ていた。
「我々への挑戦か」
フロリアヌスの言葉は被害妄想から出ていたが、半分当たっていた。
帝国鉄道の進出を受けて昭弥は、王国のみで戦うのは不利と考え、帝国各地の領邦や町を支援することで鉄道を建設し、帝国鉄道の収入を激減させることにしていた。
そしてその場所は、帝国鉄道の重要な収入源だった。
これは収入源を減らす目的と、鉄道建設において十分に利益を確保できる区間だったという経済上の事情があった。
「更に、近年王国鉄道の賃金が上がっております。そのため帝国鉄道でも賃金を上げろと求める声が上がっており、一部では仕事を放棄する者もおり、その対策費も上がっています」
「何故だ」
「労働者の生活保護を求める声が上がっているのです。労働時間を少なくし、人間的な生活を求める声が広がっています」
「くっ」
ポーラ女史をけしかけて王国への打撃にしようとしていたのだが、ブーメランのように帰ってきてしまった。
「王国鉄道への対抗策はどうなっている」
「様々な方策を整えようとしていますが、ことごとく王国に先手を取られているために、鉄道では挽回出来ません」
「何を弱気な、相手は神か悪魔かというのか……」
その時、フロリアヌスは頭に閃くものがあった。
「そういえば、王国鉄道の責任者、玉川昭弥が現れたのは数年前だったな」
「はい」
「丁度その時、ジャネット魔術師が事件を行ってまた失敗していたな」
ジャネット魔術師が失敗するのはいつものことだが、その時は非常に大きな爆発を伴うものだったため、記憶に残っていた。
「……ジャネット魔術師に尋ねよ」
帝国が改鋳を発表し、その時点で物価の上昇が始まった。
そして、新通貨の使用が始まると、更に物価は上昇したが、昭弥の言ったとおり、一時的なもので直ぐに下落が始まった。
物価の上昇は帝都で著しかったが、物価高を聞きつけた商人が、高値で売りさばこうと各地から商品を輸送。物が溢れすぎた為に、物価が下落したのだ。
その後は、一時換金の混乱で物価の高くなった場所があったものの、すぐに沈静化していき、物価が下がり始めた。
「結局、元のままですね」
「うん、焼け石に水だからね」
改鋳から暫く経って物価が緩やかに下がっている状況で昭弥はセバスチャンに話した。
「で、大丈夫だったんですか?」
「何がだい?」
「いや、色々と投資していて、影響は無かったのかなと」
「まあ、等価で交換されていたから問題無いよ。それに結構な商品を購入したからね」
「どういう事です?」
「簡単さ、大量の商品を高くなる前に買って、インフレになったときに売却したんだよ」
「良く出来ましたね」
「鉄道で輸送出来たから、という理由もあるけど大半は現地で購入して保管して高くなったら売っただけだよ」
「よくそんな事出来ましたね」
「インフレになるのは分かっていたからね」
「でも、原資はどうしたんですか? 王立銀行は結構手一杯だったはずじゃ?」
最近、デフレのために金貨が少なくて貸し出せる資金が王立銀行では少なくなっていた。
「ああ、債券を売り払った」
最近王国に借金を求める団体が多い。鉄道建設をしたいが、金が無いので貸してくれと。その際は債券を発行して王立銀行に調達させる。その債券を売ったのだ。
簡単に言えば借用書を他人に売却したと言うことだ。現金を得る代わりに売却先に借りた金を受け取る権利を渡したのだ。
「けど、多くは貴族領だったはず、そう簡単に取り立てられる所なんて……まさか」
「うん、帝国政府」
いくら治外法権が許されている貴族領でも帝国政府の取り立てを拒むことは出来ない。
「不良債権化していたからね。こちらとしても必要な処置だよ」
「少々、安くありませんか?」
貸し出した金額に少しだけ上乗せしただけの金額で売却している。
「赤字にならないだけで十分だよ。それより、資金も出来たし、帝国国内には金が巡っているんだ。これを使って大規模な投資を行うぞ」
昭弥の宣言から数日後、王国鉄道が帝国各地に対して鉄道建設の援助を広げた。これまでも行っていたが、今回は更に規模がでかくなった。
今のところ経済活動はデフレ傾向だったが、かつてより大量の通貨が流れているため、経済的なチャンスは多かった。
更に王国が資金を貸し出すという魅力的な条件で行っているために、建設を考える人間が多いのも有利に働いている。
帝国に債券が売却されたのも、王国の資金繰りが悪化したと言うより、借り主の浪費が酷く、返済を滞らせたという風に印象づいており、貸し出しも好調だった。
こうして帝国では鉄道の建設が盛んになったが、帝国鉄道との並行路線が増えてゆく。
「陛下、問題が起こっております」
帝国鉄道の責任者が報告にやって来た。
「どうしたんだ」
「収支です。実は今期初めて赤字になっております」
「何だと」
これには皇帝フロリアヌスも立ち上がるほどたまげた。
「どういうことなんだ! 鉄道は黒字では無かったのか」
「確かに建設すれば直ぐに人や物が集まり、直ぐに黒字になりましたが、最近は少なくなっています。しかも最近は建設が多く、常に赤字です。また、最近は並行路線が増えており、その競争により既存路線での収入が減りつつあります」
「何だと! 何処だ!」
皇帝は責任者の差し出す書類を見て確認した。
「全て帝国鉄道の大きな収入源では無いか」
並行路線は短いが、帝国鉄道の収入源として重要な場所が多かった。
鉄道は短距離で多くの人、物を数多く運ぶ事が一番収入が多い。
長い路線を持つ帝国鉄道でも例外では無く、そうした短距離で高い収入を得ている区間が必ず存在した。
そこを狙ったように並行路線は出来ていた。
「我々への挑戦か」
フロリアヌスの言葉は被害妄想から出ていたが、半分当たっていた。
帝国鉄道の進出を受けて昭弥は、王国のみで戦うのは不利と考え、帝国各地の領邦や町を支援することで鉄道を建設し、帝国鉄道の収入を激減させることにしていた。
そしてその場所は、帝国鉄道の重要な収入源だった。
これは収入源を減らす目的と、鉄道建設において十分に利益を確保できる区間だったという経済上の事情があった。
「更に、近年王国鉄道の賃金が上がっております。そのため帝国鉄道でも賃金を上げろと求める声が上がっており、一部では仕事を放棄する者もおり、その対策費も上がっています」
「何故だ」
「労働者の生活保護を求める声が上がっているのです。労働時間を少なくし、人間的な生活を求める声が広がっています」
「くっ」
ポーラ女史をけしかけて王国への打撃にしようとしていたのだが、ブーメランのように帰ってきてしまった。
「王国鉄道への対抗策はどうなっている」
「様々な方策を整えようとしていますが、ことごとく王国に先手を取られているために、鉄道では挽回出来ません」
「何を弱気な、相手は神か悪魔かというのか……」
その時、フロリアヌスは頭に閃くものがあった。
「そういえば、王国鉄道の責任者、玉川昭弥が現れたのは数年前だったな」
「はい」
「丁度その時、ジャネット魔術師が事件を行ってまた失敗していたな」
ジャネット魔術師が失敗するのはいつものことだが、その時は非常に大きな爆発を伴うものだったため、記憶に残っていた。
「……ジャネット魔術師に尋ねよ」
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
転生したら死にそうな孤児だった
佐々木鴻
ファンタジー
過去に四度生まれ変わり、そして五度目の人生に目覚めた少女はある日、生まれたばかりで捨てられたの赤子と出会う。
保護しますか? の選択肢に【はい】と【YES】しかない少女はその子を引き取り妹として育て始める。
やがて美しく育ったその子は、少女と強い因縁があった。
悲劇はありません。難しい人間関係や柵はめんどく(ゲフンゲフン)ありません。
世界は、意外と優しいのです。
アルケディア・オンライン ~のんびりしたいけど好奇心が勝ってしまうのです~
志位斗 茂家波
ファンタジー
新入社員として社会の波にもまれていた「青葉 春」。
社会人としての苦労を味わいつつ、のんびりと過ごしたいと思い、VRMMOなるものに手を出し、ゆったりとした生活をゲームの中に「ハル」としてのプレイヤーになって求めてみることにした。
‥‥‥でも、その想いとは裏腹に、日常生活では出てこないであろう才能が開花しまくり、何かと注目されるようになってきてしまう…‥‥のんびりはどこへいった!?
――
作者が初めて挑むVRMMOもの。初めての分野ゆえに稚拙な部分もあるかもしれないし、投稿頻度は遅めだけど、読者の皆様はのんびりと待てるようにしたいと思います。
コメントや誤字報告に指摘、アドバイスなどもしっかりと受け付けますのでお楽しみください。
小説家になろう様でも掲載しています。
一話あたり1500~6000字を目途に頑張ります。
【完結】魔王と間違われて首を落とされた。側近が激おこだけど、どうしたらいい?
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
旧題【竜王殺しの勇者は英雄か(仮)】
強大な魔法を操り、人族の領地を奪おうと戦いを挑んだ魔族。彼らの戦いは数十年に及び、ついに人族は聖剣の力を引き出せる勇者を生み出した。人族は決戦兵器として、魔王退治のために勇者を送り込む。勇者は仲間と共に巨大な銀竜を倒すが……彼は魔王ではなかった。
人族と魔族の争いに関わらなかった、圧倒的強者である竜族の王の首を落としてしまったのだ。目覚めたばかりで寝ぼけていた竜王は、配下に復活の予言を残して事切れる。
――これは魔王を退治にしに来た勇者が、間違えて竜王を退治した人違いから始まる物語である。
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう
※2023/10/30……完結
※2023/09/29……エブリスタ、ファンタジートレンド 1位
※2023/09/25……タイトル変更
※2023/09/13……連載開始
転生幼女具現化スキルでハードな異世界生活
高梨
ファンタジー
ストレス社会、労働社会、希薄な社会、それに揉まれ石化した心で唯一の親友を守って私は死んだ……のだけれども、死後に閻魔に下されたのは願ってもない異世界転生の判決だった。
黒髪ロングのアメジストの眼をもつ美少女転生して、
接客業後遺症の無表情と接客業の武器営業スマイルと、勝手に進んで行く周りにゲンナリしながら彼女は異世界でくらします。考えてるのに最終的にめんどくさくなって突拍子もないことをしでかして周りに振り回されると同じくらい周りを振り回します。
中性パッツン氷帝と黒の『ナンでも?』できる少女の恋愛ファンタジー。平穏は遙か彼方の代物……この物語をどうぞ見届けてくださいませ。
無表情中性おかっぱ王子?、純粋培養王女、オカマ、下働き大好き系国王、考え過ぎて首を落としたまま過ごす医者、女装メイド男の娘。
猫耳獣人なんでもござれ……。
ほの暗い恋愛ありファンタジーの始まります。
R15タグのように15に収まる範囲の描写がありますご注意ください。
そして『ほの暗いです』
天寿を全うした俺は呪われた英雄のため悪役に転生します
バナナ男さん
BL
享年59歳、ハッピーエンドで人生の幕を閉じた大樹は、生前の善行から神様の幹部候補に選ばれたがそれを断りあの世に行く事を望んだ。
しかし自分の人生を変えてくれた「アルバード英雄記」がこれから起こる未来を綴った予言書であった事を知り、その本の主人公である呪われた英雄<レオンハルト>を助けたいと望むも、運命を変えることはできないときっぱり告げられてしまう。
しかしそれでも自分なりのハッピーエンドを目指すと誓い転生ーーーしかし平凡の代名詞である大樹が転生したのは平凡な平民ではなく・・?
少年マンガとBLの半々の作品が読みたくてコツコツ書いていたら物凄い量になってしまったため投稿してみることにしました。
(後に)美形の英雄 ✕ (中身おじいちゃん)平凡、攻ヤンデレ注意です。
文章を書くことに関して素人ですので、変な言い回しや文章はソッと目を滑らして頂けると幸いです。
また歴史的な知識や出てくる施設などの設定も作者の無知ゆえの全てファンタジーのものだと思って下さい。
女神の代わりに異世界漫遊 ~ほのぼの・まったり。時々、ざまぁ?~
大福にゃここ
ファンタジー
目の前に、女神を名乗る女性が立っていた。
麗しい彼女の願いは「自分の代わりに世界を見て欲しい」それだけ。
使命も何もなく、ただ、その世界で楽しく生きていくだけでいいらしい。
厳しい異世界で生き抜く為のスキルも色々と貰い、食いしん坊だけど優しくて可愛い従魔も一緒!
忙しくて自由のない女神の代わりに、異世界を楽しんでこよう♪
13話目くらいから話が動きますので、気長にお付き合いください!
最初はとっつきにくいかもしれませんが、どうか続きを読んでみてくださいね^^
※お気に入り登録や感想がとても励みになっています。 ありがとうございます!
(なかなかお返事書けなくてごめんなさい)
※小説家になろう様にも投稿しています
勇者召喚に巻き込まれた俺はのんびりと生活したいがいろいろと巻き込まれていった
九曜
ファンタジー
俺は勇者召喚に巻き込まれた
勇者ではなかった俺は王国からお金だけを貰って他の国に行った
だが、俺には特別なスキルを授かったがそのお陰かいろいろな事件に巻き込まれといった
この物語は主人公がほのぼのと生活するがいろいろと巻き込まれていく物語
不登校が久しぶりに登校したらクラス転移に巻き込まれました。
ちょす氏
ファンタジー
あ~めんどくせぇ〜⋯⋯⋯⋯。
不登校生徒である神門創一17歳。高校生である彼だが、ずっと学校へ行くことは決してなかった。
しかし今日、彼は鞄を肩に引っ掛けて今──長い廊下の一つの扉である教室の扉の前に立っている。
「はぁ⋯⋯ん?」
溜息を吐きながら扉を開けたその先は、何やら黄金色に輝いていた。
「どういう事なんだ?」
すると気付けば真っ白な謎の空間へと移動していた。
「神門創一さん──私は神様のアルテミスと申します」
'え?神様?マジで?'
「本来呼ばれるはずでは無かったですが、貴方は教室の半分近く体を入れていて巻き込まれてしまいました」
⋯⋯え?
つまり──てことは俺、そんなくだらない事で死んだのか?流石にキツくないか?
「そんな貴方に──私の星であるレイアースに転移させますね!」
⋯⋯まじかよ。
これは巻き込まれてしまった高校17歳の男がのんびり(嘘)と過ごす話です。
語彙力や文章力が足りていない人が書いている作品の為優しい目で読んでいただけると有り難いです。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる