28 / 69
第二章
主役はリタ
しおりを挟む
ー あなたなら、どうするリタ?ー
ー 見つけたら、消える前に仕留めます ー
ー そうね、私も同じ意見よ それで? ー
ー それで!ー
ー どうやって気づかれる前に仕留めるの?
いぃい わかってるとは思うけど、これはあなたの為にしてることよ、私が全部お膳立てして、はいどうぞ ってのじゃあ駄目だと思うの。
リタ サキュバスになる為の儀式は覚えているわよね ー
血の契約
主たる者の血液を、従たる者が狩ったユニコーンの角に、なみなみとそそぎ、従たる者はこれを飲み干し、終生の隷属を誓う。
そして、主たる者は、月が6度満ち欠けする間、毎夜精により得た魔力を、従たる者に注ぎ込む。同じ相手とは、3日を開けなければ、精を受けてはならない。
従たる者は、この間精を得てはならない。
ー 「従たるものが狩った」の部分があるでしょ。これはあなたが主役で狩りをしないといけないと思うの。
「とどめだけ、自分がやりました」が通用する保証は無いでしょ
私はフォローするけど、主役はあなたよ ー
ー 師匠、私にできますか?ー
ー キンブルさんも言ってたでしょ、今のあなたはBランクでも実力はAランクよ、自信を持ちなさい
状況を整理して、あなたなりの作戦をたててみて。
私は、魔力の補充に行ってくるから、作戦は明日聞かせて ー
「あなたが欲しい キンブル」
予想通り彼からは、たっぷりと魔力の載った精をもらえた。
3回目の後、私が魔力として取り込んでいる時に、魅惑が少し弱まったようだ。
「ああ 俺はどうしたんだ!
フウリンさん、申し訳ない、この責任はとるから、内密にしていただけないか」
「キンブルさん、責任は取らなくていいわ。誘ったのは私の方からだし。リタ以外誰にも言わない。その代わり、4日後にもう一度抱いてください。」
「それだけでいいのか?」
「セッティングはお任せします。忘れられない夜の演出して下さいね」
「わかった。任せてくれ」
キンブルさんの記憶を消す事はしなかった。この人には色々と利用価値が有りそうだから。
「それじゃあ。またね。ユニコーンと氷のユリのことで、他に何かわかったら教えてね。」
魔力が充実して気分がハイになってる。
酒場に行って喧騒に揉まれたいと思って歩いていると
「ねえちゃん 一人かい?
俺たちと遊んで行かないかい?」
「いいわよ。何処でもついていってあげるわ。その代わり満足させてくれないとひどいからね。」
「おっ いい度胸だね。何されるか分かってるのか?」
「話はいいから 早く行きましょ」
「この女ノリノリだぜ アハハ」
男その1が手首を掴んで、押し倒そうとしてきたので、足をはらって投げ飛ばした。
「イテテ 何しやがる!この野郎」
「野郎じゃないわ。可愛い女の子よ。
あんたらは慣れてるかも知れないけど、私はこんなところじゃ嫌よ、ベッドのある所にしてよ」
「お前何もんだ!偉そうに」
「何よ!怖気づいたの?嫌ならここでお別れしてもいいのよ。そしたら、こんないい女2度と抱けないわよ
今日は、気分がいいからつきあってあげようかと思ったのに、残念ね」
「おい やっちまうぞ!」
3人の男はナイフを持って向ってきた。
「ナイフは貰うね。」
無限箱に男たちのナイフを収納した。
「えっ!な ナイフが無い」
「ふふふっ 詰まらないギャグ言ってる余裕は無いわよ。
ちょっと空中散歩でもどうかな~」
3人の男を空中に浮かび上がらせた
「アジトで私といいことするって約束したら、ゆっくり降ろしてあげる。
ここで別れたいなら、そこから落とすけど、どうする?」
「な 何でも言うことききます。お願いします。ゆっくり降ろして下さい。」
「最初から素直にそうすればいいのに バカね。」
私は、3人のアジトに行き、しっかりと2人から精を吸い取らせてもらった。
残りの1人は病気持ちだったので、今回は見送り、薬を渡してやった。
「姐御、今日はありがとうございました。」
「そこらの娘襲っちゃ駄目よ、4日後にまた来るから。
それまでに、この部屋を掃除しときなさい!あとベッドも天日干ししてよ。汚くすると病気になるわよ。
ちなみに、逃げても無駄よ、もう覚えたから。」
私はそう言い残して、ビアンカにもらった光る砂を少しだけ撒きながら飛び上がった。
「飛んでっちゃったな」
「ああ 俺たち夢見てたのかな」
「いや ありゃ魔女だよ」
「どうする4日後に来るって言ってたよな」
「言う通りにしないとヤバイだろ。勝てる相手じゃないぞ」
「兄貴 俺たちこれからどうなるんですか?」
「姐御の手下にしてもらえば、殺されることは無いと思うぜ」
家に帰ると、リタがニコニコして待っていた。
「おかえりなさい、また師匠 一段と綺麗になってますね。少し魔力分けてもらえますか?」
「リタ 顔が赤いけど、どうしたの?」
「師匠がお出かけになってから、今頃師匠は誰かと……
そんなこと考えたら、たまらなくて、身体が、さっきから熱くて仕方ないんです。」
「サキュバスになったら、いつもそんな感じよ。慣れることね」
「そう言わず、今夜だけでもお願いします」
「仕方ないなぁ ベッドで待ってて、後で運ぶのは面倒だから」
「はあーい」
リタは嬉しそうに自分の部屋に走って行った。
ちょっと背徳感を感じながら、ゴロツキたちから吸い取った分の魔力をリタに流し込んだ。
「ちゃんと魔力混ぜて、取り込むのよ。」
「ああ はい いい ああ もう 激しいです ハァハァ
うーん 取り込みました
ハァハァ もう らめぇ~」
「おやすみ。明日はリタの考えた作戦聞かせてもらうよ」
ー 見つけたら、消える前に仕留めます ー
ー そうね、私も同じ意見よ それで? ー
ー それで!ー
ー どうやって気づかれる前に仕留めるの?
いぃい わかってるとは思うけど、これはあなたの為にしてることよ、私が全部お膳立てして、はいどうぞ ってのじゃあ駄目だと思うの。
リタ サキュバスになる為の儀式は覚えているわよね ー
血の契約
主たる者の血液を、従たる者が狩ったユニコーンの角に、なみなみとそそぎ、従たる者はこれを飲み干し、終生の隷属を誓う。
そして、主たる者は、月が6度満ち欠けする間、毎夜精により得た魔力を、従たる者に注ぎ込む。同じ相手とは、3日を開けなければ、精を受けてはならない。
従たる者は、この間精を得てはならない。
ー 「従たるものが狩った」の部分があるでしょ。これはあなたが主役で狩りをしないといけないと思うの。
「とどめだけ、自分がやりました」が通用する保証は無いでしょ
私はフォローするけど、主役はあなたよ ー
ー 師匠、私にできますか?ー
ー キンブルさんも言ってたでしょ、今のあなたはBランクでも実力はAランクよ、自信を持ちなさい
状況を整理して、あなたなりの作戦をたててみて。
私は、魔力の補充に行ってくるから、作戦は明日聞かせて ー
「あなたが欲しい キンブル」
予想通り彼からは、たっぷりと魔力の載った精をもらえた。
3回目の後、私が魔力として取り込んでいる時に、魅惑が少し弱まったようだ。
「ああ 俺はどうしたんだ!
フウリンさん、申し訳ない、この責任はとるから、内密にしていただけないか」
「キンブルさん、責任は取らなくていいわ。誘ったのは私の方からだし。リタ以外誰にも言わない。その代わり、4日後にもう一度抱いてください。」
「それだけでいいのか?」
「セッティングはお任せします。忘れられない夜の演出して下さいね」
「わかった。任せてくれ」
キンブルさんの記憶を消す事はしなかった。この人には色々と利用価値が有りそうだから。
「それじゃあ。またね。ユニコーンと氷のユリのことで、他に何かわかったら教えてね。」
魔力が充実して気分がハイになってる。
酒場に行って喧騒に揉まれたいと思って歩いていると
「ねえちゃん 一人かい?
俺たちと遊んで行かないかい?」
「いいわよ。何処でもついていってあげるわ。その代わり満足させてくれないとひどいからね。」
「おっ いい度胸だね。何されるか分かってるのか?」
「話はいいから 早く行きましょ」
「この女ノリノリだぜ アハハ」
男その1が手首を掴んで、押し倒そうとしてきたので、足をはらって投げ飛ばした。
「イテテ 何しやがる!この野郎」
「野郎じゃないわ。可愛い女の子よ。
あんたらは慣れてるかも知れないけど、私はこんなところじゃ嫌よ、ベッドのある所にしてよ」
「お前何もんだ!偉そうに」
「何よ!怖気づいたの?嫌ならここでお別れしてもいいのよ。そしたら、こんないい女2度と抱けないわよ
今日は、気分がいいからつきあってあげようかと思ったのに、残念ね」
「おい やっちまうぞ!」
3人の男はナイフを持って向ってきた。
「ナイフは貰うね。」
無限箱に男たちのナイフを収納した。
「えっ!な ナイフが無い」
「ふふふっ 詰まらないギャグ言ってる余裕は無いわよ。
ちょっと空中散歩でもどうかな~」
3人の男を空中に浮かび上がらせた
「アジトで私といいことするって約束したら、ゆっくり降ろしてあげる。
ここで別れたいなら、そこから落とすけど、どうする?」
「な 何でも言うことききます。お願いします。ゆっくり降ろして下さい。」
「最初から素直にそうすればいいのに バカね。」
私は、3人のアジトに行き、しっかりと2人から精を吸い取らせてもらった。
残りの1人は病気持ちだったので、今回は見送り、薬を渡してやった。
「姐御、今日はありがとうございました。」
「そこらの娘襲っちゃ駄目よ、4日後にまた来るから。
それまでに、この部屋を掃除しときなさい!あとベッドも天日干ししてよ。汚くすると病気になるわよ。
ちなみに、逃げても無駄よ、もう覚えたから。」
私はそう言い残して、ビアンカにもらった光る砂を少しだけ撒きながら飛び上がった。
「飛んでっちゃったな」
「ああ 俺たち夢見てたのかな」
「いや ありゃ魔女だよ」
「どうする4日後に来るって言ってたよな」
「言う通りにしないとヤバイだろ。勝てる相手じゃないぞ」
「兄貴 俺たちこれからどうなるんですか?」
「姐御の手下にしてもらえば、殺されることは無いと思うぜ」
家に帰ると、リタがニコニコして待っていた。
「おかえりなさい、また師匠 一段と綺麗になってますね。少し魔力分けてもらえますか?」
「リタ 顔が赤いけど、どうしたの?」
「師匠がお出かけになってから、今頃師匠は誰かと……
そんなこと考えたら、たまらなくて、身体が、さっきから熱くて仕方ないんです。」
「サキュバスになったら、いつもそんな感じよ。慣れることね」
「そう言わず、今夜だけでもお願いします」
「仕方ないなぁ ベッドで待ってて、後で運ぶのは面倒だから」
「はあーい」
リタは嬉しそうに自分の部屋に走って行った。
ちょっと背徳感を感じながら、ゴロツキたちから吸い取った分の魔力をリタに流し込んだ。
「ちゃんと魔力混ぜて、取り込むのよ。」
「ああ はい いい ああ もう 激しいです ハァハァ
うーん 取り込みました
ハァハァ もう らめぇ~」
「おやすみ。明日はリタの考えた作戦聞かせてもらうよ」
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
初夜に「君を愛するつもりはない」と夫から言われた妻のその後
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
結婚式の日の夜。夫のイアンは妻のケイトに向かって「お前を愛するつもりはない」と言い放つ。
ケイトは知っていた。イアンには他に好きな女性がいるのだ。この結婚は家のため。そうわかっていたはずなのに――。
※短いお話です。
※恋愛要素が薄いのでファンタジーです。おまけ程度です。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
わがまま姉のせいで8歳で大聖女になってしまいました
ぺきぺき
ファンタジー
ルロワ公爵家の三女として生まれたクリスローズは聖女の素質を持ち、6歳で教会で聖女の修行を始めた。幼いながらも修行に励み、周りに応援されながら頑張っていたある日突然、大聖女をしていた10歳上の姉が『妊娠したから大聖女をやめて結婚するわ』と宣言した。
大聖女資格があったのは、その時まだ8歳だったクリスローズだけで…。
ー---
全5章、最終話まで執筆済み。
第1章 6歳の聖女
第2章 8歳の大聖女
第3章 12歳の公爵令嬢
第4章 15歳の辺境聖女
第5章 17歳の愛し子
権力のあるわがまま女に振り回されながらも健気にがんばる女の子の話を書いた…はず。
おまけの後日談投稿します(6/26)。
番外編投稿します(12/30-1/1)。
作者の別作品『人たらしヒロインは無自覚で魔法学園を改革しています』の隣の国の昔のお話です。
どうぞお好きに
音無砂月
ファンタジー
公爵家に生まれたスカーレット・ミレイユ。
王命で第二王子であるセルフと婚約することになったけれど彼が商家の娘であるシャーベットを囲っているのはとても有名な話だった。そのせいか、なかなか婚約話が進まず、あまり野心のない公爵家にまで縁談話が来てしまった。
強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる