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あかん人らの短歌②
しおりを挟む酒たばこ身体に悪いと意見する
かなり効き目のポン中はんが
さわやかに「面接行く」と出かけたが
ソリコミ入りのパンチパーマで
西成で暴動してたおっちゃんに
石を売ってたおばちゃん元気?
がりがりとラムネ菓子でも食べるよに
ハルシオン噛む目になに映る
背後から襲撃されて全治六月
「油断しすぎ」と身内が笑う
奇声あげ刃物ふりふり千鳥足
白いグンゼのパンツが眩し
車借り繁華街を流してたら
ブレーキ効かず走馬燈見た
注射器があちらこちらに落ちている
死にゆく街に霜月の雨
「痛い目に遭うは日本の慣用句」
調書(かみ)をまくとき言ってはみたが
「18て、どんな意味?」かと問うやつに
教えたりせん難儀するから
人生の半分壁の向こう側
最期も向こう側の人生
たこ焼きを包んだ紙は先週の
競馬新聞しょっぱい味や
はずすためアホやで昼寝やめてまで
またも1-3あり金賭ける
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