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それぞれの夜
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明日の朝一でグリフォンに送ってもらえるらしく、今夜だけはゆっくりと過ごせそうだ。
エルフの里を救えたことはすごく嬉しかった。
教会は既に二個は魔法具を抑えているだろう。だが、こちらも二つ手に入れた。教会の総戦力はどれくらいかはわからないが、サンドタウンの仲間やウィル教、エルフの里の力も借りれるんだ。勝ち目は十分にある。
教会との直接対決も近いだろうな。
周りを見渡すとエルフも戻っているようだ。ほとんど広場には残っていない。オレも族長が取ってくれた宿に戻るか。
宿の一階ではミトが座って星空を眺めていた。
「あらカノン、あなた上機嫌そうね。」
「そう見えるか。ミトこそ楽しそうに話してたじゃないか。」
「まあね、私も初めてエルフと話をしたけど思っていたほど悪い人たちじゃなかった。弓も得意だし共通の話題もあって楽しかったし、また落ち着いたら遊びに来たいわ。」
エルフは弓が得意な種族なのは間違いないみたいだ。
「そうか。弓使いはあまり帝国にはいないからな。」
「そうよ。だから楽しかくてね。帝都では弓使いなんて使えないってバカにされるから。」
ミトが満足そうに笑っている。
「そんなことはないだろ。」
「たしかにそれは言いすぎたわ。」
ミトがぺろっと舌を出す。
「オレたちサンドタウンを出てからはずっと張りつめた空気だったから、良いリフレッシュになったな。」
「そうよ。こんなのもう懲りごり。早くオアシスでゆっくりしたいわ。」
ミトが両手をグッと伸ばしながら言った。
「ああ。終わったらオアシスに行こう。」
「楽しみにしてるわ。私もう少しだけゆっくりするから先に休んでて良いわよ。」
「そうさせてもらうよ。」
◇
部屋に戻るとロミとライカが話しているようだ。
「カノンおかえり。久しぶりだね。」
「数日ぶりだろ。ロミはどうやって教会を抜け出してきたんだ。」
「僕は聖女に助けてもらったのさ。」
ロミは聖女ルーンの手助けにより教会から脱出したみたいだ。その後、オレたちを追ってエルフの里に来たらしい。
「そうだったのか。大変だったな、皆心配していたんだぞ。」
「そうかい。カノンも寂しかったようだね。」
「馬鹿なことを言うな。寂しいに決まっているだろ。ライカもオレも、全員が心配していたんだ。」
「それは申し訳なかったね。まあでも、結果オーライだっただろ。魔法具も二つ回収出来たみたいだし、教会の企みを邪魔できている。」
「そうだが、今後は自分の身を案じて欲しい。リスクを負うのはオレだけで十分だ。」
「カノンは優しいね。約束はできないけど、気には止めておくよ。」
そう言うとロミは笑った。
「そういえば、ライカは巨大なフェンリルサイズになったみたいだね。」
「ああ。水の神殿で三銃士と戦っている時にな。ライカがいなければどうなっていたことか。無事では済まなかったと思う。」
「そうかい。そういえば伝え忘れていたよ。伝承の続きだ。ライカは伝記に書かれていた『伝説のフェンリル』で間違いないと思う。」
ライカは目をパチパチとして驚いているようだ。
「そうなのか。それで伝記の続きはどうなっている。」
「伝記の続きは…………今は秘密さ。」
オレは椅子からずっこけた。
「なんだそれ。まあいい、タイミングが来たら教えてくれ。ライカにも変なプレッシャーを与えたくないしな。」
「そう言うことさ。僕の優しさだと思ってくれ。」
ライカは嬉しそうにロミの膝の上に乗って見上げた。
「でもロミお姉ちゃんが無事で良かった~。」
「そうだな。ロミは大事な仲間だ。聖女にもお礼を言わないといけないな。」
「それなんだけど、教会が魔王復活に必要な最後のピースがわかったかもしれない。恐らくだけど、聖女の心臓だ。ルーンがそう言っていたのさ。」
「………そうか。聖女が言うなら信じて良さそうだな。こっちは二つ手に入れているんだ。これからどう動こうか。」
「ルノガー将軍に明日あってから決めればいいさ。僕は疲れた先に寝させてもらうよ。おやすみカノン、ライカ。」
ロミが大きなあくびをして、ライカを撫でてからベッドに入った。帝都から急いでここまで向かってくれたんだ。疲れているのは当然だ。
「ああ、おやすみロミ。」
ライカがオレをジッと見つめている。
「どうした、ライカ。」
「カノンの膝の上に乗っても良い? 」
「もちろんだよ。」
ライカがオレの膝の上に乗った。
「頭ナデナデして。」
「わかったよ。」と言い、ライカの頭を撫でる。サラサラの髪の毛だ。髪の毛だけ触るとライカは人間だとしか思えない。小さな少女からは大きなフェンリルになるとは想像もつかないな。
「カノン、私がフェンリルになれなくても捨てない? 」
ライカが心配そうな顔をして振り返った。
「もちろんだよ。ライカは重要なパートナーだよ。どんな姿であれオレたちは仲間だろ。フェンリルであれ、人間であれ変化できなくても関係ないさ。」
「そっか…そうだよね。カノンは優しいね! 」
えへへと笑うライカの頭を撫でる。ライカも色々と不安だったんだろうな。
「ライカのことを教会との争いに巻き込んで申し訳なく思っているよ。」
「ううん。私も仲間だもん。ロミお姉ちゃんにひどいことする人たちは許せないよ。私も頑張るね! 」
ライカは「先に眠るね。」と言い、オレの膝から降りてロミの寝ている横にすっぽりと入った。
オレは一人で酒を呑みながら、明日からの事を考える。
教会との直接対決も近いだろう。明日から、気を引き締め直さないといけないな。
エルフの里を救えたことはすごく嬉しかった。
教会は既に二個は魔法具を抑えているだろう。だが、こちらも二つ手に入れた。教会の総戦力はどれくらいかはわからないが、サンドタウンの仲間やウィル教、エルフの里の力も借りれるんだ。勝ち目は十分にある。
教会との直接対決も近いだろうな。
周りを見渡すとエルフも戻っているようだ。ほとんど広場には残っていない。オレも族長が取ってくれた宿に戻るか。
宿の一階ではミトが座って星空を眺めていた。
「あらカノン、あなた上機嫌そうね。」
「そう見えるか。ミトこそ楽しそうに話してたじゃないか。」
「まあね、私も初めてエルフと話をしたけど思っていたほど悪い人たちじゃなかった。弓も得意だし共通の話題もあって楽しかったし、また落ち着いたら遊びに来たいわ。」
エルフは弓が得意な種族なのは間違いないみたいだ。
「そうか。弓使いはあまり帝国にはいないからな。」
「そうよ。だから楽しかくてね。帝都では弓使いなんて使えないってバカにされるから。」
ミトが満足そうに笑っている。
「そんなことはないだろ。」
「たしかにそれは言いすぎたわ。」
ミトがぺろっと舌を出す。
「オレたちサンドタウンを出てからはずっと張りつめた空気だったから、良いリフレッシュになったな。」
「そうよ。こんなのもう懲りごり。早くオアシスでゆっくりしたいわ。」
ミトが両手をグッと伸ばしながら言った。
「ああ。終わったらオアシスに行こう。」
「楽しみにしてるわ。私もう少しだけゆっくりするから先に休んでて良いわよ。」
「そうさせてもらうよ。」
◇
部屋に戻るとロミとライカが話しているようだ。
「カノンおかえり。久しぶりだね。」
「数日ぶりだろ。ロミはどうやって教会を抜け出してきたんだ。」
「僕は聖女に助けてもらったのさ。」
ロミは聖女ルーンの手助けにより教会から脱出したみたいだ。その後、オレたちを追ってエルフの里に来たらしい。
「そうだったのか。大変だったな、皆心配していたんだぞ。」
「そうかい。カノンも寂しかったようだね。」
「馬鹿なことを言うな。寂しいに決まっているだろ。ライカもオレも、全員が心配していたんだ。」
「それは申し訳なかったね。まあでも、結果オーライだっただろ。魔法具も二つ回収出来たみたいだし、教会の企みを邪魔できている。」
「そうだが、今後は自分の身を案じて欲しい。リスクを負うのはオレだけで十分だ。」
「カノンは優しいね。約束はできないけど、気には止めておくよ。」
そう言うとロミは笑った。
「そういえば、ライカは巨大なフェンリルサイズになったみたいだね。」
「ああ。水の神殿で三銃士と戦っている時にな。ライカがいなければどうなっていたことか。無事では済まなかったと思う。」
「そうかい。そういえば伝え忘れていたよ。伝承の続きだ。ライカは伝記に書かれていた『伝説のフェンリル』で間違いないと思う。」
ライカは目をパチパチとして驚いているようだ。
「そうなのか。それで伝記の続きはどうなっている。」
「伝記の続きは…………今は秘密さ。」
オレは椅子からずっこけた。
「なんだそれ。まあいい、タイミングが来たら教えてくれ。ライカにも変なプレッシャーを与えたくないしな。」
「そう言うことさ。僕の優しさだと思ってくれ。」
ライカは嬉しそうにロミの膝の上に乗って見上げた。
「でもロミお姉ちゃんが無事で良かった~。」
「そうだな。ロミは大事な仲間だ。聖女にもお礼を言わないといけないな。」
「それなんだけど、教会が魔王復活に必要な最後のピースがわかったかもしれない。恐らくだけど、聖女の心臓だ。ルーンがそう言っていたのさ。」
「………そうか。聖女が言うなら信じて良さそうだな。こっちは二つ手に入れているんだ。これからどう動こうか。」
「ルノガー将軍に明日あってから決めればいいさ。僕は疲れた先に寝させてもらうよ。おやすみカノン、ライカ。」
ロミが大きなあくびをして、ライカを撫でてからベッドに入った。帝都から急いでここまで向かってくれたんだ。疲れているのは当然だ。
「ああ、おやすみロミ。」
ライカがオレをジッと見つめている。
「どうした、ライカ。」
「カノンの膝の上に乗っても良い? 」
「もちろんだよ。」
ライカがオレの膝の上に乗った。
「頭ナデナデして。」
「わかったよ。」と言い、ライカの頭を撫でる。サラサラの髪の毛だ。髪の毛だけ触るとライカは人間だとしか思えない。小さな少女からは大きなフェンリルになるとは想像もつかないな。
「カノン、私がフェンリルになれなくても捨てない? 」
ライカが心配そうな顔をして振り返った。
「もちろんだよ。ライカは重要なパートナーだよ。どんな姿であれオレたちは仲間だろ。フェンリルであれ、人間であれ変化できなくても関係ないさ。」
「そっか…そうだよね。カノンは優しいね! 」
えへへと笑うライカの頭を撫でる。ライカも色々と不安だったんだろうな。
「ライカのことを教会との争いに巻き込んで申し訳なく思っているよ。」
「ううん。私も仲間だもん。ロミお姉ちゃんにひどいことする人たちは許せないよ。私も頑張るね! 」
ライカは「先に眠るね。」と言い、オレの膝から降りてロミの寝ている横にすっぽりと入った。
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