【本編完結】長し夜に、ひらく窓<天神一の日常推理 呪われた女>

 【それは呪いか? 願いか? 風変わりな大学生と平凡理系大学生は、女子大生の呪いを解くために推理する】

 長雨の十月、告解室と呼ばれる喫茶店<レトロ・アヴェ>。
 『普通』をこよなく愛す風変わりな大学生の天神一と平凡な理系大学生の早川翔太の前に、一人の女子大生が現れる。
 
 彼女の名は、藤枝穂乃果。
 眉目秀麗、真面目を体現しているような彼女は、天気雨の日に『狐の窓』をしてから、いつでもどこにいても雨が見えるようになったと言う。
 しかし、雨を止ませることが依頼かと天神が聞けば、彼女は首を横に振った。

「私に掛けられた呪いを教えてください」
 それがたった一つの藤枝の依頼だった。

 彼女を呪っているのは誰か。
 なぜ、彼女は呪われたのか。
 彼女に掛けられた呪いとは何か。

 天神に舞い込む日常の謎を解きながら、彼女の深層に潜り込む。
 謎と苦悩の平凡日常ミステリー。


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プロローグ
第一章 はじまりは雨と共に(〜8話)
第二章 空と鳥と新しき怪異(〜20話)
第三章 君想う、心は開かずの箱の中(〜32話)
第四章 長し夜に、ひらく窓(〜42話)
エピローグ
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1月中におまけSSを投稿予定。

投稿後も頻繁に推敲しますこと、ご容赦ください。
カクヨムにも投稿中。

天神と早川との出会いはこちら↓
【草つ月、灼くる日】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/340268778/875697704
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