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目が覚めたら悪役皇女になっていました
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『シャーロット・シンフォニア』
大人気乙女ゲーム『薔薇の庭』でどのルートでも悪役として邪魔をしてくるシンフォニア帝国の第1皇女。
わがままでプライドの高い彼女は攻略対象である兄からも実の父親である皇帝からも愛されることはなく婚約者や兄に近づき愛されるヒロインを目の敵にしいじめ、追い詰めていく。
私もヒロインとして何度も悪役皇女であるシャーロットを断罪してきた。
婚約破棄後のシャーロットの行先はルートによる。
国外追放、修道院送りならまだ軽い方で最悪の場合は処刑される。
そんな自業自得とも言える悪役皇女がシャーロット・シンフォニアだった。
「シャーロット皇女様。起きる時間でございます」
全てのルートを制覇し満足して眠りについた私を起こそうとするのは聞き覚えのない声。
「ん…?」
そっと目を覚ますと…私は豪華な部屋にいた。
…え?どこここ?!
まるでお姫様の部屋のような…
「シャーロット皇女様?」
…しゃーろっと?私の名前は神谷 愛で…
「…まさか!」
私はベッドらしきものから飛び降り近くにある鏡に向かった。
「…え…なに、この子…」
鏡に映る私と思われる少女は美しい金髪を乱れさせ緋色の瞳を見開いている。
見たことある姿、シャーロットという名前…そこで私は恐る恐る振り返り、メイド服を来ている女性に聞いた。
「あの、私は誰…?」
メイド服の女性は怪訝な顔をして答える。
「まだ寝ぼけておられるのですか?貴方様はシャーロット・シンフォニア皇女殿下。シンフォニア帝国の唯一の皇女でございます。」
「……」
…どうやら私は断罪される悪役皇女になってしまったようだ。
大人気乙女ゲーム『薔薇の庭』でどのルートでも悪役として邪魔をしてくるシンフォニア帝国の第1皇女。
わがままでプライドの高い彼女は攻略対象である兄からも実の父親である皇帝からも愛されることはなく婚約者や兄に近づき愛されるヒロインを目の敵にしいじめ、追い詰めていく。
私もヒロインとして何度も悪役皇女であるシャーロットを断罪してきた。
婚約破棄後のシャーロットの行先はルートによる。
国外追放、修道院送りならまだ軽い方で最悪の場合は処刑される。
そんな自業自得とも言える悪役皇女がシャーロット・シンフォニアだった。
「シャーロット皇女様。起きる時間でございます」
全てのルートを制覇し満足して眠りについた私を起こそうとするのは聞き覚えのない声。
「ん…?」
そっと目を覚ますと…私は豪華な部屋にいた。
…え?どこここ?!
まるでお姫様の部屋のような…
「シャーロット皇女様?」
…しゃーろっと?私の名前は神谷 愛で…
「…まさか!」
私はベッドらしきものから飛び降り近くにある鏡に向かった。
「…え…なに、この子…」
鏡に映る私と思われる少女は美しい金髪を乱れさせ緋色の瞳を見開いている。
見たことある姿、シャーロットという名前…そこで私は恐る恐る振り返り、メイド服を来ている女性に聞いた。
「あの、私は誰…?」
メイド服の女性は怪訝な顔をして答える。
「まだ寝ぼけておられるのですか?貴方様はシャーロット・シンフォニア皇女殿下。シンフォニア帝国の唯一の皇女でございます。」
「……」
…どうやら私は断罪される悪役皇女になってしまったようだ。
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