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第4章 ハーフヴァンパイア

31 ハッシュフィードの悲劇・後編

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「こうなってしまった以上、君には四年前の火事の真相を知る権利がある」
「火事の真相……? あれはただのガスの爆発事故で、不幸な出来事ですよね」

 わたしとアゼル様を除いて、ハッシュフィードの名を持つあらゆる人が死に絶えた悲惨な事故。
 わたしが覚えているのは、まさに今日、夢で見たあの景色だけ。

 アゼル様に抱きかかえられて、荷馬車に乗って、夜の道を駆けていく光景。
 いつもなら綺麗な星空が見えるはずなのに、その時ばかりは大量の黒煙が漂い、月さえ覆い隠していた。

 生き物が焼ける匂いが漂っていた。

 後ろを振り返ると、巨大な火柱があった。

 ツラい事も楽しい事も含めて、十五年の時を過ごした大好きな家が、あの日、燃えていたのだ。

「そうだね。確かにガス爆発が起きて家は全焼した。でもガス漏れが発生したのは事故じゃなくて、必然だ。そうなるべくしてなった、というのが正しいかな」
「必然……」
「俺の話を聞かずに拒否する権利もある。ユフィはどうしたい?」

 異性が絡むと何かと口出してくることが多いアゼル様だけれど、そうじゃない場合はわたしに判断を委ねることが多い。
 自らをハーフ吸血鬼ヴァンパイアだと明かした時も、そうだった。

『どちらか一つだけ質問に答える。選んでいいよ、ユフィ。君の魔力を消費し続ける体質を隠していたこと、俺が人間なのかそれ以外の存在なのか。
 ──君は、どちらが聞きたいのかな?』

 虚弱で働けないという時も、働きたいというわたしの意思を汲み取って、短時間でもお給金が貰える針子の仕事を探してくれた。外に出かけると倒れる事が多いのに、部屋で閉じこもるのが嫌だと言ったわたしのために錠剤タイプの薬を研究して作ってくれた。

 だから今回も、わたしにどうしたいか聞いてくれている。

「わたしは知りたいです」
「過去を知ったところで現状が変わるわけではないよ。実際、夢遊魔に寄生されてしまったし、この情報を得たところで未来に大した影響なんてない。どのみち虚弱体質という大きな問題は残されているし、むしろ、話を聞くことによって病んでしまう可能性がある」
「病む……」
「もう一度聞くよ。ユフィは、それでもこの話が聞きたいのかい?」

 アゼル様は、とても苦しんでいるように見えた。
 分かりやすく表情に出しているわけじゃない。ただ、わずかに顔が強張っていて、声がいつもより刺々しい。

 聞きたいと言わないで、そんな切実な願いが込められているような気がした。

「……聞きたいです。なによりアゼル様一人だけが背負い込んでいるのは、おかしいじゃないですか。落ちこぼれなりにもハッシュフィードの名前を戴く者です。あの悲劇に何かあるのなら、最後の生き残りとして真相を知っておきたいです」

 アゼル様の隣に座る。
 するとアゼル様はわたしの肩を抱き寄せてきて、額を押さえて弱弱しく息を吐いた。アゼル様が理由もなくスキンシップを取ってくるなんて本当に珍しい。体に触れてくるのは治療のときだけで、必要以上にボディタッチなんてしてこないのに。

 思わず肩を抱き寄せてしまうくらい、アゼル様にとってもツラい話なのかもしれない。

 そう思ったら、自然とアゼル様の顔を見上げていた。
 アゼル様はほんとうに少しだけ、険しい表情を浮かべていた。

「ベッツさんは覚えてる?」
「はい」

 かなり身長が高くて大柄。わたしの父の弟──つまり叔父にあたる人だ。夜の住人ノク・レビン関連の魔法道具を手掛ける会社の社長令嬢に婿入りし、その事業でかなり儲けたという話を聞いた事がある。

 ベッツ叔父様はわたしのことをとても可愛がってくれた。仕事で手に入った異国の玩具で遊ばせてもらったり、子どもの身長サイズもある巨大なお人形をプレゼントされたこともある。優しいベッツ叔父様の事が大好きだった。

 アゼル様によると、叔父様はとある場所から特別な夢遊魔を連れ出し、一時的にハッシュフィード家の部屋に隔離していた。

 死人に口なしなので正確なことは不明だけれど、アゼル様の推測では、夢遊魔は夜の住人ノク・レビンのなかでも希少性と、人に好かれやすくなるという利用価値があるため、どこぞの物好きに売るための一時保管所として利用されたのではないか、という事だった。

 運悪く、わたしはその夢遊魔がいた部屋に入ってしまったらしい。

「ユフィ。君はその夢遊魔を檻から外に出したんだよ」

 わたしが、檻から出したの……?
 
「君は夢遊魔にエディという名前までつけて、手をつないで、邸の中をぐるぐる散歩していた。従弟いとこのエディに邸を案内しているのって言って、俺のところにもきたよ」

 わたしにそんな小さな従兄弟いとこはいない。従兄弟いとこはみんな二回り以上年の離れたおじさんばかり。

それなのに、そんな夢遊魔を従弟だって言って、名前までつけて、手をつないでいたの……?

「あのとき夢遊魔だと気付いていれば……」
「アゼル様でも分からなかったんですか?」
「エディは五歳くらいの男の子に見えた。……違和感はあったよ。でも確証がなかった。ただ怪しいからという理由で、ユフィとエディを引きはがす、なんていう強硬手段を取れなかった。それが俺の、あの日の失態の一つだよ」

 アゼル様は夜の住人ノク・レビンの気配を敏感に察知できる。そのアゼル様が夢遊魔だと気付かなかったのだから、きっと他の人も気付くのは不可能だろう。

夢遊魔エディはそれから数時間以上ユフィの隣に居続けた。その日の夜も、君は夢遊魔エディと一緒に寝ると言って、自室のベッドで寝ていたよ。でも翌日に夢遊魔エディがいなくなった」 

 当時のわたしは「エディがいなくなった」とパニックになりながら夢遊魔エディを探し回ったらしい。その様子を見て、アゼル様はエディという男の子が夢遊魔だと確信したという。

 同じころ、叔父様も檻から夢遊魔が脱走していることに気付いた。
でも祖母グランマの誕生パーティが始まってしまい、身動きが取れなくなった。

夢遊魔エディには、持ち主がいた」
「もしかして、夜の住人ノク・レビン? アゼル様がヨル君を使役しているみたいに、主従関係を結ばれていたってことですか?」
「その通りだよ。ベッツさんは、エディの本来の主人から、強引なのか偶然なのかは知らないけど夢遊魔エディを奪った。あの夜、主人が取り返しに来た」
「それって襲われたってことですか……?」
「誕生パーティの終幕宣言中だったよ。その時、ハッシュフィード家は無数の夜の住人ノク・レビンに囲まれ、襲撃を受けた」
「そんな……っ。でも、あの日はアゼル様も、武人と名高いロッシュ叔父様も、女傑って言われるほど強いキアラ従姉様ねえさまも、みんないたのに……っ!」

 ハッシュフィードは夜の住人ノク・レビン狩りを生業にする名門の家柄。
優秀な武人達が、祖母の誕生日を祝うために揃っていた。

「相手が悪かった。邸の人間の三分の一以上は、たった一人の上級夜の住人ノク・レビンに殺された。他の人は、上級が率いていた無数の夜の住人ノク・レビン達に殺されたよ」
「どうやって……その上級夜の住人ノク・レビン夢遊魔エディの居場所を突き止めたんですか。どこにいるかなんて、分からないですよね?」
「分かるよ。主従契約を結んだ者同士なら、だいたい分かる。ただ……」
「ただ……なんですか?」
「……夜の住人ノク・レビンを生け捕りにしようってとき、普通は特別な魔法を施した檻の中に入れる」

 渋面したアゼル様を見ながら「もしかして」と思った。
 その檻が、あらゆる夜の住人ノク・レビンの能力を無効化できるものだったら?
 主人と使い魔の間にある、見えない糸のようなものを遮断していたとしたら?

「わた、しが…………檻から出したから、ですか……?」

 夢遊魔エディを檻から出したから、主人である上級夜の住人ノク・レビンに居場所が伝わって、上級夜の住人ノク・レビンが報復しに来たとしたら?

 みんな死んだのは、ぜんぶ、わたしのせいってこと……?

「違う。ユフィ、悪い事を全部自分のせいだって思ってはいけないよ」
「でも……っ!」
「俺に力が足りなかっただけ。君を守りながらヤツを倒せなかったのは俺だから、悪いのは俺だよ。君じゃない」

 肩を掴まれて、アゼル様の顔がとても近くにあった。
 怒りと悲しみを複雑に混ぜ合わせ、憂い帯びた青き瞳に、女の顔が映り込んでいる。誰かって? そんなの決まっている。年甲斐もなく目を真っ赤に腫らし、大粒の涙をポロポロと流す、みっともないわたしの顔だ。

「戦いのなかで、おそらくガスが漏れた。部屋に充満して、引火して、大爆発が起きた。その爆発で、夜の住人ノク・レビンも、人間も、……かろうじて生き残っていた人たちは全員死んだ」
「ベッツ叔父様も、ですか……っ?」
「そうだよ」
「そんな……」
 
 もう、言葉が出なかった。
 涙が止まらなかった。

「……もうこれ以上、君に話すのはよそう」

 アゼル様は軽く首を振って、今度は肩だけじゃなくてわたしの体を抱きしめてきた。頭を撫でられて、破裂しそうなほどバクバクしていた心臓が、少しずつ落ち着きを取り戻していく。

「話すべきじゃなかったね。こうなることは予想していたよ。だから……夢遊魔のことも教えなかったのに……」

 ああ、そうだったんだ。
 だから、アゼル様はずっと隠していた。
 夢遊魔のことを知れば、四年前の火事とつながりがあると、気付くかもしれない。
 事実を知ることで、わたしが泣くって分かってたから。
 わたしが自分を責め始めるって分かってたから。

 真実を教えないことで、わたしを守ろうとしてくれていた。
 アゼル様は、ぜんぶ一人で、背負い込んでいた。

 ……やっぱり、アゼル様は優しすぎる。

「やっと、あの時アゼル様が泣いていた理由が分かりました……」

 わたしの涙を指で拭おうとしていたアゼル様が、動きを止めた。珍しい。驚きを隠せないような表情をしている。

「俺が……いつ、泣いたって……?」
「今日、火事が起きた夜の夢を見たんです。ぐったりして、動けなかったわたしを介抱しながら、荷馬車を走らせてくれましたよね」

 あの時──
 夜空を赤く染め上げる巨大な火柱から逃げていたとき。

 アゼル様は、わたしを強く抱きしめながら、泣いていた。

『ごめんな』

 そう言って、青宝玉サファイアの目から涙を流して、わたしに謝っていた。
 アゼル様に泣き止んでほしかった。
 大丈夫だよって言ってあげたかったのに、声が出なくて。
 キラキラと光る涙を拭ってあげたかったのに、手をあげることすら出来なかった。

「夢を見て、アゼル様が泣いていたのを思い出したんです。わたしも、泣いちゃってましたけど」

 たぶん泣きながらヨル君に抱き着いたのは、ヨル君をアゼル様と見間違えたからだろう。

「火事の記憶、消したんですよね。わたしのために……ツラい事を思い出せないようするために、アゼル様が消してくれたんですよね。全然思い出せないから、ヘンだなって思ってたんです」
「まさか……全部、思い出した……?」
「いえ、今でも覚えているのは荷馬車に乗ってるトコロだけです。エディという男の子のこととか、襲撃された時の状況とか、全然覚えてないです」
「……そう」

 アゼル様はどことなく、ほっとしたような顔になった。

「少しだけでも、話してくれてありがとうございます。正直……ショックは大きいんですけど、アゼル様一人に背負わせるわけにいかないです。これでもハッシュフィードの人間ですから」
「……まだ泣いてるよ」
「あ、これはあれですっ。アゼル様の涙を思い出して、泣いちゃっただけですっ!」

 強引に涙をぬぐおうとしたら、その手をアゼル様に掴まれてしまった。端正な顔がどんどん近づいてきて「俺の?」と問いかけてくる。

「どうして?」
「どうしてって……アゼル様だってツラい思いをしたから泣いたってことですよね。それを考えたら、涙が出てきて……」
「……ツラい思いをしたのは間違いなく君なのだけれど……いや、この話はもうよそうか」

 アゼル様の顔がさらに近づいてきて、とっさに目を瞑ってしまう。
 頬に、生温かい何かが触れた。優しく、壊れ物を扱うように、ソレが涙をぬぐっていく。

 アゼル様に舌で涙をぬぐわれたと分かって、喋ろうとした瞬間、今度は唇を軽くついばまれた。

「っん、……んんっ」

 どうしていま、アゼル様にキスされてるんだろう……?
 キスは、アゼル様にとって魔力を譲渡する手段でしかないはず。でも今のわたしは、さっき薬を飲んだばかりということもあって、魔力は足りている。

 なのに、どうして……?

 分からない。

 分からないけれど、アゼル様がわたしの涙を止めようとしてくれているのは、何となく分かった。

「君に泣かれると、いつも、どうしたらいいか分からなくなるよ。泣かせないようにするのが一番だと思っていたのだけど、……やっぱり、うまくいかないな……」
「……アゼル様」
「なんだい」
「……もう少しここにいてもいいですか」
「いいよ。少しと言わず、ずっと……ここにいればいい」

 そうやってしばらく、わたしは考えることを放棄して、アゼル様の温もりに包まれていた。
 アゼル様の腕の中は、とても……安心した。
 

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