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第3話  第2次木津川口の戦い  〈未知の戦船の出現〉

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その頃、連合艦隊は…。


宇垣纏「山本長官…。」

山本五十六「ん?どうした?。」


宇垣纏「この先は、大阪湾の方向です。
敵の船団に見つかりやすいです。」


山本五十六「……。」


宇垣纏「長官?。」

山本五十六「構わんよ。」

宇垣纏「!?……よろしいですか?。」


山本五十六「ああ、構わんさ…。」

宇垣纏「はぁ…。」


山本五十六「全速前進。」

操舵員「全速前進!。」

連合艦隊は、全速前進をして大阪湾に向けて突っ込む形で航行した。


一方、織田水軍は。


ーー織田水軍ーー
ー鉄甲船ー(艦名不明」


織田信長「よく聞け、お主ら達!。これより、我が軍勢は…村上・毛利水軍を決戦を時を来たである!。
村上・毛利水軍を倒せば…瀬戸内海及び大阪湾そして大阪から日の本全土の海は、我らの海になるのだ!。
…諸君…出陣じゃーー!!。」


侍たち「おおーー!。」


信長たちの戦船の船団は、村上・毛利水軍の船団に向けて出陣した。


織田信長「敵は、村上・毛利水軍である!。進んでー進めーー!!。」

侍たち「おおおー!。」


織田水軍の兵力  鉄甲船6隻のみ。


ーー 一方その頃、村上・毛利水軍は…。ーー

ーー能島ーー

村上・毛利「何!?。」


戦国海賊武将 村上武吉

戦国武将 毛利

毛利「信長の船団が出陣!?。我らに向かって阻止だと!?。」

兵士「はっ!。」

村上武吉「むーーーー。」

毛利「村上殿!。我らも出陣を!。」

村上武吉「しゅ、出陣じゃ!!。準備完了事態、但しに出陣じゃ!。」

兵士「おーーー!。」

村上・毛利水軍の船団も出陣した。
村上・毛利水軍の兵力は、安宅船30~100隻。関船40~60隻。小早船多数{200隻}。
の大船団だった。

村上・毛利水軍の船団は、大阪湾に向けて航行をしていた。
一方、織田水軍は…敵っと同じく大阪湾へ進んでいた。まさに今、『戦国時代の艦隊決戦』を始まるの時である。

ーー織田水軍ーー

ー鉄甲船ー。


織田信長「そろそろ見えるはずだ。」 

戦国武将 明智光秀

明智光秀「信長様、村上・毛利海賊が見えるはずです。
万が一備えて攻撃準備へ。」

織田信長「うむ、そうだな攻撃準備を用意をしておけ!。」

明智光秀、兵士たち「はっ!。」

鉄甲船の内部は、攻撃準備をしていた。


兵士A「殿!。見えました。敵です!。」

織田信長「来たか…。」

明智光秀「信長様、中へ…。」

織田信長「いや!、いいのだ!。このまま良いのだ!。」

明智光秀「はっ…。」

織田信長「進めーー!!突っ込めーーー!!。」

兵士たち「おおーーーー!!。」



一方…村上・毛利水軍。

村上・毛利水軍旗艦ー安宅船〔艦名不明〕ー

村上武吉「信長め…来るか!。」

毛利「攻撃準備!。」

兵士「攻撃準備!!。」

兵士たちは、攻撃準備をした。

村上武吉「よしー突っ込め!。」

兵士たち「おおおーーー!!。」

村上・毛利水軍の船団は、織田水軍の船団に向けて突撃をした。

その頃、織田水軍は。 

ーー織田水軍ーー鉄甲船ーー。

織田信長「むむ!。来る気か!?。…進めーー!!。」

兵士たち「おおーー!!。」

織田水軍も突撃をした。まさしく艦隊決戦を始まる時だった。……その時、1人の兵士が何か目線を見た。


兵士「ん?。」

1人の兵士が何が目線を感じた。それは、今まで見た事がない船の形と大きさだった。

兵士「の……信長様ーー!?。」

織田信長含む兵士たち「!?。」

織田信長「どうしたのだ?。」

織田信長と織田家家臣たちの顔表情が変わった。

兵士「あ…あの船を見てくだされ!。」

織田信長「!?。……なんじゃ…あの船は!?。」

明智光秀「な…何という大きさじゃ…本当に船か?。」

織田家家臣A「安宅船よりも…我らの鉄甲船よりも巨大じゃ!?。」

織田信長家臣B「ど、どこの船じゃ?。」

織田家家臣C「分からぬ…。」


織田家家臣D「敵か?味方か?。」


織田家家臣A「分からぬ…それにしても、煙を出してるのぉ?」

織田家家臣D「確かに、何かを燃やしてるのか?あれ。」

織田家家臣A「それに…他の戦船も見た事がない複数で沢山いっぱい居るぞ!な…何隻が有るんだ!。」


家臣たち「ザワザワ。」

織田水軍の船団たちは、奇妙な船団を見つめていた。それに無数の種類な船を向けて目線から見物をしていた信長たちだった。


一方、村上・毛利水軍は。

ーー安宅船ーー


村上武吉「みえたぞぉー!信長よ、フッフははははははーーー。」

毛利「信長よ、覚悟をせいーーフハハははは。」


兵士「…?。……!?。ん!?なんだあれはー!?。」

村上武吉「む!?…!?…。」

毛利「なんだ、あれは!?。」


村上武吉「安宅船よりも、巨大だぞ!?。」


毛利「の…信長の安宅船…鉄で出来た安宅船よりもそれ以上じゃ!。
それにしても、煙を吐いてやがる!?。なんなんじゃーーーあの船は!?。」


兵士「ほ…報告申し上げます!。正体不明な船団、突如出現!!。詳細不明ございます。」


村上武吉「な!?なんじゃっとそれは!?。」

毛利「なんじゃと!?、そんな話と存在を聞いた事がないぞい!。」


村上武吉「くっ…!。」


毛利「お…おのれーーー信長めー~!!いつ間にあの船をーーーー!!。」


村上武吉「か…舵を切れー、攻撃をあの奇妙ような船を狙えーー!。」

毛利「む!?、村上殿?!。」


村上武吉「攻撃準備!!。」

兵士たち「お…おおーー!!。」

毛利「村上殿…申しけない………攻撃準備!!。」

兵士たち「おおーーー。」



村上・毛利水軍の船団が奇妙ような船団に向けて突撃をした。 



一方、織田水軍は。

ー鉄甲船ー


明智光秀「!?。信長様…どうやら敵は、奇妙ような船団を向けて進んで突っ込でいますう。」

織田信長「うむ。」


明智光秀「どうしましょうございますか?。」

織田信長「様子を見よう。」

明智光秀「はっ!。」


織田水軍の船団は、完全に移動から停止をした待機をした。



ー村上・毛利水軍ーー

安宅船。


村上武吉「攻めよーーあの奇妙な船の事を恐れ足りん!!。」

毛利「我ら続けーーー進めーー!!。」

兵士たち「おおーー!。」


村上武吉「焙烙用意…火矢など準備せいー!。」

兵士「はっ!。」

毛利「大筒及び火縄銃も用意をせい!。」

兵士「はっ!。」


村上・毛利水軍の船団は、攻撃準備をした。
焙烙、火矢、火縄銃、大筒の攻撃準備をしていた。
巡航速度で移動中の奇妙な船団…村上・毛利水軍の船団が接近をして来た。

そして…その時。


村上武吉「攻撃用意!。」

毛利「攻撃用意!!。」

兵士「攻撃用意!!!。」

兵士たち「攻撃用意…完了!!。」


村上・毛利水軍の船団 攻撃準備済み〈絵〕 




村上・毛利水軍の船団は、攻撃準備完了済みだった。 そして…その時。


村上武吉「放って(撃て)ーー!。」

毛利「撃てーーー!!。」

兵士たち「撃てーーーー!!!。」



火矢、大筒、火縄銃、焙烙などの射撃音。


バン!バン!バンバンバン!!。
ドン!ドン!ドン!ドン!。
(繰り返しで撃つ音)



ヒュー ヒュー  ズバーァ(砲弾が水柱を発生の音)

ズバーァ、ズバーァ ズバーァ ズバーァ ズバーァ!。《繰り返しで…外した。》


村上・毛利水軍の安宅船、関船、小早船からの艦砲射撃を開始した。
しかし、巡航速度で動く奇妙な船団は、被害は無かった。

村上武吉「ハハハーー!当たれェー!。」

毛利「フン!。命知らず!、命中せいーー!。」

ドンドンドン!。ドンドンドンドン!。

カン、カン!カン!カンカンカン!。[安宅船の砲撃…だが、奇妙な船の装甲板で跳ね返した。]音

ドンドンドンドンドン!!。‘再び、安宅船などの艦砲射撃’

ドハー!ドハー!。 ドハー!ドハー!。{水飛沫の音}


安宅船などの船団から砲撃でその影響より水飛沫が発生、また…水柱も形成、激しい音が出た。
ところが…。

村上武吉「!?。」


毛利「ほ!?…砲弾が跳ね返した!?。」

兵士「そんな!命中したはずじゃ!?。」


兵士たち「直撃を受けたはずのに当たっていない!?。」

「なんて戦船じゃ!?。」「くそーー!!。」「化け物戦船ーー!!!。」


毛利「……大筒も火矢も焙烙でも効かない…なんという船じゃ!!。」


村上武吉「ぬぬぬぬーーーおのれ、進めーー!!。攻撃準備ーー!!!。」


毛利「接近をして白兵戦ございますか?。」


村上武吉「そうじゃーー!!。突っ込めーーー突撃じゃーー!!。」


毛利「御意…。」


兵士「おおーー進めーー。」


村上・毛利水軍の第2攻撃準備をした。前衛部隊の小早船は、奇妙な船団に向けて近く接近して攻めた。
…すると。


小早船の侍「おおおおおーーーー!!!。攻めよーー攻撃をするのじゃーー!。」

小早船船員「おおおーおおーーー!。…………ん?。」

奇妙ような船団から動きが有った。何かの大きい物が動きがあった。 

小早船船員「?。…な…なんだあれは?。」

小早船兵士「分からせぬ。」「なんじゃ、あれは?。」

小早船船員「…!?。いっ!…いかん!!。あれは、大筒かもしれん!?。」

兵士たち「!?。な!…なんじゃっと…あれが大筒!?。」

小早船の侍「攻撃中止ーー引けーーー!!。」 



村上・毛利水軍の船団の前衛部隊からの小早船部隊は、慌てて…向きを変更をしようっと回避しょうと回避中。小早船は、旋回を開始。
しかし、奇妙ような船団の各艦が照準を合わせた。

小早船船員「は…早く!早く!!。」

兵士「引けー!引きあげるのだーーー!?。」

兵士「速く、逃げろー、速く!!…早く、逃げ…ーーー。」

ズドーーーン、ズドーーーン!!!。

ズドーーーーーーーン!!!!!!。 〔世界最大46センチ砲の発射音〕


奇妙ような船団から艦砲射撃を開始した。  小早船の前衛部隊に向けて発射したのだ。


小早船船員「!?………!!!か…回避ーーーーー!!!。」

小早船船員たち「ギャーーー!。」「ひいいいいーーーーー!?。」「わーーーーー!!!。」

ザブーーーーン!。 ドカーーン!。  ドカーーン。 ザブーーーン!!。〈繰り返し音〉

残量の小早船船員「な…なんという、破壊力…!?。たった一撃で!?。」

生き残り兵士「に…逃げろーー!!!。」

一方…その頃。織田水軍は?。

織田信長「!。…なんと!!。あの奇妙ような船団から攻撃??!。」  


明智光秀「今まで見た事がない攻撃。それに…なんという大筒…あの破壊力で…小早船は……。」

織田信長「うむ。」


ー村上・毛利水軍の船団ーー。

村上武吉「………!?。」

毛利「……………!!。」

兵士「申し上げます。(報告)」

村上武吉「どうしたのじゃ!!…何事だ!?。」

毛利「ぬ!?。」 

兵士「わ…我らの前衛部隊が全滅!!…残っているのは、我らと関船ございます!!。」

村上武吉「な…なんたどぉ!?。」

毛利「あんな奇妙ような船団ごときに………。」

兵士「ど…どうしましょうか?。」

村上武吉「…………。」

毛利「村上殿?。」

村上は、奇妙ような船の目の前で沈んだ小早船を見つめていた。

村上武吉「関船であいつらを沈めろーー!!。」

兵士「え!?。しかし、それでは…!?。」

村上武吉「構わん!!。」

兵士「は…御意!!。」

今度は、関船を出して奇妙な船に向けて攻めた。

関船の船員「ほ…焙烙、火縄銃の準備!!。」

兵士「はっ!。」


関船の船員は、奇妙ような船団を接近をした。

関船の船員「進めーー!。」

兵士「おおーーー!!。」

関船の船員「攻撃準備ーー!!。」「攻撃準備完了!。」  「撃て!。」 「放ってーー!!。」


ドーン! ドーン! ドーン バンバンバン バンバンバン!。 〈関船の射撃音〉

関船の射撃を開始をした。しかし、先ほどの小早船みたく。効果は…なし。
そして、奇妙ような船団の動きが再び。

奇妙な船の副砲と高角砲で関船に向けて発射をした。
 ドカーン!ドカーン!。ドドーン!ドドーン!。ドドーン!。ドカーン!。
{戦艦の副砲及び巡洋艦と駆逐艦の主砲から発射した音。)

奇妙ような船団の副砲と高角砲の攻撃より関船が撃沈された。
関船の大将船が大半失い、他の関船の乗員がパニックになった。


関船の船員「うわーー!!。た…大将の船がやられたーー!!!。」

兵士「く…くそ!う…うわーーー。」

関船の船員B「こんな…ふ…船がーーーくそ……く……ーーー!!。」

ドン  ドーーン  ドーーーン   ドーーーーーーン!!!!!!!。

関船は、全滅近く…撃沈された。

村上・毛利水軍の関船も全て撃沈された。

残りは、村上・毛利水軍の安宅船の兵力のみだった。



村上武吉「……………………。」


毛利「せ…関船部隊がやられました。」


村上武吉「撤退だ!。」


毛利「はぁ?。」

村上武吉「撤退じゃぁ!!。」

毛利「は……はは!。」

村上武吉「各船の継ぐ!。撤退じゃぁーー!。」

村上・毛利水軍の安宅船は、撤退開始をした。海上に残っていたのは、無数な船の残骸と数切れない遺体だった。


ー織田水軍ー


明智光秀「村上・毛利水軍が撤退をして来ますう。」


織田信長「うむ。」


明智光秀「しかし、あの戦船は、一体なんでしょう…見た事ない攻撃でした。」


織田信長「あの船を近づけよう。」

明智光秀「え!?。…わかりました。」


織田信長の鉄甲船は、あの奇妙な船を接近をした。…接近すると予想以上に巨大だった。
信長たちは、その船を見つめていた。

織田信長「なんと、大きさじゃ…鉄で出来ているそれに、あの天守閣ような物を…。」

明智光秀「先ほど撃った大筒でしょうか?。」

織田信長「うむ!。」

織田家家臣A「他の船もそうでしょうか?。…それに…この船は、どこから乗船するでしょうか?。」

織田信長「分からぬ。」

明智光秀「ん!…信長様!…階段らしき物がありまする。」

織田信長「む!、本当じゃ…。」

明智光秀「信長様…?。」

織田信長「の…乗ろう…。」

明智光秀含む家臣たち「!?。」

明智光秀「殿!危険ございます!!。」

織田信長「心配要らん!!お主ら乗るぞ!。」


明智光秀「は………はっ!。」

織田信長の鉄甲船は、奇妙ような船を接近をした。右舷から行くと…なんと、その船から階段が有った。
(絵)


織田信長たちは、その船を乗船をした。甲板に上がると予想以上広かった。そして先ほど撃った大砲〔大筒〕
…安宅船よりも巨大だったのだ。

織田信長「…!?。な…なんと、広いすぎる甲板じゃ!。」

明智光秀「広い過ぎる…それに…あの巨大な大筒…。」

家臣A「大きい過ぎる。」

家臣たち「ザワザワ。」

するとドアを開ける音がした。

ガゴーン!。 頑丈な扉の開ける音。

信長たちは、気がつく。


織田信長「ん??。…お…男じゃ?。それに……。」

明智光秀「同じ顔…?同族じゃ…。」

家臣A「なんじゃあの格好は?。」

家臣B「南蛮人?…いや、違う…。」

織田信長「異国の着物だが……???…。」


山本五十六「私は、連合艦隊司令長官…山本五十六です。」
 

山本五十六と織田信長っと初対面。{絵}




第2次木津口川の戦い《未知の戦船の出現》
 
第3話 終

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