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ならば強行突破します!~オーロラの帝都と癒やしの殿下~

第六話 早すぎる冬の使者 その一

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「金は掘り尽くせばなくなります」

 冬宮、ミシェルにあてがわれた居室のサロンにて。
 ミシェルがそう告げれば、お茶と茶菓子が置かれた卓の反対側に座る皇帝アルダリオンが、その片眉をあげた。

「ずいぶんと悲観的なことをいうのだな」
「今すぐにとはいいませんよ。だけど資源は有限だということです。無くなってから対策をとったのでは遅い」

 実際、クリストフは金脈が枯渇したときのことを見据えて、すでに準備を始めていた。それは数十年後なのか、百年以上先かわからないが。

 潤沢な資金を生かして優秀な若者達に奨学金を出して、大陸各地の大学都市に留学させているのも、その一つだ。学問や技術を習得した指導者がいてこそ、産業も育つというものだ。

 今のところは騎士階級以上のみとなっているが、いずれは各地に学校を開いて、すべての民が基本的な読み書きに計算が出来る様にしたい。さらにはそこから優秀な者を王都に作る予定の王立の学院にという話もある。
 そこには施術師の専攻科も作りたいという、ミシェルの希望にクリストフもうなずいてくれた。

「強いのは有限の資源より、農業や工芸ということです。サランジェの主な輸出品は農産物にワイン、織物に陶器ですから」

 ミシェルは自分が傾けた白磁のカップをチンと指ではじいて鳴らした。そこにはサランジェの工房を表す青の刻印がされたものだ。
 白磁の陶器はその製法が他国に盗まれても、優美な絵付けに瀟洒な形と、サランジェの工房産のものが最高級とされており、各国の宮廷晩餐会で使用され、王侯貴族達に新作がもてはやされていた。

「たしかにサランジェ産の葡萄酒が一番だと私も思うな。女達や伊達男どももサランジェの絹織物に夢中だ」
「金脈などなくとも、国は豊かにできます。まして、帝国には北の広大な大地がある。なにを欲張られるのですか?」
「領地は広くとも、国土の三分の二は掘れば氷の永久凍土だ。そこでは作物はなにもとれない」
「残り三分の一でさえサランジェ王国二つ分以上の広さがあり、陛下はその最大の大地主だというのに?」

 帝国は皇帝の権限が強く、ほぼ国の全土が彼の持ち物だと言われていた。冬はリンドホルム同様に長いが、黒い土がもたらす恵みは豊穣だ。とくに小麦は大陸一の生産量と質を誇り、各国に輸出されている。

「金はありあまっても困るものではないだろう?」

 ミシェルの言葉をどこか楽しそうに聞きながら、アルダリオンがカップを傾ける。その茶には同量の香り高い火酒がどぼどぼ注がれていた。ミシェルなら一口飲むだけで真っ赤になりそうだが、彼の顔色に変わりはない。

 この皇帝陛下は午後のお茶の時間には連日ミシェルの部屋にやってきて、こうしてとりとめもない話をしていく。
 そして、ミシェルは毎度“交渉”しているのだけど。

「僕が言いたいのはね。大国の皇帝ともあろうものが、小さなパイを争い合ってどうするの? って話。
 帝国だけがリンドホルムの金脈を独り占め出来ると思ったら大間違いだよ。ゲレオルク国にタイテーニア女王国だって狙っているんだから」

 リンドホルム国が出来る前、帝国にも朝貢していたが、この二国にも昔はトナカイの皮を贈っていた歴史があるのだ。つまりは二つの国もまた自分こそがリンドホルムが元領地だったと主張できる立場にある。
 まあだからこそ逆に、今はこの三国とリンドホルムは微妙な関係であるのだ。隣国同士というのはたいがい仲が悪いが、以前は臣下だと思っていたものが、対等の国や王となればなおさらだろう。
 まして、そこに金などという、欲望の最たるものが絡めば。

「北の帝国が、女海賊の治めるちっぽけな島国や、寄せ集めの田舎騎士団に負けると?」

 女海賊とはタイテーニア女王のことで、寄せ集めの田舎騎士団とはゲレオルク国のことだ。
 あの国の騎士達の服装の趣味の悪さは有名というか、元々戦場で目立つための奇抜な格好の伝統が残っているというべきか。そして領地の数だけ騎士団があるといわれるほど、各領地の自治権が強く、王権はそれだけ弱い。たしかに寄せ集めの集団ではある。

「たしかに一国ならば帝国の敵ではないでしょうね。でも、もしこの双方が手を組んだら? それに他の国だってわかりませんよ」

 「そこまでして戦う理由がどこにあります?」とミシェルは続ける。

「戦争なんて金食い虫です。金脈を得たとして、それをすべて他国との戦争につぎ込んだとしたら、意味もないでしょう?」
「逆に帝国とゲレオルク国とタイテーニア女王国の三国で利益を三等分するという手もあるぞ」

 女海賊だの田舎騎士だの言っておいて、今度は三国仲良くというアルダリオンの言葉に、「ふ……」とミシェルは笑う。

「そんな約束、すぐにどこかが自分の分け前が少ないだのなんだのと文句を言いだしますよ。みんな本当は全部独占したいんだから」

 「結局戦争ですね」とミシェルは結論付けた。
 とはいえ、目の前の皇帝をやり込めたいわけではない。というか、やっぱり彼は自分との会話をどこか楽しんでいるふしがあり、その口許には微笑さえ浮かんでいる。

「で、そんな無駄な争いを避けるために、皇帝陛下におかれては、僕をリンドホルムに帰らせてくださるおつもりは?」

 お茶の休憩時間がそろそろ終わると時計で確認して、訊ねれば「考えておこう」との答えが返ってきた。

「それ、考えるけど考えるだけというのではないの?」

 アルダリオンはすでに立ち上がり、返事もなく去って行く。その広い背中を見送りミシェルはふう……とため息をついた。
 まったくその帝国の国土と同じく、どうもこの皇帝陛下は度量が大きいのか得体が知れないのか。話は聞いてくれるけど、確かな返答は絶対にしない。

 ふわふわしたレースの天蓋に腕をツッコんでいるみたいだと、ミシェルは心の中で文句を言った。



   ◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇



 帝宮では自由に歩き回ることを許されていた。もちろん護衛という名の監視の近衛騎士は二人ついているし、立ち入ってはいけない場所は彼らに止められるけれど。

 そんなわけで、ミシェルは帝宮の探索? にいそしんでいた。いざというときの逃走経路は把握しておいたほうがいい。
 もっともそう簡単に逃げられると思っていないから、これだけ自由にさせてくれているんだろうとはミシェルにもわかっている。この皇帝陛下はなかなかにくせ者であるから。

 しかし、この宮殿は本当に無駄に広い。果てのなさそうな列柱が並ぶ回廊を歩きながら、本当に馬で移動したほうがいいんじゃないかな? と思っていると「あら」と若い娘の声がした。

「こんなところで虜囚の王子様に出会えるなんて思いませんでしたわ」

 あきらに待ち伏せしていたのだろう。柱の陰からあらわれたのは三人の令嬢だ。金や金茶に赤金の髪を結い上げた狐族の若い娘達。

「“役立たず”の狐の男子なんて本当に珍しい」
「まあまあ、役立たずなんて、かの母大公はロシュフォール王を籠絡して、子まで孕んで庶子から王妃までなりあがった男狐ですよ。そのご子息なのですから」
「そうそう、その息子王子は黄金に目がくらんで、北の蛮族の狼などにお輿入れされたのですから」
「それなのになぜ、この冬宮に? とらわれの身であることも忘れてお散歩? よくもまあおめおめと、偉大なる北の皇帝の宮殿を歩くことが出来たもの」

 これほどあからさまな悪意をミシェルは向けられたことがなく、一瞬ぽかんとし、次に母であるレティシアを侮辱する言葉に、静かな怒りが沸いたが、ミシェルは表情に表すようなことはしなかった。もちろん耳も尻尾もぴくりとも動かさない。

 ここで感情も露わに怒るようなことをすれば、それは敗北だ。彼女達と同じ低い舞台に降りて、口汚く罵り合うなど。
 たしかにここは敵地なのだから、不意の攻撃もあって当たり前ではあった。

 王城でのウルリッカの態度など、これに比べれば大変可愛いものだった。ミシェルは怒りもわかなかったし、だから素直に彼女に応対した。
 が、これは母レティシア伝授の完全武装をすべきだろう。

「なぜ黙られているのかしら? 人質の身では怖くて口もお開きになれなくて」

 三人でかしましく「顔だけはいい」だの「身体は小枝のように細くて丸みもなにもない」だの「そういうのが趣味な殿方もいますわ。珍種好きの蛮族の狼とか」とクリストフを再度侮辱する言葉にも、ミシェルは表情一つ動かさなかった。もちろん内心では怒りがごおごおと燃えさかっていたが。
 黙っていることに調子にのって、金赤の毛並みの一人が口を開いたところで、ミシェルは彼女をまったく見ずに、背後に立つ護衛の騎士に話しかけた。

「この者達はなんなのですか?」

 王族であるミシェルが先から声をかけることも、名を直接訊ねることはない。向こうから名乗るのが礼儀である。

 だからミシェルは従者でもある近衛騎士に話したのだ。目の前に立ちふさがるこの無礼者達はなんだ? と。
 暗に彼女達の名前を尋ねるわけでもない。まったくの不審者扱いだ。

 それに「なっ!」と三人ともかああっと顔に血を昇らせた。そして自らぺらぺらと口々に自分はターニャだのソーニャだの、カーシャだの名乗り、いずれも皇室の血を引く公爵の父を持つのだとわめいた。もっと長ったらしい名前だったが、ミシェルの耳にはそれは素通りした。

 こんな失礼な態度をとるのは皇族である可能性も、ミシェルは考えたが、現在の皇帝には年頃の娘はおらず、他の皇族もみな年かさの女性ばかりだと、ミシェルは把握していた。
 王族として他の王族の知識はある。さすがに国外の貴族までは把握してないが。
 そう、ただの貴族の娘だ。

「私が通り過ぎるまで、頭を下げ顔を伏せているように彼女達に言ってください」

 目の前に娘達がいるのに、あくまで直接話しかけることなく、後ろにいる近衛兵にミシェルは命じた。
 その言葉に三人が三人とも顔色を変えて、ひときわ、気の強そうな赤金の髪の娘が「いつまでお高くとまっているつもり、人質の王子が!」と癇癪をおこしてさけぶ。

「私はミシェル・エル・ベンシェトリ。サランジェ王ロシュフォール・ラ・ジルの息子にして、リンドンホルム王クリストフ・フォン・ベルツの王妃です。
 この帝宮にはアルダリオン・ヴァレンチノヴィチ・ポルドニコフ陛下の“客”として招かれました」

 そこでようやくひたりと、前を見たミシェルに三人とも気圧されたようにたじろいだ。
 ミシェルの今の言葉でようやく彼女達は、誰を相手にしているのか、王族と貴族との身分差に気付いたようで幾分青ざめていた。皇帝の“客”と名乗ったことも効いているのだろう。

 とはいえミシェルが彼女達の勢いに怯えて押し黙るような気弱さならば、人質の王子と馬鹿にし続けたのだろうが、手痛い反撃にあった形だ。
 三人は大人しく端に退いて、膝を折って頭を垂れた。ミシェルはその前を通り過ぎた。






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