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天狗の転生と言われて、何故か妖怪の世界を護ることになりました

三章-2

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 木鬼――墨染が守護をしていた森の中は、今は穏やかな気配に包まれていた。小鳥や虫の声が増え、鹿などの動物も戻ってきていた。
 堅護たちが木鬼を退けた翌日、火鬼と水鬼が戦いの痕跡を調べていた。地面に手を触れていた水鬼が、龍のような頭を上げた。


「妙な――木鬼の気配が、変わっておる。イヤ、ヤな予感がする」


「イヤな予感ってぇのは、なんだよ」


「わからん……だが、森の気配は変わっておる」


「どちらにせよ、木鬼が斃されたことには違いねぇ。里へ攻めるか? 仕返しはしなきゃなぁ」


 口から剣呑な牙を剥いた火鬼へ、水鬼は首を左右に振った。


「我らが長の指示はない。勝手はできぬ。残りの柱で儀式を終わらせねば」


「チッ――そうだな。それが最優先、か。まあいい、戻ろうぜ」


 つまらなさそうに、火鬼は小石を蹴っ飛ばした。


 火鬼は水鬼をともに、この辺りの鬼が集まる黄龍の縦穴へと帰還した。
 黄龍の縦穴の近くには、自然に出来た洞窟や、洞窟から掘り進められた横穴を利用した、鬼たちの住居がある。
 赤や青――様々な鬼の視線を浴びながら、火鬼と水鬼は大きな門をくぐった。
 門の内側は、木々や草花が鬱蒼と生い茂っていた。
 雑草の生い茂る中に一本だけある獣道を二鬼が進むと、古ぼけた東屋があった。その下では、ムシロを四枚も重ねた寝床があり、そこに猪のような妖が寝転がっていた。
 頭部や胴体は猪そのものだが、背中には、体毛の代わりに針のようなトゲが無数に生えていた。体毛のない手足は太く、金属のような光沢がある。
 ムシロの周囲には、小鳥や野良犬らしい鳥獣の死骸が転がっていた。どうやら猪は、昼飯を食い散らかしたばかりらしい。
 豪猪――ヤマアラシと呼ばれる妖だ。しかし、ここでの豪猪はそう呼ばれていなかった。


「金鬼、土鬼様はいるか?」


「ああ……いるとも。いるともさ。奥で儀式の……最中だ」


 火鬼に答えてから、金鬼は大欠伸をした。
 そんな金鬼の様子に火鬼と水鬼は顔を見合わせると、ほぼ同時に溜息を吐いた。金鬼は大食らいで、一日の大半を寝て過ごしている。
 寝息を立て始めた金鬼に構うことをせず、火鬼と水鬼は奥へと進んだ。
 森が不意に途切れた先に、岩場が広がっていた。デコボコとした花崗岩を進んだ火鬼と水鬼の前に、地面にあいた直径五メートルほどの大穴が現れた。
 大穴は垂直な縦穴だ。十数メートル先はもう真っ暗になっており、深淵の奥底は見ることができない。
 ただ、大穴からは絶えず地上へ空気が流れ込んでいる。龍脈の影響か、縁に立っているだけで火鬼と水鬼は四肢に力が満ちるのを感じていた。
 これが〈穴〉――鬼のあいだでは黄龍の縦穴と呼ばれる場所だった。
 大穴の反対側には束帯という、平安時代の貴族が着る黒い衣服を着用した、茶色い肌の鬼がいた。頭部に頭髪はなく、額に二本の角、頭部に小指の先ほどの短い角を四本も生やしている。
 一心不乱に祭文という呪文の一種を読み上げている鬼を前にして、火鬼と水鬼が跪いた。


「土鬼様、只今戻りました。木鬼ですが……我らが到着したときには、どこにも姿はなく、気配も消失しておりました。土鬼様の仰有るとおり、打ち倒されたもようです」


「そうか……人里の者たちが来ていたようだが、その者たちが斃したのか?」


 土鬼の問いを、火鬼に変わって水鬼が答え始めた。


「や、やつらに木鬼が斃されるとは思いませぬ。木鬼の気配が変わった痕跡がありましたので、もしや裏切り――」


「それは、有り得ぬ。あの束縛は、己の意志では解けぬからな。かといって、あの里には祓うだけの妖力や神通力を持つ者もなかった筈だが……」


 土鬼は少し考えてから、火鬼と水鬼へと告げた。


「水鬼よ。明日から人里へ赴き、奴らを探れ。木鬼を斃すものがいるか、もう一度探るのだ。火鬼は、我らの土地へ続く道を封鎖せよ。儀式が終わるまで、何人たりとも通すな」


「御意に御座います」


「……御意」


 火鬼と水鬼が頭を下げると、土鬼は虚空を睨んだ。


(鬼の身体を奪い、呪術を修練し、ようやくここまで成し得たのだ。誰にも邪魔立てさせぬ)


 土鬼は目を閉じると、再び祭文を唱え始めた。

   *

 翌日、俺とアズサさん、それに次郎坊にタマモちゃんの二人と二妖は、〈穴〉――即ち、鬼の住処への道を歩いていた。
 格闘の訓練――というか、ほぼ基礎の型をなぞった程度――は、昨日やったけど……自信がついたかと言われれば、寧ろ逆だ。
 これまでの人生で、喧嘩なんかやったことない俺が、数時間の練習で上達するわけがない。神通力の使用許可という条件で、次郎坊と模擬戦をしたら……予想通りのケチョンケチョンだった。
 ほかの四鬼は、墨染お姉ちゃんよりも強いという話だし……ホントに俺、大丈夫なんだろうか?
 普段着が汚れるのがイヤで、俺は作業着に着替えていた。ほつれかけた袖口を弄りながら溜息をつくと、アズサさんが声をかけてきた。


「どうかされました?」


「いや……俺、大丈夫かなって。殴り合いとか、上達した気がしないんですけど」


「大丈夫だと思いますよ?」


「そうなんだな、な。あたしがちゃんと護ってあげるんだなだな」


 柔やかに告げるタマモちゃんに苦笑しながら、アズサさんは話を続けた。


「多分なんですけど、あたしたちで鬼の動きを止めて、烏森さんで呪いを解くって作戦なんだと思います」


「動きを……って、アズサさんは戦えるんですか?」


 メイドで仙女って聞くと、戦いには向いていなさそうだけど。アズサさんは手に霊符を造り出すと、金属バットを造り出した。


「これで戦えますから。妖や霊、鬼が相手なら、当たればかなりの痛手を与えられるんですよ」


「えっと……なんでバットなんです?」


「さあ……武器ってイメージで造ると、こうなっちゃうんですよ。使い手のイメージとかあるかもしれません」


「そういうもんですか……それって、なんか名前とかあるんですか?」


 俺は、武器を作る霊符のことを聞いたんだけど……アズサさんはにっこりと微笑みながら、金属バットを両手で構えた。


「はい。命名――〈ごーるどぶれいかー〉です」


 いや、そうじゃなく。術の名前を聞きたかったんですけど――そう突っ込みかけて、俺はやめた。それにしても……なんて名前を付けたんだろう、この人。
 俺が呆れていると、タマモちゃんが振り返ってきた。


「遊んでないで、ちゃんと歩くんだな、だな。さっきから、イヤな気配は、ずっとしているんだしなしな」


「イヤな気配って?」


 俺は周囲を見回したけど、なにも見えないし、感じない。もうすぐで墨染お姉ちゃんと対峙した場所に着く――と思ったとき、前方で何かが光っているのが見えた。
 近づくにつれ、だんだんと周囲の気温も上がっているように感じる。というより、確実に上がっていた。その証拠に、さっきまでは乾いていた俺の額や首筋に、じんわりとした汗が浮かび始めていたんだ。
 汗が額から頬に垂れ始めたとき、前方から柄の悪そうな声が聞こえてきた。


「やはり来たか。どこの誰だかは知らねえが、いい度胸だ。それか、調子に乗った愚か者のどっちだ?」


 角を生やした赤ら顔の鬼が、腰の紐帯から錆びた包丁を抜いた。獣の毛皮を腰に巻き、肩から蓑を羽織っていた。


「なまはげ――か?」


 次郎坊の呟きが聞こえたのか、鬼は口元をにやけさせた。


「残念だが、今の俺は火鬼だ。ここから先は、誰だろうと通さねぇ」


 全身から炎を吹き出しながら、火鬼は俺たちに迫ってきた。金属バットを構えるアズサさんの前に出た次郎坊が、錫杖を手に火鬼を迎え撃つ。
 錫杖と包丁がかち合う音がして、次郎坊と火鬼が睨み合う。鍔迫り合いのような力勝負は、次郎坊が優勢に見えた。
 だけど、火鬼がにやっとした笑みを浮かべた途端、全身から吹き出す炎の勢いが増した。
 身体が燃やされる寸前に後ろに跳んだ次郎坊に、火鬼は楽しげに嗤った。


「はっはっは! いいねぇ。なかなかの手練れだ! おい。そこの天狗もどき。死ぬまで俺を楽しませろっ!!」


 全身から吹き出す炎が、渦を巻き始めた。周囲にある枝葉に炎が燃え移り始めると、熱気が俺たちに襲いかかる。


「烏森殿。炎を消すため、神通力を合わせるぞ!」


「えっと、やってみます」


 俺は炎を消すため、意識を集中させた。次郎坊は俺の様子を伺いながら、錫杖を持っていない左手を握り締めている。


「神通力――消火!」


 俺の声に合わせて、次郎坊が左手を突き出した。二人の神通力が周囲に広がり、木々に燃え移った炎を消した。
 火鬼の炎も少し収まった――そう思った直後、瞬時に元の威力を取り戻した。


「はっは――っ! そんなもので、俺の力が削げるかよ!」


 そう叫んだ火鬼の炎が、再び渦を巻き始めた。俺や次郎坊、アズサさんは、この熱気に耐えているけど、タマモちゃんは辛そうだ。
 火鬼の呪いを透視すると、首元に例の犬もどきが見えた。だけど、問題はあの炎だ。あれをなんとかしないと、呪いを取り除く前に、全身を焼かれてしまう。
 次郎坊は神通力で生み出した独鈷杵や雹で攻撃を仕掛けるが、炎で打ち消されてしまった。接近戦のアズサさんはもちろん、タマモちゃんも攻撃の手がないみたいだ。
 完全に、攻め手を失っていた。
 俺も神通力で攻撃しなきゃと思ったけど、なにで攻撃すればいいか、思いつかない。熱に耐えながら悩んでいる俺に、いつの間に来ていたのか、鎌鼬三兄弟が近寄って来た。


「合図で攻撃を――十秒程度しか持ちませぬ故」


 鎌鼬の言葉が終わる直前、不意に火鬼の炎が弱まった。


〝今〟


 墨染お姉ちゃんの声が、頭の中に直接聞こえてきた。それは次郎坊たちも同様のようで、かけ声も無しに、俺たちは一斉に動いていた。
 俺へと振り下ろさせる火鬼の包丁を、アズサさんのバットが弾き飛ばした。タマモちゃんの尻尾が火鬼の四肢を捕らえ、次郎坊の神通力が足元をぬかるみに変えた。
 膝までぬかるみに沈んだ火鬼の左右の頬に、俺は手を当てた。


「神通力――鬼祓い!」


 俺の神通力が、両手を介して火鬼に流れ込んだのがわかった。
 火鬼の口が大きく開かれ、あの胴体の長細い犬もどきが這い出てきた。


「烏森さん、離れて!」


 その声で俺が火鬼から離れると、アズサさんが金属バットの一撃を犬もどきに叩き付けた。犬もどきは、ギャン――という悲鳴をあげながら、身体を霧散させた。
 呪いが解けて意識を失ったのか、火鬼は白目を剥いて気を失った。


「……急に弱くなったけど、なにがあったんだろう?」


「墨染の君が、木気を弱めたお陰です。それで、相生だった火気が弱まりました」


 鎌鼬の返答を聞いても、あまりよく分からなかったけど……要するに、墨染お姉ちゃんのお陰ってことか。
 とにかく、火鬼の呪いは解いた。これで柱としての役目は解けたから、儀式にも影響がでる筈だ。


「墨染お姉ちゃんは?」


「もう気配を断って、お隠れになられました。まだ、土鬼に見つかるわけにはいきませんので」


「そっか……」


 早く会えるようになって、話がしたいな。
 そんなことを考えた俺がホッと息を吐いたとき、タマモちゃんが勢いよく空を見上げた。
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