48 / 52
融和派魔王の娘とおてんば対決!?
VSゴブリン?...らしい?
しおりを挟む
鳥の悲鳴を聞いて巣から飛び出した俺、レイヴィン。
巣から出て町の方向へ少し走ると、見覚えあるカラスの魔物が白い小鳥を襲っているのを発見する。
この状況はカラスが多分悪い奴だ。間違いないだろう、顔からして悪そうだしな。
カラスの気を逸らすのと、ついでに名前忘れたから確認するために【鑑定】を連打連打連打連打5連打ァ!
Lv35
名前:グゲオ
種族名:フォールクロウ
体力:230/250
魔力:170
攻撃:220
防御:150
魔攻:180
魔防:120
速さ:170
スキル
投擲Lv5 嘴Lv3 爪Lv4 飢餓耐性Lv3 身体強化Lv1
魔法
土Lv4 風Lv2
なんか前に見たカラスより強い気がするし、名前がついてるのは珍しい。まぁ俺のステータスからしたら誤差だろうがな!
早速鑑定挑発に乗って俺の方に突撃してきたし、さっさと握り潰してやr、あ、逃げた。
鑑定したときには怒り顔で突撃してきたのに、すぐUターンして引きやがったカラス。
取り敢えず今のうちに白い小鳥を呼び、背中に乗せて保護しとく。
声で俺がさっきの話し相手だと理解したのか、少しビビりながらも保護されてくれた。
逃げたカラスを視線で追うと、進行方向に剣を持ったボロボロの服を着たゴブリンがいた。
なんかゴブリンのくせに敵意丸出しの形相でこっちを見ている。
あぁん?やんのか?鑑定すんぞ?ガン飛ばし鑑定を喰らえ!
Lv40
名前:被検体0010
種族名:ゴブリンテイマー
体力:300/370
魔力:250
攻撃:140
防御:330
魔攻:300
魔防:340
速さ:200
スキル
牙Lv3 爪Lv3 投擲Lv2 飢餓耐性Lv7
薬物耐性Lv9 状態異常耐性Lv7
魔力操作Lv1 剣術Lv2 従魔契約Lv3
フォローサモンLv1 モンスターヒールLv2
寄生瘴剣Lv1
魔法
火Lv5 土Lv4 水Lv1 風Lv1 影Lv1
な、なんだこのステータス...まず名前が意味わかんねぇし、他のステータスと比べて耐久力が異様だ...。
そして一番不気味なのが薬物耐性Lv9だ。Lv9のスキルなんて初めて見たが、よりによって薬物耐性って...薬中なのかこいつ?そして寄生瘴剣ってなんぞ?
...現実を見よう、俺は察しの悪い鈍感系主人公ではない。
冷静に考えたらどっかの研究施設で薬物漬けにされたりして、そこから逃げ出したか、意図的に放たれたと考えるのが妥当だろう。
鑑定した後にゴブリンをよく見てみると、持っている剣はデザインが禍々しく、右手と一体化しているのが分かる。
あれも何かしらの実験で装備させられたのかな?
...ゴブリンが少し可哀想に思えてきた。敵対しないなら見逃そうと思い、言語理解で会話を試みる。
「ククェエ?(戦うの止めとかない?)」
「ギ、ギ、ギギギギィ!ギグェガァ!(殺す、喰らう、殺す、喰わせろ!魔物をぉ!)」
駄目だ、言葉が分かるのにコミュニケーションが取れる気がしない。
放っておいて寝込みを襲われても嫌だし、戦うしかないようだ...取り敢えず脳死で【眠羽】ぶっぱしてみるとしよう。
カラスと一緒にゴブリンが血走った眼をして突撃してきた。それに対して俺は、取り敢えず羽ばたいて眠羽を大量に飛ばすことにした。
俺の飛ばした眠羽を右手の剣で幾つか叩き落とすゴブリン、だがそれだけでは落としきれずに数本刺さっている。
これで眠ってくれれば楽だったが、そこらのゴブリンとは違い、まだ寝る気配はない。
ゴブリンがお返しとばかりに、走りながら小さい火の玉を連続で放ってきた。
それを左にステップして避けると、カラスが俺の背中の小鳥目掛けて突撃してきたので翼で、蝿を払うように叩いて追い払う。
カラスに気が逸れた瞬間、ゴブリンが禍々しい剣で切りつけてきた。
それを前足の爪で払って返り討ちにしてやろう...と思ったが、嫌な予感がしたので下がって避ける。
だってなんかあの剣、攻撃の間際にカビの胞子みたいなエフェクト纏ってたし、触りたくねぇよ!
なんだよマジであれ!?鑑定!!
〈瘴剣〉
非人道的な手法で作られた瘴気を纏う剣...の形をした魔石。これで切られると並の人間ならばすぐさま瘴気に侵食され、負の感情に心が壊されて発狂する。
えぇ...瘴気ってなんだよと突っ込みたいが、それどころじゃないよな。
ステータス差はあるから倒すだけなら楽と思っていたが、下手にあの剣を触ったらゲームオーバーかもしれない。
仕方がない、魔法で倒すとするか...魔法を使うと頭が疲れるし、森を荒らしそうで嫌なんだけどな。
羽ばたきながらバックステップをしてゴブリンから更に距離を取った俺は、久しぶりに使う土魔法で石の礫を飛ばす〈ストーン・ペレット〉を使い、先ずはカラスを仕留めにかかる。
再び俺に突撃しようとしていたカラスは、石の礫にもろにぶつかり墜落。
ゴブリンが何かしらの魔法を使おうとしているようだが、そちらにもストーン・ペレットをなぎ払うように飛ばして邪魔してやる。
しかし、ゴブリンも中々やりおる。影で黒い盾を作り石の礫を防いで、巨大な炎の魔法を放ってきた。
どこかで見たことある魔法だと思ったら、あれだ。
あの...えーっと...なんか...ほら?キィナと学校の大会みたいなのであったじゃん?ほら...糞共の中の女魔法使いが俺に向かって使ってきたやつだ!
あのときも同じように先ずは〈ウィンド・ボール〉をぶつける。あのときは風の玉を3個位投げてたと思うが、あれから成長した俺は同時に5個までは作れるようになっており、4個を火の玉に、1個はゴブリン目掛けて投げておく。
ウィンド・ボールだけで大体吹き散らされた〈フレイム・ヒュージ・ボール〉、あとは〈ウォーター・スプラッシュ〉で消火すれば...ってヤベェ!?森が炎まみれになってる!?
以前より威力の上がった俺のウィンド・ボールが予想以上に炎を散らしちまって、炎が木の葉に引火したからあっちこっちに炎があああぁぁ!!
ウォーター・スプラッシュ!ウォーター・スプラッシュ!ウォーター・スプラッシュ!!
...ふぅ、これで一先ず安心...ってうぉ!?あっつ!?火事に焦ってゴブリンのこと見てなかった!奴の炎魔法を食らってしまった!
これは結構痛いぃ...ステータス差で問題なく受けきれるんだが、極力食らいたくはないな。羽がチリチリするし。
ウィンド・ボールを1つゴブリンに投げといてたのに、どうやら影の盾で防いで反撃してきたらしい。
ダンジョンのボスのゴブリンや魔王も同じような魔法を使ってきたが、その防御魔法どんだけ硬いんだよ...
取り敢えず仕切り直しだ。相手の状態異常耐性が高いから、俺が得意な状態異常にする作戦は難しい。
え?そんなときの為の〈特殊毒〉だろって?バーロー、今の俺の背中には白い小鳥が乗ってんだぞ!キィナと違ってか弱い小鳥だから、眠羽をアホみたいにバラ撒いたり、〈乱声〉なんて使って長期戦したら死ぬぞこいつ!
あの剣が恐いから〈毒嘴〉も〈麻痺爪〉も使い難いし...取り敢えず〈羽矢〉と魔法で倒すしかないか...
そうだ、ちょっと罠でも仕掛けてやるとしよう。
『今こそ空裂の魔g』うるせぇ本能!お前は空裂したいだけだろ!
あんなに小柄で動き回る敵に当たるわけねぇだろ!
ゴブリンが距離を積め始めたので、迎撃するように羽矢を放つ。
それを剣や影の盾で防ぎながら走るゴブリン。防ぎきれずに数本羽矢が刺さり出血するも、気にせず突っ込んでくる。
距離が縮まってきて俺が奴の剣を警戒し始めたところで、ゴブリンは周囲に火の玉をバラ撒き始めた!?
あんにゃろう!!俺がさっき火消しに翻弄されたことをしっかり覚えてやがる!そんな知能あるなら会話しろや!
俺は先程の様に水をぶちまけて火消しをせざるを得なくなる。
ゴブリンがぁ!近づいてぇ!火消しで余所見してる俺に迫るぅ!
ゴブリンがぁ!俺を傷付けようとぉ!剣を振りかぶるぅ!後退りながら避けつつ火消しを続ける俺ぇ!ゴブリンがぁ!近づいてぇ!剣振るぅ!剣振り読んで俺下がるぅ!俺追い詰められ画面端ぃ!ゴブリンがぁ!剣振りかぶってぇ!...落ちたあああぁぁぁ!!↑↑↑↑
...何言ってるか分からないと思うから解説するが、俺は火消しに気を取られてるフリして、足元に俺が跨げる幅の落とし穴を土魔法でこっそり作り、俺に向かって夢中になって剣を振ってるゴブリンをそこに落とした。というわけだ!
ゴブリンが放火したりしてる時間も使って4m位は深く掘ったし、すぐには出られまい!
というわけでお返しだ!俺の〈フレイム・ヒュージ・ボール〉を喰らうがいい!!
...あれ?これ思ってたより威力高くね?あ、ヤバイヤバイヤバイ!!調子乗っちまった!キャンセルできねぇ!大火事になる!!
どうやら俺は森の一部を焼き尽くしてしまった、らしい。
___________________
○ゴブリンテイマー
ホブゴブリンの進化系で、魔物を使役する力を得た個体。他のホブゴブリンの進化系と比べると体は少し小柄で、ウルフ系の魔物に乗る個体が多い。
巣から出て町の方向へ少し走ると、見覚えあるカラスの魔物が白い小鳥を襲っているのを発見する。
この状況はカラスが多分悪い奴だ。間違いないだろう、顔からして悪そうだしな。
カラスの気を逸らすのと、ついでに名前忘れたから確認するために【鑑定】を連打連打連打連打5連打ァ!
Lv35
名前:グゲオ
種族名:フォールクロウ
体力:230/250
魔力:170
攻撃:220
防御:150
魔攻:180
魔防:120
速さ:170
スキル
投擲Lv5 嘴Lv3 爪Lv4 飢餓耐性Lv3 身体強化Lv1
魔法
土Lv4 風Lv2
なんか前に見たカラスより強い気がするし、名前がついてるのは珍しい。まぁ俺のステータスからしたら誤差だろうがな!
早速鑑定挑発に乗って俺の方に突撃してきたし、さっさと握り潰してやr、あ、逃げた。
鑑定したときには怒り顔で突撃してきたのに、すぐUターンして引きやがったカラス。
取り敢えず今のうちに白い小鳥を呼び、背中に乗せて保護しとく。
声で俺がさっきの話し相手だと理解したのか、少しビビりながらも保護されてくれた。
逃げたカラスを視線で追うと、進行方向に剣を持ったボロボロの服を着たゴブリンがいた。
なんかゴブリンのくせに敵意丸出しの形相でこっちを見ている。
あぁん?やんのか?鑑定すんぞ?ガン飛ばし鑑定を喰らえ!
Lv40
名前:被検体0010
種族名:ゴブリンテイマー
体力:300/370
魔力:250
攻撃:140
防御:330
魔攻:300
魔防:340
速さ:200
スキル
牙Lv3 爪Lv3 投擲Lv2 飢餓耐性Lv7
薬物耐性Lv9 状態異常耐性Lv7
魔力操作Lv1 剣術Lv2 従魔契約Lv3
フォローサモンLv1 モンスターヒールLv2
寄生瘴剣Lv1
魔法
火Lv5 土Lv4 水Lv1 風Lv1 影Lv1
な、なんだこのステータス...まず名前が意味わかんねぇし、他のステータスと比べて耐久力が異様だ...。
そして一番不気味なのが薬物耐性Lv9だ。Lv9のスキルなんて初めて見たが、よりによって薬物耐性って...薬中なのかこいつ?そして寄生瘴剣ってなんぞ?
...現実を見よう、俺は察しの悪い鈍感系主人公ではない。
冷静に考えたらどっかの研究施設で薬物漬けにされたりして、そこから逃げ出したか、意図的に放たれたと考えるのが妥当だろう。
鑑定した後にゴブリンをよく見てみると、持っている剣はデザインが禍々しく、右手と一体化しているのが分かる。
あれも何かしらの実験で装備させられたのかな?
...ゴブリンが少し可哀想に思えてきた。敵対しないなら見逃そうと思い、言語理解で会話を試みる。
「ククェエ?(戦うの止めとかない?)」
「ギ、ギ、ギギギギィ!ギグェガァ!(殺す、喰らう、殺す、喰わせろ!魔物をぉ!)」
駄目だ、言葉が分かるのにコミュニケーションが取れる気がしない。
放っておいて寝込みを襲われても嫌だし、戦うしかないようだ...取り敢えず脳死で【眠羽】ぶっぱしてみるとしよう。
カラスと一緒にゴブリンが血走った眼をして突撃してきた。それに対して俺は、取り敢えず羽ばたいて眠羽を大量に飛ばすことにした。
俺の飛ばした眠羽を右手の剣で幾つか叩き落とすゴブリン、だがそれだけでは落としきれずに数本刺さっている。
これで眠ってくれれば楽だったが、そこらのゴブリンとは違い、まだ寝る気配はない。
ゴブリンがお返しとばかりに、走りながら小さい火の玉を連続で放ってきた。
それを左にステップして避けると、カラスが俺の背中の小鳥目掛けて突撃してきたので翼で、蝿を払うように叩いて追い払う。
カラスに気が逸れた瞬間、ゴブリンが禍々しい剣で切りつけてきた。
それを前足の爪で払って返り討ちにしてやろう...と思ったが、嫌な予感がしたので下がって避ける。
だってなんかあの剣、攻撃の間際にカビの胞子みたいなエフェクト纏ってたし、触りたくねぇよ!
なんだよマジであれ!?鑑定!!
〈瘴剣〉
非人道的な手法で作られた瘴気を纏う剣...の形をした魔石。これで切られると並の人間ならばすぐさま瘴気に侵食され、負の感情に心が壊されて発狂する。
えぇ...瘴気ってなんだよと突っ込みたいが、それどころじゃないよな。
ステータス差はあるから倒すだけなら楽と思っていたが、下手にあの剣を触ったらゲームオーバーかもしれない。
仕方がない、魔法で倒すとするか...魔法を使うと頭が疲れるし、森を荒らしそうで嫌なんだけどな。
羽ばたきながらバックステップをしてゴブリンから更に距離を取った俺は、久しぶりに使う土魔法で石の礫を飛ばす〈ストーン・ペレット〉を使い、先ずはカラスを仕留めにかかる。
再び俺に突撃しようとしていたカラスは、石の礫にもろにぶつかり墜落。
ゴブリンが何かしらの魔法を使おうとしているようだが、そちらにもストーン・ペレットをなぎ払うように飛ばして邪魔してやる。
しかし、ゴブリンも中々やりおる。影で黒い盾を作り石の礫を防いで、巨大な炎の魔法を放ってきた。
どこかで見たことある魔法だと思ったら、あれだ。
あの...えーっと...なんか...ほら?キィナと学校の大会みたいなのであったじゃん?ほら...糞共の中の女魔法使いが俺に向かって使ってきたやつだ!
あのときも同じように先ずは〈ウィンド・ボール〉をぶつける。あのときは風の玉を3個位投げてたと思うが、あれから成長した俺は同時に5個までは作れるようになっており、4個を火の玉に、1個はゴブリン目掛けて投げておく。
ウィンド・ボールだけで大体吹き散らされた〈フレイム・ヒュージ・ボール〉、あとは〈ウォーター・スプラッシュ〉で消火すれば...ってヤベェ!?森が炎まみれになってる!?
以前より威力の上がった俺のウィンド・ボールが予想以上に炎を散らしちまって、炎が木の葉に引火したからあっちこっちに炎があああぁぁ!!
ウォーター・スプラッシュ!ウォーター・スプラッシュ!ウォーター・スプラッシュ!!
...ふぅ、これで一先ず安心...ってうぉ!?あっつ!?火事に焦ってゴブリンのこと見てなかった!奴の炎魔法を食らってしまった!
これは結構痛いぃ...ステータス差で問題なく受けきれるんだが、極力食らいたくはないな。羽がチリチリするし。
ウィンド・ボールを1つゴブリンに投げといてたのに、どうやら影の盾で防いで反撃してきたらしい。
ダンジョンのボスのゴブリンや魔王も同じような魔法を使ってきたが、その防御魔法どんだけ硬いんだよ...
取り敢えず仕切り直しだ。相手の状態異常耐性が高いから、俺が得意な状態異常にする作戦は難しい。
え?そんなときの為の〈特殊毒〉だろって?バーロー、今の俺の背中には白い小鳥が乗ってんだぞ!キィナと違ってか弱い小鳥だから、眠羽をアホみたいにバラ撒いたり、〈乱声〉なんて使って長期戦したら死ぬぞこいつ!
あの剣が恐いから〈毒嘴〉も〈麻痺爪〉も使い難いし...取り敢えず〈羽矢〉と魔法で倒すしかないか...
そうだ、ちょっと罠でも仕掛けてやるとしよう。
『今こそ空裂の魔g』うるせぇ本能!お前は空裂したいだけだろ!
あんなに小柄で動き回る敵に当たるわけねぇだろ!
ゴブリンが距離を積め始めたので、迎撃するように羽矢を放つ。
それを剣や影の盾で防ぎながら走るゴブリン。防ぎきれずに数本羽矢が刺さり出血するも、気にせず突っ込んでくる。
距離が縮まってきて俺が奴の剣を警戒し始めたところで、ゴブリンは周囲に火の玉をバラ撒き始めた!?
あんにゃろう!!俺がさっき火消しに翻弄されたことをしっかり覚えてやがる!そんな知能あるなら会話しろや!
俺は先程の様に水をぶちまけて火消しをせざるを得なくなる。
ゴブリンがぁ!近づいてぇ!火消しで余所見してる俺に迫るぅ!
ゴブリンがぁ!俺を傷付けようとぉ!剣を振りかぶるぅ!後退りながら避けつつ火消しを続ける俺ぇ!ゴブリンがぁ!近づいてぇ!剣振るぅ!剣振り読んで俺下がるぅ!俺追い詰められ画面端ぃ!ゴブリンがぁ!剣振りかぶってぇ!...落ちたあああぁぁぁ!!↑↑↑↑
...何言ってるか分からないと思うから解説するが、俺は火消しに気を取られてるフリして、足元に俺が跨げる幅の落とし穴を土魔法でこっそり作り、俺に向かって夢中になって剣を振ってるゴブリンをそこに落とした。というわけだ!
ゴブリンが放火したりしてる時間も使って4m位は深く掘ったし、すぐには出られまい!
というわけでお返しだ!俺の〈フレイム・ヒュージ・ボール〉を喰らうがいい!!
...あれ?これ思ってたより威力高くね?あ、ヤバイヤバイヤバイ!!調子乗っちまった!キャンセルできねぇ!大火事になる!!
どうやら俺は森の一部を焼き尽くしてしまった、らしい。
___________________
○ゴブリンテイマー
ホブゴブリンの進化系で、魔物を使役する力を得た個体。他のホブゴブリンの進化系と比べると体は少し小柄で、ウルフ系の魔物に乗る個体が多い。
1
お気に入りに追加
378
あなたにおすすめの小説
貧乏男爵家の末っ子が眠り姫になるまでとその後
空月
恋愛
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。
魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。
そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、その数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。
すると、キースの態度が豹変して……?
婚約破棄の後始末 ~息子よ、貴様何をしてくれってんだ!
タヌキ汁
ファンタジー
国一番の権勢を誇る公爵家の令嬢と政略結婚が決められていた王子。だが政略結婚を嫌がり、自分の好き相手と結婚する為に取り巻き達と共に、公爵令嬢に冤罪をかけ婚約破棄をしてしまう、それが国を揺るがすことになるとも思わずに。
これは馬鹿なことをやらかした息子を持つ父親達の嘆きの物語である。
断罪されているのは私の妻なんですが?
すずまる
恋愛
仕事の都合もあり王家のパーティーに遅れて会場入りすると何やら第一王子殿下が群衆の中の1人を指差し叫んでいた。
「貴様の様に地味なくせに身分とプライドだけは高い女は王太子である俺の婚約者に相応しくない!俺にはこのジャスミンの様に可憐で美しい女性こそが似合うのだ!しかも貴様はジャスミンの美貌に嫉妬して彼女を虐めていたと聞いている!貴様との婚約などこの場で破棄してくれるわ!」
ん?第一王子殿下に婚約者なんていたか?
そう思い指さされていた女性を見ると⋯⋯?
*-=-*-=-*-=-*-=-*
本編は1話完結です(꒪ㅂ꒪)
…が、設定ゆるゆる過ぎたと反省したのでちょっと色付けを鋭意執筆中(; ̄∀ ̄)スミマセン
捨てられ従魔とゆる暮らし
KUZUME
ファンタジー
旧題:捨てられ従魔の保護施設!
冒険者として、運送業者として、日々の生活に職業として溶け込む従魔術師。
けれど、世間では様々な理由で飼育しきれなくなった従魔を身勝手に放置していく問題に悩まされていた。
そんな時、従魔術師達の間である噂が流れる。
クリノリン王国、南の田舎地方──の、ルルビ村の東の外れ。
一風変わった造りの家には、とある変わった従魔術師が酔狂にも捨てられた従魔を引き取って暮らしているという。
─魔物を飼うなら最後まで責任持て!
─正しい知識と計画性!
─うちは、便利屋じゃなぁぁぁい!
今日もルルビ村の東の外れの家では、とある従魔術師の叫びと多種多様な魔物達の鳴き声がぎゃあぎゃあと元気良く響き渡る。
〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。
了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。
テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。
それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。
やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには?
100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。
200話で完結しました。
今回はあとがきは無しです。
普通の勇者とハーレム勇者
リョウタ
ファンタジー
【ファンタジー小説大賞】に投稿しました。
超イケメン勇者は幼馴染や妹達と一緒に異世界に召喚された、驚くべき程に頭の痛い男である。
だが、この物語の主人公は彼では無く、それに巻き込まれた普通の高校生。
国王や第一王女がイケメン勇者に期待する中、優秀である第二王女、第一王子はだんだん普通の勇者に興味を持っていく。
そんな普通の勇者の周りには、とんでもない奴らが集まって来て彼は過保護過ぎる扱いを受けてしまう…
最終的にイケメン勇者は酷い目にあいますが、基本ほのぼのした物語にしていくつもりです。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
俺がマヨネーズ男爵だとぅ!?~異世界でおっさん領主は奴隷ちゃんと結婚したい
武蔵野純平
ファンタジー
美少女性奴隷と幸せに暮らすため、おっさんは異世界で成り上がる!
平凡なおっさんサラリーマンの峰山真夜は、ある日、自室のドアが異世界につながっている事を知る。
異世界と日本を行き来し、異世界では商売を、日本ではサラリーマンの二重生活を送る。
日本で買ったアイテムを異世界で高額転売し金持ちになり、奴隷商人のススメに従って美少女性奴隷サラを購入する。
愛する奴隷サラと幸せに暮らすため、おっさんサラリーマン・ミネヤマは異世界で貴族を目指す。
日本ではかなえられなかった立身出世――成り上がりに邁進する!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる